
Netflixで見れる実話をもとにした映画&オリジナルドキュメンタリー10選。
この手の記事は、作品が配信終了したときとかリライトするのが面倒なので書くつもりあまりなかったんですが、書きました。
どこぞのキュレーションとは違って、僕が実際に見たことあって面白いと思ったものを集めてます。Netflixで実話をもとにした作品が見たい方は、ぜひとも参考にしてみてください。10作とも必見の作品です。
※この記事に載っている映画は、2019年10月現在配信されているものです。
Netflixで見れる実話系映画おすすめ10
FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー
2週間に渡ってバハマで初開催される予定だった音楽フェス、FYRE。インフルエンサーを使い派手に宣伝されたこの一大イベントは、いまだかつて無い、最高の音楽フェスになるはずだった……。
実業家の思い上がりと杜撰な運営により、明らかに大事故が起こりそうなままことが進み、期待以上の大惨事を引き起こす。
豪華な音楽フェスが行われる予定だったハバマは災害避難用テントが並ぶディストピアと化していた。ドキュメンタリーだがブラックコメディのような作品。だが、日本人にとっては笑うに笑えない。現に2020年、こんな大惨事になるかもしれない一大イベントを東京で行わなければならないということを考えると......。
イカロス
アマチュア自転車レーサーのブライアンは、競技のドーピング検査がちゃんと機能しているのかと疑問に思い、ドキュメンタリーを制作しようとする。彼は自分でドーピングを行いつつ、検査をパスしてレースに出場し、その様を記録しようとしたのだ。
そして本作を制作する際にあたって、ドーピングのスペシャリストとして、ロシアの反ドーピング機関の所長、ロドチェンコフを迎えて記録することになる。
だが、記録中にロドチェンコフはロシア政府に危険人物としてマーキングされてしまう。それはロドチェンコフが過去に行いカミングアウトした、国家ぐるみのドーピングが関係していた。そしてこの作品は、監督の制作意図とは全く違ったサスペンスフルな展開をする。
アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞作。愛国心を高めるためにオリンピックが使用される様に戦慄する。この作品を見ればもう、オリンピックのニュースを見てメダルの数がどうのこうのとか、考えることができなくなる。
▷ イカロス
ダラス・バイヤーズ・クラブ
女好きでゲイを毛嫌いしていたロデオカウボーイ、ロンは突如エイズで余命30日と宣告される。当時ゲイ特有の病気だと思われていたエイズにかかったことにロンはショックを受けるが、調べていくうちに異性との性交渉でも感染すること、アメリカで認可されている薬が少ないことを知る。
そして彼はメキシコへ渡り、無認可の薬を米国に密輸しようと試みる。そんな中偶然出会ったトランスジェンダーのエイズ患者、レイヨンと国内未承認の薬を患者に配布する「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立する。
もともと差別する側だった彼が、マイノリティのために奔走する様を描いた作品。マッチョなイメージの強かったマシュー・マコノヒーがガリガリになって主人公を熱演する。
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
エニグマ。それは第二次世界大戦でドイツ軍が用いた解読不可能といわれた暗号。この暗号に挑んだ天才数学者、アラン・チューリングは、解読するのではなく、暗号解読装置(チューリングマシン)を作ろうとする。
劣勢だったイギリスの勝利に貢献し、その後コンピューターという概念を発明したアラン・チューリングの数奇な人生を描いた伝記ドラマ。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
両親の離婚にショックを受けたフランクは、単身でニューヨークに引っ越す。お金に困った彼は、偽装小切手詐欺をはじめたことをきっかけに、パイロットや医者、弁護士などに成りすまして荒稼ぎするようになる。
1960年代に実在した詐欺師の実話を描いたスピルバーグ監督作。フランクを演じるのはレオナルド・ディカプリオ。彼と「追いかけっこ」を繰り広げるFBI捜査官カールはトム・ハンクスが演じる。
デトロイト
1967年、黒人たちの不満が爆発し起こったデトロイト暴動のさなかで、暴動鎮静のために構成されたデトロイト市警察などによる民間人への暴行・殺人事件が起こった。この「アルジェ・モーテル事件」と呼ばれる凄惨な事件を、その場にいるように体験させるホラー。銃を持ったレイシストに罪のない人が尋問され、挙句の果てに罪をなすりつけられ殺される様を体験する。一度は見ておくべき傑作。
▷ デトロイト
パッドマン 5億人の女性を救った男
インドの小さな村で愛する妻と新婚生活を送っていたラクシュミは、妻が貧困のために生理用品が買えないことを知る。清潔で安価なナプキンを手作りするために実験を重ねるようになった彼は、村から変人扱いされ、妻とも離婚することになってしまう。
安価で安全な生理用品を、低コストで大量生産できるシステムを開発し、女性たちの雇用も生み出した実在の人物を描いた伝記映画。インド映画らしいミュージカルシーンもちゃんとある楽しい作品。
▷ パッドマン
パトリオット・デイ
ボストンマラソン爆弾テロ事件を題材にした実録もの。ボストンマラソンで爆発が起こり、街がパニックに包まれる中、ボストン警察のトミーは指揮官とぶつかりながら犯人を追う。
事件の4年後に制作されたとは思えない作品で、かつ実話とは思えない銃撃戦が繰り広げられる。娯楽性も高いアクションサスペンス映画。
ディザスター・アーティスト
『The Room』。それは世界で最も偉大なクソ映画。
史上最高の駄作としてカルト的人気を誇る『The Room』の制作秘話を描く作品。
演技学校でトミー・ウィソーという謎の男と知り合いになったグレッグは、彼とともにロサンゼルスに引っ越し、ハリウッドで俳優を目指すことになる。グレッグはオーディションに受かり芸能事務所と契約を交わすが、トミーは全く受からない。嫉妬したトミーは、自分たちで映画を作ってしまおうと、『The Room』という作品の脚本を書き上げ、自主映画として映画化しようとする。
どこから出てきたかわからない莫大な資産をもとにトミーは、カメラマンなどを集めて撮影が始めた。だが、初監督で何も映画製作を知らないウィソーが指揮を執る撮影現場は大混乱に陥る。
『ブリグズビー・ベア』や『カメラを止めるな!』が好きな人にはおすすめな驚きの実話。どう考えてもクソ映画だけど『The Room』という作品自体も見たくなる作品。
レヴェナント:蘇えりし者
アメリカの西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生を描いたウエスタン。
ハンター集団の案内人を務めるグラスは、先住民の襲撃から逃れて故郷への帰路に着く。だが未開の地で熊に襲われ重傷を負ってしまう。
なんとか生きながらえた彼だったが、敵意を抱いていた仲間に裏切られ、足手まといだと置き去りにされ、それに反抗した息子も殺害されてしまう。
復讐心に燃えた瀕死の男のサバイバルと逆襲を、圧倒的映像美で描く。撮影監督エマニュエル・ルベツキが得意とする長回しによる壮絶な戦闘シーンが印象的。
▷ レヴェナント
補足・Amazonプライムには入るべき
今回はNetflixで配信されているおすすめの実話系コンテンツについてまとめてみた。
おまけに、Netflixと同じくらいおすすめな、最もコストパフォーマンスのいい動画配信サービス、Amazonプライム・ビデオに関してざっくりと紹介しておきます。今回紹介した作品も、Amazonプライムビデオで見れる作品があったりします。
Amazonプライム・ビデオが特典に含まれるAmazonプライムとは、
「1日13〜14円支払えば、非常に文化的で、充実した生活を送ることができる」サービスです。
Amazonプライム・ビデオが見れる
プライム・リーディングで本がタダで読める
Kindleオーナーライブラリーの1冊をタダで読める
プライム・ミュージックで音楽聴き放題
プライム・ラジオ聴き放題
送料無料
お急ぎ便・日時指定便無料
Kindleが4000円引きに
プライム・フォトで写真が保存できる
プライムデーの参加権をゲットできる
アマゾンパントリーで日用品をまとめ買いできる
プライムNOWが使える
アマゾンフレッシュで生鮮食品が買える
プライムワードローブで試着ができる
といった特典がついてくる。(僕が特に便利だと思ったものは赤線を引いている)
Amazonプライムの料金
通常会員
アマゾンプライムには、年間プランと月額プランがある。
年間プランの場合、税込み4900円。月額プランは500円だ。
年間プランの場合、月額408円ということになるので、月額プランよりもお得だ。だけど、年間プランの場合は、年契約なのでやめたいと思ったときにやめられないというデメリットもある。
学生の場合
学生だった場合、プライムスチューデントというプランになって、通常の会員よりも安くなる。4年間入ることができて、6ヶ月無料体験ができる。月額250円、年額2450円。通常会員の半額だ。
なので、前述のように学割を体験できるのなら、学生のうちに体験しておいたほうがいい。
映画やドラマ見放題、音楽も聞けるし本も読めるといった、プライム会員のメリットを半額で体験できる上、本10%ポイント還元などといった、通常のプライム会員にはないサービスもある。
6ヶ月無料なので学生の方は気軽に体験してみてほしい。
プライム会員とプライムスチューデントの料金面での違い
プライム会員年プラン→月408円、無料体験1ヶ月
プライム会員月プラン→月500円、無料体験1ヶ月
学生プライム会員年プラン→月204円、無料体験6ヶ月
学生プライム会員月プラン→月250円、無料体験6ヶ月
プライムスチューデントのほうが圧倒的にお得だ。Amazonはお金に困っている苦学生の味方ということだ。
Amazonプライムの便利点
Amazonプライム・ビデオ
僕はこういった記事も書くような映画好きなんですが、そんな僕でも配信数に驚く程度の量が配信されている。
一度入ってみればわかりますけど、超見れますよ。半年くらいレンタルしなくても見る映画に困らないくらい普通に配信されている。
本が読み放題(プライムリーディング)
加えて、本も読み放題。Kindleのアプリを使っていろいろな本が読める。このサービスも案外ラインナップが充実している。
▷ ラインナップ一覧
プライムミュージック
あと、プライムミュージックで配信されている楽曲が、聴き放題。入ってみればわかるけど、案外聞ける。あまり音楽を普段聞かない人は、これだけで満足するかも。まあそんな人は、この記事読んでないと思いますが笑
ただこのサービス、曲が入れ替わって以前聞けた曲が聞けなくなったりすることもしばしばある。
昔はクイーンの『オペラ座の夜』というアルバムが入っていて、その中に入っているBohemian Rhapsodyなどといった楽曲を聞きまくっていたのに、もう今は聞けなくなったりとか。そういったこともある。
代わりにSomebody to Loveが聞けたりしたけど、そのかわりによく聞いてた曲が消滅することがよくあります。
こういった悩みはAmazon Music Unlimitedに入れば解決する。Spotifyプレミアムでもいいけど。さっきも書いたとおり、プライム会員ならAmazon Music Unlimitedは割引が適応されるので、かなりお得だ。
▷ 無料でAmazon Music Unlimitedを体験する
送料・お急ぎ便・日時指定無料
そして、送料無料が無料になる。
加えて日時指定&お急ぎ便も無料。会員じゃないと一定の金額買わないと送料がかかってくるし、お急ぎ便もお金がかかってくる。それがタダで何度も使える。プライムマークのついている商品は、僕みたいに九州の田舎に住んでいても注文した翌日に届きます。これが無料。
Amazonプライムに入ってゴールドカードに入ればものすごくお得
Amazonプライムは最近ちょっと値上げした。その結果お得度が増したのがこのAmazonゴールドカード。年会費10800円を支払う代わりに
・Amazonプライムの会費が無料
・Amazonショッピングで2.5%のAmazonポイントを付与
・Amazon外のショッピングでも1%のAmazonポイントを付与
・全国主要空港のラウンジが使える
といった特典がついてくる。このカードの年会費は値上がりしていないので、以前に比べてこのカードのお得度が増したことに。
そして
・「マイ・ペイすリボ」(支払いが自動的にリボ払いになるシステム)に申し込むことで、年会費が半額(5400円)に
・「カードご利用代金WEB明細書サービス」に申し込むことで1080円引き(2年目以降)
といった割引サービスもある。リボ払いに関しては超注意しなければならないけど、使用金額の上限はかなりあげられるようなので、上限にいかないように設定すればリボ払いせずに済む。
これさえすれば6480円(2年目以降)の割引を受けれる。なので、実質4320円。プライム会員費より500円以上安くなってるのだ。
つまりプライム会員の特典+ラウンジ使えて通常より500円安いということになる。加えて見た感じポイントも貯まりやすそう。超お得。なので近々入るつもりです。無職だけど。無職がゴールドカードに入れるのかいささか疑問なんですが、無職じゃないみなさんなら多分入れるので検討してみてください笑

こういった恩恵を受けれるAmazonプライム。時給800円としても1日1分くらい働けばこれだけの恩恵を受けることができる。
なので、僕は全人類が入るべきサービスだと思ってます。
補足その2・映画好きならU-NEXTを救わなければならない
U-NEXTという動画配信サービスがある。
動画配信サービスといえば、Netflix、Huluを思い浮かべる人が多いと思うし、U-NEXTはそういったVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスで最も過小評価されている節のある、非常に評判のよくないサービスだ。見放題で見れるコンテンツが少ないのに、高いイメージがついている。そもそも僕も、入る前まではそこまで期待していなかった。評判通り見れるコンテンツが少ないサービスだと思っていて、なにより映画館の勧誘でいいイメージを持っていなかった。
だけど入ってみたらびっくり。見れるコンテンツがめちゃくちゃ多い。結構高いけどコストパフォーマンスはかなり高い動画配信サービスだった。はやく映画館での勧誘をやめていただきたい。
新作は見放題で見れないが、映画にそれなりに詳しい人なら、(ポイントを使わずに)見放題で見れるコンテンツの量にびっくりするはず。コストパフォーマンスは非常に高い。TSUTAYAの名作コーナーに置いているような作品は他の動画配信サービスに比べてカバー率が高いし、他の動画配信サービスやレンタルショップを回っても見つけることが難しい作品も多い。
例えば、2019年10月現在で、
ベルリン・アレクサンダー広場(ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー)
立ち去った女(ラヴ・ディアス)
ビッグ・シティ&チャルラータ(サタジット・レイ)
家族の肖像(ルキノ・ヴィスコンティ)
日活ロマンポルノもろもろ
なども見放題で見れる。アップリンクが配給しているなかなか見放題に入ってなさげな作品とか、買わないと見れないイメージの強い作品、アマゾンで400円レンタルしないと見れなさそうな作品も、見放題で見ることができる。
料金は1990円+税なので、2000円を超えてくる。そのため高いという口コミもある。
だが、この1990円の中には、いろいろなことに使えるポイントが1200円分ついてくる。なので実質800円だ。このポイントを映画館で使えば、有効活用できる。映画館で1200円分、使うことができるのだ。
1900円払えないじゃんって思うだろうけど、結構このポイント融通がきく。差額支払いが可能だし、サービスデーのときとか、IMAXなどの追加料金などに使うことができるのだ。なので、普通の日に行っても、ポイントをすべて消化して、700円で見れるのだ。
僕は基本ユナイテッド・シネマの会員デーで見ることが多いので1100円で済む。会員デーに見に行けば月のポイント丸々使っても100ポイント余るような感じになる。
また、僕はドルビーシネマでも見ることが多いので、その追加料金に使ったりする。ドルビーシネマの追加料金は500円とか900円なので、ドルビーシネマの追加料金のみにポイントを消費すれば、月に2回以上見ることができる。
それを考えたらかなりお得だと思います。解約後に、余ったポイントを使うこともできるので、気軽に体験できる。
▷ U-NEXT解約後に、残ったポイントで映画館のチケットを割引購入してみた
なので、早めに体験しておくことをおすすめします。
ガチな映画好きなら、「こんな良質な映画が色々見れるサービスなのになんで今まで入ろうとしなかったんだ......。」と思ってしまうような、そんな動画配信サービスです。
だが、U-NEXTのコンテンツ量が凄まじいということは、あまりにも知られていない。なんか怪しいと思っている人にネットで悪い口コミを書かれ、それを読んだ人たちにネガティブな印象を持たれている。そして、このメリットが、あまりにも映画好きに知られていない。
映画好きにとってかなり使えるサービスなのに、あまり知られてないがために加入者が減り、サービスを終了してしまうかもしれない。なので、大量の映画が見れる動画配信サービスに入りたいと思っている方は気軽に体験してほしいです。
映画が好きな人、詳しくなりたい人は、とりあえずどんな作品が見れるのかだけでもチェックしてみてください。映画好きなら入って損のないサービスです。