映画館を巡る旅4・観光しない大阪京都

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この前久しぶりに関西に行った。理由はなんとなく、7月は関西に行きたいなと思っていたので、行きたいイベントとか映画のスケジュールを考えながら日程を決めた。関西は僕の第二の故郷的なポジションで、大学時代は4年間関西に住んでいた。

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大学が無い日は大阪駅の蔦屋書店に入り浸っていたし、梅田や塚口の映画館に足繁く通っていた。僕にとっては昔から行き慣れているところなので、今回は久しぶりに大学生気分で大阪・京都の主要都市に遊びに行ったように回っていった。

今回の旅行の第一の目的は、僕が入っているオンラインサロンの京都交流会。ほかはプラネットプラスワンとかに行けたらいいなみたいな感じ。あと午前十時の映画祭を見たかったしテアトル系列の映画館にも久しぶりに行きたいと思っていた。

そこまで大きな目的はないが、サイトにまとめられるようにいろいろな映画館にはできるだけ回ろうとした。特にプラネットプラスワンは一度行ったことあったけど、ネットで調べてみてもよくわからないのでどんな感じなのかについて書きたかったし、新規の映画館をなるべく開拓した。

結局今回の旅で

テアトル梅田/シネ・リーブル梅田
TOHOシネマズなんば
大阪ステーションシネマ
梅田ブルク7(ドルビーシネマ)
プラネットプラスワン
シネ・ヌーヴォ
第七藝術劇場/シアターセブン
出町座
京都文化博物館フィルムシアター

に行くことができた。テアトル系列のミニシアターとシネコンに関しては全部行ったことがあって、プラネットプラスワン・第七藝術劇場に関しては一度・数回行ったことがある。だけど他の映画館は初めてのところばかりだった。こういった映画館を回りつつ、テアトル系列のサービスデーで映画を見たりもして、結局平均一日2本見ていた。なので、計14本見た。

0日目〜1日目

高速バスセンターに早めに着いたので近くのバーガーキングに行って夕食を食べる。初っ端から先が思いやられる食事をする。

バスセンターに戻り仕事をしつつバスの時刻を待った。

今回乗ったのはユタカライナー。たぶん今まで乗ったことはない。夜行バスには関西から東京に旅行に一人旅に行くときとかに乗ったことがあるけど、ユタカライナーに関しては今回乗るのが初めてだった。

乗り心地としては、あまりよくない。昔は夜行バスに乗ってネカフェに宿泊とか当たり前にやっていたのに、もう最近は全然寝れなくなってしまっていた。というか、真夜中でも2時間おきにトイレ休憩があって明るくなるから絶対に起きてしまう。ここまで劣悪な環境だったっけかと思いつつ、寝ようとしても満足して寝れないまま夜が明けた。帰りは高くてもLCCにしようかと思った。

なんば・心斎橋をブラブラする

なんばに着いてから近くのうどん屋が美味しそうだったのでそこで朝ごはんをとった。天政という店。

期待以上にうまかった。関西らしいダシの効いたスープが美味しい。おすすめ。

食後はスタバで仕事とか旅程を練ったりとかLCCで帰るとしたら何円かかるのかとか調べていた。

10時50分頃に出たら同じ施設にあるゴンチャが11時オープンということを知る。行ってみたらすぐに買えた。待ち時間2分位なんじゃね?びっくりした。まさかほとんど並ばずにタピれるとは思わなかった。

タピった後は大学時代に何度か行ったことのあるピンボールの店にいった。同じ施設にあって、アメリカのゲーセンに置いてあるようなピンボールマシンがめちゃくちゃ置いている。

サウスパークとかデッドプール、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのピンボールをプレイした。一番好きだったのはビートルズのやつでしたね。ただ単に一番うまくプレイできたからなんだけど。

十三へ

心斎橋から移動して十三に向かう。大学時代にも何度か行った第七藝術劇場に向かった。サービスデーで安く見れたので、まだ見ていなかった『青の帰り道』のチケットを購入。

映画まで待ち時間があったので十三で一番うまいラーメン屋に行ってみた。都市部に行くと絶対各地の食べログで一番点数の高いラーメン屋に行ってしまいがちなのが僕の悪い癖である。

桐麺というお店で、濃厚な味付けでマジでうまい。次行ったときも行ってしまいそう。

第七藝術劇場

食後マクドでコーヒー飲んで上映時間まで待った後、第七藝術劇場に戻って『青の帰り道』を見た。

さやわか青春ものかと思いきや陰鬱な展開ばかりの作品だったので心身ともに疲弊した。よくできてる作品だったけど、疲れている時に絶対見たくない作品だった。

第七藝術劇場・映画館情報

プラネットプラスワン

続いてプラネットプラスワンに行った。プラネットプラスワンは中崎町にあるミニシアターで、僕は大学時代に一度見に行ったことがある。その時はハワード・ホークスの『モンキー・ビジネス』を見た。こういったような映画史に残るような名監督の作品を結構上映している映画館だ。

プラネットプラスワン・映画館情報

今回上映していたのは『ローレル&ハーディ トーキー短編集』。『極楽ピアノ騒動』『極楽ボート騒動』『水よりも濃し』の短編3本だ。ローレル&ハーディの作品は今年公開された彼らの伝記映画、『僕たちのラストステージ』を予備知識のほとんどない状態で見て気になっていたので今回見た。

今回代表作を見てみて、『僕たちの...』でどのようにギャグが引用されていたのかを知ることができた。加えて『僕たちのラストステージ』はローレル&ハーディの作品を知らない状態で見ても十分楽しめるのでぜひ見てほしい。この作品を見てからローレル&ハーディの作品を見る感じでもかなり楽しめた。伝記映画として非常に完成度が高いなと思いましたね。激似だし。

※今回見た作品はおそらくDVDになっていない。

宿は近くのゲストハウスにagodaで予約して泊まった。1000円ちょっとで泊まれてびっくりした。

2日目

2日目が一番いきあたりばったりな感じだった。唐突に梅田で映画を2本見ることに決め、前から決めていたシアターセブンに向かった。

サイゼリヤの食べ放題?!

朝食。サイゼリヤの食べ放題があるということを知って気になったので行ってみた。

梅田のOSビルにあるサイゼリヤは1000円でモーニングビュッフェをやっている。

ウインナー、ポテト、フライドチキン、鯖の塩焼き、ほうれん草のグラタン?などが食べ放題。サイゼリヤっぽい味のものが食べ放題で食べれてサラダも食べ放題。ガッツリ食いたい人にはいいと思います。

梅田ドルビーシネマ

続いて梅田のドルビーシネマに行って『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』をみた。そもそもはエキスポシティのIMAXレーザーで見る予定だったものの、ムビチケを買った後にIMAXレーザーはムビチケを使えないということを知った。かなりがっくりきたけどせっかくなので梅田にできたばかり(6月28日できたよう)のドルビーシネマに行くことにした。博多のドルビーシネマに行き慣れていて梅田のドルビーシネマに行ったことある人、あんまりいないんじゃね?

結論としては、映像面ではドルビーシネマだけどスクリーン的にIMAX感があって個人的には福岡のほうが好きです。比較記事も書くと思います。

書きました・梅田ブルクのドルビーシネマ感想

梅田をぶらぶら

続いてサービスデーのシネ・リーブル梅田に行って見逃していた『SANJU』を見る。『きっと、うまくいく』の監督の新作。長い映画は基本的にスクリーンで見ておきたい派なので見れてよかった。

そして晩ごはんはシェイクシャックに行ってみた。ドリンク付きで1500円位。初めて行ったけどこんなに高いとは思わなかった。うまかったけど。

シアターセブン

続いてシアターセブンで今泉力哉監督特集『パンとバスと2度目のハツコイ』を見た。TSUTAYAとかGEOとかで借りて見れるけどせっかくなので行ってみてみた。おしゃれなパン屋みたいな雰囲気の作品で『愛がなんだ』よりも好きかもしれない。

シアターセブン・映画館情報

2日目の宿もagodaで予約してなんばに泊まった。

3日目

3日目は映画見て仕事して映画見るといった流れになった。

午前十時の映画祭1

午前中はなんばに行って『日本のいちばん長い日』をみる。

午前十時の映画祭にはよく行っていたけどなんばはあまり使ったこと無い。今まで見たことあるのは『めまい』『雪之丞変化』くらいかな。大阪ステーションシネマや西宮OSは違うラインナップ(後述の『八甲田山』)だったのでなんばに行って見た。

午前十時の映画祭10について

テアトル梅田

映画が終わり梅田に移動。カフェでしばらく仕事した後はテアトル梅田に向かって『COLD WAR あの歌、2つの心』を見る。地元でも上映しているけど、料金的に安くなるしと思って見る。映画が終わってからは天神橋筋六丁目方向の宿に向かった。

今回の旅行では基本的にゲストハウスばかりに泊まったけど、コインランドリーで洗濯する必要があったので、3日目は個室ビデオに泊まった。

洗濯しなければならない日は、行ったことのないゲストハウスはあまり行かないほうがいい。僕は基本的に乾燥機にかけられないタイプの服ばかり着ているので、コインランドリーを回した後は干せるスペースがあったほうがいい。夏なら干せばすぐ乾く。

そう考えると、一番ベターなのはビジネスホテルだけど、次にベターなのは干せるスペースを間違いなく確保できるネットカフェや個室ビデオだ。ゲストハウスやカプセルホテルの場合、自分の寝るスペースに干せるようなスペースがない場合がほとんどなので、こういう日にゲストハウスに泊まるのはおすすめしない。

一度いったことのあるゲストハウスで洗濯物を干せるスペースがあるのを確認済みの場合はゲストハウスでもいいと思う。

ネットカフェに泊まるメリット・デメリット

個室ビデオに泊まるメリット・デメリット

4日目

梅田で作業

4日目も梅田がメインだった。夜から九条のほうに移動するけど、5時位まで梅田周辺で作業していた。

朝食は天神橋筋六丁目にある十八番という店に行ってみた。これがまた大当たり。安くて美味しい料理をお腹いっぱい食べれるタイプの定食屋さんだった。

続いて絶滅危惧種だと思っていたクリスピークリームドーナツを見つけたのでそこでしばらく作業。関西ではまだ何店舗かあるよう。福岡に戻ってからは全然みなかったけど。

昼頃に違うカフェに移動して仕事をした。

シネ・ヌーヴォ

17時頃に梅田を離れてシネ・ヌーヴォで映画を見ようと九条方面に向かう。漠然と西九条のほうだろうと思って西九条のゲストハウスをagodaで予約したけど、あとでシネ・ヌーヴォが九条にあって歩いて40分以上かかることを知る。なので仕方なく阪神電車に乗って移動することに。片道200円。なんばとあまり変わらない笑。

シネ・ヌーヴォでは『赤い鳥逃げた?』『マルリナの明日』を見た。『赤い鳥逃げた?』はVHSにもなってなさげな日本映画で、『マルリナの明日』は現時点で福岡の公開は決まっていないインドネシア映画だ。運良くレアものを見れた。

シネ・ヌーヴォ・映画館情報

帰りは大学時代によく行っていたラーメン屋・しぇからしかの支店が近くにあったので行ってみることにした。懐かしの味がまさかこのタイミングで食べれるとは思わなかった。

5日目

京都へ

西九条から京都に向かった。自分の入っているオンラインサロン、PLANETS CLUB の交流会に参加する。主催者の宇野(常寛)さんも参加するイベントで、宇野さんだけでなくいろいろな人からいろいろな話を聞けました。

二次会(inサイゼリヤ)にも参加したけど映画見るために途中離脱。

京都文化博物館

二次会会場から徒歩15分位にあった京都文化博物館のフィルムシアターでちょうど映画をやっていたので行ってみる。京マチ子映画特集で溝口健二の『雨月物語』をやっていた。超名作なのになかなか見る機会に恵まれなかった作品だったので見に行ってみた。

施設内は撮影禁止だったので写真はないですが、思ったよりもきれいでスクリーンも大きかったです。福岡市総合図書館よりは居心地いいです。おすすめ。

京都文化博物館フィルムシアター・映画館情報

福岡市総合図書館シネラ・映画館情報

帰りは大学時代に何度か行ったマジでうまいつけ麺屋・すがりに久しぶりに行った。久々に食べたけどマジでうまかった。

出町座

河原町のゲストハウスにチェックインしたあと、出町座で『スケートキッチン』を見た。地味に遠い。

普段はこういうときサービスデーのときに見れるように調整するけど今回は仕方なく通常料金で見た。『スケートキッチン』は現時点で九州での上映予定はない。期待以上によくできた映画だった。案外おすすめ。

出町座・映画館情報

6日目

6日目は梅田に移動して映画見て仕事をしてゲストハウスでゆっくりしていた。

午前十時の映画祭2

この日は午前十時の映画祭で『八甲田山』を見る予定だったけど、どこの映画館にするか迷っていた。前日は大津も候補に入れていたし、電車に乗る前までは高槻も候補に入れてた。西宮OSに行ってもいいなと思いつつ、やっぱり梅田でゆっくりしよと思い大阪ステーションシネマで見た。

大阪ステーションシネマで何度か午前十時の映画祭は見たことあるけど、会員になってもポイントがあまりたまらなかったのでそこまで頻繁に使わなかった。見たことあるのは『さらば、わが愛/覇王別姫』『戦場のピアニスト』『アンタッチャブル』だけかな?久しぶりに使った。

映画が終わってからは、いつか行ってみたかった玉造の有名うどん屋、TKUの店が大阪駅にできていたのを知ったので昼ごはんに行ってみることに。鶏天が超うまかった。

食後はスカイビル付近のカフェで作業してスカイビル付近のゲストハウスに泊まった。

7日目

火曜日。テアトル系列のサービスデーなので映画を2本見ることに。

シネ・リーブル→ウィラー→シネ・リーブル

まずもうそろそろ地元の映画館でも上映が終わりそうな『ガラスの城の約束』を鑑賞。この作品も『スケートキッチン』と同じく期待以上によくできていた作品だった。

空き時間にウィラーエクスプレスカフェに行ってみる。1時間900円で食べ放題のランチがあった。かなりコスパ高い。

食後、今回の映画ラスト『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を見る。3時間半の大作ドキュメンタリー。満員御礼だった。通常2000円のところ会員だと1200円で見れるので、座席の95%位埋まっていた。

ただ満員の劇場で3時間半の映画を見るのってかなり辛くて3時間10分あたり熱くて頭がぼーっとしてた。もうちょっと冷房効かせてほしい。マナーの悪い客もいたし加齢臭もムンムンしたしでストレスが溜まった。映画が終わってスクリーンから出たら冷房がめちゃくちゃ効いていて地獄から解放されたような気分になった。

福岡行きのバスに乗る

今回はユタカライナーではなくオリオンバス。寝心地はやっぱりしんどい。3時くらいからゆっくり寝れた。

まとめ

映画見に行くかーと大学時代に梅田や京都に行った日を7日続けたような旅になりました。映画代だけでも普通に考えて1万5000円以上使っているし、金を使いすぎたので今年の夏はあまり金使わないようにしようと思います笑

今回見た映画

『青の帰り道』(第七藝術劇場)
『パンとバスと2度目のハツコイ』(シアターセブン)
『SANJU』『ガラスの城の約束』『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』(シネ・リーブル梅田)
『COLD WAR あの歌、2つの心』(テアトル梅田)
『ローレル&ハーディトーキー短編集』(プラネットプラスワン)
『赤い鳥逃げた?』『マルリナの明日』(シネ・ヌーヴォ)
『雨月物語』(京都文化博物館映像ホール)
『スケートキッチン』(出町座)

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(梅田ブルク7ドルビーシネマ)
『日本のいちばん長い日』(TOHOシネマズなんば)
『八甲田山』(大阪ステーションシネマ) 

映画館を巡る旅1・佐賀(日帰り)

映画館を巡る旅2・広島(2泊3日?)

映画館を巡る旅3・東京(5泊6日)

映画館を巡る旅3.5(番外編)・唐津

ゲストハウス・カプセルホテル予約はAgoda予約がおすすめ

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