
(※2024年6月現在の情報に更新中です。古い情報を更新しきれていないところがありますがご了承ください)
U-NEXTのデメリットを真剣に考えて書いた忖度なしのデメリットまとめ。
僕が映画好きに一番おすすめしている動画配信サービス、U-NEXT。
NetflixやAmazonプライム・ビデオよりも旧作映画のコンテンツがかなりリッチで、まれに激レア映画も普通に見放題で見れたりするのでかなりおすすめなサービスだ。
だが、この動画配信サービスはかなり評判がよくない。ネット上ではいいかもしれないが、情報感度の高い人で入っている人はあまりいない。
なぜかというと、Netflixなどに比べてマイナーで、かつ使えないサービスと思われているから。そもそも僕も初めて入会する前まではそこまで期待していなかった。
見れるコンテンツが少ないサービスだと思っていて、なにより映画館の勧誘でいいイメージを持っていなかった。だけど入ってみたらびっくり。見れるコンテンツがめちゃくちゃ多い。結構高いけどコストパフォーマンスはかなり高い動画配信サービスだった。
今回はそんなU-NEXTの個人的に思うデメリットをまとめた。
前書いた悪い評判検証とは違い、今回はガチで自分がダメだと思う点についてまとめた感じです。
U-NEXTは映画好きにとって割と使えるアプリだ。だが、完璧ではないし、詐欺だと思われても仕方ないなーと思ってしまうような売り出し方もしている。なので今回は忖度なしにU-NEXTのダメだと思う点を書いていきます。
Contents
この記事を書いている人の信頼性
記事を書いている僕は、普通の人に比べて映画にはまあまあ詳しいです。
普段は1年100本近くの映画を劇場で見ているし、動画配信サービスやレンタルでも見ているし、旅行先ではなるべくご当地ミニシアターで映画を見るような感じです。上には上がいますが、まあ、結構詳しい方だと思います。
あと映画関連サービスのレビュー記事も、実際に体験してみて、本サイトでいろいろ書いてます。
U-NEXTレビュー
Amazonプライムレビュー
Netflixレビュー
邦画に強い動画配信サービスまとめ
洋画に強い動画配信サービスまとめ
ディズニー映画に強い動画配信サービスまとめ
そんな感じの僕が、U-NEXTの悪いところを詳らかに書いていきます。
そもそもU-NEXTとは
U-NEXTを簡単に説明すると というようなサービス。 コンテンツの傾向的には名作映画・ドラマ・アニメなどのバリエーションがえげつなく、ほとんど見れると言っても過言ではないくらい充実している。 わかりやすくいうならTSUTAYAが選ぶ名作映画100本のほとんどを見れるというような感じ。 そしてコロナ禍の間にリニューアルして、HBO MAXのコンテンツも見放題で見れるようになった。 『チェルノブイリ』や『バンド・オブ・ブラザース』などといった名作ドラマ、『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実』や『ピースメーカー』などといった注目コンテンツも独占配信されている。 また、Paraviのコンテンツも見れるようになったので、『半沢直樹』『水曜日のダウンタウン』などといったTBSの人気コンテンツ、テレ東の番組なども見ることができる。 月額は2189円の動画見放題サービスではあるものの、新作のレンタルや映画館、電子書籍の購入などに使えるU-NEXTポイントが1200円分もらえるので、税込みの場合実質989円というサービスだ。実質的な価格は高いというわけでもないので映画などのエンタメが好きなら間違いなくおすすめできる動画配信サービスです。
U-NEXTのダメだと思う点
U-NEXTは少々高額だが大量の作品が見放題になる、かなり使える動画配信サービスだ。しかしU-NEXTは「これ詐欺だと思われてもしょうがないじゃん!」ってツッコミたくなるような売り出し方も結構してたりする。なので今回はそういうU-NEXTの不満点を、忖度なしに書いていこうと思います。
簡単に書くと、
・新作もいかにも見放題で見れそうな雰囲気を醸し出している
・併用するには高い
・解約するのがめんどくさい
・VRで見づらい
・ポイントとコインのシステムがめんどくさい
・映画館の勧誘がうざすぎ
みたいな感じですね。
新作がいかにも見放題な雰囲気を醸し出している
U-NEXTが「有料ばかり」と言われる理由の一つに、超人気作品が有料であることが挙げられる。
U-NEXTはNetflixやJAIHOなどといった動画配信サービスで採用している「完全見放題」ではなく、「一部見放題・一部有料」という初心者にとって少し分かりづらいシステムを採用している。
サブスクリプションとPPV、二刀流
動画配信サービス、通称VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスには2つの種類があって、サブスクリプションとPPVに分類される。そしてこの2つの両方の機能を備えた二刀流のサービスもある。
日本でメジャーな動画配信サービスは基本的にNetflix以外、サブスクリプションとPPVの二刀流だ。
このサブスクリプションは完全見放題で、PPVは有料というような感じになります。
つまり、サブスクリプションとPPVの二刀流というのは、一部見放題・一部有料ということです。
サブスクリプションとは定期購読のことで、月額料金を支払えば、サービスを受けれるもののことを言う。わかりやすい例でいうと、ジムの会費や定期券などがある。
新宿から東京までの定期券を購入すればその区間が乗り放題になるように、動画配信サービスのサブスクリプションは、コンテンツが見放題になる。有名な動画配信サービスではNetflixがこのサブスクリプションタイプだ。
対してPPV(ペイ・パー・ビュー)は、コンテンツごとに課金するスタイル。レンタルDVDを借りるように、1作品1作品にお金がかかってくるタイプだ。
サブスクリプションは定額見放題で、PPVはレンタルということ。で、U-NEXTはサブスクリプションとPPVの二刀流だ。
レンタルDVDショップで例えると、
・サブスクリプション→月に〇〇〇〇円支払えば借り放題
・PPV→スタンダードなレンタル。1枚借りるのに〇〇〇円支払う
・サブスクリプションとPPVの二刀流→旧作は月に〇〇〇〇円支払えば借り放題、新作に関しては別途1枚借りるのに〇〇〇円支払う
というような感じになります。
U-NEXTのシステムを簡単に説明すると
U-NEXTはこういう、旧作は月に〇〇〇〇円支払えば借り放題、新作に関しては別途1枚借りるのに〇〇〇円支払う
というスタイルをとっている動画配信サービスです。
すなわち、人気の新作映画や漫画の最新巻を読むには、基本的にお金がかかります。
厳密にはお金ではなく、U-NEXTポイントという概念のものです。
さっきも書きましたが、U-NEXTの月額料金2189円に内包されているのがU-NEXTポイントです。
U-NEXTポイントは
・新作などの、U-NEXTで見放題になっていない作品のレンタル
・電子書籍の購入
・NHKオンデマンド(NHKの番組の見放題サービス)の視聴チケット
・映画館のチケット
などに使うことができます。
こういうことに使うことができる1200円分のポイントが、U-NEXTというサービスの中に内包されています。
要はU-NEXTの料金システムは、
U-NEXT(2189円)=動画見放題・雑誌読み放題(実質989円)+いろいろなことに使えるU-NEXTポイント(1200円分)
と、いうような感じになります。
で、無料トライアルのときは
動画見放題・雑誌読み放題+いろいろなことに使えるU-NEXTポイント(600円分)
で31日間無料というような感じになるわけです。
で、このU-NEXTポイントは、先述の通り、新作映画のレンタルや電子書籍の購入などに使うことができます。
U-NEXTは新作見放題ではない
そのためU-NEXTは、見放題作品として配信していない作品を、「U-NEXTの無料体験をすれば〇〇が無料で見れる!」という広告を作って宣伝しても嘘をついていることにはならないんですよね。U-NEXTポイントというものがU-NEXTというサービスに内包されているわけだから。
U-NEXTはこういう広告をよく作っています。この結果、潜在的に〇〇が見放題で見れるんだーと思い込んだ人が続出して「U-NEXTは見放題が少ない!」とよくいわれています。
基本的にこの手の動画配信サービスは「動画が見放題になる」サブスクリプションサービスなので、U-NEXTに入会を検討している人のほとんどが、「いろいろなコンテンツが見放題になる」サブスクリプションサービスとして契約するはずです。
最新映画がAmazonPrimeビデオで見放題配信!というCMを見てAmazonプライム・ビデオに入会を決めるように、見放題というCMや広告を見て入会を決める人が多いはず。
だがU-NEXTは、「U-NEXTに入会すれば新作準新作等が見れる」ということを売りにしていて、そういう広告をよく作っている。
「見る」と「見放題」は違う。新作を見る場合、料金は300円〜500円くらいするので、この手の作品を見る場合、それくらいお金がかかってくる。
ただ、「U-NEXTで新作映画が無料で見れる」というのは間違っていません。U-NEXTの無料トライアルを体験すれば新作映画を完全無料で見ることはできるので、嘘ではないですし、映画にそこまで興味がない人ならこういう使い方もありだとは思います。
でも、「U-NEXTに入会したら毎月1200円分のポイントもらえるから無料で映画が見れてお得」っていうのははっきり言って「嘘」ですからね。
こんなこと書いてるクソサイトは信用しないでください。理由が気になる方はこの記事を読んでください。
▷ 【ステマばかり?】U-NEXTで新作映画がお得に見れるの落とし穴
▷ 新作映画をレンタルするならAmazonプライム・ビデオで借りるの一択という話
※ディズニー映画が見たいのならDisney+(ディズニープラス)がおすすめです。
U-NEXTでディズニー映画を見ようとすると300円〜500円程度のレンタル代がかかりますが、ディズニーデラックスなら月990円でメジャーなディズニー関連映画のほとんどが見放題になります。
▷ 【騙されるな!】U-NEXTにディズニー目的で入ってはいけない理由
併用するには高いし重い
U-NEXTに入るとU-NEXT一色になる。
U-NEXTはAmazon・楽天を倒すような気で作られたエンタメサービスなのか、動画や本・雑誌・漫画、音楽などにも対応している。先述のように電子書籍事業に力を入れていて『鬼滅の刃』などの漫画がU-NEXTポイントで読めるようになっている。
AmazonがKindleやAmazonプライム・ビデオ、Amazon Music などを作っているように、U-NEXTでも独自でそういうコンテンツを配信している。
1980円支払えばそういうコンテンツを色々楽しめるというサービスなので、併用するにはかなり重たい。
僕みたいにDisney+(ディズニープラス)のコンテンツもみたくて、Amazonユーザー故にずっとAmazonプライムに入り続けているような人にとって、併用しても特典をほとんど使いこなせない。
なのでU-NEXTを使いこなすには、他の動画配信サービスをやめたほうがいい。
だが、Amazonの送料無料特典は継続したいし、Netflixのオリジナルコンテンツが気になるときもある。そのため結局併用することになる。
U-NEXTだけでいろんなことができるゆえに、併用時に特典を使いこなせない。なので併用するにはコスパ悪いと思います。
AmazonユーザーはPrime Videoチャンネルのほうがコスパいい
加えて、最近Amazonプライム・ビデオがPrime Videoチャンネルというものを始めたので、Amazonプライム・ビデオで見れないちょっとレアめな映画が見たいという方はこっちに移行したほうがコスパよくなった。
Prime Videoチャンネルは、Amazonプライム・ビデオに入った人が入れるチャンネル。課金することによって、いろいろなチャンネルのコンテンツが見ることができ、プライムビデオよりもコンテンツ量がリッチになる。
例えば、メジャーなPrime VideoチャンネルにNHKオンデマンドがあります。
プライムビデオ(月600円or年4980円)に、月990円追加することによって、NHKのコンテンツが見放題になるというサービスで、例えば、
・最新の朝ドラや大河
・あまちゃん
・いだてん
・龍馬伝
・映像の世紀
・100分de名著
などといった大河とか朝ドラ、ドキュメンタリーが見放題になったりします。録画し忘れた場合だけでなく、昔の朝ドラが見たいと思ったときに使えばレンタルDVDを借りるよりも高画質で、お得に見ることができるのがNHKオンデマンドです。
U-NEXTにもNHKオンデマンドはあります。(U-NEXTポイントを消費するというような形での契約です。)でも、Amazonプライム・ビデオ・チャンネルには、こういうNHKオンデマンドみたいなチャンネルが他にもあって、映画やドラマ、スポーツ、バラエティなどといったジャンルに特化した、様々なチャンネルがたくさんあります。
映画に強そうなチャンネルを表にすると、こんな感じになります。
チャンネル名 | ジャンル | 月額料金 | 無料期間 |
---|---|---|---|
スターチャンネルEX-DRAMA & CLASSICS | 洋画・海外ドラマ | 990円 | 7日間 |
シネフィルWOWOW プラス | 洋画・海外ドラマ | 490円 | 14日間 |
プラス松竹 | 松竹映画・ドラマ | 330円 | 14日間 |
東映オンデマンド | 東映映画・ドラマ | 499円 | 14日間 |
シネマコレクションby KADOKAWA | 角川映画 | 396円 | 14日間 |
東宝名画座 | 東宝映画 | 499円 | 14日間 |
FODチャンネル | フジテレビ制作の映画・ドラマ | 976円 | なし |
パラマウント+ | 洋画・海外ドラマ | 770円 | なし |
日活+ | 日活映画 | 390円 | 14日間 |
インディーズ フィルム by Rialto | インディペンデント映画 | 490円 | 14日間 |
こういうチャンネルに入れば、Amazonプライム・ビデオよりもコンテンツがリッチになって、U-NEXTでしか見れなかったような作品とかも見れるようになったりします。
プライム・ビデオ・チャンネルができる前までは、ちょっとレアめな映画も見たいAmazonプライム会員は、U-NEXTとAmazonプライムの併用という選択肢しかありませんでした。
そのため、
U-NEXTとAmazonプライムの併用→2189円(税込)+500円
かかっていた。
でも、
AmazonプライムとPrime Videoチャンネルの併用→500円+Prime Videoチャンネル代(300〜700円)
で済む。
なので、今後Amazonプライムを辞める予定のない人で、色々な映画を見たいと思っている方は、こっちのほうが得になります。
解約するのがめんどくさい
U-NEXTの場合は、31日間のお試し期間がすぎるまでに解約の手続きとかができない。やめる直前じゃないと解約できない。
U-NEXTは
12月1日〜12月31日→1ヶ月分
1月1日〜1月31日→1ヶ月分
2月1日〜2月28(29)日→1ヶ月分
の1ヶ月スパンで、月初めに使用料を支払うようなサービス。そのため、一度U-NEXTに登録したことある人(初月無料トライアルじゃないという意味)が12月1日から2月28日まで契約すれば、3ヶ月分の料金がかかる。だが、2月15日に解約しても料金は同じ。そのため、28日みたいな月末に解約したほうがいい。そして、12月1日に契約しても、12月10日に契約しても、12月31日に契約したとしても、12月分の料金がかかってきます。
つまり、12月31日契約の場合、
12月31日→1ヶ月分
1月1日〜1月31日→1ヶ月分
2月1日〜2月○日→1ヶ月分
ということになります。なので明らかに月末に入会するのは損。1日使っただけでお金を支払う羽目になります。
でも、初めて入会する人は無料トライアルがある。そのため、月末に入会しても大丈夫。損はしない。
だけど運が悪いと、このような事態にもなりかねない。
仮に、12月30日に無料トライアルを体験するとするじゃないですか。このときは31日間無料になるので1月30日まで無料で使うことができます。ですが、もし解約し忘れた!と思って1月31日に解約すると、1月分の料金が発生します。
で、もし2月1日に解約し忘れた!と思ってすぐ解約するとするじゃないですか。そうすると2月分の料金が発生します。
こういうことです。
12月30日〜1月30日→無料トライアル期間中
1月31日→1ヶ月分
2月1日〜2月○日→1ヶ月分
つまり12月30日に入会したとき、解約し忘れて1月31日に突入した場合、その時点で1990円発生するのはもちろん、1日過ぎると2月に突入するのでまた1990円とられてしまいます。
なのでU-NEXTを契約する際は注意が必要です。12月30日みたいな月末に入会した場合は、絶対に31日無料トライアルのときにやめる必要がある。もし気に入ったとしても入会し続けるのは損。1月29日か30日頃に忘れず解約して、2月1日に再入会する必要がある。なので、月末に入会した人は注意しなければならない。
そんな人はU-NEXTを忘れず確実に解約できる方法を使うのがおすすめ。その方法については以前まとめた。
▷ 【忘れず確実に解約】U-NEXTを無料トライアル中に確実に解約して0円で体験する手順・初めて使う人がよく引っかかる落とし穴まとめ
手順は
1手順を知る/解約寸前までページをすすめる
2〇〇日まで無料体験できます!の日付をリマインダーorカレンダーに書き込む
3その前日or当日くらいに解約する
簡単に言うとこんな感じです。
詳しくは上の記事を見てみてください。
AmazonプライムとかNetflixは解約ボタン押しても契約終了日まで会員でいれるのにね。めんどいね。
VRで見づらい
僕はOculus Goユーザーなんですが、Amazonプライム・ビデオとかNetflixよりも使い勝手が悪い。
Oculus Goとはなんなのか簡単に説明すると、3万円程度で購入できるVR機器。VRヘッドセットを使えば、VR(ヴァーチャル・リアリティ)、すなわち仮想現実が視界に広がる。VRのアプリやブラウザでNetflixやAmazonプライム・ビデオ、U-NEXTなどの動画配信サービスを見れば、大スクリーンで映画を見ているような仮想現実が広がる。
Amazonプライム・ビデオの場合、30秒スキップボタンとかあるけど、U-NEXTだとちっちゃくてボタンが押しづらい。再生バーで時間の移動をしようにもなかなか思う通りに動いてくれないということが結構ある。どう考えてもAmazonプライム・ビデオのほうが使いやすい。
明らかにAmazonプライム・ビデオとかNetflixのほうが使い勝手がいいので、Oculus Goを買ってからは正直離れ気味です。しかも先程書いたとおり、今はPrime Video チャンネル が誕生して、Amazonプライム・ビデオ完結でレアめな映画も見れるようになった。個人的に今年はそっちをメインに使うような気もします。
ポイントとコインのシステムがめんどい
ポイントとコインの区別が難しい。理解できても、言語化が難しい。
まず、U-NEXTポイントとはなにかを簡単に説明すると、U-NEXT入会時にもらえるポイント。U-NEXTは2189円かかる高めな動画配信サービスだが、1200円分のポイントとして還ってくる。
このポイントは動画コンテンツのレンタルや、NHKオンデマンドなどのオプションサービス、電子書籍やマンガコミックスの購入、映画館での利用などに使える。基本的に1ポイント1円の価値で、例えば500円の漫画を買う際、500ポイントが必要になってくる。
U-NEXTポイントはすべてのデバイスで利用可能で、無料トライアル体験時と、有料会員の継続更新ごとにポイントがもらえる。大きな特徴は毎月もらえる分、期限があるということ。
毎月付与されるポイントは使わずに放っておくと、自然消滅する。なので、期限を逐一確認する必要がある。期限までに使い切れるように、計画的に購入しなければならない。
期限は基本的に90日。ただ、例外的にネットで追加購入した分は期限が180日になる。
無料登録時は600ポイントで、毎月更新時は1200ポイントもらうことができる。つまり無料体験後、もう1ヶ月入れば2000円(無料トライアル+1ヶ月分)で1800円分のU-NEXTポイントをもらうことができる。なので、無料体験した後に翌月も入ると、動画見放題が200円くらいで使えるということになる。
で、紛らわしいのがU-NEXTポイントとは違ってUコインという別の概念があるということ。
UコインはiPhoneのアプリ限定で使える概念。期限がないぶん1.2円くらいになってる。
U-NEXTポイントはブラウザで見たときに使えるもので、Uコインはアプリ内で使用できるもの。
表にしてみたらこんな感じ。
価値 | 期限 | 機種 | |
Uポイント | 1円 | あり | どのデバイスでも可 |
Uコイン | 1.2円 | なし | iOSアプリのみ |
U-NEXTポイントとの大きな違いは有効期限と値段。
コインを購入すれば、ポイントは永久不滅になる。だが、通常の1.2倍支払わなければならない。
例えば、500円分のU-NEXTポイントを購入するには、500円支払えば済む。だが、iPhone経由でコンテンツをレンタルしたり購入する場合、1.2倍の料金がかかる。
これはおそらくApp Storeを通じて購入するため、いわゆる「アップル税」(Appleがアプリ内課金に対して課す手数料)を考慮した価格設定になっているのだろうと思われます。
ただ、一度聞いただけでは理解するのが難しい複雑怪奇なシステムを採用している。
まあでも、Uコインの概念は、iPhoneユーザーだとしても知らなくて大丈夫です。
なぜかというと、iPhoneのアプリで課金(新作等レンタル・漫画購入等)しなければUコインなんて概念は出てこないからです。
新作レンタルしたいときはSafariやクロームみたいなブラウザもしくは、パソコンのブラウザでレンタルしましょう。
映画館の勧誘うざすぎ
いやー。まだやってるんですよねー。映画館での勧誘。
U-NEXTのポイントは映画館でも使うことができるので、U-NEXTに入れば映画が一本無料になりますキャンペーン的なやつをよくしている。
そして、こういう動画配信サービスに入り慣れていなくて、解約に手こずりそうな中年がよくターゲットになっている。Netflixのネの字も知らないような中年女性が、椅子に座って個人情報を書類に記入しているところをよく見る。ぶっちゃけ、傍から見ると情弱狩りにしか見えない。
僕がU-NEXTに入るまであまりいい印象を抱いていなかったのは、間違いなく映画館での勧誘の印象が悪かったからだ。僕はよくわからない勧誘を受けて時間を無駄にするのが嫌いだし、情弱狩りにしか見えない勧誘をするU-NEXTにあまりいい印象を抱いていなかった。
見るからにNetflixやAmazonプライム・ビデオよりしょぼいドメスティックな動画配信サービスとしか思えない上、情弱狩りもする。なのでU-NEXTには悪い印象しか持ってなかった。でも、実際に入ってみたらかなり使えるサービスだということが判明した。
なので正直映画館での勧誘をやめてほしい。でも、まだ続けてる。
もうなんか最近は、声かけられると「俺を誰だと思ってるんだ」と思ってくるようになりましたね。
俺、グーグルで「U-NEXT 評判」と検索すると一時期公式に次いで二番目に表示されてたような記事書いたことあるヘビーユーザーなんだけど、U-NEXTを知らないと思って勧誘してくる。(今は三番目くらいだけど......。)
こっちは急いでいるのにドヤ顔で「映画を無料で見れる方法知ってますかー」みたいなことをいつも聞いてくる。あんたより俺のほうがどう考えても詳しいわ!!
正直言って、ネガキャンにしかなってません。だからやめてください!頼むから!
まとめ
最後はデメリットなのか怪しいですが、つらつらとU-NEXTのダメだと思うところを書いていきました。
一言でいうと、
・動画配信サービス初心者殺しの複雑怪奇なシステム
・情弱狩り感
はほんとにだめ。旧作が色々見れるコスパのいいサービスなのに、システムが複雑すぎる。
僕みたいに数ヶ月以上使ったことのある人ならなんとなく理解できるけど、一回聞いただけだと「は?」としか思えない複雑怪奇なシステムな上、解約をし忘れると損。
なので他の動画配信サービスよりも使いにくくてめんどくさい。
また、新作が無料で見れるのを売りにしている広告もダメ。「U-NEXTの無料体験をすれば新作もタダで見れる!」という日本語は一応成立していますが、この値段でTSUTAYAに置いててもほとんどの人借りないだろ!と思ってしまうような額のレンタル代がかかったりするので、腑に落ちないです。
あと、「月会員ならもらえる1200ポイントで新作レンタルできてお得」とか書いているクソサイト多すぎ。別にお得じゃねえよ。
映画館の勧誘から醸し出される情弱狩り感も半端ないし、正直言ってこういうとこはほんとによくないと思いました。
ただ、U-NEXTは先程でてきたスピルバーグ作品が見放題で見れる量などから分かる通り、映画好きには結構使えるコスパいいアプリです。なので、映画好きの方でU-NEXTに興味のある方は、注意点を踏まえつつ、無料体験してみてください。
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▷ U-NEXTでしか見放題で見れない?!ちょっとマイナーなおすすめ洋画10選
U-NEXT無料トライアルの教科書
①U-NEXT無料トライアル入会前に注意すべき3点
②U-NEXTを無料トライアルの時点で確実に解約してお金をムダにしない方法
※本ページの情報は2024年6月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
その他の動画配信サービスについて
Amazonプライム・ビデオ(Amazonプライム)
料金:月600円/年契約は5980円 Amazonプライムとはなんなのかについてざっくりと書くと、「1日10数円支払えば、非常に文化的で、充実した生活を送ることができる」サービスです。 まず、 送料無料 という、Amazonユーザーならありがたい特典を受けることができます。 送料を無料にするために一緒に購入するものを考える手間が省けて、頼みたいものだけをすぐに購入できる。お急ぎ便が使えるので頼んだ翌日に届く。福岡の田舎に住んでいたとしても、すぐに注文した商品が届くし、日時指定便も無料になる。月600円or年5900円でこういう特典がついてくるというのがAmazonの有料会員、Amazonプライムです。 で、Amazonプライムには他にも、 Prime Videoチャンネル といった特典も、おまけとしてついてきます。正直言って僕もあまり把握出来ていないんですが(笑)、端的に言ってAmazonプライムビデオとプライム会員限定セールだけでも十分の価値があるような、そんなサービスです。 Amazonプライムに入れば、どんな辺鄙なところに住んでいてもAmazonが出品する商品は無料で届けてくれるし、どんなに周りにTSUTAYAや映画館、図書館等がなかったとしても、本・映画・ドラマを最低限(にしてはかなり多いが)楽しめるという、月600円のお家簡易図書館です。 図書館に行けば、本を無料で借りることができて、昔の映画もできたりしますよね。あんな感じの特典が、月600円で家から一歩も出なくても楽しめるというのが、Amazonプライムです。 まず、本が読み放題。Kindleのアプリを使って、タブレットを持っていなくてもスマホから、いろいろな本が読める。このサービスも案外ラインナップが充実している。 この本読み放題サービス、プライム・リーディングは、Kindle Unlimited という強化版のサービス(名前通り音楽で言うAmazon Music Unlimited)もありますが、プライムリーディングだけでも十分読めます。普通に光文社古典新訳文庫とかも何冊か読めるので便利です。 ▷ ラインナップ一覧 音楽や本が楽しめるという他にも、限定セールに参加できたりするといったような特典がありますが、その中でも一番すごいのが、Amazonプライム・ビデオです。 Amazonプライム・ビデオでは、月600円のAmazon送料・お急ぎ便・日時指定便無料のおまけとしてついてくるとは思えないほどの、おびただしい量のコンテンツが見れるようになります。 NetflixやHulu、U-NEXTなどといった他の専門的な動画配信サービスよりは、若干少ないような気もしますが、おまけとは思えないほどコンテンツが充実していて、名作海外ドラマとかがめちゃくちゃ見れます。 職業柄、色々な動画配信サービスを体験する必要があるので僕はいろいろなサービスに入っていますが、ぶっちゃけ言うと、普通の人は最悪Amazonプライム・ビデオさえ入っていれば見るコンテンツに困らないと思います。それくらい見れるコンテンツは充実しています。 Amazonプライム・ビデオでは、U-NEXTとかでは高いレンタル代を支払わないと見れないような新作映画とか、DVDになっていない・レンタルで置いていないようなレアな映画とかも、見放題作品として配信されていることがあります。 また、別途レンタル代はかかってきますが、DVDとして発売されていなかったり、レンタルDVDショップに置いてなさそうな作品もレンタルで見れたりするので、かなり優秀な動画配信サービスです。 このAmazonプライム・ビデオが見れる上、本や音楽も楽しめて、Amazonの送料関係が無料になるという、お金がない人も絶対に入ったほうがいい(というかお金のない人は他を削って娯楽・書籍代等をこれ一本にするべき)サービスが、Amazonプライムです。 で、プライム・ビデオ・チャンネルとはなにかというと、このAmazonプライム・ビデオ内の有料チャンネルで、プライムビデオの内容を拡張できるというものです。 Amazonプライム・ビデオに入った人、つまりプライム会員が入れるチャンネルで、課金することによって、いろいろなチャンネルのコンテンツが見ることができ、プライムビデオよりもコンテンツ量がリッチになります。 例えば、メジャーなPrime VideoチャンネルにNHKオンデマンドがあります。 プライムビデオ(月600円or年5980円)に、月990円追加することによって、NHKのコンテンツが見放題になるというサービスで、例えば、 ・最新の朝ドラや大河 などといった大河とか朝ドラ、ドキュメンタリーが見放題になったりします。録画し忘れた場合だけでなく、昔の朝ドラが見たいと思ったときに使えばレンタルDVDを借りるよりも高画質で、お得に見ることができるのがNHKオンデマンドです。 まあでも、とりあえずはプライム・ビデオだけで十分なくらい、いろいろなコンテンツが見ることができます。Amazonを気軽に買い物できる+α、いろんなコンテンツが見れて月600円なので、一度は試してみるべきだと思います。
お急ぎ便・日時指定便無料
Amazonプライムはお家簡易図書館
映画・ドラマ・アニメが楽しめるAmazonプライム・ビデオ
Prime Videoチャンネルとは
・あまちゃん
・いだてん
・龍馬伝
・映像の世紀
・100分de名著
Disney+(ディズニープラス)![ディズニーデラックス]()
▷ Disney+(ディズニープラス)レビュー・リニューアル後どう変化した?
Disney+(ディズニープラス)は唯一のディズニー公式サービスで、ディズニー系、マーベル・スター・ウォーズ、20世紀フォックスの作品といったディズニー及びディズニー傘下の映画やドラマが独占見放題配信されている。
月額料金は990円(税込)。docomoがやっているサービスだがキャリアを問わず利用可能なので、ドコモの携帯電話を持っていない人も、通信会社を問わず使うことができる。
もともとのDisney+(ディズニープラス)には
・海外版のアプリよりも劣化している感が否めない
・dアカウント(ドコモのアカウント)に契約する手間がめんどくさい
というデメリットがあった。
だが、このデメリットは最近のリニューアルでほぼ全てなくなった。
最近ちょっと値上がりしたものの(コンテンツがめちゃくちゃ増えたからしょうがない)、
普通の動画配信サービスだと300円とか500円くらいのレンタル代を支払わないと見れないようなコンテンツが、990円払えば見放題になる。コンテンツがハイパーリッチで、かなり見ることができるアプリだ。
なかには、見れない作品もあります。ですが、ラインナップはどんどん増えてきて、そういった作品は減ってきている。近年制作された作品はすべて入っていると言い切っていいくらい充実しているし、『イカボードとトード氏』のような激レア映画まで配信されている。
▷ ディズニーデラックスで見れるディズニー映画まとめ!逆にどれが見れないのか
ディズニーコンテンツを日本国内でお得に見るなら間違いなくこれ一択。
▷ Disney+(ディズニープラス)レビュー|ディズニーデラックスから名前が変わってどう変化した?
▷ ディズニーデラックスで見れるディズニー映画一覧|逆に何が見れないのか。
Netflix
Netflixに関しては世界最大の動画配信サービスで、もはや通販でいうAmazonのようなポジションになっている。なので一度は入るべきサービスだ。
Netflixの強みは、オリジナルコンテンツが凄まじく充実していること。そして、そのコンテンツがテレビで言う月9などと同じような感じで、世間で話題になっている、なりつつある。このコンテンツを見まくれるというだけで、月1000円以上払う価値がある。
番組だけでなく映画でもそうで、実際2019年のアカデミー賞で最も注目されたことは「Netflix製作の映画が作品賞を獲れるか否か」だった。このアカデミー作品賞最有力候補『ROMA/ローマ』は、結局受賞はできなかったものの、最多部門ノミネートされ、非常に高い評価を受けた。
この作品は『ゼロ・グラビティ』『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』などで知られるアルフォンソ・キュアロン監督の最新作。映画好きが2018年公開作で最も注目する作品の一つだった。実際僕は『ROMA/ローマ』を見るためにお試し入会した。そういう映画好きは多いと思う。
そして2020年のアカデミー賞でもNetflix勢が大躍進。『アイリッシュマン』や『マリッジ・ストーリー』などといった作品が作品賞候補になり高い評価を受けた。その他にも、『アナイアレイション』や『7月22日』、『イカロス』『13th -憲法修正第13条-』『最後の追跡』『Okja/オクジャ』などといった賞レースを賑わせた映画・ドキュメンタリーがNetflix独占配信。
アカデミー賞などで話題になった作品も多く、『Okja/オクジャ』は2020年アカデミー賞で作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督の前の作品だ。オリジナルコンテンツなので、今の所Netflixでしか見ることができない。映画好きとして明らかに見といたほうがよさげな作品が頻繁に配信されているのだ。
加えてNetflixでは、オリジナルでないコンテンツも、独占配信している場合がある。
こういったコンテンツを見れるか否か。それだけでNetflixに入る価値がある。
詳しくはNetflixの評判の記事を参考にしてほしい。
▷ Netflix
その他のサービスについて![]()
Huluもメジャーな動画配信サービスだが、映画好きというよりも日テレのドラマやバラエティが好きな人向け。『すいか』ってドラマが面白いですよ。かなり有名ですけど。この前入ったとき一気見しました。
だけど、Huluも非常に評判のいいサービスなので、かなり使えると思う。近々体験したらアップする予定ですが、他にやりたいことあるし先になるかな笑 調べた感じ、国内・海外ドラマにかなり強いVODです。
ぜひ、参考にしてみてください。
無料体験を使いこなす
個人的に動画配信サービスで映画好きにおすすめだと思うのは、Amazonプライム・ビデオ、U-NEXT、Disney+(ディズニープラス)、 Netflixの4つだ。
この中のAmazonプライム・ビデオ、U-NEXT、Huluなどのサービスでは、無料体験を行っている。
だが、動画配信サービスの無料体験はいつなくなってしまうか、いつ期間が短縮するかわからないので、早めに体験したほうがいい。
Netflixもこの前までは31日間無料体験できたのに、最近終了した。
他のサービスでも無料体験の終了はありえます。後悔しないためにも早めにやっておきましょう。
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僕のサイトではこのように映画がお得に見れる情報についてまとめているので、よかったら読んでいってみてください。
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