東京・渋谷区にあるミニシアター、イメージフォーラムのアクセス・映画館情報まとめ
雑記ブログから映画旅をメインコンセプトに活動することにシフトチェンジした本サイトでは、日本中のミニシアターを回って、まとめるつもりでいる。
今回は、東京旅行の時に訪れたイメージフォーラム。渋谷区にあるミニシアターで、アート系の作品に強いことで知られている。この映画館に行くのは実は今回が三回目なんですが、今回はイメージフォーラムの映画館情報についてまとめてみます。
イメージフォーラムとは
イメージフォーラムは渋谷を代表するミニシアターの一つ。
渋谷にはユーロスペースやシネクイントなどいろいろなミニシアターが集まっていることで知られているが、このイメージフォーラムはその中でもアート系に強い映画館として知られている。
アクセス
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-10-2
渋谷駅から徒歩9分のところにある。そこそこ歩く。
渋谷駅から宮益坂をのぼって行った場合、「宮益坂上から横断してまっすぐ行って左折するコース」と「おむすび権米衛のところまで行って、その前の横断歩道で横断して、スタバがある道をまっすぐ行くコース」の二通りあるけど、前者は迷うので後者のほうがいいと思う。
目立った通りにあるわけではなく、初めて行ったときは「こんなところにあるの?」と戸惑いながら行った記憶がある。二度目からは迷わなかったけれど、大通りにないので最初は駐車場のあたりで迷った。
イメージフォーラムの特徴
チケットは全席指定席。塚口サンサン劇場みたいな発券システムを採用しており、ネットでオンラインチケットを購入することもできる。
割と駅から離れており、そこまで店が充実しているわけでもないけど、すぐ近くにスタバがあるので待ち時間に使うことができる。
僕は上映時間までスタバで仕事をしていた。他にも歩けば店はあるので食事などには困らない。
料金割引サービス一覧
※2019年7月現在
通常料金 | 新作 | |
---|---|---|
一般 | 1800円 | |
大学生/専門学校生 | 1200円 | |
シニア(60歳以上) | 1200円 | |
会員 | 1100円 | |
高校生/中学生 | 1100円 | |
3歳〜小学生 | 1100円 | |
割引サービス | ※他サービスとの併用不可 | |
毎月1日 映画サービスデー | 1100円 | |
障がい者割引 | 1100円 | |
毎週月曜日サービスデー | 1100円 |
作品傾向
上映される作品の傾向としては、圧倒的にアート系ミニシアター・ドキュメンタリーの作品が多い。
そして、年に何度か地方では絶対に見れないようなレアなアート映画も上映している。
今回僕が東京に旅をした第一目的はずっと見たかった『リトアニアへの旅の追憶』を見るためだった。ピーチで東京福岡間のフライトセールの情報を知り、なんかいい映画東京でやってないかなと思っていたらイメージフォーラムがドンピシャでジョナス・メカス特集をやっていたので行くことに決めた。
▷ 映画館を巡る旅3・東京への旅の追憶(工事中)
今年なくなったジョナス・メカスの作品は地方で見るチャンスが限りなくゼロに近い。代表作の『リトアニアへの旅の追憶』くらいははやめに見ておきたかった。
『リトアニアへの旅の追憶』『ウォールデン』のように、地方の映画館では上映されることがほとんどなく、DVDが廃盤だったりVHSでしか出ていないような作品も、この映画館では結構上映されているのだ。
最近上映された作品ではジョナス・メカス特集に加えて
アレクサンドル・ソクーロフ特集
ヤスミン・アフマド特集
あたりはかなりレアだと思う。ヤスミン・アフマドの代表作『タレンタイム』は昨年福岡で上映された時に見たことあるけど、今後こういった上映は地方であまり行われないと思う。多分見てなかったら東京に見に行ってるような気がする。
こういった、なかなかお目にかかれない作品の特集上映も頻繁に行っている映画館だ。
スクリーン・座席の特徴
映画館の中はこんな感じ。
まあ、スタンダードなミニシアターといったような印象。スクリーンの大きさもどちらかというと大きい。小さくはない。
座り心地は普通ではあるけど、今回かなり体力を削られるような作品(3時間のアート映画)を見たのでめちゃくちゃ疲れた。今年公開の『サタンタンゴ』(上映時間約7時間半)を見るときには多分他の座り心地のいいミニシアターで見ると思います。
まとめ
総合的におしゃれなアート系映画館で、なによりラインナップが素晴らしいミニシアターでした。
東京にはまだまだ行ってみたい映画館がたくさんあるんですが、これからもお世話になりそうな映画館です。もし一度見てみたかったレアもの映画が上映される際は、ぜひ行ってみてください。
鑑賞作品(2019年7月現在)
『タイニー・ファニチャー』(2018年8月27日)
『アタラント号』(2019年2月19日)
『リトアニアへの旅の追憶』『ウォールデン』(2019年6月7日)