【2024年最新版】映画を趣味にしたい人・にわかを脱したい人がすべき7つのこと

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2024年6月リライト

映画を趣味にしたい人がしたほうがいい7つのこと。

僕は映画鑑賞が趣味だ。前までは50本くらいだったけど、最近は年に100本いくかいかないかの本数を映画館で見るというような生活を3年続けている。

若いうちに名作は見尽くすつもりなので、基本的に映画のことをずっと考えて生活しているし、一人旅に行ったときはご当地ミニシアターで映画を見ることが多い。

そのため、映画には結構詳しい。まだまだ勉強不足なところもあるけど、20代前半にしては詳しいほうだろう。

少なくとも、映画好きを自称していた中学高校の頃とは格が違う。映画鑑賞が趣味と言っても恥をかかずに済むくらいには詳しい。

そんな感じの僕が、中学高校の頃の自分に教えるような感じで、映画を趣味にするうえでやっておいたほうがいいこと、詳しくなるためにすべきことをまとめてみた。

映画が趣味といえるのはどこから?

そもそも、映画鑑賞が趣味だと言い切れるのはどれくらいなのだろうか。

映画好きならば絶対に見ておいたほうがいい作品を見ていない人に出会ったとき、「ほんとに映画が趣味といえるのか?」と思うことはよくある。

例えば、映画好きを公言してるのに、『七人の侍』や『2001年宇宙の旅』を見ていない映画好きがいたら驚く。

だけどこれは仕方のないことなんじゃないかな、とも思える。

僕は、黒澤映画の中でも有名な『椿三十郎』をまだ見ていない。だけど『七人の侍』『生きる』『隠し砦の三悪人』『酔いどれ天使』『天国と地獄』『用心棒』『生きものの記録』『悪い奴ほどよく眠る』『デルス・ウザーラ』『乱』『羅生門』は見ている。似たような感じの人はいっぱいいるだろう。

ただ、一般教養化した映画を見ていないのであれば、「まだ見れてないんですよー」感は出すべきなのかもしれない。出しておくというか「まだ見れてない」という意識というか、危機感は持っておいたほうがいい。一般教養化した映画を見てないことに危機感を持つようなスタンスなほうが、なんとなく映画を見ている人よりは詳しくなるスピードは早くなるんでそっちのほうがいいと思います。人にそういう態度で接するのはキモいと思われますが、自分で勝手に思う分には問題ないはずです。

まあでも、あまねく映画史について知っていれば映画を趣味にしたと言っていいんじゃないでしょうかね。

『サンライズ』や『市民ケーン』を見ていなくても、映画史的にどういうポジションの作品なのか知っていて、近い内に見る予定なのであれば十分映画を趣味にしたと言っていいと思います。

映画を趣味にしたい人がとるべき7つのこと

では、映画を趣味にしたい人向けに、映画に詳しくなる方法を紹介しようと思います。

箇条書きにすると

1.映画本を読む
2.ネットの意見だけを参考にしない
3.評論を聞いたり読んだりする
4.動画配信サービスに登録する
5.NHKBSで放送される映画を見る・録画しまくる
6.評価とは違うものさしで映画を見る
7.あまねく映画を見る

の7つ。この7つが映画に詳しくなりたい人ならやっておいたほうがいいことです。

1.映画本を読む

まず映画選びについて。

インターネットサイトのランキングに頼らず映画本を買ってみよう。

一般教養として見ておいたほうがいい映画を探そうとググってみても、ネット上にはSEO対策(グーグル検索で上位表示させるための対策)されただけの薄っぺらい情報のほうが多い。

検索して見てみても「それは入らないだろ!」とツッコみたくなるなるようなものも多く含まれている。

映画好きブロガーがおすすめ映画としてセレクトした作品でも、良作ではあるけど難解なドキュメンタリーとかも含まれている。読み手が欲してそうなおすすめ映画ではない場合もあったりする。

そのため、いずれそういう映画をまとめた記事をつくるつもりでいるのだが、まだ書いていない。書こうとしたことは幾度とあるのだが、なんせ膨大な量になるので、セレクトに時間がかかる。

※ちなみにおすすめ映画で検索するような人が欲してそうなおすすめのアクション映画はこの記事にまとめている。

とりあえずは、あまりネットの情報を参考にしないほうがいい。

ネットよりも本のほうがおすすめだ。

まず映画本を買ってみましょう。一つの作品の分析とか監督論とかよりも、最初は映画史において重要な作品がまとめられた本とか、映画史について書かれた本、映画評論家が100本とか1000本セレクトした本がいいでしょう。

こういった本を買ってパラパラとめくってみましょう。3000円以上する映画本だと読み応えがあっておすすめだけど、高いっていう人は2000円弱で買える本でもいいです。映画秘宝のムックはランキングとか100選とか多くておすすめですね。最近プレミアついてるけど。

気分転換にパラパラめくるだけでも記憶に残って結構詳しくなれる。ヤフー映画の点数とかを参考にして映画を見まくるよりもどう考えても中立的な視点で映画に詳しくなれる。映画秘宝系のムックにはバカ映画とかもあるけど、世界的に名作とされているようなカルト映画とかがよく載っている。

ヤフー映画を参考にしてたら『リベリオン』を映画史に残る傑作と思ってしまったりします。絶対バカにされるのでやめておいたほうがいいです。

映画ランキングが載っている本は読むだけで面白くて、僕は「映画検定」のテキストブックを自炊(電子書籍化)してiPadにいれているんですけど、これを眺めるだけでもほんとに面白い。

自炊って何?電子書籍化をするメリット・メルカリで裁断済の本が売られている理由

歴代キネ旬ベストテンが終盤あたりに載っていて、それを眺めるだけでも楽しい。

キネマ旬報のランキングなので特色が強く、岩波ホールとかで上映されてそうな芸術作品ばかりがランクインして、映画秘宝系とされているようなカルト映画とか大ヒットした作品は入っていないことが多い。

そのため全て鵜呑みにしないほうがいいけど、ランキングに載ってるタイトルを見つつ「この映画面白そうだな」と思ったりするだけで、僕はかなり映画に詳しくなった。

※最近発売されたベストテン特化型本

「9位のこの映画、有名監督の作品の割にマイナーだけど面白いのかな?」と思ったりして、ググってみたらDVDが廃盤だったりVHS化すらされていなかったりする。

例えばランクインしている作品だとジョーゼフ・L・マンキーウィッツの『探偵スルース』とかエリア・カザンの『アメリカアメリカ』とか、めちゃくちゃ海外での評判がいい作品なのになんでこんなにも見るのが困難なのかと思って、ウズウズすることがあります。後者に関しては「5.BSの映画を録画しまくる」で後述します。

僕が頻繁にリクエストしたおかげなのか、その手の映画が再販されることも多い。でも、まだまだあります。

早くコスタ=ガヴラスの『Z』『戒厳令』『告白』のBlu-rayBOX出てほしいなあ。

2.ネットの意見だけを参考にしない

続いては情報収集について。

ネット上の意見だけを参考にする人が多い。

ヤフー映画やFilmarks、Twitterの感想を参考に、見る映画を決める人が多いが、絶対にそれだけに頼るのはやめておいたほうがいい。ゴミみたいなレビューも腐るほどあるからだ。

日本の映画レビューサイトは劣悪な情報も非常に多い。なぜかというと評論家の意見を一切載せていないものが圧倒的に多いから

一般教養のない人がアート映画をボロカスに叩いたり、ストーリーを全く理解してないのに名作を酷評するということがよく起こる。頭の悪い人が、なぜ評価されているのかを全く考えようとしないまま書いたゴミみたいなレビューを参考にしていたら、見ているこちらも頭が悪くなる。

それよりもまだ、映画評論家のレビューも載っているような海外の評論サイトを参考にしたほうがいい。IMDbやロッテントマト(海外の2大映画レビューサイトです)などは評論家のレビュー・点数が載っているのでそっちのほうがまだまし。

また、先程あげた映画本も参考になる。日本のウェブメディアは現時点で発展途上で、ゴミみたいな情報で駄作が日本だけ評価が高いみたいなガラパゴス状態も起こったりするので、あまり信用すべきではない。

3.評論を聞いたり読んだりする

自分より映画に詳しい評論家やライターの意見も参考にしよう。

今一番メジャーな映画評論家は、町山智浩さんだろう。圧倒的な知識量で面白く映画を解説する名実ともにナンバーワンと言ってもいい映画評論家。町山さんの評論やラジオでの紹介を読んだり聞いたりするのはおすすめ。時間帯の割に下ネタが多くて困るが笑

あとは宇多丸さんのラジオとかでもいいでしょう。またLiLiCoさんとか斎藤工さんの書いた文章とかテレビとかでもいいでしょう。とにかく映画に詳しい人の話を聞いてみましょう。

町山さんがやっているWOWOW映画塾や午前十時の映画祭のトークイベントの動画で、映画の解説を聞いてたら目からウロコが落ちるような発見もあったりする。個人的におすすめなのは『2001年宇宙の旅』『メリー・ポピンズ』『フォレスト・ガンプ』あたり。まだまだあるのでいつかまとめるつもりです。

町山さんの本を買って読んでみるのもいい。『今のアメリカがわかる映画100本』『「最前線の映画」を読む』あたりは、読みやすくてメジャーな作品も取り上げられているので映画にそこまで詳しくない人にもおすすめできる。

 

映画好きなら読んでおきたい町山さんの本に関しては以下の記事にまとめている。

映画好きなら読むべき町山智浩さんのおすすめ本5選

100%頼るのはよくない。

ただ、Twitterやヤフー映画の意見を鵜呑みにしてドヤ顔で語りだすよりはマシです。

また、ひたすら映画を否定するような評論家とかブロガーもいるので、そこには注意。そういった人たちの意見を参考にするのは危険。特に天邪鬼なことをドヤ顔で語ってPV数を稼ぐたちの悪いブログもググると見つかります。

誰とはいいませんけど。「2.ネットの意見だけを参考にしない」で書いたことと通ずることですが、読むだけで頭が悪くなります。

4.動画配信サービス(VOD)に登録する

動画配信サービスのサブスクに登録する。

動画配信サービスに入れば、豊富なコンテンツにアクセスできる。動画配信サービスに入れば、大量の映画にアクセスできるようになる。

NetflixやAmazon Prime Video、Disney+(ディズニープラス)などの配信サービスは、数多くの映画を手軽に視聴できるプラットフォームとして広く利用されている。

これらのサービスに登録することで、最新作から名作まで、ジャンルを問わずさまざまな映画を楽しむことができる。

動画配信サービスを利用する最大のメリットは、自分の好きな時間に好きな場所で映画を観られること。仕事や家事の合間に映画を楽しむことができるため、忙しいライフスタイルを送っている人でも映画鑑賞の時間を確保することができる。

また、サービスごとに異なるラインナップを持っているため、複数のサービスを組み合わせることで、より幅広い作品にアクセスすることが可能になる。

例えば、Netflixではオリジナル作品やドキュメンタリーが充実しており、U-NEXTではクラシックな名作映画やミニシアター系映画などが豊富だ。Disney+(ディズニープラス)では、ディズニー映画やマーベル作品、スター・ウォーズシリーズを楽しむことができる。これらのサービスを上手に活用すれば、映画をたくさん見ることができ、映画に詳しくなることができる。

レンタルDVD&宅配レンタルと動画配信サービスの違い|メリットとデメリット

個人的に、映画好きにおすすめな動画配信サービスをいくつか紹介します。

この中でも、映画に詳しくなりたい人に一番おすすめなのが、U-NEXTアマゾンプライムビデオも非常に使えるが、U-NEXTは値段が高い分、上位互換として非常に優れている。

U-NEXTを簡単に説明すると

  • 見放題作品29万本、レンタル作品4万本(2023年8月時点)配信の動画配信サービスで、月額は1990円(税込2189円)。
  • 毎月1200(円分の)ポイントがついてきて、最新作のレンタルや書籍・コミックの購入、映画館でのチケットの割引などに使うことができる。(無料体験時は600ポイント)
  • 4アカウントまで作れるため、4人家族の場合実質500円で使うことができる。
  • スマホやタブレットだけでなく、テレビで見ることもできる。

というようなサービス。

U-NEXT

コンテンツの傾向的には名作映画・ドラマ・アニメなどのバリエーションがえげつなく、ほとんど見れると言っても過言ではないくらい充実している。

わかりやすくいうならTSUTAYAが選ぶ名作映画100本のほとんどを見れるというような感じ。

そしてコロナ禍の間にリニューアルして、HBO MAXのコンテンツも見放題で見れるようになった。

『チェルノブイリ』『バンド・オブ・ブラザース』などといった名作ドラマ、『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実』『ピースメーカー』などといった注目コンテンツも独占配信されている。

また、Paraviのコンテンツも見れるようになったので、『半沢直樹』『水曜日のダウンタウン』などといったTBSの人気コンテンツ、テレ東の番組なども見ることができる。

月額は2189円の動画見放題サービスではあるものの、新作のレンタルや映画館、電子書籍の購入などに使えるU-NEXTポイントが1200円分もらえるので、税込みの場合実質989円というサービスだ。実質的な価格は高いというわけでもないので映画などのエンタメが好きなら間違いなくおすすめできる動画配信サービスです。

DVD&Blu-rayを安く手に入れる方法・安く買える店

5.BSの映画を録画しまくる

映画をお得に見る方法だけど意外とみんな使っていない方法。BSの映画を見よう。

NHKBSでは非常に高い頻度で名作映画を放映している。TSUTAYAの名作コーナーとかに置いてそうな映画を年に何本も放送しているため、受信料を払っている人は絶対に録画しておいたほうがいい。

映画に詳しくない人でも知ってるラインナップがたくさん放送されている。名作をノーカットで放送してくれるので、ひたすら録画しておくに越したことない。

また、たまにとんでもないレア物映画も放送したりする。映画史に残る名作映画なのにDVDが廃盤になっていたり、そもそもVHSすら発売されていない作品も稀に放送される。

2017年放送されたハワード・ホークスの『男性の好きなスポーツ』、2018年放送されたエリア・カザンの『アメリカアメリカ』は、映画史に残る名匠の作品だが、VHS化すらされていなかった。前者に関してはDVDが発売されたが、後者に関しては今もDVD化されていないし、配信でも見ることができない。

この記事を最初から、読み飛ばさずに読んだ方ならおわかりだと思うが、後者は、「1.映画まとめ本を買う・借りる」の終盤であげた作品。キネ旬ベストテンの表を見ていたら無性に見たくなった映画だ。僕は2017年頃この作品を鬼のようにリクエストした。その結果放送してくれたのだと思う。

他にも僕はたくさんの映画をリクエストしてきたが、数十本くらい実際に放送された。

EXCELにタイトルをまとめてストック

こういうBSで放送される映画や有料チャンネルの無料放送をほとんど録画するという生活を僕は何年か続けていて、録画したものをBlu-rayに焼き付けて、タイトルをExcelでまとめて管理してるけど、しばらく見る映画に困らない量の映画のディスクがある。レンタルDVDショップに行かなくても2,3年くらいは余裕でもつくらいのディスクが家にある。

その結果、見たいと思った映画が入会している動画配信サービスで配信されていなかったとき、レンタルショップに行かなくてもいつでも棚から引っ張り出せば見れる状態になっている、というようなことが結構ある。

こういうと、録画用ブルーレイを買うのにお金がかかりそうだとか、家にそんなにもブルーレイを保存するスペースがないと思う方もいるかもしれない。

でも、Amazonで最安かつ最も売れているこのBlu-rayで、一枚のディスクにつき3本程度入るような画質でいれて、ブルーレイ対応不織布ファイルケースを使って収納すれば、リーズナブルだし全然かさばらない。

Amazonで安く売られているBlu-rayで、一枚のディスクにつき3本程度入るような画質でいれれば、リーズナブルだし全然かさばらない。この画質だとしても、Blu-rayのような画質で録画することができる。

600本映画を録画したとしても200枚程度のディスクで済むため、そこまでかさばらない。非常におすすめ。

前の月に発表されるNHKで放送される映画のラインナップをワクワクしながら待っているようなライフスタイルだと、録画し忘れることなく済む。そんな感じでひたすら録画している。ただ最近発表が遅すぎる。前まで前月の1日に放送されていたのに今は24日とかに発表されることも結構ある。早急に発表してください。

こういうことをしていると、見たいと思った作品のBlu-rayを既に持っているということが起こる。本屋で立ち読みした「西部劇を極める辞典」で紹介されていた「悪の花園」や「ワーロック」を見たいと思ったときに、すぐに見れたりする。レンタルDVDよりもきれいな画質で見ることができるのだ。

ただこのサービスは、テレビが必要になってくる。レコーダーとBSの回線も必要になってくるし、NHKの受信料を支払わなければならない。今の時代、テレビを持たないつもりでいる人はかなりいるだろう。そういう人はあまり使えない手段である。だが、映画を無料で見れる方法としてはかなり優れている。

BSを見ることができる環境に住んでいるのならば、絶対にチェックしておいて損はない。

 

WOWOWに入れば名作・話題作が山程見れて、録画もできる

 

 

WOWOWは24時間フルハイビジョン3チャンネル、すべての番組が録画できる有料チャンネル。料金プランは、3種類のチャンネルが2,530円で観られるプランの1種類のみ。

WOWOWに加入すれば3つのチャンネル、「WOWOWプライム」「WOWOWライブ」「WOWOWシネマ」が見れるようになる。

BSの9番を押せばWOWOWになり、赤青緑黃の4色ボタンで選ぶというような感じで見ることができる。

なので、スカパーの映画有料放送2〜3ch分に匹敵するような量の作品が放送されているということになる。

他にもWOWOWに入会すれば、スマホやパソコンで動画が観られる「WOWOWオンデマンド」も見ることができる。

まあこれはNetflixなどに代表される動画配信サブスクで、WOWOWで放送されない作品も見ることができたりする。特に強みを持っているのはWOWOW独自のオリジナルコンテンツで、最近は米国などで急成長しているParamount +のコンテンツも見ることができる。

WOWOWの強み

WOWOWでは映画を大量に放送していて、大量に放送しているイメージのあるスターチャンネルの数倍は放送しているんじゃないかと思えるくらい放送している。

数百本は放送しているんじゃなかろうか。劇場公開が終了してばかりの新作映画からその映画に関連する旧作映画、準新作映画、名作旧作映画などを大量に放送している。

そしてWOWOWの一番の強みはそれらを保存(録画・ダビング)して解約した後にも見れるということ

NHKで放送された映画をほぼ録画して保存する習慣のある僕はWOWOWに入ってから何百枚とダビングをした。その結果、新作映画は8割、名作旧作映画の7割がたは家の中を探せばあるんじゃないかみたいな状況になっている。

つまりWOWOWに初入会したときの2020年頃~現在の新作映画として人気・人気だった『パラサイト 半地下の家族』『RRR』『ドライブ・マイ・カー』『トップガン マーヴェリック』のような作品から、『ニューシネマ・パラダイス』『七人の侍』みたいな作品までめちゃくちゃな量の作品をサブスクに入らずとも見ることができる。

サブスクに入らないと見れないならまだしも、サブスクで配信されていない作品も中にはあったりする。そういう結構レアな作品も案外放送されているので、録画しておけばいつでも見れるようになってお得だ。

僕みたいにHDDを酷使しなくとも、月に何十本か見たい映画を録画していたら、普通に元は取れるくらい充実した映画生活が送れると思う。

また、WOWOWはオリジナルドラマを強みとしていて、良質な作品を色々とつくっているし、三谷幸喜の舞台などといったエンタメもかなり放送されている。色々なアーティストのライブ映像もかなり放送しているので、音楽が好きな方にもおすすめできる。映画だけでなくエンタメ全般激強サービスがWOWOWである。

WOWOWってスカパーとか入らなくても入れるの?

僕が昔から、WOWOWを見るには特殊な工事が必要と思い込んでいた。そういう人は他にもいるかもしれない。だけどBSが見れる環境なら見れるし、スカパーとかに入らなくてもWOWOWだけ契約することができる。

スカパー経由でも入会できるが、WOWOW単体で入った方が楽。

WOWOW契約の際に知っておくべきこと

WOWOWは最近システムが変わった。初月無料キャンペーンを取りやめたのだ。この初月無料キャンペーンは実質、2ヶ月、1ヶ月分の料金で使うことができるというもので、申し込み月の月額視聴料はかからないが、解約は契約の翌月から。そのため、2ヶ月2530円で体験できるという感じだった。

だが最近なくなって、1ヶ月2530円になった。

なのでお得じゃなくなったのだが、裏技がある。この裏技を使えば今も初月無料でWOWOWを体験することができる。

WOWOWを初月無料で体験できる方法

正直言っていつかなくなる可能性が高いので早めにやっておいたほうがいいと思う。

    WOWOWに契約する手順

    では、WOWOWに入る手順について、簡単にまとめてみます。

    まず普通に入会するケースから。

    ホームページにアクセス
    ②情報を登録
    ③テレビで15分待つ

    という手順だけです。

    まず、ホームページにアクセスします。

    そして、住所とか名前とか、入会の際に必要な情報を登録。オンデマンドのみの入会なのであれば必要ない。ただ、録画したいのなら、B-CASカード番号を準備して入会したほうがいい。

    B-CASカード番号は、テレビでWOWOWのチャンネル(BS9)に切り替えれば、番号がでてくるので、それをメモする。

    そういったものを入力して送信すれば、WEB会員IDが届きます。

    で、待ったらテレビで見れます。選局して15分程度待てば見れるらしいです。

    初入会のとき、特に深夜に入会したときは15分以上かかる。不安ならWOWOWオンデマンドのサイトに行ってみて、WEB会員IDとパスワードを入力してログインしてみましょう。ログインできるのなら問題ない。

    そして普通に見ることができるようになったら、翌日早朝から見れます。

    テレビで見ることができなくても、パソコンやスマホでは見れるようになっているので登録は完了しています。早朝からテレビで見れるということです。

    と、こんな感じで書いていきましたが、一言でいうと「思ってたよりめっちゃ楽」です。

    また、WOWOWオンデマンドのみの入会なら、それよりも楽で、普通にサブスク感覚で入会できる。B-CASカードがいらないから。録画を希望する人でも、まずWOWOWオンデマンドのみ入会して入会後にB-CASカードを登録するという方法もある。出先で入会して、B-CASカードの情報は家に帰ってから登録、みたいなこともできる。

    映画をお得に見たいならWOWOWに入るべき理由

    初月無料キャンペーンがなくなったWOWOWに初月無料で入る裏技

    6.評価とは違うものさしで映画を選ぶ

    映画を見る際、どのような理由で選ぶだろう。

    映画を趣味にしたいのなら、評価が低いから見ないとかではなく、違うものさしで選んだほうがいいです。僕は映画監督で映画を見ることが多いです。

    たとえばトッド・ヘインズの『ワンダーストラック』は、ヤフー映画などのサイトの評価は芳しくないけど、『キャロル』や『エデンより彼方に』の名匠の最新作だ。

    彼の最新作なので見ておいたほうがいい。加えて批評家からの評価は高いため、評価が低いからといって見ないのはもったいない作品だ。

    たしかに子供向け映画にしてはかなり退屈な作品だが、映像が素晴らしく、同原作者の児童文学を名匠マーティン・スコセッシが監督して、同じようなスタイルで映像化した『ヒューゴの不思議な発明』よりも好きだ。

    『ワンダーストラック』レビュー

    批評家からの評価は高いけれど観客の評判はよくない作品、もしくは真逆の作品などを見て、なぜこういった評価をされているのか。考えて映画を見てみよう。

    特に評価されている監督の作品は周りの評価が悪くても見ておいたほうがいい。後々他の作品を分析する上でのヒントになったりすることもあるからだ。見てつまらないと思ったら、「なぜあんなに面白い作品を作った監督の最新作なのにこんなにつまらないのだろう」と分析してみよう。

    名監督が撮った作品は、総合的に悪かったとしてもいいシーンが多少あったりする。いいところを見つけてみましょう。案外見つかりますよ。

    7.あまねく映画を見よう

    知らない映画も積極的に見よう。特に名作映画ならなおさらだ。

    なんか映画選びについて散々書いたあとにこれを書くのはどうなのかとも思うんだけど、映画を趣味にするにはあまねく見てください。

    ミニシアター系で上映されるようなドキュメンタリーとか、普通の人からしてみればマイナーな名作のリバイバルとか、そういう作品も積極的に見に行こう。なんとなく見に行ったら衝撃を受けるような出会いをすることもある。

    二度と見る機会がない場合があったり、レンタルとか配信で見ようにもなかなか見る気が起こらない作品もあったりする。そういった作品こそ、劇場で見ておくべきだ。人生を変えるような思いがけない出会いが待っているかもしれない。

    また、新作映画やゼロ年代とか90年代の作品だけではなくて、昔の名作もどんどん見よう。

    名作映画はその作品以降に作られた名作映画に多大な影響を与えていることが多い。

    僕が最近見たエリア・カザンの『波止場』は、間違いなく『ウエストサイド物語』、『ロッキー』、マーティン・スコセッシの作品に影響を与えている。

    言わずもがなだけど傑作だったし、映画を趣味にするなら見ておいたほうがいい。

    おすすめは午前十時の映画祭で見ること。この映画祭で僕は数多くの名作をスクリーンで見ることができた。

    昔の名作は借りたりすれば100円くらいで見ることができるけど、スクリーンで集中してみると感じ方が全然違ったりする。

    また、今の時代、レンタルDVDショップに行かなくても、手軽に大量の映画を動画配信サービスで見ることもできる。

    「4.VODに登録する」で紹介したU-NEXTは名作にめちゃくちゃ強い。そのため入会することをおすすめします。31日間無料体験もできるのでやってみてください。

    映画に詳しくなりたいなら入ったほうがいいサービスですよ。

    まとめ

    こんな感じでまとめてみました。映画を趣味にしたいけどどうやって詳しくなるのかわからないといった方向けに書いていきました。映画について語れるようになりたいだとか、にわかを脱したいという方は、ぜひとも参考にしてみてください。

    では。
    ※本ページの情報は2024年6月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。

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