映画館を巡る旅3・東京への旅の追憶

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先日、東京へと旅をした。東京に映画を見に行きたくて、丁度いい日にピーチのセール対象フライトがあったので、東京に行くことにした。

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第一の目的は、イメージフォーラムで上映されるジョナス・メカスの特集上映。とりあえずはずっと見たかった『リトアニアへの旅の追憶』を見てみたかった。先日なくなったインディース映画の巨匠、ジョナス・メカスの作品は見るのが非常に難しくて、代表作の『リトアニアへの旅の追憶』もVHSを取り寄せるくらいしか思いつかないような作品だ。このレア映画が東京で上映されているということを知って、絶対に行きたいと思って、行くことに決めた。

他に調べてみると、新文芸坐で行われている内田裕也作品特集とかも見れる。なのでいろいろと東京で映画を見ようと思ってフライトのチケットをとった。

今回の旅で

キネマ旬報シアター(千葉県柏市)
イメージフォーラム(東京都渋谷区渋谷)
新宿K’sシネマ(東京都新宿区新宿)
新文芸坐(東京都豊島区池袋)
早稲田松竹(東京都新宿区高田馬場)

の5つの映画館で映画を見ることができた。イメージフォーラムには二度行ったことがあったけど、それ以外は全部初めてだった。

1日目

初めてピーチに乗って成田空港まで行った。ピーチに乗るのは今回初めてでかなり不安だったので、90分前くらいに入場して中を歩き回ったりパソコン作業していた。初めてのピーチはやはりJALなどと比較するとかなり劣る印象。まあ往復1万円いかなかったから許容範囲というような感じだった。

成田空港について、今後のプランを練る。第一目標の『リトアニアへの旅の追憶』を見にイメージフォーラムに行くのは3日目と決めていたものの、まだ全く今後のプランを練っていなかった。
そして2日目は漠然と「ディズニー行きてえ」と思っていたので、千葉あたりで過ごそうと思っていた。

なので、東京〜千葉と成田の間ぐらいでいいところがないかと思って探していると、千葉県柏市にあるキネマ旬報シアターを見つけた。電車に乗ってすぐ行けるようなところにあったので行ってみた。なんとも行き当たりばったりな旅である。

千葉県柏市のとんかつ・塩梅

柏市に向かう電車の中で食べログを見てると、塩梅という名前のとんかつ屋が、めちゃくちゃうまいらしいということを知る。超並んでそうなイメージだったけど、一応行ってみたら普通に入れた。

今まで食べたことのない味で、ほどよく柔らかくサクサクな「マジで美味しいとんかつ」だった。普通に考えて、この店を超えるとんかつはなかなか食べれないと思う。ランチがかなりお得だったのでランチのほうがおすすめです。

塩梅

キネマ旬報シアター

食後、キネマ旬報シアターに行く。


キネマ旬報シアターがどのような映画館なのかについては、キネマ旬報シアター・映画館情報の記事を参考にしてください。

キネマ旬報シアターのアクセス・映画館情報

キネマ旬報シアターで見逃していた『ビューティフル・ボーイ』をみた。

映画が終わってからスタバで計画を練った。映画の上映時刻と日程を照らし合わせてどういったプランなら映画を多く見れるかを考えた。

我孫子のそば

昼に結構リッチなもの(コスパ良すぎてむしろ安いんだけど)を食べたので夕食はあまり食べる気がなかったけど、我孫子に名物そばがあるということを知ったので、行ってみることにした。ホーム内にある弥生軒という名前のお店で、柏からは電車で20分かからないくらいのところにある。とにかく唐揚げがでかいことで有名。

普通のそばの器のサイズにこの大きさの唐揚げである。これで540円。

コスパはいいんだろうけど、まあ……。一回食べたらいいかなと言うような感じ。船橋まで戻ってカプセルホテルに泊まった。

2日目

ひとりディズニーシー

2日目はひとりディズニーシーに行ってみた。理由はごくごく単純。久しぶりにディズニーシーに行ってみたかったのに加えて、ブログのネタになるんじゃね?と思ったからだ。

このことに関してはいずれレビューします。

おすすめ?一人旅ついでにひとりディズニーシーに行ってみた

ただ、思ってたより楽しめませんでした。ひとりUSJに比べると一人で楽しめるアトラクションが少ないし、並ぶのに加えて、思いの外めちゃくちゃ混んでいるのでそこまで楽しめない。

小学生の頃、学校サボって空いているディズニーシーを楽しむのを夢に見ていたけれど、学校がある日でも普通に人気アトラクションは2時間待ちとかでした。

ファーストキャビン

2日目の宿はagodaで2000円以下で予約できたファーストキャビンというカプセルホテルに泊まりました。

 

面白いカプセルホテルでした。僕が今回泊まったのはおそらくプレミアムエコノミークラスでしょうね。ファーストクラス・ビジネスクラスはカプセルホテルとビジネスホテルの中間みたいな感じでしょうけど、プレミアムエコノミークラスはカプセルホテル間が強かったです。

3日目

イメージフォーラム

市ヶ谷から渋谷に移動して、この旅行の第一目的、イメージフォーラムに行く。『リトアニアへの旅の追憶』『ウォールデン』を見る。

映画に関してひとこと感想を言うと、ジョナス・メカスの作品から『薔薇の葬列』が生まれ『時計じかけのオレンジ』に続いていったんでしょうね。『薔薇の葬列』にジョナス・メカスの発言の引用が出てくるけど、日常の断片を早回しする映像など非常に大きな影響を受けていると思います。

 

イメージフォーラムのアクセス・映画館情報

映画が終わった後はものすごく疲れてなんか酒が飲みたくなったのでひとり鳥貴族をキメる。鳥貴族は福岡にないのでめちゃくちゃ行きたくなった。金麦を頼んで今後の行動を練る。

翌日のことを考えて、新宿にあるネットカフェと個室ビデオの中間みたいなところに泊まった。

ネットカフェに泊まるメリット・デメリット

個室ビデオに泊まるメリット・デメリット

4日目

新宿K’sシネマ

朝起きてマクドナルドで9時位まで待ってから、新宿K'sシネマに向かう。

13時から上映の奇想天外映画祭・『フリークス』のチケットを取った。

『カメラを止めるな!』の聖地として知られており、人気作が上映されるときは映画館が開く前から行列ができることで知られていた。

今回K’sシネマはリニューアル初日だったことに加えて、一回目の上映『フリークス』には上映後に映画評論家・柳下毅一郎さんと高橋ヨシキさんのトークショーが行われる予定だった。せっかくなのでトークショーも聞きたかったし、チケットが売り切れるかも知れないと思い早めに行ってみた。そしたら劇場が開く50分前くらいからめちゃくちゃ並んでいた。この行列、実はこの日が初日で21時に公開予定だった『悪い女はよく稼ぐ』の行列だったんだけど。

先日ディズニーシーで灼熱の中100分待った僕にとっては日陰の50分なんぞイージーモードなので普通に並んだ。『フリークス』のほうは12時位に売り切れたようだったけど、整理番号2番くらいだったのでいい席に座れてよかった。

新宿K’sシネマ(ケイズシネマ)のアクセス・映画館情報

待ち時間はスタバで作業して、映画の上映時間になったらK’sシネマで『フリークス』と次の上映『チャパクア』を見た。

夜は誘惑に負けて神座に行った。関西に住んでいた大学時代の頃はたまに行っていたけど、福岡にはなくて二年ぶり。久しぶりに神座のラーメンセットを食べた。

とりあえず宿は明日のことを考えて池袋に向かって考えた。夜9時位にagodaで探してみたけどほとんど完売していたので個室ビデオに泊まった。明日行く新文芸坐にめちゃくちゃ近いところをセレクト。

個室ビデオに泊まるメリット・デメリット

5日目

新文芸坐

朝はマクドナルドに行って上映30分前くらいまで待った。そして新文芸坐に行ってみたらびっくり、めちゃくちゃ並んでいる。昨日のK’sシネマとは比べ物にならないほど並んでいた。マクドナルドなんて行き所じゃなかった。

(この写真は朝イチの二本立てが終わった時に撮ったものです)

今回見た『コミック雑誌なんかいらない!『十階のモスキート』は僕が知る限り買わないと見れない作品で、レンタルなどで気軽に見ることができない。加えて最も有名な内田裕也作品といっても過言ではない2作だし、日曜日で「ロックの日」(6月9日)だったので、めちゃくちゃ混んでいた。

Twitterを見てみるといまだかつてない混み具合だとみんな言っていた。二本立ての間の休憩時間にトイレに行くのも一苦労というような感じだった。

新文芸坐のアクセス・映画館情報

早稲田松竹

続いて高田馬場に移動して早稲田松竹で二本立てを見る。その前にずっと行ってみたかった高田馬場のとんかつ屋とん太に行ってランチ。

とん太(google検索結果)

とん太も食べログ上位のお店で、かなり美味しいけど塩梅のほうが好きだった。普通に食べログ3.6点以上の美味しいとんかつの味だったんだけど。

食後はそのまま歩いて早稲田松竹に向かった。

早稲田松竹で上映されていたのはビクトル・エリセの代表作二本立て『エル・スール』『ミツバチのささやき』。まだ見たことがなくてスクリーンで見たい作品だったので行ってみた。

こっちも意外と混んでいた。こういった二本立てのミニシアターでここまで混んでいるのは初めてだった。満員の映画館で二本見た後でビクトル・エリセの作品を見るのはなかなかきついものがあって、『エル・スール』の中盤くらいでちょっと寝てしまった。上映後に知ったけどアート映画を見慣れている人でも寝そうになる二本立てらしい。

あと、個人的なスペックとしておそらく、一日にスクリーンで映画を見てられる時間は7時間半くらいが限界なようで、7時間半を超えたあたりの『ミツバチのささやき』の終盤、目が痛すぎて涙が止まらなくなった。違う意味で涙が大量に流れてスクリーンが見れなかったので結構つらかった。今年9月公開のタル・ベーラ監督『サタンタンゴ』(上映時間7時間18分)が心配である。

早稲田松竹のアクセス・映画館情報

4日目は鶯谷のところのゲストハウスにagodaで予約して泊まった。

夕食は鶯谷の食べログでかなり上位だったラーメン屋に行ってみた。ラーメン食ってばかりだ。

5日目

昼まではカフェやレストランを転々として、午後の映画の上映を待つ。

新宿で奇想天外映画祭の1本を見て、今回の旅の目的は終了。最後の1本、グラウベル・ローシャの『大地の時代』を見るも2時間半難解な映像が続くなかなか拷問のような映画だった。

帰り際土砂降りの影響で空いていたタピオカ専門店、一芳(イーファン)に行ってみる。
春水堂(チュンスイタン)には何度か行ったことあるけど、春水堂に比べてタピオカの粒がデカかったね。

この日も上野周辺のゲストハウスに泊まってゆっくりとしていた。今回もagoda予約。

6日目

最終日は早めに東京駅に行って成田行きのバスに乗ってゆっくりしようとした。

東京駅で六厘舎の朝食に並んでつけ麺を食べる。開店前30分前くらいに着いたのでいろいろと散歩してから15分前くらいに並んだらすぐに入れた。

食後は成田行きのバスを予約してから、パソコンの電池が心配だったので電源が使えるカフェを探しスタバやカフェを探すもなかなか見つからなかった。「東京駅周辺には意外と電源が使えるノマドスポットが無い」というのが今回知った発見。

八重洲さくら通りのスタバに一個だけ電源が使える席を発見したのでフラペチーノを頼んでバスの時間まで待った。

成田に着いてリーズナブルに食べれるレストランを探した結果、結局つけ麺になった。

朝つけ麺フラペチーノ昼つけ麺という乱れまくった食事をした後、福岡に帰った。

まとめ

食生活を振り返ったら、金がないのにラーメンととんかつばっか食ってた、なかなかやばめな旅だった。いろいろと破天荒なスケジュールの結果あまり仕事できなかったので次の関西旅では余裕を持って仕事をしつつ映画を見ていこうと思います。

映画館を巡る旅4・観光しない大阪京都(7/3〜7/10)

今回見た映画

『ビューティフル・ボーイ』(キネマ旬報シアター)
『リトアニアへの旅の追憶』『ウォールデン』(イメージフォーラム)
『フリークス』『チャパクア』『大地の時代』(新宿K's cinema)
『コミック雑誌なんかいらない!』『十階のモスキート』(新文芸坐)
『エル・スール』『ミツバチのささやき』(早稲田松竹)

映画館を巡る旅1・佐賀(日帰り)

映画館を巡る旅2・広島(2泊3日?)

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