
大阪なんばにある映画館まとめ。
雑記ブログから映画旅をメインコンセプトに活動することにシフトチェンジした本サイトでは、日本中のミニシアターを回って、まとめるつもりでいる。
今回は大阪のなんば・心斎橋にある映画館について、包括的にまとめてみた。前に福岡(市)版、北九州版、梅田版をまとめたことがあるけど、そのなんば版。関西には大学時代に住んでいたので、なんばにも映画を見に行ったことがあった。なんばパークスシネマには行ったことなかったけど、この前関西に行ったときに、行くことができたので、コンプしたことになる。なので、なんばの映画館についてまとめてみる。
Contents
大阪なんばにあるシネコン&ミニシアター
TOHOシネマズなんば
アクセス・なんば駅隣接 なんばマルイ
なんば駅の近くのマルイにある劇場、TOHOなんば。ラインナップ的に結構充実しているし、シネマイレージカード(ポイントカード)を貯めるために、たまに行っていた。
この劇場はIMAXシアターがあったりMX4Dがあったりと設備が充実していて、TOHO梅田と同じくらいスクリーン数が多い。なので、大阪府内でも有数の、規模の大きいシネコンの一つだ。
ただIMAXに関して言うと、どう考えてもエキスポシティのIMAXレーザーとかで見たほうがいいと思う。僕はこのIMAXで『君の名は。』を見たことがあるけど、初見でTOHO梅田のスクリーン1で見たときのほうが正直迫力あった。なんばのIMAXよりもTOHO梅田のスクリーン1で前列で見るほうがおすすめです。安いし。
▷ TOHO梅田のスクリーン1と梅田ブルクドルビーシネマを比較
また、別館は残念なところが多い。まず、場所が分かりづらく、絶対に迷う。本館と全く違うところにあって、徒歩5分くらいあるので絶対に焦る。マルハンのとこにあると覚えておきましょう。
あと、上映開始時間頃に入場すると、予告編が流れている時点で劇場内がものすごく暗いのも難点。上映開始時間に入ったら予告を5分〜10分くらい見なければならないので、上映開始時間をちょっと過ぎた頃に入るという人も多いはず。僕もそういうタイプだ。だが、この別館の劇場は、予告編の時点で周りが真っ暗でものすごく入りづらい。いろいろと使い勝手が悪かった。
▷ TOHOなんば
なんばパークスシネマ
アクセス・なんば駅隣接なんばパークス内
なんばパークス内にある劇場。大阪駅の上にある大阪ステーションシネマと同じく、松竹系。パークスガーデンが印象的な、なんばパークス内の劇場なだけあって、緑色の座席が印象的な劇場だ。
タイプ的にはほんとに大阪ステーションシネマと似ていて、上映される作品も、シネコンではなかなか上映されないミニシアター系も上映してくれる映画館だった。この前はまさにそういう映画の『エイスグレード』を見た。
アクセスがよくて、設備的にも悪くなかった。なので普通におすすめできる映画館ではある。ただ、なんば駅は梅ダンジョンまでとは言わないまでもかなり入り組んでいるので、あまり行ったことない人は絶対に迷う。初めて行くときは注意したほうがいい。
加えてこの劇場、地上8階にあるので、なんば駅の近くにあるからといって地下や地上1階から行こうとしたら地味に時間がかかるので注意が必要。エスカレーターを使っていったらものすごく時間がかかる。こういう点でも大阪ステーションシネマと似ているなー。
大阪・心斎橋にあるミニシアター
シネマート心斎橋
アクセス・心斎橋駅から徒歩7分
シネマート心斎橋はビッグステップの中にあるミニシアター系の劇場。テアトル系列の映画館なので、サービスデーが多い。シネ・リーブル梅田やテアトル梅田で上映されているようなミニシアター系が多いのはもちろん、リバイバル上映も結構やっている。僕が今まで見に行ったことのある作品も、『狂い咲きサンダーロード』とか『マイ・ビューティフル・ランドレット』とかで、過去の名作のリバイバルがほとんどだった。他にはB級感の強いアジアのアクション映画とかが多い印象。
待ち時間はスタバで作業して、映画が終わった後は同じ施設内にあるピンボールアーケードで遊んで帰るのが定番。
▷ シネマート心斎橋
なんばの映画館でおすすめは?
なんばのシネコン2つに関しては、まあ近くにあるなら通いそうな劇場ですね。ミニシアター系も上映してくれて、シネコン系にも強い。そしてポイントカードも貯まりやすいので、なんば近くに住んでいるのなら通っていると思います。
ただ、僕が個人的におすすめなのはシネマート心斎橋ですね。なかなかスクリーンで見れないような作品も上映してくれるので、これからも頑張ってほしいです。
なんばパークスシネマユーザーはU-NEXTを体験すべき
大阪・大阪近辺に住んでいる映画好き、とりわけなんばパークスをよく使っている映画好きにおすすめなサービスがある。動画配信サービス、U-NEXTだ。なぜかというと、U-NEXTポイントを有効活用できる映画館が大阪府内に多いからです。
U-NEXTとは
- 見放題作品 80,000 本、レンタル作品 50,000 本を配信している動画配信サービスで、月額は1990円。
- 毎月1200ポイントがついてきて、最新作のレンタルや書籍・コミックの購入、映画チケットの割引などに使うことができる。
- 4アカウントまで作れるため、4人家族の場合実質500円で使うことができる。
- スマホやタブレットだけでなく、テレビで見ることもできる。
といったような感じの動画配信サービス。
動画配信サービスといえば、NetflixやHuluを思い浮かべる人が多いと思うし、U-NEXTはそういったVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスで最も過小評価されている節のある、非常に評判のよくないサービスだ。
見放題で見れるコンテンツが少ないのに、高いイメージがついている。そもそも僕も、入る前まではそこまで期待していなかった。評判通り見れるコンテンツが少ないサービスだと思っていて、なにより映画館の勧誘でいいイメージを持っていなかった。
だけど入ってみたらびっくり。見れるコンテンツがめちゃくちゃ多い。結構高いけどコストパフォーマンスはかなり高い動画配信サービスだった。はやく映画館での勧誘をやめていただきたい。
新作は見放題で見れないが、映画にそれなりに詳しい人ならコンテンツの量にびっくりするはず。コストパフォーマンスは非常に高い。TSUTAYAの名作コーナーに置いているような作品は他の動画配信サービスに比べてカバー率が高いし、他の動画配信サービスやレンタルショップを回っても見つけることが難しい作品も多い。
例えば、2019年10月現在で、
ベルリン・アレクサンダー広場(ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー)
立ち去った女(ラヴ・ディアス)
ビッグ・シティ&チャルラータ(サタジット・レイ)
家族の肖像(ルキノ・ヴィスコンティ)
日活ロマンポルノもろもろ
なども見放題で見れる。アップリンクが配給しているなかなか見放題に入ってなさげな作品とか、廃盤化したDVDを買わないと見れないイメージの強い作品、アマゾンで400円レンタルしないと見れなさそうな作品も、見放題で見ることができる。
料金は1990円+税なので、2000円を超えてくる。そのため高いという口コミもある。
だが、先述の通り、いろいろなことに使えるポイントが1200円分ついてくるので実質800円だ。とはいえど、毎月1200円分のポイントを使えたところで、使い道がなければ意味がない。果たして、無駄遣いせず、自分の満足行くような使い道でポイントを消費することができるだろうか。
僕も昔は無駄遣いしていた。映画の新作のレンタルは500ポイントくらい消耗する。なので、「なんで見放題で見れる作品がこれだけ充実しているのに、わざわざ高いお金出して新作見なきゃいけないんだよ。」とずっと思ってました。
今この記事を読んでいる人も、有効期限内にポイントを使い切るために見たくもないコンテンツをレンタルするということが起こるのではないか、と思っている人もいると思う。
正直言って、映像コンテンツをレンタルするのは、おすすめできません。
僕も最初は使い道がよくわからず無駄遣いしていましたが、最近は普通にポイント有効活用しているので全く不満には思ってません。映画館で使えば有効活用できる。映画館で1200円分、使うことができるのだ。
1900円払えないじゃんって思うだろうけど、結構このポイント融通がきく。差額支払いが可能だし、サービスデーのときとか、IMAXなどの追加料金などに使うことができるのだ。なので、普通の日に行っても、ポイントをすべて消化して、700円で見れるのだ。
僕は基本ユナイテッド・シネマの会員デーで見ることが多いので1100円で済む。会員デーに見に行けば月のポイント丸々使っても100ポイント余るような感じになる。
また、僕はドルビーシネマでも見ることが多いので、その追加料金に使ったりする。ドルビーシネマの追加料金は500円とか900円なので、ドルビーシネマの追加料金のみにポイントを消費すれば、月に2回以上見ることができる。
それを考えたらかなりお得だと思います。解約後に、余ったポイントを使うこともできるので、気軽に体験できる。
▷ U-NEXT解約後に、残ったポイントで映画館のチケットを割引購入してみた
なので、早めに体験しておくことをおすすめします。
ガチな映画好きなら、「こんな良質な映画が色々見れるサービスなのになんで今まで入ろうとしなかったんだ......。」と思ってしまうような、そんな動画配信サービスです。
U-NEXTポイントは、TOHOなどの劇場では使えず、劇場が限られてくる。とはいえど、大阪の場合は、なんばパークスシネマで使うことができる。他のエリアでも近郊に住んでいたとしても
・大阪ステーションシネマ
・梅田ブルク7
・109シネマズ(箕面・エキスポシティ)
・ユナイテッド・シネマ(岸和田・枚方)
などで使うことができる。基本的にTOHOで見る人でも、たまに、TOHOでは上映されない映画がなんばパークスシネマだけで公開されていて気になったりすると思います。また、超大作をドルビーシネマやIMAXレーザーで見たいと思う人も多いはず。
そんな人にはおすすめです。2000円程度で、映画を1本見れるくらいのポイントがもらえて、ハイパーリッチなコンテンツ量の動画配信サービスも使うことができます。他に雑誌とかも読み放題だったりいろんな特典がついてきます。
映画好きなら一度は絶対に体験しておくべきサービスです。
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