プレミアム・ダイニング・シネマ(福岡キャナルシティ)体験・感想|評判通りもう元に戻れないの?

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プレミアム・ダイニング・シネマ感想。

今日、プレミアム・ダイニング・シネマというものを初めて体験した。福岡に日本で唯一ある、レストランのような食事を楽しみながら映画を見れる映画館だ。

この上映スタイルに全く興味を持っていなかったものの、今回は見たい映画が格安でスクリーンで見れる機会だったので、せっかくなので体験してみた。

感想を一言で言うと、期待以上にラグジュアリー。居心地の良さがやばい。割とマジでこれから通いそうな気がする。

プレミアム・ダイニング・シネマとは

プレミアム・ダイニング・シネマは、
アメリカを中心に近年、100ヶ所以上の劇場で導入され、
世界的に注目されている、新しい映画鑑賞サービスです。
映画を観ながらナイフとフォークで料理を味わい、ビール、ワイン、カクテルなどのアルコールを
グラスで楽しむ、上映中の追加オーダーもできる、新スタイルの映画館です。
座席にてメニュー表を見てオーダー、スタッフが座席までお食事をお届けします。
まるで、レストランに居ながら、目の前のスクリーンで映画を存分に楽しむ、
そんな、これまでに無かった日本初の本格的<ダイニング・シネマ>サービスをご提供いたします。

(公式サイトより引用)

と、公式サイトに書かれている。

日本には現時点(2019年7月現在)で福岡のキャナルシティ博多にしかないよう。結構前からあって、存在自体は昨年頃くらいから知っていたけど、あまり興味を持てなかった。ただ、ダイニングと映画館が一緒になっただけの劇場なんだろうなというイメージを持っていた。値段も2,3000円位しそうだし、そこまで行きたいとは思わなかった。

だけど今回、旧作のリバイバルで、かなり好きで一度スクリーンで見てみたかった作品、『桐島、部活やめるってよ』をプレミアム・ダイニング・シネマで上映されていたので行ってみることにした。

プレミアム・ダイニング・シネマ感想

ひとことでいうと、めちゃくちゃ豪勢なホームシアターでリラックスしながら映画を見ているような感じだった。こんなホームシアターが家にできたら完璧だと思う。

いまだかつてないラグジュアリー空間

これは公式サイトを見てもわかるけど、ラグジュアリーシートがほんとに豪華。

なにこれ?!貴族の劇場?!って思ってしまうような席で、ゆったりと映画を見ることができる。

シートは手軽に利用できるカジュアルシートと、よりゆったりとした環境で映画と食事を楽しめるラグジュアリーシートがあった。今回の上映ではどちらに座っても1000円だったので、ラグジュアリーシートに座った。電動リクライニングでめちゃくちゃふかふかしている。

料金は

カジュアルシートは通常料金+1000円。
ラグジュアリーは通常料金+2000円のよう。

だけど、メニューの中から好きな品を差額でオーダーできる。これ、さっき知ったばっかなんですがやばくないですか。この座席で見るには通常料金+2000円課金しなければいけないわけなんですが、2000円分の食事ができるんですよ。2000円課金すれば、こんな劇場でゆったり見れて、2000円分の食事ができるんですよ。もう戻れないっていう人の気持ちもわかります。

食事は売店のものよりもどう考えても美味しい

ソフトドリンクがついてきたけど、今回せっかくなので500円のホットドッグを頼んでみた。席でボタンを押して店員さんを呼んで注文。注文と同時に会計して、出来上がったら持ってきてくれる。


味はかなりおいしい。どう考えても普通の映画館で売っているような冷凍のホットドッグではない。パンはもちもちでソーセージはジューシーだった。最近映画館のホットドッグを食べていないのでもしかしたら冷凍のレベルがめちゃくちゃあがっていて冷凍だと思わなかっただけかも知れないけど、普通にうまい。

プレミアム・ダイニング・シネマで食べられるメニューは株式会社ロイヤルが提供している。つまりはロイヤルホストと同じような食事ができるということだ。食事メニュー、ドリンクメニューは250円とか500円、1000円みたいにあまり小銭を使わずに済むような値段設計。ロイヤルホストと同じくらいか、若干高いかくらいの料金の食事ができる。

ラグジュアリーシートは他人が視界に入らない

写真はないんですが、ラグジュアリーシートに座ったら隣の人以外視界に入りません。隣の人というか、一緒に来た人ですね。ラグジュアリーシートは二人だけの空間感が強い。恋人や友達と二人で見たとき、自分の視界に入るのはスクリーンと恋人・友達のみ。前の人の頭に妨害されることもなければ背後から見られるわけでもない。

なので、完全におふたりさま専用って感じがしました。イチャイチャしてもばれないと思います。他の席の食べ物を運びに回った店員さんに見られるかもしれませんが。

劇場内は明るめ

劇場内は予告編が流れるときの暗さがずっと続くような感じでした。食事を視覚的にも楽しめるよう、手元を明るくできるようにしている。通常の映画館だと暗すぎてフォーク使って食べることは難しいですが、結構明るいので普通に食事できます。

まあ、簡単に言うと、メモとろうとしても普通に文字確認しながら書き込める程度の明るさです。映画館でメモをとろうとすると真っ暗でどこに書いたかよくわからないってことになりますが、普通にメモとれます。

フォークの音等気をつけなければならない

デメリットとしては、普通にレストランとかで使われる食器を使っているので、お皿にフォークを置いたときに結構音がする。というところかな。僕は予告編に食事をしたけど結構音が鳴った。なのでかなり気をつけなければならないような気がします。まあただ、デメリットはこれしかなかったです。

まとめ

僕が今まで行った映画館の中でも最も居心地のいい劇場でした。ホームシアターを作るときはこの椅子がいいですね。バカ高いんだろうけど笑

今回見た『桐島、部活やめるってよ』のように格安でリバイバルしてくれるなら、これから通おうと思いました。今後午前十時の映画祭の代打みたいな感じで、こういった企画を続けていってほしいです。

デメリットに通常上映は高いって書こうとしましたけど、2000円分食事したらいいわけですからね。食事してアルコール2杯くらい飲めばこの空間で映画が見れるっていうのはちょっとびっくりしました。これからたまに行って見るかもしれません。

あとデートとかには絶対この劇場いいですよ。僕は予定無いですけどね笑

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