
Oculus Quest 2は映画好きにとって買いか否か。Oculus Goを持っている人が買い換える必要はあるのか。
今までずっと、昨年購入したOculus Goで映画を観ていた僕は、最新式のOculus VR ヘッドセット、Oculus Quest 2 を購入してみた。
非常に評判がいいOculus Quest の後継機である上、非常に安い。性能も良くなっていると話題だったので、買ってみた。そんなOculus Quest 2 を使って3週間くらい経ったのでレビューします。
結論からいうと、VR映画館に興味がある人はもちろんのこと、Goを持ってる人も Quest 2 に買い替えてください。Oculus Go のデメリットがほぼなくなってるから。今すぐ買い換えたほうがいいですよ。
Contents
VR映画とは
VRゴーグルを使えば、VR(ヴァーチャル・リアリティ)、すなわち仮想現実が視界に広がる。
そのため、VRゴーグルをしてゲームアプリを使えば仮想現実の中でゲームが楽しめるし、旅行アプリを使えばその土地に行った気になれる旅行の疑似体験をすることができる。
そしてこのVRゴーグルで、NetflixやAmazonプライム・ビデオ、ユーネクストなどといった動画配信サービスを再生すれば、映画館のような大画面でコンテンツを楽しむことができる。
NetflixとAmazonプライム・ビデオに関してはアプリがあり、
Netflix・・・リビングにある大型テレビ
Amazonプライム・ビデオ・・・映画館
のようなモードもあるので、実際に映画館で見ているような環境だったり、高級住宅のリビングで、コンテンツを見ることもできる。
で、アプリがないU-NEXTなどの場合は、ブラウザを開いてU-NEXTの公式サイトでログインすれば見れるようになります。
そのため、VRヘッドセットを持っていれば、映画館に行かなくとも、テレビを持っていなくとも、大迫力でコンテンツを見ることができます。
Oculus Quest 2 とは
で、Oculus Quest 2 とは何かというと、VRヘッドセット大手のOculus社の最新ヘッドセット。
このOculus Quest 2の説明にうつる前に、僕が以前使っていた前のバージョン、Oculus Goについて説明します。
Oculus Goは当時(2019年11月頃)3万円程度で購入できたVR機器で、他のバージョン、Oculus Questの半額程度で購入できた廉価版VRヘッドセットのようなもの。今はもう出荷停止しているようです。
当時3万円程度で購入できたということを考えると、めちゃくちゃコスパのいいヘッドセットで、家で映画館のような環境で映画を楽しむことができるということだけでも間違いなく買いだなと思えるくらいのヘッドセットで、超迫力ある映画体験を、テレビとかホームシアターが持ってなくてもできました。
んで、Oculus Quest 2 は2020年10月に発売されたOculusヘッドセットの最新モデルで、Oculus Go よりも格段に進化しているのに価格帯はちょっと高くなっただけという、かなりコスパのいいVRゴーグルです。
Oculus映画のメリット
Oculus Quest 2 及び Oculus Go を購入すれば、家で気軽に、映画館で観ているような環境で映画を楽しむことができるようになります。いろいろな動画配信サービスのコンテンツを大画面で見れる。もうこれだけで、Oculusのヘッドセットは映画好きにとって買いです。
NetflixやYouTube、U-NEXT、Amazonプライム・ビデオなどを大画面で見れる。
Oculusのヘッドセットを使えば、スクリーンのサイズを変更できて、視界に入りきれないくらいでかくすることもできます。なので、超迫力ある映画体験が家でできる。
もう、これを体験してから、映画館に行く頻度が激減するんじゃないかってくらいの体験が家でできる。僕は昔から、動画配信で見れるような旧作映画もスクリーンで見るからこそ価値があるって思っているので、映画のリバイバルとかを映画館に観に行くことが多かったんですが、これから激減すると思います。サイズ同じなんだもん。むしろでかいんだもん。
ドルビーシネマとかになるとそりゃVRのほうが劣りますけど、家から一歩も出ずに映画館のような環境で映画を楽しめるんで、映画館に行く回数が減りました。
寝ながら見れる
寝ながら見ることができます。寝ながらテレビを見る時、テレビ見るために首を動かすの面倒じゃないですか。
こんな商品もありますよね。僕昔買おうとしたことありますけど。
▷ 寝ながらテレビ
でも、Oculusならそんな心配もいらない。天井に画面があるように設定できる。なので、家にホームシアターを完備していてもなかなか出来ない、寝ながらNetflixが余裕でできる。
体はめちゃくちゃリラックスしているのに、視覚と脳はフル回転しているという感覚に最初は慣れないものの、慣れてきだしてからはすごく快適。
寝ながらぼーっとした状態でも、大画面で映画やアニメ、ドラマなどのコンテンツを楽しむことができます。寝るついでに好きな映画やアニメを気ままに見返したりします。
Amazonプライム・ビデオでもU-NEXTでも天井に画面があるように設定できるので、大量の映像コンテンツを寝ながら見ることができます。
Oculus Quest 2 が Oculus Go から進化した点
で、ここまでのはそんなにOculus Goと変わらないんですよ。
でも、Oculus Goには、デメリットもかなりありました。
前書いた記事には、
・ブラウザが使いづらい
といったようなことを書きましたが、半年くらい使い続けていると、それ以外にも残念な点が結構見つかりました。
箇条書きにすると、こんな感じになります。
・リモコンの消費電力が早すぎる
・Disney+(ディズニープラス)が見れない
・充電しにくい(microUSBケーブルが外れる)
・Netflixの画質が悪いので結局見ない
でも、Oculus Quest 2 は、これらのデメリットがすべて解消されてました。
ブラウザが使いづらい→普通に使えるようになった
Oculus Go はブラウザが使いづらいというか、日本語キーボードに対応してなくてブラウザでほとんど検索なんてできなかったような感じだったんですが、Oculus Quest 2 は日本語検索ができます。
リモコンの消費電力が早すぎる→案外もつ!
Oculus Go あるある。
あまり使ってないのに1ヶ月くらい使ったら電池を交換しなければならない。半年使っただけで電池を6本以上消費するのでエネループの購入を検討する。
Oculus Go 時代はほとんど使ってないときでもリモコンの電池の消費がめちゃくちゃ早いので、電池もったいないなーって思ってたんですが、Oculus Quest 2 に変えてからはそういうことはない。
届いて3週間くらい経っていて、Oculus Go のときよりも使っている上ゲームもしているのに、まだ電池は80〜100%くらいです。Oculus Go 使ってたときは、3日使っただけで60%になったこともあるんですけどね。
Oculus Go よりも段違いにリモコンの電池が長持ちするようになっていて驚きました。
Disney+(ディズニープラス)が見れない→見れる
Disney+(ディズニープラス)が見れるんですよ。これにはほんとにびっくりしました。
Oculus Go のときは見れなくて、PS4で見れないのと同じくDisney+(ディズニープラス)の対応デバイスが少なくて見れないんだろうなって思ってたんですが、Oculus Quest 2 だと見ることができました。
Oculus Go のときは、ブラウザをデスクトップモードにしてDisney+(ディズニープラス)公式サイトに移動してもほとんど操作できないくらい激重で、動画を選んでもエラーが出て再生できませんでしたが、Oculus Quest 2 はCPUとかがバージョンアップしたからなのか、普通に見ることができました。
もうこれで、僕が普段使っている動画配信サービスのすべてがOculus Quest 2 で見れるようになりました。
充電しにくい(microUSBケーブルが外れる)→はずれない
Oculus Go はmicroUSBケーブルでの充電で、油断すればすぐに外れるような感じだったんですが、Oculus Quest 2 はUSB-Cケーブルで、充電ケーブルがしっかりフィットするのでなかなか外れません。
Oculus Go だと、充電しながらAmazonプライム・ビデオを見ているときとかに、充電ケーブルがいつの間にか外れていて充電切れになるということも結構あったんですが、その可能性は限りなく0になりました。
Netflixの画質が悪いので結局見ない→よくなってる。というか全体的にOculus Go の画質よりも大幅によくなっている
個人的に一番残念だったOculus Go のデメリットがNetflixの画質が悪すぎるということ。スタンダードを契約しているのに画質がDVD並。
一回家のテレビでNetflixを観たときに画質が良すぎてびっくりしましたからね。家のテレビだとブルーレイあるいはそれ以上の画質で見れるのに、Oculus Go では色合いが全然鮮やかじゃないので、結局テレビで見ることが多かった。
少なくともAmazonプライム・ビデオよりも画質がかなり悪かったので、購入後半年後はほとんどOculus Go でNetflixを見ておらず、Amazonプライム・ビデオ再生デバイスとしてしか使ってなかったんですが、Oculus Quest 2 に買い替えてからは全然気にならない。というか、Oculus Go よりも全体的に画質がよくなっていて見やすくなってました。
Oculus Quest 2 のデメリット・気になった点
ただOculus Quest 2 のデメリットが0かといわれると、そういうわけでもないのでまとめておきます。
Facebookアカウントが必要
FacebookのアカウントがないとOculus Quest 2 は使えません。
Oculus Quest 2 のAmazonレビューなどでの口コミがそこまでよくない一番の理由はこれです。 Facebookアカウントが必要で、BANされたらアカウントを作り直してログインしないと使えないというデメリット。
ただ、僕の場合はFacebook関連でのトラブルはなく普通に使えたんで、なんとも思わないです。こういうトラブルに巻き込まれなかったら別に気になるようなデメリットではないですよ。
ゲームしない場合はリモコン1つのほうが使い勝手いいよね?
Oculus Go のほうが使いやすかったよねという点が、リモコン関係。
Oculus Quest 2 のリモコンは2つで、このリモコンを使ってボクシングや剣を振りかざすというようなプレイができるようになる。 対して、Oculus Go はリモコン1つで、ボタンを押すくらいしかできない。
なので、ゲームを楽しむ観点からしては明らかにOculus Quest 2 のほうが優れています。
でも、寝ながらNetflixとかする際に、リモコン2つあるとめんどくさいです。1つでも操作はできるので、めちゃくちゃしづらいというわけではないですが、Oculus Go のほうが映画再生機としては使い勝手良かったです。
まとめ
先程まとめたデメリットのような残念な点もあるにはありますが、どう考えてもOculus Go よりは便利です。
今回は書きませんでしたが、Oculus Quest 2 でやるゲームも楽しいですからね。
映画好きにとってOculus Quest 2 は間違いなく買いです。
Oculus Go を持っている方でも、Oculus Go のデメリットがほとんど解消されていることを考えると、今すぐ買ったほうがいいと思います。Oculus Go にちょっと毛が生えたような価格で、ここまで違うのかと驚くと思います。
気になってるのであれば今すぐご購入ください!
補足・Oculus Quest 2 で見れる5つの動画配信サービスについて簡単に
Oculus Quest 2 はAmazonプライム・ビデオ、Netflix、Disney+(ディズニープラス) (旧:ディズニーデラックス)、U-NEXT、DMMなどといった動画配信サービスのコンテンツを見ることができる。この5つの動画配信サービスに関しては実際に僕は使ったことがあるので簡単にまとめておきます。
Amazonプライム・ビデオ(Amazonプライム)
アプリ視聴
Amazonプライム・ビデオという見放題動画配信サービスが特典としてついてくるアマゾンの有料会員、Amazonプライムは、全人類が入るべきサービス。
ざっくりいうと、
「1日13〜14円支払えば、非常に文化的で、充実した生活を送ることができる」ようになる。
映画もドラマもオリジナルコンテンツもまんべんなくカバーしているプライムビデオが見れる上、本(プライムリーディング)・音楽(プライムミュージック)も楽しめるサービス。言うなれば、月500円のお家簡易図書館です。
日本の市町村には図書館という施設がありますが、図書館はどんなに貧しい人でも勉強ができたり、文化的な生活ができるように作られた施設です。どんなに貧しい人でも、本を無料で借りて勉強できたり、昔の映画も見ることができたり、CDを借りることもできたりしますよね。あんな感じの特典が、月500円で家から一歩も出なくても楽しめるというのが、Amazonプライムです。
レンタルDVDショップも映画館も本屋も図書館も行動範囲内にない、どんな辺鄙な田舎町に住んでいても、ネットさえ繋がっていれば、映画も音楽も本も結構楽しめるという、そんな感じのサービスです。それプラスアルファ、Amazonの送料関係は無料になるという、近くにスーパーがないようなところに住むような人なら必須のサービスがAmazonプライムです。
まず、Amazonの
送料無料
お急ぎ便・日時指定便無料
という、Amazonユーザーならありがたい特典が月500円or年4900円で受けることができます。
2000円以上買って送料を無料にすることなんて考えずに購入できるし、お急ぎ便を使えば頼んだ翌日に届く。福岡の田舎に住んでいたとしても、すぐに注文した商品が届くし、日時指定便も無料になる。こういった特典がついて月500円or年4900円です。
というAmazonの有料会員なんですが、他にも、
Amazonプライム・ビデオが見れる
プライム・リーディングで本がタダで読める
Kindleオーナーライブラリーの1冊をタダで読める
プライム・ミュージックで音楽聴き放題
プライム・ラジオ聴き放題
Kindleが4000円引きに
プライム・フォトで写真が保存できる
プライムデー(限定セール)の参加権をゲットできる
アマゾンパントリーで日用品をまとめ買いできる
プライムNOWが使える
アマゾンフレッシュで生鮮食品が買える
プライムワードローブで試着ができる
といった特典も、おまけとしてついてきます。
青文字のやつが僕が便利だと思う特典です。
▷ Amazonプライム・ビデオが見れるAmazonプライム会員のメリットまとめ
まず、プライムミュージックで配信されている楽曲が、聴き放題。入ってみればわかるけど、案外聞ける。
ただこのサービス、曲が入れ替わって以前聞けた曲が聞けなくなったりすることもしばしばある。
昔はクイーンの『オペラ座の夜』というアルバムが入っていて、その中に入っているBohemian Rhapsodyなどといった楽曲を聞きまくっていたのに、もう今は聞けなくなったりとか。そういったこともある。
代わりにSomebody to Loveが聞けたりしたけど、そのかわりによく聞いてた曲が消滅することがよくあります。
だが、Amazon Music Unlimitedに入ればそういった不満は解消する。
Amazon Music Unlimitedについては以前まとめたことがあるのでそちらを参考にしてほしい。
音楽配信サービスに入ると、楽曲数が桁違いになって、聞きたい曲がほとんどある状態になる。
プライム会員であればAmazon Music Unlimitedの料金が、この手の音楽配信サービスの最安値、月780円になるというメリットもある。Apple MusicやSpotifyプレミアムよりも安くなるのだ。
加えて、本も読み放題。Kindleのアプリを使っていろいろな本が読める。このサービスも案外ラインナップが充実している。
▷ ラインナップ一覧
そして限定セールに参加できたりいろいろと特典がある。
この中でも一番すごい特典が、Amazonプライム・ビデオだ。
さっきU-NEXTとの比較ででてきましたが、
スピルバーグの作品だと現時点(2020年7月)で、
ジュラシック・パーク
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
シンドラーのリスト
マイノリティ・リポート
が見放題です。
U-NEXTに比べれば少ないです。でもこれ、月に500円のAmazonの送料関係が無料になるサービスのおまけにしては、ものすごく見れると思いませんか?
U-NEXT(詳しくは後述)に入会したら200本くらい見たい映画が常時見つかるけど(個人的な体感として)、Amazonプライム・ビデオなら80本くらい見つかるみたいなそんな感じです。80本もあるんだったらU-NEXT入らなくていいじゃん!って思う人もいると思います(笑)
と、いうのがAmazonプライムです。これだけ特典がついて、1日14円程度。時給800円としても1日1分くらい働けばこれだけの恩恵を受けることができる。
価格帯は
年間プラン
通常会員…4900円
学生会員…2450円
月額プラン
通常会員…500円
学生会員…250円
というような感じ。学生はめっちゃ得。今大学生とかだったら絶対入ったほうがいい。通常会員と違って、6ヶ月無料体験できるし。
Prime Videoチャンネルを契約するとお得に見れるコンテンツを増やすことができる
このAmazonプライム・ビデオは最近、プライム・ビデオ・チャンネルというサービスをはじめました。
プライム・ビデオ・チャンネルとはなんなのか、簡単にいうと、Amazonプライム・ビデオ版CS放送みたいなやつです。
スカパーに入れば使用料とチャンネル代を支払うことによって、好きなチャンネルの番組を見ることができますが、Amazonプライム代(使用料)とプライム・ビデオ・チャンネルのチャンネル代を支払うことによって、見売れるコンテンツが増えるという、プライム・ビデオの拡張的なものです。
例えば、メジャーなPrime VideoチャンネルにNHKオンデマンドがあります。
プライムビデオ(月500円or年4980円)に、月990円追加することによって、NHKのコンテンツが見放題になるというサービスで、例えば、
・スカーレット
・あまちゃん
・いだてん
・龍馬伝
・映像の世紀
・100分de名著
などといった大河とか朝ドラ、ドキュメンタリーが見放題になったりします。
録画し忘れた場合だけでなく、昔の朝ドラが見たいと思ったときに使えばレンタルDVDを借りるよりも高画質で、お得に見ることができるというのがNHKオンデマンドです。
NHKオンデマンドはU-NEXTでも課金(ポイント消費)で見れますが、Amazonプライム・ビデオにはこういった課金チャンネルが非常に多い。映画系だとこんな感じのチャンネルがあります。
チャンネル名 | ジャンル | 月額料金 | 無料期間 |
---|---|---|---|
スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS- |
洋画・海外ドラマ | 990円 | 7日間 |
シネフィルWOWOW プラス | 洋画・海外ドラマ | 390円 | 14日間 |
プラス松竹 | 松竹映画・ドラマ | 330円 | 14日間 |
JUNK FILM by TOEI | 東映映画・ドラマ | 499円 | 14日間 |
シネマコレクション by KADOKAWA |
角川映画 | 396円 | 14日間 |
日本映画NET | 日本映画 | 550円 | 14日間 |
時代劇専門チャンネルNET | 時代劇・映画 | 550円 | 14日間 |
プライムビデオにすでに入っている人の場合は、U-NEXTに入るよりもこういうチャンネルを拡張したほうがコスパよく、見れるコンテンツを増やすことができます。参考にしてみてください。
▷ Amazonプライム、プライム・ビデオ・チャンネルの入り方・解約方法を解説
▷ コスパ最強・U-NEXTでしか見れなさそうな映画も見れる!シネフィルWOWOWプラス
Netflix
アプリ視聴
Netflixに関しては世界最大の動画配信サービスで、もはや通販でいうAmazonのようなポジションになっている。なので一度は入るべきサービスだ。
Netflixの強みは、オリジナルコンテンツが凄まじく充実していること。そして、そのコンテンツがテレビで言う月9などと同じような感じで、世間で話題になっている、なりつつある。このコンテンツを見まくれるというだけで、月1000円以上払う価値がある。
番組だけでなく映画でもそうで、実際2019年のアカデミー賞で最も注目されたことは「Netflix製作の映画が作品賞を獲れるか否か」だった。このアカデミー作品賞最有力候補『ROMA/ローマ』は、結局受賞はできなかったものの、最多部門ノミネートされ、非常に高い評価を受けた。
この作品は『ゼロ・グラビティ』『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』などで知られるアルフォンソ・キュアロン監督の最新作。映画好きが2018年公開作で最も注目する作品の一つだった。実際僕は『ROMA/ローマ』を見るために入会した。そういう映画好きは多いと思う。
そして2020年のアカデミー賞でもNetflix勢が大躍進。『アイリッシュマン』や『マリッジ・ストーリー』などといった作品が作品賞候補になり高い評価を受けた。その他にも、『アナイアレイション』や『7月22日』、『イカロス』『13th -憲法修正第13条-』『最後の追跡』『Okja/オクジャ』などといった賞レースを賑わせた映画・ドキュメンタリーがNetflix独占配信。
アカデミー賞などで話題になった作品も多く、『Okja/オクジャ』は2020年アカデミー賞で作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督の前作だ。オリジナルコンテンツなので、今の所Netflixでしか見ることができない。映画好きとして明らかに見といたほうがよさげな作品が頻繁に配信されているのだ。
こういったコンテンツを見れるか否か。それだけでNetflixに入る価値がある。
Disney+(ディズニープラス) (旧ディズニーデラックス)
▷ (新記事)ディズニー+の詳細まとめ|6月11日からディズニーデラックスはディズニー+に自動的にアップデートします
▷ Disney+(ディズニープラス)レビュー・リニューアル後どう変化した?
ディズニー映画を見るならDisney+(ディズニープラス)(※旧ディズニーデラックス)が一番おすすめです。なぜかというと、基本的に全部見れるからです。
まず旧来のディズニーデラックスについて説明すると、唯一のディズニー公式サービスで、4ブランド、つまり、ディズニー、ピクサー、マーベル、スターウォーズの4ブランドのコンテンツをまとめて楽しめる動画配信サービス。
(公式サイトより引用)
で、Disney+(ディズニープラス)は6月11日にこのディズニーデラックスがリニューアルしたもので、最近より進化した。
先述の4コンテンツにナショナル ジオグラフィック や スターが加わってハイパーリッチになって見れるコンテンツが大幅に増えた。
月額料金は990円(税込)。docomoがやっているサービスだがキャリアを問わず利用可能なので、ドコモの携帯電話を持っていない人も、通信会社を問わず使うことができる。
ディズニーデラックスには
・海外版のアプリよりも劣化している感が否めない
・dアカウント(ドコモのアカウント)に契約する手間がめんどくさい
というデメリットがあるものの、
・コンテンツがハイパーリッチ
・英語字幕がつけれるので勉強もできる
というメリットがあった。
だが、このデメリットは最近のリニューアルでほぼ全てなくなった。
最近ちょっと値上がりしたものの(コンテンツがめちゃくちゃ増えたからしょうがない)普通の動画配信サービスだと300円とか500円くらいのレンタル代を支払わないと見れないようなコンテンツが、990円払えば見放題になる。コンテンツがハイパーリッチで、かなり見ることができるアプリだ。
なかには、見れない作品もあります。ですが、ラインナップはどんどん増えてきて、そういった作品は減ってきている。近年制作された作品はすべて入っていると言い切っていいくらい充実しているし、『イカボードとトード氏』のような激レア映画まで配信されています。ディズニーコンテンツを日本国内でお得に見るなら間違いなくこれ一択です。
▷ Disney+(ディズニープラス)レビュー|ディズニーデラックスから名前が変わってどう変化した?
▷ ディズニーデラックスで見れるディズニー映画一覧|逆に何が見れないのか。
U-NEXT
ブラウザ視聴
まず、公式サイトを参照して、U-NEXTのサービス紹介をしてみます。
- 見放題作品 180,000 本、レンタル作品 20,000 本を配信している動画配信サービスで、月額は1,990円(税込2,189円)。
- 毎月1200(円分の)ポイントがついてきて、最新作のレンタルや書籍・コミックの購入、映画館でのチケットの割引などに使うことができる。
- 4アカウントまで作れるため、4人家族の場合実質500円で使うことができる。
- スマホやタブレットだけでなく、テレビで見ることもできる。
こんな感じのサービスです。
月額は2000円以上の動画見放題サービスではあるものの、新作のレンタルや映画館、電子書籍の購入などに使えるU-NEXTポイントが1200円分もらえるので、税込みの場合実質989円というサービス。
つまり、ちゃんとこのU-NEXTポイントを有効活用しさえすれば、実質的な料金は、Netflixのスタンダード会員やHuluなどといったサービスと同じくらいの動画配信サービスです。
無料体験も行っていて、 31日間無料 、かつ600円分の U-NEXT ポイントのプレゼントつきで体験することができます。
見れる動画コンテンツはどんな感じかというと、意外とリッチ。
U-NEXTでしか、見放題で見れそうにないようなコンテンツも結構あります。
たとえば、
・映画ランキング常連のメジャーな名作旧作映画
・アップリンク・クラウドでしか見れなさそうなミニシアター系映画
・DVDが廃盤/未発売なんじゃないの?って感じのする知る人ぞ知る名作旧作映画
に関してはU-NEXTが一番見れます。
ここまで名作旧作映画が配信されているサービスを、僕は知りません。見れる映画(旧作)の量がNetflixなどよりも豊富で、レンタルDVDなどではなかなか見れないような映画も見れます。
例えば、『ショーシャンクの空に』とか『ダイ・ハード』みたいな作品のカバー率は、他のサービスよりもぶっちぎりで高いです。
そのため、いろいろな映画が見たいという方にはU-NEXTを一番おすすめしていますし、僕も、Amazonプライム・ビデオとかだけだとカバーできないような旧作映画を色々見たいときは、U-NEXTに入ることが多いです。
U-NEXTで新作を見るのはおすすめしない理由
ただ、U-NEXTには色々とデメリットがあります。契約の手間がNetflixなどと比較するとちょっと面倒だとか、iPhoneのアプリからレンタルすると損するからブラウザからレンタルしたほうがいいみたいな、変に気をつけなければならないところが色々とあります。
その中でも一番のデメリットは、
レンタル代が結構高く、新作映画は99%見放題じゃない
ということ。
U-NEXTではほとんど、新作映画は見放題配信されていません。
基本的に動画配信サービスで見放題にならない作品は、
①新作映画
②人気の準新作映画
③ハリーポッター/ロード・オブ・ザ・リングなど人気のシリーズ
④ディズニー/ピクサー/マーベル/スター・ウォーズ
⑤一部の20世紀フォックス製アメコミ・ミュージカルなどの人気作(『グレイテスト・ショーマン』等)
などといったジャンルのものが多いですが、U-NEXTではそのすべてが、見放題作品として配信されていません。レンタル代を支払わなければなりません。
加えてU-NEXTは色々なウェブサイトで、無料体験で新作映画が無料で見れる!とよく紹介されています。
なんでかというと、U-NEXTポイントというものが月額料金の中に内包されているから。
U-NEXTポイントは
・新作などの、U-NEXTで見放題になっていない作品のレンタル
・電子書籍の購入
・NHKオンデマンド(NHKの番組の見放題サービス)の視聴チケット
・映画館のチケット
などに使うことができるもので、このU-NEXTポイント1200円分が、U-NEXTというサービスに内包されています。
要はU-NEXTの料金システムは、
U-NEXT(2189円)=動画見放題・雑誌読み放題(実質1000円程度)+クオカード的なU-NEXTポイント(1200円分)
と、いうような感じになります。
で、無料トライアルのときは
動画見放題・雑誌読み放題+クオカード的なU-NEXTポイント(600円分)
で31日間無料というような感じになるわけです。
なので、U-NEXTの無料体験をすれば、無料で新作映画を見ることができます。でもそんなにお得じゃないので注意が必要です。
ただ、U-NEXTは名作旧作映画見放題サービスとしては最強です。名作旧作映画を大画面で見たい人にはおすすめです。もし「ほんとに見放題多いの?」と疑問に思うのであれば公式サイトで見たい旧作映画のタイトルで検索してみてください。「ウディ・アレン」とか「レオナルド・ディカプリオ」とかで検索してみると見れるコンテンツが意外と多くてびっくりするはずですよ。
DMM見放題chライト
ブラウザ視聴
あとDMMの見放題もある。
DMMの見放題は『雨に唄えば』や『サンセット大通り』などといった名作映画がかなり配信されているので、安い料金で映画史において重要な名作映画を見まくりたい人には意外におすすめ。
あと「名前通り」ああいう系の動画がいろいろ見放題。2000本のその他♡の動画が500円で見れる。2週間無料で使えるのでいつも合法的に見てない人はお試ししてみましょう。18000本のその他♡の動画「も」見放題のU-NEXTのほうがお得な感はありますが(笑)
ああ、このことに関して本記事では触れていませんでしたね。詳しくはこちらの記事を御覧ください。
▷ 男必読!(笑)SODの復旧を待つ間にU-NEXTの無料体験をすべき理由
▷ U-NEXTとH-NEXTの違いを解説|これはどう考えても○-NEXT一択です......。
U-NEXTとDMMはああいう系に関してはコンテンツがそこまでダブってないんでどっちも体験してみてはいかがでしょう笑
※ただこのリンクだと「その他♡」の動画を確認できないので、(18歳未満が買えないようなもののリンクを貼るとサーバー会社に怒られるんです。すみません。)どんな作品が気になる方は各々成人のところをクリック/タップして見放題chライトのところを確認してください。
「今すぐお試しスタート!」のところをクリックして、そのまま契約せずに、左上ののところのメニューをクリック/タップして、成人のところに移動すれば確認できます。気になる方はこうやって確認してください。
で、U-NEXTの場合は、公式サイトのメニューで、下の画像の色が変わっている「その他」のところをクリックすればどんなコンテンツが見放題で見れるのか確認できます。
ただ、DMMの見放題はVRで見れるアレには対応していません。個別で買ったりレンタルする必要がありますね。各々検索してみてください笑。