ドルビーアトモスの映画の違いって何?TCX(大スクリーン)&ドルビーアトモスで見る映画はジェネリックドルビーシネマか

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ジェネリックドルビーシネマ感想。

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大スクリーン&ドルビーアトモスで見れる映画館で映画を見てみた。「ドルビービジョン」と「ドルビーアトモス」、「迫力あるスクリーン」が組み合わさればドルビーシネマになるが、まだまだ劇場数は少ない。現時点(2019年11月)で日本に4箇所しかない。

この4箇所のドルビーシネマを僕はすべて回ったことがあって感想・まとめ記事を書いたこともあるので気になる方はぜひ読んでみてほしい。

(2022年6月追記)今は全国7館です。行けてないところは行き次第更新してます。

Tジョイ博多ドルビーシネマ感想

梅田ブルク7ドルビーシネマ感想

京都ドルビーシネマ感想

MOVIXさいたまドルビーシネマ感想

丸の内ピカデリードルビーシネマ感想

ドルビーシネマ徹底比較

ドルビーシネマはあまり普及していないが、似たような上映形式なら、案外普及している。

ドルビーアトモス×大スクリーンだ。今回は久々にTOHO梅田に行って、スクリーン1(TCX)+ドルビーアトモスで、『アナと雪の女王2』を見たのでその感想を書いていく。

結論から言うと、300円高くなるけど、ドルビービジョンつけて見たほうがおすすめ。です。

ドルビーシネマとは

ドルビーアトモスの説明に移る前にドルビーアトモスを採用しているドルビーシネマについて簡単に説明します。

ドルビーシネマはIMAXデジタルシアターのような上位互換の上映形式で、日本にもポツポツでき始めている。

「ドルビーラボラトリーズ (Dolby Laboratories, Inc.)」が開発した、最新のシネマフォーマットで、

「ドルビービジョン」と呼ばれる映像と「ドルビーアトモス」という音響で映画を楽しむことができる。

基本的にドルビーシネマの料金は、2Dは+500円、3Dは+900円。

IMAXデジタルシアター、IMAXレーザーの場合は劇場にばらつきがあり、400円・700円(+100)のグランドシネマサンシャインや、500円・900円のユナイテッド・シネマなど、劇場によって違う。価格帯は同じです。

現時点(2019年11月)で、

Tジョイ博多
梅田ブルグ7

MOVIX さいたま
丸の内ピカデリー

にあり、

ミッドランドスクエアシネマ(2019年12月)
MOVIX 京都(2020年春)

にもできる予定。

ドルビーシネマの特徴

ドルビーシネマの特徴について簡単に書いておくと、基本的にIMAXと似ていますが、大きな違いが2つあります。

それ以外はほとんどIMAXと同じような感じで、上位互換シアターなだけあって、迫力あるスクリーンサイズで、映像が美しい。

音響面も通常の劇場よりアップグレードしている。特に映像が美しく、僕はIMAX・IMAXレーザーよりもドルビーシネマのほうが好きです。

ドルビーシネマは真っ黒なスクリーンが売り

「ドルビービジョン」が大きな特徴のドルビーシネマ。このドルビービジョンが、IMAXよりも映像の美しさが優れている。

映画の上映時間になると、テンションがあがるデモンストレーション映像が流れました。
黒い画面がスクリーンに写っています。こんな感じで。

通常のスクリーンと同じような、ちょっと明るめな黒です。

で、これがこうなる。

真っ黒。すごい。

これ、デジタル媒体で見てもわからないでしょうけど、暗闇のスクリーンで見ると感動しますよ。真っ暗にして見比べてみてください。

最初のスクリーンは、真っ黒にちょっと白要素の加わった色をしているんですよね。普通のスクリーンの色って光の影響とかでこんな感じになってると思うんですが、これが一気に真っ黒になる。

とにかく黒が鮮やかで映像がめちゃくちゃきれい。普通のスクリーンとぜんぜん違う。とにかく黒の表現が通常のスクリーンと格が違う。画面が大きくて鮮やかなIMAXを優に超えていて、ずっとこの画質で映画見たい……。と思ってしまうような映画体験ができる。

いつもどおりの映画を見ているのに、きれいすぎて見たことない映像になっている。暗転するシーンとかが、完璧な黒。普通の映画館で見る暗転が明るく感じてしまうほど、真っ暗な映像で映画を見ることができます。

このドルビービジョンがほんとにすごい。個人的にIMAXレーザーの映像より好き。

今まで、IMAXデジタルシアター(通常のほう)で課金したいと思ったことはほとんどなかったけど、ドルビーシネマを体験してからは、基本的にやってる作品はドルビーシネマで見るようになった。それくらいすごいです。

ドルビーアトモス

そしてドルビーシネマではドルビーアトモスというドルビー独自の音響システムを採用している。このドルビーアトモスの音響がIMAXよりもすごいんじゃないかというくらいすごくて身体にビンビン振動が伝わってくる。極上の音響で映画を楽しむことができるのが、ドルビーシネマです。

ジェネリックドルビーシネマこと、ドルビーアトモスとは

ここからが本題です。

では、今回扱うジェネリックドルビーシネマこと、ドルビーアトモス映画とは何かというと、先程も出てきた「ドルビーラボラトリーズ (Dolby Laboratories, Inc.)」が開発した音響システム、ドルビーアトモスで映画を見るということだ。

つまり、ドルビーシネマの音響だけを体感できるような映画上映形式という感じになる。

ドルビーシネマは映像もIMAXみたいにすごいですが、ドルビーアトモスで見る映画は映像はスタンダードな上映形式で見る映画と同じであるものの、音響に関しては上位互換というような感じです。

この「ドルビーアトモス」という音響は、ドルビーシネマが日本にやってくる前からあった。調べたところ、TOHOシネマズららぽーと船橋に2013年初上陸したよう。(ソース)

今現在、

TOHOシネマズ仙台
TOHOシネマズららぽーと富士見
イオンシネマ幕張新都心
USシネマ木更津
TOHOシネマズららぽーと船橋
TOHOシネマズ柏
グランドシネマサンシャイン池袋
TOHOシネマズ日比谷
TOHOシネマズ新宿
TOHOシネマズ六本木ヒルズ
TOHOシネマズ日本橋
シネマサンシャイン平和島
ミッドランドスクエアシネマ
イオンシネマ名古屋茶屋
TOHOシネマズ赤池
イオンシネマ京都桂川
TOHOシネマズ梅田
TOHOシネマズくずはモール
イオンシネマ和歌山
アースシネマズ姫路
イオンシネマ岡山
シネマサンシャイン下関
TOHOシネマズアミュプラザおおいた
シネマQ
シネマライカム

などでも体験できる。通常の音響よりもかなりアップグレードしているので、迫力ある音響で映画を楽しめるのだ。

そして基本的に、ドルビーアトモスを採用している劇場のスクリーンはかなり大きい。

TOHOシネマズのTCXや、各劇場で最も大きなスクリーンなどで採用しているので、「迫力あるスクリーン」&「ドルビーアトモス」で映画を楽しめる。

つまり、

ドルビービジョン(黒の美しさが印象的な映像)×ドルビーアトモス(極上の音響)×大スクリーン

が売りのドルビーシネマと比較すると、ドルビーアトモスで見る映画は

ドルビーアトモス(極上の音響)×大スクリーン

というような感じになる。

映像は普通であるものの、「ドルビーアトモス」の音響で大スクリーン(TOHOのTCXなど)の劇場で見れば、+200円くらいでジェネリックドルビーシネマとも言えるような迫力ある映画体験ができそうだ。

ドルビービジョンはついてこないが、「ドルビーアトモス」で迫力あるスクリーンで見れるので、ちょっとお得。

ドルビーシネマの料金は基本的に2Dは+500円、3Dは+900円。だが、ドルビーアトモスの追加料金は+200円程度で済むのでちょっと安い。

果たしてこのジェネリックドルビーシネマ、今までドルビーシネマで映画を8本(思い出した限り)見ている僕が見てどんな感じだったのか、書いていきます。

TOHO梅田スクリーン1TCX

まず、TOHO梅田のスクリーン1はこんな感じです。

関西のシネコンの中では、かなり大きい方だと思う。僕が知る限り、課金せずに(昔は)見ることができたスクリーンでは一番大きい。なので、大学時代よく行ってました。『君の名は。』『ラ・ラ・ランド』とか見たことがある。今回は大学を卒業して以来、2年ぶりくらいに見に行きました。

ドルビーアトモス×TCX感想

久しぶりに体験して思ったのは、スクリーンのサイズ、梅田ブルク7のドルビーシネマのスクリーンに似ているなということ。迫力的には、結構似ています。そして音響的にもドルビーシネマ。ドルビーシネマと同じ、ドルビーアトモスの音響で映画を楽しむことができるので、やっぱり迫力がある。

とはいえど、やっぱりドルビーシネマ一番の特徴であるドルビービジョンがないので、ちょっと物足りなさを感じてしまう。今回見た『アナと雪の女王2』は絶対ドルビーシネマ映えするような映像の美しい作品だったので、ドルビーシネマで見るべきだったかなと思いました。

あと、ドルビーアトモスと通常の劇場音響の違いって、「よく映画を見てる人ならわかる」くらいのものなんですよね。僕からしたらすげえ音響いいと思うんですけど、普段映画を見ない人なら「こんなもんじゃね?」って思ってしまうかもしれない。

おそらく立川シネマシティの極上音響上映ってこんな感じなんじゃないのかなって思うんですが、通常の映画よりもボリュームが若干アップしていて音響がいい。

極上爆音上映みたいな感じではないけど、迫力がある。だけど、映画をあまり見ない人でも違いがすぐわかるほど明快な違いはありません。人によっては「これに200円払うの?」と思ってしまうかもしれません。なので、音響面を期待するよりも、大スクリーンの迫力に200円払うと思って体験したほうがいいかもしれません。

まとめ

個人的に、ドルビーアトモスというのを体験したのは地味に初めてだった今回の映画体験。

音響面ではドルビーシネマと同じだし、迫力的にも思いの外ドルビーシネマと似ていましたが、やっぱり映像はきれいなほうが好きなので僕は300円課金してドルビーシネマで見ると思います。

ですが、ドルビーシネマが近くにない方でドルビーアトモス対応の劇場が近くにある方は、ドルビーアトモスで見るという手もアリだと思います。

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