プライム・ビデオ・チャンネルの映画チャンネルを解説|どんなコンテンツが見れる?徹底比較

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Amazonプライム・ビデオ・チャンネルで見れる映画チャンネル解説。

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Amazonプライム・ビデオの拡張機能的なプライム・ビデオ・チャンネルに入れば、Amazonプライム・ビデオでは見れないようなコンテンツが見れるようになる。

今回の記事では、映画好きの僕が入っている・入会を検討している、映画に強みを持つプライム・ビデオ・チャンネルを紹介します。

この記事を書いている人の信頼性

この記事を書いている僕は、普通の人に比べて映画には詳しいです。

最近はコロナ禍の影響でそこまで行ってないですが、普段映画館で年間100本見るくらいの映画好きです。そのため、こういう動画配信サービス比較・レビュー記事を書いている人の中では、映画にかなり詳しい方です。

2019年見た新作映画ベスト10とランキング50/2019年映画を振り返る

あと映画関連サービスのレビュー記事も、実際に体験してみて、映画好きの観点から、おすすめできるのかどうかを本サイトでいろいろ書いてます。

Disney+(ディズニープラス)レビュー
Amazonプライムレビュー

Netflixレビュー
dTVレビュー
DMM見放題レビュー
ゲオ宅配レンタルレビュー(悪い評判を検証)

また、Amazonプライム・ビデオ(Amazonプライム)には5年以上入り続けているユーザーで、プライム・ビデオ・チャンネルには今、スターチャンネルEX-DRAMA & CLASSICS-シネフィルWOWOW プラスを体験中で、後者のシネフィルWOWOW プラスに関してはしばらく入り続けるつもりです。こんな感じで実際に入っている映画好きユーザーが書いたまとめ記事なので、参考にしてみてください。

Amazonプライム・ビデオ及びプライム・ビデオ・チャンネルとは

映画系プライム・ビデオ・チャンネルの紹介に移る前に、Amazonプライム及びAmazonプライム・ビデオについて解説します。

Amazonプライムに入らないと、プライム・ビデオ・チャンネルに入ることができないので、入会を検討している方はどんな感じのサービスなのかざっくりとでいいので理解しておきましょう。

Amazonプライムとは

料金:月500円/年契約は4980円

Amazonプライムとはなんなのかについてざっくりと書くと、「1日13〜14円支払えば、非常に文化的で、充実した生活を送ることができる」サービスです。

まず、

送料無料
お急ぎ便・日時指定便無料

という、Amazonユーザーならありがたい特典が、月500円or年4900円で受けることができます。

2000円以上買って送料を無料にすることなんて考えずに購入できるし、お急ぎ便を使えば頼んだ翌日に届く。福岡の田舎に住んでいたとしても、すぐに注文した商品が届くし、日時指定便も無料になる。月500円or年4900円でこういう特典がついてくるというのがAmazonの有料会員、Amazonプライムです。

で、Amazonプライムには他にも、

Amazonプライム・ビデオが見れる
プライム・リーディングで本がタダで読めたりする
Kindleオーナーライブラリーの1冊をタダで読める
プライム・ミュージックで音楽聴き放題
プライム・ラジオ聴き放題
Kindleが4000円引きに
プライム・フォトで写真が保存できる
プライムデー(限定セール)の参加権をゲットできる
アマゾンパントリーで日用品をまとめ買いできる
プライムNOWが使える
アマゾンフレッシュで生鮮食品が買える
プライムワードローブで試着ができる

といった特典も、おまけとしてついてきます。

青文字のやつが、僕が便利だと思う特典です。

Amazonプライムはお家簡易図書館

Amazonプライムに入れば、どんな辺鄙なところに住んでいてもAmazonが出品する商品は無料で届けてくれるし、どんなに周りにTSUTAYAや映画館、図書館等がなかったとしても、音楽・本・映画・ドラマを最低限(にしてはかなり多いが)楽しめるという、月500円のお家簡易図書館です。

図書館に行けば、本を無料で借りることができて、昔の映画も見ることができて、CDを借りることもできたりしますよね。あんな感じの特典が、月500円で家から一歩も出なくても楽しめるというのが、Amazonプライムです。

音楽・本

まず、音楽について説明すると、プライムミュージックで配信されている楽曲が、聴き放題です。入ってみればわかるけど、案外聞けます。

ただこのサービス、曲が入れ替わって以前聞けた曲が聞けなくなったりすることもしばしばあります。入れ替わりが激しくて、好きなアーティストのよく聞いてた曲が消えて、代わりに同じアーティストの同じくらいメジャーな代表曲が聞けるようになったりすることがよくあります。

だけど、Amazon Music Unlimitedに入ればそういった不満は解消する。

Amazon Music Unlimitedについては以前まとめたことがあるのでそちらを参考にしてほしい。

Amazon Music Unlimitedレビュー

こういうApple Music やAmazon Music Unlimited、スポティファイに代表されるような定額音楽配信サービスに入ると、楽曲数が桁違いになって、聞きたい曲がほとんどある状態になります。

プライム会員であればAmazon Music Unlimitedの料金が、この手の音楽配信サービスの最安値、月780円になるというメリットもある。Apple MusicやSpotifyプレミアムよりも安くなるので一番コスパがいいのはAmazon Music Unlimitedです。

加えて、本も読み放題。Kindleのアプリを使って、タブレットを持っていなくてもスマホから、いろいろな本が読める。このサービスも案外ラインナップが充実している。

この本読み放題サービス、プライム・リーディングは、Kindle Unlimited という強化版のサービス(名前通り音楽で言うAmazon Music Unlimited)もありますが、プライムリーディングだけでも十分読めます。普通に光文社古典新訳文庫とかも何冊か読めるので便利です。

▷ ラインナップ一覧

音楽や本が楽しめるという他にも、限定セールに参加できたりするといったような特典がありますが、その中でも一番すごいのが、Amazonプライム・ビデオです。

映画・ドラマ・アニメが楽しめるAmazonプライム・ビデオ

この一番上のAmazonプライム・ビデオでは、月500円のAmazon送料・お急ぎ便・日時指定便無料のおまけとしてついてくるとは思えないほどの、おびただしい量のコンテンツが見れるようになります。

NetflixやHulu、U-NEXTなどといった他の専門的な動画配信サービスよりは、若干少ないような気もしますが、500円(プラスアルファ先述の他の特典)とは思えないほどコンテンツが充実していて、名作海外ドラマとかがめちゃくちゃ見れます。

職業柄、色々な動画配信サービスを体験したいので僕はいろいろなサービスに入っていますが、ぶっちゃけ言うと、普通の人は最悪Amazonプライム・ビデオさえ入っていれば見るコンテンツに困らないと思います。それくらい見れるコンテンツは充実しています。

Amazonプライム・ビデオでは、U-NEXTとかでは高いレンタル代を支払わないと見れないような新作映画とか、DVDになっていない・レンタルで置いていないようなレアな映画とかも、見放題作品として配信されていることがあります。また、別途レンタル代はかかってきますが、DVDとして発売されていなかったり、レンタルDVDショップに置いてなさそうな作品もレンタルで見れたりするので、かなり優秀な動画配信サービスです。

このAmazonプライム・ビデオが見れる上、本や音楽も楽しめて、Amazonの送料関係が無料になるという、お金がない人も絶対に入ったほうがいい(というかお金のない人は他を削って娯楽・書籍代等をこれ一本にするべき)サービスが、Amazonプライムです。

Prime Videoチャンネルとは

で、プライム・ビデオ・チャンネルとはなにかというと、このAmazonプライム・ビデオ内の有料チャンネルで、プライムビデオの内容を拡張できるというものです。

Amazonプライム・ビデオに入った人、つまりプライム会員が入れるチャンネルで、課金することによって、いろいろなチャンネルのコンテンツが見ることができ、プライムビデオよりもコンテンツ量がリッチになります。

例えば、メジャーなPrime VideoチャンネルにNHKオンデマンドがあります。

プライムビデオ(月500円or年4980円)に、月990円追加することによって、NHKのコンテンツが見放題になるというサービスで、例えば、

・最新の朝ドラや大河
・あまちゃん
・いだてん
・龍馬伝
・映像の世紀
・100分de名著

などといった大河とか朝ドラ、ドキュメンタリーが見放題になったりします。録画し忘れた場合だけでなく、昔の朝ドラが見たいと思ったときに使えばレンタルDVDを借りるよりも高画質で、お得に見ることができるのがNHKオンデマンドです。

Amazonプライム・ビデオ・チャンネルには、NHKオンデマンドみたいなチャンネルが色々あって、映画やドラマ、スポーツ、バラエティなどといったジャンルに特化した、様々なチャンネルがたくさんあります。

今回の記事では、映画好きの僕がAmazonプライム・ビデオ・チャンネルのチャンネルの中で映画に特化したチャンネルを紹介します。

映画に強いAmazonプライム・ビデオ・チャンネル一覧

では本題。映画に強いAmazonプライム・ビデオのチャンネルを一つずつ解説していきます。表にすると、こんな感じになります。

チャンネル名 ジャンル 月額料金 無料期間
スターチャンネルEX
-DRAMA & CLASSICS-
洋画・海外ドラマ 990円 7日間
シネフィルWOWOW プラス 洋画・海外ドラマ 390円 14日間
プラス松竹 松竹映画・ドラマ 330円 14日間
JUNK FILM by TOEI 東映映画・ドラマ 499円 14日間
シネマコレクション
by KADOKAWA
角川映画 396円 14日間
日本映画NET 日本映画 550円 14日間

映画に特化しているようなものだけでも、6つあります。そのため、どのチャンネルに入ろうかと、なやんでいる人もかなりいると思うので、どんなコンテンツが見れるのかをまとめました。

スターチャンネルEX-DRAMA & CLASSICS-

月額990円・無料期間7日間

名前通り、スターチャンネルがやっているチャンネル。スターチャンネルはスカパーに入ってチャンネルに入らないと見れないという、結構敷居の高い有料チャンネルですが、プライム会員なら、チャンネルに入れば990円というリーズナブルな料金で、スターチャンネルで独占放送しているようなコンテンツが見放題で見れるようになります。

本家スターチャンネルで放送されるようなコンテンツがすべて見れるというわけでもないので注意が必要ですが、独占放送のドラマや映画も結構見れます。中にはスターチャンネルで放送されたことのある、DVDになっていないような映画とかも普通に配信されていたりもします。なので、入ったときはこういうコンテンツを重点的に見ておくのがおすすめ。

スターチャンネルでは、意外と見放題の作品が価格に対してそこまで多くないですが、他の動画配信サービスでは見放題配信されていない作品ばかりなんで、こういうコンテンツを重点的に見ていくだけでももとはとれるでしょう。

入ったらこれは見たい!おすすめコンテンツ

・HBO独占配信系(『ウォッチメン』等)
・スターチャンネル配給系(『コレット』『Girl/ガール』等)

シネフィルWOWOWプラス

月額390円・無料期間14日間

スターチャンネル同様、スカパーの有料チャンネルがやっているチャンネルです。シネフィルWOWOWはフェデリコ・フェリーニの名作のDVDとかをよく販売していて、アニエス・ヴァルダの名作とかを放送しているようなイメージが強いですが、こういうコンテンツも色々見ることができます。

注目は最近、ツイン・ピークスを配信したことですね。今まで配信とかで見る方法があまりなかったツイン・ピークスが数百円で見放題になると考えるとものすごくお得だと思います。まだ見ていない方は入って一気観しておくのがおすすめです。

入ったらこれは見たい!おすすめコンテンツ

・キェシロフスキ作品(トリコロール三部作等)
・ミニシアター系名作映画(『灼熱の魂』等)
・ツイン・ピークス&その他デヴィッド・リンチ監督作品

プラス松竹

月額330円・無料期間14日間

これは名前通り、松竹のチャンネルです。プラス松竹に入れば日本を代表するような映画シリーズだったり、世界に誇る小津安二郎の映画、山田洋次監督作品などが見れるようになります。

もう現に、『男はつらいよ』とかはNetflixなどでも見れたりするので、それ以外のコンテンツを見たほうがいいのではと思います。僕だったら『君の名は』一気観したいと思うかな。他の動画配信サービスで現状配信されてないし。

入ったらこれをしたい!おすすめコンテンツ

・シリーズ一気観(『釣りバカ日誌』シリーズ等)
・名作松竹映画を色々見る(『二十四の瞳』とか小津安二郎の映画とかそういう系)

JUNK FILM by TOEI

月額499円・無料期間14日間

ジャンクフィルムバイ東映。プラス松竹はどちらかというと映画史に残る名作日本映画の割合が強い感じでしたが、東映のこのチャンネルはタランティーノとかが好きそうな作品が多い。

不良番長』シリーズや『殺人拳』シリーズ、『女囚701号さそり』みたいな、ボンクラが好きそうな映画を一挙配信してます。あと、鈴木則文監督のバカ映画とかもいろいろ配信されてます。

このチャンネルでは知られざる激レア映画も配信していて、未DVD化の森崎東監督最高傑作とも言われている作品、『喜劇特出しヒモ天国』とかも配信されています

こういう作品はね、仮にDVD化されていたとしてもレンタルDVDとかになかなか置いてないし、置いてたとしてもかなり借りにくいんで配信で見れるのはありがたいです。

入ったらこれは見たい!おすすめコンテンツ

・鈴木則文監督作品
・喜劇特出しヒモ天国(森崎東監督作品・未DVD化)

シネマコレクション by KADOKAWA

月額396円・無料期間14日間

まあこれは、名前通り角川映画のチャンネルです。

Amazonプライム・ビデオだけでも一部の角川映画は見れますが、シネマコレクション by KADOKAWAに入れば見れるコンテンツがめちゃくちゃ増えます。例えば「証明」シリーズとか『犬神家の一族』とかは他の動画配信サービスで配信されている可能性が結構高いので、配信されてなさそうなやつをメインに見るべきだと思います。

僕が仮に入ったとしたら多分『眠狂四郎』一気観すると思います。あと、市川崑監督の『穴』はかなり面白いので何か見るのに困ったらぜひ見てください。

入ったらこれは見たい!おすすめコンテンツ

・他のサービスでは見れなさそうな角川映画

日本映画NET

月額550円・無料期間14日間

日本映画NETはシネフィルWOWOWなどと同じようなスカパーの有料映画チャンネル、日本映画専門チャンネルのプライム・ビデオ・チャンネル。

「日本を代表する映画作家たちの話題作」と書かれている通り、監督作で固めているようなラインナップが見れる。今現在(2020年10月)だと、岩井俊二監督作品とか色々見れるようです。

ただぶっちゃけ、他のチャンネルに比べるとそこまでコスパよくないので僕は様子見する予定です。

まとめ

こんな感じでAmazonプライム・ビデオの映画系プライム・ビデオ・チャンネルをまとめてみました。まあただ、ぶっちゃけると、どのチャンネルに入るべきかはあなたがどんなコンテンツが見たいのかによります。

例えば僕の場合だと、このチャンネルのなかで日本映画NETに入る可能性は極めて低いですが、岩井俊二監督作品を一気観したいという方だったら入る価値はあるでしょう。一見、スターチャンネルEX
-DRAMA & CLASSICS-
で見れるコンテンツの量は、他のと比較すると値段の割に多くないのでコスパが悪いような気もしますが、ここでしか見れない優良コンテンツは非常に多い。そのため、こういうコンテンツに興味があれば、入る価値は間違いなくあります。

チャンネルを選ぶときは、見れるコンテンツが多いかよりも、「あなたが見たいと思う」コンテンツが多いかが重要です。個人的に、日本映画NET以外はかなり使えるチャンネルだと思いますが、公式サイトに飛んでどんな作品が見れるのかを確認してから入会するのをおすすめします。

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