地球の歩き方で地理・歴史を学ぶべき理由。
今、Kindle Unlimited で「地球の歩き方」が読み放題で読めます。
平穏な日々が早く戻ってくるためにも、現在、自宅でできるだけ多くの時間を過ごすことが求められています。そこで『地球の歩き方』は、“旅する気持ち”を多くの人々に持ち続けていただくため、amazonのKindle Unlimitedサービスを利用し、4月1日から5月31日までの2ヵ月間限定で、主要5シリーズ 全185タイトルの電子版読み放題サービスを実施いたします。
そのため今回、なんとなく地理歴史を学び直すのによさそうだなーと思ってダウンロードして読んでみたら、思いの外すごかった。期待以上に高校社会を学び直すのに適していたのだ。なので今回はそのことについてまとめてみます。
Contents
Kindle Unlimitedとは
Amazonの電子書籍Kindle
Kindle Unlimited の説明の前に、そもそも Kindleとはなにかに説明すると、Amazonが提供する電子書籍と電子書籍リーダーに関わる各種サービス。専用の電子書籍リーダーKindleやFire HDなどといった媒体を購入しなくとも、スマホのアプリでも読むことができるのが特徴。
AmazonのサイトでKindle本が発売されている本のKindle版を購入すれば、スマホでもタブレットでも本を読むことができる。
Kindleで本を読むメリットとして挙げられるのは
・半永久的に所有できる
・どこでも持ち運びできる
・本と違い紛失しにくい、というかしない
・絶版の本もKindle版が発売されていたら手頃な値段で読める
・読み上げ機能・辞書などが使えるのでどう考えても本よりも使い勝手がいい(※)
・頻繁にセールが行われており紙の本より安く手に入れることができる場合がある
など。
子供の頃に買った本や漫画がどこにいったのかわからないという経験をしたことある方多いと思うんですが、Kindleだとなくす可能性ゼロです。Kindleで漫画を買えば昔購入した漫画を久しぶりに読みたいと思ったらすぐに読むことができます。
逆にデメリットとして考えられるのは、
・書き込めない
・コレクションをインテリアにできない
・使いすぎると眼が痛くなる
などですかね。マーカーをひくことはできたりもしますが。(※)
あと、Amazonがサービスをやめたら読めなくなるというリスクもあるにはあります。ですがAmazonが跡形もなくなるということが無い限りKindleはなくならないでしょう。リスクはなくはないですが、今世界トップシェアのAmazonが急にKindleのサービスを停止するような状況に陥る可能性より、天変地異がおきて家に置いていた本が読めなくなる可能性のほうが高いと思います。
Kindle Unlimitedとは
で、Kindle Unlimitedとはなんなのかを説明すると、Kindleの読み放題サービスだ。
プライム会員特典(月500円)のPrime Readingと違い、コンテンツ数が非常に多いのが特徴。
るるぶなどのガイドブックや、光文社古典新訳文庫、その他ビジネス本・漫画などが、月980円で読み放題になる。
無料キャンペーンも行っているが、5/6まで3ヶ月299円で体験できるキャンペーンも行っていて、今入るとお得。そんなサービスだ。
地球の歩き方で世界史・世界地理を学ぶ
高校世界史の知識は一般常識として重要とよく言われている。だが、いざ復習しようと本や教科書を読みなおしても、なかなか頭に入ってこないため、勉強し直そうとしても挫折しがちだ。
頭に入ってこない原因の一つとして考えられるのに、地図が頭に入っていないような馴染みのない地域についての歴史について覚える必要があるからというものがある。
フランスの主要都市の位置関係がほとんどわかっていない状態で、フランドル地方やナント、カレーなどといった地名を歴史的事実と共に一気に覚えても全く頭に入ってこない。日本について京都と東京くらいしか知らない程度のひとに、青森の三内丸山遺跡とか佐賀の吉野ケ里遺跡とか覚えさせるようなものだ。
つまり、47都道府県が頭に入っていないような状態で日本史を学んでも頭に入らないのと同様、世界史を学ぶ際は、事前におおまかな地図を暗記しておいたほうがいい。世界史をしっかり理解するにはまず、世界の国の位置関係、主要都市や有名な遺産の場所をだいたい頭にいれる必要がある。
その際便利なのが、ガイドブック。なんの馴染みのない国でも観光ガイドを読めば、世界史や地理を学び直す際の手助けになるのではないかとずっと思っていた。
そんな矢先「地球の歩き方」がKindle Unlimitedで配信されたので、まず先史時代で扱われることの多いトルコのガイド、『地球の歩き方 E03 イスタンブールとトルコの大地 2019-2020 Kindle版』をダウンロードして読んでみた。そしたら期待以上に世界史地理を学ぶ補助教材としてかなり使えるものだった。
地球の歩き方で世界史・地理を学ぶメリット
Kindle Unlimitedの地球の歩き方読み放題で世界史・地理を学ぶメリットは大きく3つある。
簡潔な各国史が載っている
図解世界遺産&観光地
いろいろな国のガイドが読み放題
という3点だ。
簡潔な各国史が載っている
地球の歩き方には終盤、その土地を旅行する際知っておいたほうがいいことと一緒に、知っておいたほうがいい歴史も載っている。
トルコだと、
ヒッタイト
紀元前2000年頃、アナトリア最初の統一国家が現れる、ヒッタイト古王国だ。ヒッタイトは黒海を渡ってきた北方系民族で鉄器を初めて使用したことで知られている。ボアズカレに首都を置いたこの王国は、次第に勢力を増し紀元前1400年頃に帝国となる。紀元前1285年のカデシュの戦いにおいて、ラムセス2世時代のエジプトを撃退するほど強大になったが、謎の海の民の襲撃によって崩壊した。
というようにトルコに行く時知っておいたほうがいい、古代から近代にかけての歴史が簡潔にかかれている。
高校世界史では「ヒッタイト」「鉄器を初めて使用した」「ボアズカレ(旧名ボアズキョイ)」「カデシュの戦い」「ラメセス2世」「海の民の襲撃」あたりを覚えさせられますよね。でも、地図が頭に入っていない状態で暗記した結果、どこの国のことだったのかとか、ヒッタイトとヒクソスがごちゃごちゃになっているという方は結構いると思います。
地球の歩き方を使えば、こういう歴史を各国史から、学ぶことができます。簡潔に書かれた各国史から簡単におさらいして、知識を整理した状態で世界史をしっかり学べば、実践的な知識が身につくんじゃないかと思いました。なので世界各国の地球の歩き方をダウンロードしておおまかに各国史を勉強した後、参考書を使ってイチから世界史を勉強しようと思います。
図解世界遺産&観光地
で、ボアズカレ(ボアズキョイ)ってどんな場所なんだろうと思ったとき、ボアズカレが観光地として紹介されているページに飛べば、もっと詳しい情報を読むことができます。
イスタンブールやアンカラからどれくらいの距離なんだろうとか、ヒッタイト古王国の首都として知られるハットゥシャシュの遺跡にはどんなものがあるんだろうとか思いながら読めば、少なくともボアズカレがユーラシア大陸のどこらへんにあるのか、位置関係がなんとなく頭に入ってきます。
地球の歩き方の巻末の各国史には、高校世界史では扱わないような都市名もいろいろ出てくる。でもその地名は基本的に本編のガイドブックにまとめられているので、聞き馴染みのない都市に興味を持ったら調べて読めばいい。
こういう感じで色々な国のガイドブックを読めば、なんとなく世界地図が頭に入ってきます。ちょっとこんがらがってきそうなときは、Google Mapをノート代わりにすればいい。
地球の歩き方を読んで気になった都市・観光地、巻末に載っている各国史や世界史ででてきた地名をマークして整理し、定期的に復習すれば頭に入ってきます。
いろいろな国のガイドが読み放題
こんな感じに世界史を学ぶ際の補助教材として使える地球の歩き方。普通なら一冊1500円くらいかかりますが、Kindle Unlimitedなら読み放題です。中古で買い揃えようにも明らかに数万円かかります。そんな地球の歩き方が月980円、今なら3ヶ月299円で読み放題。
ギリシア&キプロスは1777円します。そんな本が色々と、読み放題になります。
なので、トルコを勉強したあとにエジプトやフランス、ドイツやインドなどといった、世界史を学ぶ際名前が複雑で悩まされた国のガイドを色々と読んで勉強することもできる。かなり経済的で、楽しみながら学ぶことができます。
まとめ
地球の歩き方読み放題は、学び直しの副教材としてかなり使えました。
正直言って6月になっても配信されてほしいし、Kindle Unlimitedとは別に月1000円くらいで読み放題になるサブスクとかはじめてくれるんだったら入ると思う。まあでも期限は5月末までなので、5月末までに世界地図の主要都市の位置関係を覚えるのを目標に、気になる国のガイドをバーっと一気に読んでみようと思います。
この機会にみなさんも、地球の歩き方をKindle Unlimited で読んでみてください。
5/6まで3ヶ月299円で体験できるキャンペーンも行っているので、自宅待機で何もやることが無いという方は地球の歩き方で勉強&旅の情報収集をしてみてはいかがでしょう。