ブルーレイとDVDが両方見れる機器について解説。
「ブルーレイDVD両方見れる テレビ」
「ブルーレイDVD両方見れる パソコン」
「ブルーレイDVD両方見れる ポータブル」
と検索している人が結構いるっぽかったんで書きました。
結論から言うと、
ブルーレイに対応してたらDVD再生できるからブルーレイ対応のやつを買ってください。
つまり、ブルーレイとDVDの両方が見れるテレビというのは、ブルーレイが見れるテレビです。
また、ブルーレイとDVDの両方が見れるポータブルプレーヤーというのは、ポータブルブルーレイプレーヤーです。
ブルーレイとDVDの両方が見れるPCというのは、ブルーレイが見れるパソコンのことです。
ブルーレイが見れたらDVDも見れます。
また、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)に対応しててもDVD・ブルーレイは見れるので、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)対応の機械でもDVDは問題なく見れます。
Contents
DVD・ブルーレイ・UHDの再生機器の違い
今メジャーな映像ディスクの種類に、DVD・ブルーレイ・Ultra HD Blu-ray(UHD BD)の3種類がありますが、
違いは端的にいって容量が右にいけばいくほど大きくなって高画質・高音質になる。
で、DVDはDVDしか再生できないものの、ブルーレイに対応していたらDVDとブルーレイが再生でき、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)に対応していたら、DVDとブルーレイとUltra HD Blu-ray(UHD BD)が再生できる。
もうこれ、12年以上前からブルーレイを見ている僕にとっては常識中の常識なんですが、よくよく考えたらプレイステーションの場合違うのでごっちゃになってる方も多いのかもしれませんね。
プレイステーション3(ブルーレイ規格)ではDVD規格のプレイステーション2のゲームをプレイできませんが、DVDの再生はできます。プレステ3でできないのはDVD規格のゲームというだけで、DVD自体は再生することができます。すなわち、ブルーレイを再生できたら、DVDは再生できます。
つまり、昔買ったDVDとかレンタルDVDショップに置いてあるようなDVDは、ブルーレイプレーヤー・レコーダー及び、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)対応ブルーレイプレーヤー・レコーダーを購入すれば見ることができます。
なので、早急にプレーヤー及びレコーダーを買ったほうがいいですよ。もうDVDをメインに使うのは結構厳しいと思うんで。
ブルーレイを見たいのならどれを買うべき?
先程までブルーレイプレーヤーでもDVDは見れるし、ブルーレイよりもランクが上の映像メディアである、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)に対応しているブルーレイプレーヤーでもDVDは見れるという話をしてきました。
では、普通のブルーレイプレーヤー・レコーダーと、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)に対応したブルーレイプレーヤー・レコーダーのどちらを購入すればいいんでしょう。
人それぞれだと思いますが、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)が見たいか否かで変わると思います。
Ultra HD Blu-ray(UHD BD)プレーヤー・レコーダーは買うべき?
Ultra HD Blu-ray(UHD BD)はブルーレイの進化版のようなもので、ブルーレイよりもきれいな4Kの映像で映画などの映像コンテンツを楽しむことができる。
今家電量販店に置いてあるブルーレイプレーヤー及びレコーダーには、こういうUltra HD Blu-ray(UHD BD)にも対応したものが色々と並んでいます。
ただ、個人的にそこまで、少なくとも今のブルーレイほど普及しないんじゃないかなと思います。なぜかというと、
1.映像・音響面の違いでDVDからブルーレイに変わるほどのインパクトがないから
2.これから配信がメインになるはずだから
です。
DVDの映像とブルーレイの映像って、アナログテレビとBSデジタル放送くらい違いますが、
ブルーレイとUltra HD Blu-ray(UHD BD)はそれと比較すると、ここまでの大きな違いはないんですよね。
ブルーレイとUltra HD Blu-ray(UHD BD)を比較した場合、確かに映像・音楽面ではUltra HD Blu-ray(UHD BD)のほうが優れています。
ですが、昔の映画とか見る分にはブルーレイでも十分きれいだし、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)の映画を1本1本購入しようとすると、黎明期のDVDやブルーレイと同じくらい高くなることが多い。
そのため廉価版が出るほど普及しないのでは?と思ってしまいます。
またこれから、DVD・ブルーレイ黎明期のようにUltra HD Blu-ray(UHD BD)で色々な作品が発売されるということも極めて低いです。
なぜかというと、もうみんな配信で見てるから。
2010年代から、NetflixやAmazonプライム・ビデオ、スポティファイ、Kindleなどというサービスが登場してから、音楽も映画も本も、フィジカル(CD・DVDなどの物体)ではなく、ストリーミング配信とかで楽しむという時代になりました。
映画などの映像コンテンツに関しては特に、ブルーレイプレーヤーがなくとも見れて、スマホやテレビ、タブレットでも見れる配信で見たほうが、今の時代明らかに便利です。
「サブスクは見ようと思ってた作品消えるからな......。」という声が聞こえそうなので付け加えておくと、配信でも購入すればコレクション化することはできます。消える可能性は0ではないですが。
ただ、購入に関しても明らかに配信のほうが便利なので、配信購入する人は増えると思います。
レンタルDVDとサブスク(見放題配信・レンタルし放題サービス)と比較すると明らかに後者、特にNetflixなどに代表される見放題配信のほうが今伸びてきていますが、DVDなどのメディア購入と配信データの購入を比較した場合に関しても、後者をとる人が今後増えるんじゃないかなと個人的に思います。
長くなりましたがまとめると、ブルーレイでも十分きれいだし、利便性ではどう考えてもディスクより便利なストリーミング配信が誕生したんで、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)は今のブルーレイほどの普及はしないんじゃないかなと思います。
ただUltra HD Blu-ray(UHD BD)は見れたら見れたで便利なので、お金に余裕があってUltra HD Blu-ray(UHD BD)が気になっている方や、ブルーレイよりも綺麗な映像で映像コンテンツを楽しみたいという方はUltra HD Blu-ray(UHD BD)に対応したブルーレイプレーヤー及びレコーダーを購入しておくのがおすすめです。
プレーヤーとレコーダーどっち買うべき?
では、プレーヤーとレコーダーのどっちを買うべきなのか。
僕は以前まで、見る目的だけならプレーヤーでいいんじゃね?って思ってましたが、個人的にレコーダーをおすすめします。
プレーヤーとレコーダーの違いを一応書いておくと、
ブルーレイプレーヤー・・・ブルーレイをプレイ(再生)する機械
ブルーレイレコーダー・・・ブルーレイをレコード(記録)する機械
です。なので録画する場合はレコーダー、見るだけでいいって場合はプレーヤーを購入するような感じになります。
つまり、
① DVDプレーヤー / ② DVDレコーダー
③ ブルーレイプレーヤー / ④ ブルーレイレコーダー
⑤ UHD BDプレーヤー/ ⑥ UHD BDレコーダー
と分けることができ、青文字のプレーヤーは再生メインで、赤文字のレコーダーは録画もできるというような感じになります。
おさらいをしておくと、①②はDVDは見れませんが、③④でDVDは見ることができ、⑤⑥ではDVDもブルーレイも見ることができるというような感じになります。
ブルーレイプレーヤーは〇〇〇〇ブルーレイを見るのにおすすめしません
ブルーレイプレーヤーもレコーダーもDVD・ブルーレイが見れる上、前者のブルーレイプレーヤーはレコーダーよりも安上がり。
そのため、DVD・ブルーレイが見れたらいいという方はブルーレイプレーヤーを購入する方が多いと思います。
でも、ブルーレイプレーヤーは(違う機械で)録画したブルーレイを見るのにおすすめしません。
なぜかというと、
1.字幕や音声の切り替えが出来ない場合がある
2.ブルーレイレコーダーなら、録画したブルーレイ(BD-Rも)編集できたりする
から。
1だと、例えば二ヶ国語放送の映画を録画したブルーレイを、ブルーレイプレーヤーで再生した場合、音声の切り替えができず吹き替えでしか見れないということもあったりします。これは僕が使ってるのがLGのブルーレイプレーヤーだからなのかもしれないですが。でも、録画機能が備わってないと字幕・音声切り替えが出来る可能性は低いと思います。
▷ LGブルーレイプレーヤーをレビュー|コスパは最強。だけど......。
また、見ながらチャプター編集ができたり録画ブルーレイのデータをいろいろいじることができるので、使い勝手がいいです。
そのため、たとえば実家で録画した番組を自宅で見る目的だとか、家で録画した番組をばあちゃんの家みたいな違う場所で見たいという理由でブルーレイ再生機器を購入するのであれば、 ブルーレイレコーダーのほうが便利です。
ただ、僕みたいに録画したディスクを山程持っているというわけでもない、ただ単に借りてきたブルーレイを見たい人に関してはブルーレイプレーヤーでも大丈夫だと思います。
まとめ
今回の記事の要点をまとめると、
ブルーレイとDVDが両方見れるようにしたいなら、普通にブルーレイ対応の機械を買ってください
UHDブルーレイはブルーレイほど普及しないと思いますが、便利は便利なんでより高画質な状態で見たいと思うのであれば買ってもいい
プレーヤーとレコーダーを比較した場合、安上がりなのはプレーヤーだけれど、録画したブルーレイを見る場合はレコーダーのほうが便利なので個人的にレコーダーのほうがおすすめ
市販・レンタルのブルーレイ見るだけが目的ならブルーレイプレーヤーでもOK
というような感じです。
補足・映画録画ダビングについて
先程ブルーレイプレーヤーは(違う機械で)録画したブルーレイを見るのにおすすめしませんと書きましたが、
僕はNHKBSプレミアム/スカパー無料放送の映画を、録画し忘れとかない限り基本的に録画する生活を3年以上続けていて、2020年4月からはWOWOWに入って録画しまくってます。
なので、家に2000本以上はあるんじゃないかな?ってくらいの映画のディスクがあります。
こう言うと、「部屋がBlu-rayであふれかえるんじゃないの?」とか「ダビング用Blu-ray買うのにものすごくお金かかりそう」と思う方もいるかもしれません。
でも、Amazonで最安かつ最も売れているこのBlu-rayで、一枚のディスクにつき3本程度入るような画質でいれれば、リーズナブルだし全然かさばりません。
この画質でダビングしたとしても、普通にHD画質で録画することができます。
600本映画を録画したとしても200枚程度のディスクで済む上、こういう録画用BD-Rは意外とコスパがいい。一枚数十円で購入できる。なので、割と DVD-R とか CD-Rとかと同じような(むしろ安い気がする)価格帯で、いろいろな映画や番組を高画質で、ブルーレイに焼くことができます。
で、このディスクを幅を取らないファイルケースにいれて保存しておけば、そこまで場所を取りません。
この3つのBlu-rayケースで336枚のディスクを保存できます。で、ブルーレイディスク一枚につき、平均3本くらい映画が入るような感じなので、この3つのケースに1000本程度の映画を保存することができます。
1枚ずつBlu-rayケースとかトールケースに入れて棚に並べたりするよりも場所を取らない上、リーズナブルなので、BSやCS放送を録画したいという方はこういう方法でダビングして保存するのがおすすめです。
レコーダーを購入すると、こういうこともできますよ。参考にしてみてください。
▷ 500枚以上録画保存している人が解説するブルーレイケースの種類・それぞれの特徴