
初めてネットカフェに泊まってみようかと考えている人に知ってほしい、ネカフェに宿泊するメリット・デメリットまとめ。
ネットカフェは、都市部から地方まで幅広い地域で利用できる手軽な宿泊施設としても知られている。旅行や急な用事で終電を逃した際、手軽に利用できる場所として便利だが、ネットカフェでの宿泊にはメリットとデメリットが存在する。
この記事では、初めてネットカフェに泊まろうと考えている方々に向けて、宿泊の良い点と気をつけるべき点を詳しく解説します。
ネットカフェはリーズナブルな料金設定で豊富なコンテンツが楽しめる施設だ。漫画や雑誌、インターネットが使い放題で、店舗によってはシャワーやリラクゼーションスペースも利用可能だ。
一方で、宿泊施設としての快適さやセキュリティ面での不安もある。そのため、ネットカフェを宿泊先として検討する際には、自分のニーズや状況に合った選択をすることが大切。
本記事では、ネットカフェのメリットとデメリットを分かりやすくまとめ、さらにカプセルホテルやゲストハウスといった他の宿泊施設との比較も行う。
ネットカフェ宿泊の基本を理解し、旅の計画をより楽しいものにするための情報をお届けします。
Contents
ネットカフェに宿泊するメリット
まずネットカフェに泊まるメリットについて考えてみる。簡単に言うと安くてコンテンツが豊富。
経済的な宿泊費
ネットカフェは宿泊費が非常にリーズナブルです。
1泊の料金はおおよそ1500円から2500円で、特に貧乏旅行や節約旅行に最適。この価格帯は通常のホテルと比べてもかなりお得で、急な出費を避けたい旅行者にとって強力な選択肢となります。
予約不要で利用可能
ネットカフェは基本的に予約が不要で、満室になることはあまりありません。
これはビジネスホテルやカプセルホテル、ゲストハウスと比べて大きな利点。特に終電を逃した場合や、突発的に宿泊が必要になった際に便利です。
地方都市や都心部でも、比較的簡単に空きが見つかります。ただし、駅やバス停からは少し離れていることが多いため、アクセスの確認が必要です。
多彩なコンテンツの提供
ネットカフェは、インターネットに接続でき、漫画、雑誌が読める。
これらのコンテンツは、長時間滞在する際の暇つぶしに最適です。また、店舗によってはダーツやカラオケなどのアミューズメント施設も完備されており、気分転換や楽しみの要素を加えることができます。
情報収集に便利
ブースにはパソコンが備え付けられているので、パソコンで情報収集もできる。つまり、旅行中のときなどは、次の日のプランを練るのに便利な環境が整っています。
多くのネットカフェでは観光ガイドブックや情報サイトを閲覧できるパソコンが用意されており、観光地やレストランの情報を簡単に調べることができます。例えば、広島旅行中に訪れる温泉を探す際にも、ネットカフェ内で効率的に情報を集められました。また、地方のネットカフェに泊まったときはガイドブックが置かれているところもあって、それを読むこともできた。
※Kindle Unlimitedに入れば出先でもいろいろなガイドブックが読み放題になるので、便利です。
ドリンクバーの充実
ネットカフェでは、多くの場合、ドリンクバーが完備されています。コーヒー、ジュース、コーラなどが飲み放題で、さらにホットドリンクやスープが提供されている店舗もある。
これにより、喉が渇いた時や気分転換が必要な時に自由に利用でき、快適に過ごすことができます。一部のネットカフェでは、アイスクリームや軽食のサービスも提供されていて、以前快活CLUBに泊まったときは朝食としてパンが食べ放題のところもあった。
ネットカフェに宿泊するデメリット
続いて、デメリットについて。結構ある。
体力の消耗
ネットカフェでは足が伸ばせないことが多い。足がギリ伸ばせる程度のところで寝ることになるので、しっかり寝れない。普通に雑魚寝という感じ。なので疲れる。
あと、コンテンツが充実しているのでついつい夜更かししてしまいがち。読みたい漫画をひたすら読んでたら3時位になっていて、疲れがたまり翌日の行動に響くということがよくある。体力消耗してしまいがちなので、疲れを取りたい人にはおすすめしません。長旅や疲労を感じている方には、快適な睡眠が得られる宿泊施設を選ぶことをお勧めします。
プライバシーの欠如
ネットカフェのブースは完全な個室ではなく、簡易的な仕切りしかないことが多いです。そのため、プライバシーが十分に確保されない場合があります。
店舗によっては防犯カメラが設置されていることもあり、セキュリティ面での不安を感じることがあります。また、隣のブースの音や光が気になることもありますので、静かで落ち着いた環境を求める方には不向きかもしれません。
コミックバスターのサイトからドアの画像を引用しますね。こんな感じです。
(コミックバスター公式サイトより引用)
ネットカフェは鍵付き防音とかではなく、こんな感じになっています。そしてドアから覗けば中が見えるようになっている。これが個室でビデオを見れる某施設(18禁ワードらしくGoogle的にアウトらしい。)との大きな違いのひとつなんですが、個室じゃないのでストレスがたまるという人もいると思う。
特殊な環境
一部のネットカフェでは、利用客の中にマナーが悪い人がいる場合があります。例えば、ものすごく臭い人もいます。
身だしなみが整っていない人や、不適切な行為を行う人などです。このような状況は、他の利用者に不快感を与えることがあり、特に女性の利用者は注意が必要です。店舗の選択や、利用する際の環境を確認することが重要です。
荷物の管理が難しい
途中外出という概念が基本的にないので、荷物を置くことができません。ホテルだと室内に荷物を置いて途中外出できますが、ネットカフェでは、基本的にできません。置けるところもあるはあります。ですが、基本的にネットカフェに入ったら外に出れないと思ったほうがいい。
途中外出OKと書かれているところでない限り、外に出れない。広島に行ったとき泊まったKaisei Cafe は荷物置けたっぽいけど、普通のネットカフェではできません。最近はできるところも増えてきているようですが、途中退室OKという前提で行動はしないほうがいい。
カラオケでフリータイム頼んどいて2時間外出とかできないように、ネットカフェでは基本的に外出できないです。
都心部の価格
ネットカフェは一般的に安価ですが、都心部では他の格安宿泊施設と比べて割高になることがあります。価格競争の結果、ゲストハウスやカプセルホテルの方が安価で快適な場合もあります。価格と快適さのバランスを考慮して宿泊先を選ぶことが重要です。
シャワーに入るのが面倒
シャワー備え付けの場合でも、お金がかかる場合がある。
シャワー代はかからないがタオル代としてお金が発生するところが多い。あと予約取るのがめんどくさい店舗もあったりして、「どうせお金かかるんなら近くの銭湯に行くわ」となることが多い。その結果、お金もかかる上、外出する時間もかかる。大浴場が備えつけのところが多いカプセルのほうが良かったんじゃね?ってなることもある。
他の格安宿泊手段と比較
カプセルホテルやゲストハウス、個室ビデオと比較してネットカフェはどの点が優れているのか、劣っているのか、考えてみた。この3種に関してはいずれ本記事のように記事にする予定です。
カプセルホテルと比較して
個人的にはカプセルホテルのほうがどう考えてもいいと思う。簡単に言うと、ネットカフェに1000円プラスで大浴場、足を伸ばして寝れるスペースがついてくるみたいな感じ。大浴場に関してはさっきも書きましたけどね。
ただ、パソコンは寝るスペースにないし、持ち込むのも難しい。
全体的にはネカフェより狭いけど、疲れがとれるのはどう考えてもカプセルホテル。ただ、女性が入れるカプセルホテルは現時点であまりない。女性にとってはそれが難点かも。
ゲストハウスと比較して
一言でいうとゲストハウスは「温泉がない代わりに安いカプセルホテル」という用な感じなので、
シャワーに関してはネットカフェと一緒。たまに無料でタオル貸してくれるところもある。こっちに関してはほとんどが女性に対応している。
足を伸ばして寝れるというだけですが、それだけでもネットカフェよりは疲れがとれていいと思います。それでいてネットカフェよりも安くなるケースがありますからね。
ただ、安いところはネットカフェよりもプライバシーがないようなところに泊まることになることも多い。メリット・デメリットはこの記事にまとめている。
▷ 【やめとけ?】ゲストハウス・ドミトリー・ホステルのメリット・デメリット
二段ベッドに知らない人と泊まるので、居心地が良くないと感じる人も多いと思う。
個室で映像を見れる某施設と比較して
個室でビデオを見れる某施設という手もある。まあ、いかがわしい店舗ではあるけど、泊まる分には案外快適だったりする。
簡単に言うと、「完全個室のネットカフェ」。最近快活CLUBなどで増えてきている鍵付きの部屋というのはここから着想を得たものだと思う。
個室は監視カメラ等がなくてああいう動画が見放題なので、〇〇〇放題。まあ、そういうお店ですからね。あとネットも使えるので情報収集もできる。それでいて料金はネットカフェと同じくらい。
ただ女性は泊まれないと思う。あとチェックアウトしてから出るのが恥ずかしい。
まとめ
ネットカフェには、情報収集がしたいときとかお金を節約したい時に泊まります。ですが、総合的に考えるとカプセルホテルとかのほうがどう考えても居心地いいはずです。
男性の方は温泉がついてくることの多いカプセルホテルのほうがおすすめ。女性の場合はカプセルホテルがない場合とかもあるので、女性専用のカプセルホテルを探してあったらカプセル、なかったらゲストハウスとかのほうがいいと思います。
終電を逃した時に安く泊まるのにはいいかもしれませんが、バリバリ観光しようとして体力を温存しておきたい方は、絶対にカプセルホテルとかのほうがいいと思います。
僕の場合、
快活CLUBなど、メジャーで比較的泊まり心地のいいネットカフェがアクセス性のいい場所にあったときに、
・翌日早朝から行動したいとき
・運転するわけでもなく、電車移動が多いとき
に使うことが多い。
また、予約し忘れたときとかにはネットカフェのほうが確実です。
ただ、日程が決まっているんだったらさっさとホテル予約したほうがいいと思います。まだ深夜で宿が決まってないみたいな状況じゃなかったら、サイトで探してみるのがおすすめです。
意外と直前セールとかで残っていたりするんで。とりあえず探したほうがいいですよ。
ホテルやゲストハウスを探すときは、じゃらんなどといったホテル予約サービスを使ったほうがいい。こういうサービスを使えばポイントが貯まって割引できたり、通常よりも安い料金で予約できてとてもお得。
昔は僕はAgodaを使っていたけれど、今はじゃらんみたいな日本のサービスをよく使う。
確実に GO TO TRAVEL 的なクーポンがもらえるからだ。なので楽天トラベルとかでもいいけれど日本のサービスのほうがトータルお得なんじゃないかと思う。
ネットカフェを使うよりも、居心地を優先したい人は絶対にカプセルホテルやゲストハウスに泊まったほうがいい。ネットカフェに泊まろうかなと思っている人も、まずはゲストハウスなどで最安値を探してみるのをおすすめします。
ゲストハウス・カプセルホテルだと1300円くらいで泊まれてネットカフェのほうが高いみたいなことも結構あります。なので、とりあえず探してみましょう。