Amazonのネット上の評判が悪いのはなぜ?実際に何度も使っている僕が口コミを検証してみた

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※2019年に書いた記事ですが、情報が古くなっていて昔とはあまりにも違う点が多いので2024年に大幅にリライトしました。

Amazonの評判が悪い理由について解説。

Amazonは世界一の知名度を誇る通販サイトだ。だが、評判もそこまで高くなく、偽物が届いたなどというレビューもネット上で見かけることが多い。なぜこういう口コミが多いのか、Amazon歴15年を超える僕が、解説します。

結論からいうと、Amazonから出品されている商品を買えば問題ありません。だが、コロナ禍の頃あたりから、Amazonで出品されている商品を見極める難易度があがってきている。初心者なら騙される可能性が高いので、注意して購入する必要があります。

個人的に思うAmazonを使うデメリット

まず、僕が思うAmazonの不満点についてちょっと触れておきます。

レビュー機能が機能していない

Amazonは基本的にフリーダムです。

誰でも使うことができるので、どんなバカでも使うことができます。なので、バカしか読まない頭が腐るようなトンデモ本のレビューが、バカしかレビューを書かないので星5つばかりになったりします。

この本のレビュー機能がひどい。

もうこれはヤフー映画とかFilmarksなどといった映画レビューサイトにも言えることだけど、歴史に残る名作よりもどう考えてもレベルの低い作品のレビューのほうが点数が高くなっているというケースが非常に多い。

なので、評判の良さを基準に本を選ぶ人が「これにはマスゴミが報じない真実の歴史が書かれているんだ」と星5つばかりのレビューが書かれたトンデモ本を見てネトウヨになっていく、バカがバカを増殖されていくような感じになって来ているということ。

これに関してはAmazon、もっと対応してもいいと思う。逆にも言えるしユダヤ陰謀論やトンデモ医療本などといったことに関しても言えるけど。

こういった明らかに害悪でしかない本の評価が異常に高くなってきちんと判断できる人でないと使いこなせなくなってるということ。それが一番Amazonに改善してほしい点だ。

マーケットプレイスの商品の質

レビューが自由なのに加えて、出品も自由です。Amazonではどんな人でも、仕方さえわかれば出品できます。Amazonマーケットプレイスを使えば、誰でも出品することができます。

なので、悪質な業者が結構います。普通に考えれば、見れば怪しいとわかりますが、ネットを使い慣れていない人は普通に買ってしまうっぽい。そこらへんの取締をもうちょっとしてほしい。

で、Amazonの評判がすこぶる悪い理由は、このマーケットプレイスに関連している。

マーケットプレイスの商品を買ったひとが、Amazonが出品したものだと、勘違いしているからだ。

そもそもマーケットプレイスとは

Amazon以外の出品者が販売している商品を、マーケットプレイスの商品といいます。

Amazonのマーケットプレイスは、個人や企業が自由に出品できるオープンプラットフォーム。この仕組みにより、多くの出品者が参加し、多種多様な商品が提供されています。

とはいえど、Amazonは膨大な数の出品者と商品を管理していますが、すべての出品を厳密に監視することは困難です。特に、商品数が膨大であるため、全ての商品の正規性を確認するのは現実的ではありません。

そのため、出品者の評価を表示させて、購入者に判断を委ねています。

なので、この評価を見て、値段が極端に安くないか、評価を見た感じ日本語がおかしくないか、正規品と比べて商品が明らかに変なパチもんじゃないかなど、ジャッジして購入する必要があります。

そして、「この出品者から商品を買っても大丈夫だろう」と思って、購入を決めるわけです。

ネット上でAmazonの評判がすこぶる悪いのはなぜ?

こういったシステムを採用しているAmazon。

では、ネット上の口コミで何が起こっているのか。

出品者の評価を見ずにマーケットプレイスの商品を購入したひとが、Amazonが出品したと思い込んでAmazonは詐欺会社だと、口コミを書いている

からです。

正直言って、この記事を書いた当初は、マーケットプレイスと公式の区別がつかない情報弱者がこんな口コミ書いてんじゃねえよと思ってました。でも、最近はこの記事を書いたときよりも巧妙になっているというか、あまりにも多すぎるのでこんな言われようでもしょうがないかなと思ってしまいます。なんか、そういう商品を目にする機会が以前よりも10倍くらい増えた感があります。

悪質な販売業者がAmazonを使う理由

マーケットプレイスの取り扱う商品に悪質な業者のものが多い理由は、いくつかの要因が絡み合っている。

先述の通り誰でも出品ができるという点、加えてAmazonにとっても膨大な数の商品を管理するのは現実的に難しく、すべての商品の正規性を確認することは困難だからだ。

また消費者が価格重視で購入を決定する傾向も、悪質な商品の需要を生む要因だ。加えて消費者の多くが正規品とそれ以外の区別がつかないため、知らずにそういう商品を購入してしまうこともある。

法的対応の難しさや出品者の入れ替わりも、取り締まりを難しくしている。以上のように、Amazonには悪質な商品が多く出回る要因が多岐にわたって存在するため、消費者は購入時に出品者や商品の情報をよく確認することが重要だ。

Amazonの悪い評判を見てみよう

Amazonの評判が悪い理由はマーケットプレイスが原因と書いたが、実際にどんな口コミがあるだろうか。

例えば、商品が間違えて届いた。という口コミが見つかった。

商品が間違えて届いたとか、どう考えてもマーケットプレイスの商品に関してのことだ。

僕は過去100回いくかいかないかくらい、Amazonから出品された商品を購入しているけど、そういったことは一切なかった。だが、マーケットプレイスの商品を購入したときに一度ある。VHSを買ったら違うVHSが届いた。

だけどこれはメルカリで考えればわかることで、個人出品した際、配送する商品が多いと、ミスをする確率が高くなる。

メルカリを使ったことある人ならわかると思うけど、メルカリで売れた商品を一気に10個位商品を送ったら、「これであってたっけ?」と迷ったりすることがある。

個人でやっていたらそういったミスが起こりやすい。実際僕もそういうミスを犯しそうだった。マーケットプレイスでもそういったことがよくあるだろう。

だけど、全く調べずに購入した客が、こういった商品を購入したとき、「配送が間違えてる!もう二度と使わない!」と、Amazonのせいにしている。

Amazonはこういった口コミばかりだ。「定価より高くなってる!詐欺!」という口コミも、どう考えてもマーケットプレイスのやつ。「不良品」「発送トラブル」も全てそう。

僕はAmazonの配送でトラブルにあったことはない。間違えて注文した商品を返送したらお金が普通に返ってきたこともある。

だけどマーケットプレイスは悪質な業者もいるし、よくわからないまま商品を売ることになった初めての出品の人もいる。そんなサービスです。

そして悪質な業者に引っかかってAmazonのせいにしているひとが多い。そして、こういった口コミを、参考にしてAmazonの悪口が多くなる。

トラブルに合わずにAmazonを使うには

では、Amazonを使ったことのない人でも、トラブルに巻き込まれることなく満足いく買い物をするにはどうすればいいだろう。

以前はわかりやすい基準として「プライムマークがあるか否か」とわかりやすく書いていたが、プライムマークがあったとしても悪質な商品のようなものがいくつかあったので完全に信用しないほうがいい。プライムマークの有無は海賊版でないか否かなどの判断基準になりうるが、プライムマークがあったとしても自作自演レビューを大量に投稿している業者の可能性が高いものもあった。なので、一概にプライムマークがあったからといって信用してはいけない。

Amazonで購入する際気をつけておいたほうがいいことは以下の通りだ。

1. 出品者の評価を確認する

- 評価とレビュー: 出品者の評価が高く、レビューが多いかどうかを確認する。評価が低い出品者や、ネガティブなレビューが多い場合は避けるべき。変な日本語の絶賛レビューがないかどうかも確認する。
- 期間の取引実績: 新規出品者よりも、長期間にわたって良い評価を維持している出品者を選ぶ。

2. 商品レビューをしっかり読む

- 総合評価: 星の数だけでなく、具体的な内容を読む。特に低評価のレビューに目を通し、どのような問題があったかを確認する。
- レビューの信憑性: 短期間に大量の高評価レビューが投稿されている場合、フェイクレビューの可能性がある。また、日本語が文法的にあってるかなども確認する。

3. 商品の説明を確認する

- 商品詳細: 商品の説明が詳細で、写真も複数あることを確認する。曖昧な説明や、写真が少ない場合は注意が必要。
- メーカー情報: 正規メーカーの情報が記載されているか確認します。ブランド品の場合は、公式サイトで販売情報を確認すると良い。

4. Amazonプライムマークを確認する

- プライムマーク: Amazonの倉庫から発送されるプライムマーク付きの商品を選ぶことで、一定の品質管理が期待できる。ただし、出品者がAmazonの倉庫に納品している場合もあるので、出品者情報の確認は必要。

(プライムマーク)

5. 価格に注意する

-相場を知る: 商品の相場を把握し、あまりにも安い場合は注意が必要。特にブランド品や高額商品は、価格が相場よりも大幅に低い場合、海賊版の可能性がある。

6. 返品・返金ポリシーを確認する

-返品ポリシー: 購入前に返品や返金が可能かどうかを確認する。Amazonの返品ポリシーを利用できるかどうかも重要。
-Amazonマーケットプレイス保証: トラブルが発生した場合、マーケットプレイス保証を利用することで返金を受けることができる場合がある。保証が適用される条件を事前に確認しておく。

※プライムマークはプライム会員じゃなければ買えないの?

プライムマークに関してこういった口コミもあった。

有料会員のプライム会員の方にしか買えない商品ばかり」

というもの。

ええと......。そんな商品ありません。あるのかもしれないけど、これ絶対、プライムマークの商品は、有料会員であるプライム会員に入らないと買えないと思ってます。

まあ、ここまで読んでもらった方ならだいたいわかってると思いますが、プライムマークはプライム会員だけしか買えないマークではありません。

そもそもプライム会員ってなんだよって思っている人いるかもしれませんが、プライム会員についてはあとでざっくり説明します。

このマークはそもそも、「プライム会員なら、送料無料・すぐに商品が届きます」という意味なんですよね。Amazonが売ってる商品で、在庫が倉庫にあるから、プライム会員に入ってたらなら早く届けることができるよ。ってだけです。

なので、Amazonが出品している在庫がある商品は、だいたいこういったマークがついています。

とりあえずのまとめ

Amazonの口コミは使いこなせていないひとのものばかりだ。そのためあまり参考にしないほうがいいが、コロナ禍の頃から悪質な業者による商品がめちゃくちゃ増えているので、注意してください。

その元凶とも言えるマーケットプレイスには質の悪いものや悪質な業者が売るものも紛れ込んでいる。

不安な方は、出品者レビュー、商品のレビュー、プライムマークがあるか否かなどを確認する必要がある。

ということです。

Amazon.co.jp

今回の話と大部分がかぶってるけど、Amazonで偽物に引っかからないために気をつけるべきことについても、詳しくまとめたので、参考にしてみてください。

有料サービス・アマゾンプライム会員とは

料金:月600円/年契約は5980円

Amazonプライムとはなんなのかについてざっくりと書くと、「1日10数円支払えば、非常に文化的で、充実した生活を送ることができる」サービスです。

まず、

送料無料
お急ぎ便・日時指定便無料

という、Amazonユーザーならありがたい特典を受けることができます。

送料を無料にするために一緒に購入するものを考える手間が省けて、頼みたいものだけをすぐに購入できる。お急ぎ便が使えるので頼んだ翌日に届く。福岡の田舎に住んでいたとしても、すぐに注文した商品が届くし、日時指定便も無料になる。月600円or年5900円でこういう特典がついてくるというのがAmazonの有料会員、Amazonプライムです。

で、Amazonプライムには他にも、

  • Prime Video
  • Prime Videoチャンネル

  • Amazon Music Prime
  • Amazon Photos
  • Amazonフレッシュ
  • Prime Try Before You Buy
  • プライム会員限定先行タイムセール
  • Prime Reading
  • Amazon Music Unlimited
  • ベビー用おむつとおしりふきの15%OFF割引
  • Prime Gaming
  • 家族と一緒に使い放題
  • プライム限定価格
  • らくらくベビー

といった特典も、おまけとしてついてきます。正直言って僕もあまり把握出来ていないんですが(笑)、端的に言ってAmazonプライムビデオとプライム会員限定セールだけでも十分の価値があるような、そんなサービスです。

Amazonプライムはお家簡易図書館

Amazonプライムに入れば、どんな辺鄙なところに住んでいてもAmazonが出品する商品は無料で届けてくれるし、どんなに周りにTSUTAYAや映画館、図書館等がなかったとしても、本・映画・ドラマを最低限(にしてはかなり多いが)楽しめるという、月600円のお家簡易図書館です。

図書館に行けば、本を無料で借りることができて、昔の映画もできたりしますよね。あんな感じの特典が、月600円で家から一歩も出なくても楽しめるというのが、Amazonプライムです。

まず、本が読み放題。Kindleのアプリを使って、タブレットを持っていなくてもスマホから、いろいろな本が読める。このサービスも案外ラインナップが充実している。

この本読み放題サービス、プライム・リーディングは、Kindle Unlimited という強化版のサービス(名前通り音楽で言うAmazon Music Unlimited)もありますが、プライムリーディングだけでも十分読めます。普通に光文社古典新訳文庫とかも何冊か読めるので便利です。

▷ ラインナップ一覧

音楽や本が楽しめるという他にも、限定セールに参加できたりするといったような特典がありますが、その中でも一番すごいのが、Amazonプライム・ビデオです。

映画・ドラマ・アニメが楽しめるAmazonプライム・ビデオ

Amazonプライム・ビデオでは、月600円のAmazon送料・お急ぎ便・日時指定便無料のおまけとしてついてくるとは思えないほどの、おびただしい量のコンテンツが見れるようになります。

NetflixやHulu、U-NEXTなどといった他の専門的な動画配信サービスよりは、若干少ないような気もしますが、おまけとは思えないほどコンテンツが充実していて、名作海外ドラマとかがめちゃくちゃ見れます。

職業柄、色々な動画配信サービスを体験する必要があるので僕はいろいろなサービスに入っていますが、ぶっちゃけ言うと、普通の人は最悪Amazonプライム・ビデオさえ入っていれば見るコンテンツに困らないと思います。それくらい見れるコンテンツは充実しています。

Amazonプライム・ビデオでは、U-NEXTとかでは高いレンタル代を支払わないと見れないような新作映画とか、DVDになっていない・レンタルで置いていないようなレアな映画とかも、見放題作品として配信されていることがあります。

また、別途レンタル代はかかってきますが、DVDとして発売されていなかったり、レンタルDVDショップに置いてなさそうな作品もレンタルで見れたりするので、かなり優秀な動画配信サービスです。

このAmazonプライム・ビデオが見れる上、本や音楽も楽しめて、Amazonの送料関係が無料になるという、お金がない人も絶対に入ったほうがいい(というかお金のない人は他を削って娯楽・書籍代等をこれ一本にするべき)サービスが、Amazonプライムです。

Prime Videoチャンネルとは

で、プライム・ビデオ・チャンネルとはなにかというと、このAmazonプライム・ビデオ内の有料チャンネルで、プライムビデオの内容を拡張できるというものです。

Amazonプライム・ビデオに入った人、つまりプライム会員が入れるチャンネルで、課金することによって、いろいろなチャンネルのコンテンツが見ることができ、プライムビデオよりもコンテンツ量がリッチになります。

例えば、メジャーなPrime VideoチャンネルにNHKオンデマンドがあります。

プライムビデオ(月600円or年5980円)に、月990円追加することによって、NHKのコンテンツが見放題になるというサービスで、例えば、

・最新の朝ドラや大河
・あまちゃん
・いだてん
・龍馬伝
・映像の世紀
・100分de名著

などといった大河とか朝ドラ、ドキュメンタリーが見放題になったりします。録画し忘れた場合だけでなく、昔の朝ドラが見たいと思ったときに使えばレンタルDVDを借りるよりも高画質で、お得に見ることができるのがNHKオンデマンドです。

NHKオンデマンドが有料なのはおかしい?理由を解説

まあでも、とりあえずはプライム・ビデオだけで十分なくらい、いろいろなコンテンツが見ることができます。Amazonを気軽に買い物できる+α、いろんなコンテンツが見れて月600円なので、一度は試してみるべきだと思います。

Amazonプライムをチェックする

 

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