
3月1日から天神〜北九州を走るバスと、天神〜津田・苅田・行橋を走るバスで、スマホのアプリを用いた回数券みたいなサービスを受けれるようになりました。
福岡〜熊本の高速バス、ひのくに号で2018年4月から導入されていたようで、うまいこといったんで福岡〜北九州でも導入されたようです。
こういった取り組みは素直にうれしいです。回数券とか早くデジタル化しろよって最近ずっと思ってたんで。西鉄バスの場合、Suicaで電子決済するよりもどう考えても回数券のほうが料金的にお得だったので、結構煩わしかったです。なので今回の導入は嬉しかったです。スマホ回数券だと券を紛失して損するみたいなことないですからね。
ただ、このスマホ回数券、調べてみてもなかなか情報が出てこず使い方がよくわからない。現時点(2019年4月現在)、ググっても公式サイトに使い方の情報が載っていない。なので今回僕がざっくりと書いておくことにします。何回か使ったらもう慣れたんで。最初めっちゃ不安でしたけど、案外簡単ですよ。
Contents
スマホ回数券と通常回数券の料金比較
まず、スマホ回数券と通常回数券の違いについて書きます。料金的にスマホ回数券のほうが安いんですよね。こんな感じです。
西鉄バス天神・博多〜小倉駅方面の料金比較
【4枚紙回数券】
福岡~北九州、福岡空港国際線〜小倉 4,200円 (1枚あたり 1,050円)
※天神・博多および福岡空港、どちらも利用可
※福岡~若宮IC回数券は2月28日をもって発売終了
【スマートフォン4枚回数券】
福岡~北九州、福岡空港国際線〜小倉 3,960円 (1枚あたり 990円)
※天神・博多および福岡空港、どちらも利用可
1回あたり60円差。
西鉄バス天神・博多〜行橋方面の料金比較
【4枚回数券】
福岡~中間・北九州・直方 4,200円(1枚あたり 1,050円)
福岡~苅田・行橋 6,100円(1枚あたり1,525円)
※福岡~若宮IC回数券は2月28日をもって発売終了
【スマートフォン4枚回数券】
福岡~中間・北九州・直方 3,960円(1枚あたり 990円)
福岡~苅田・行橋 5,840円(1枚あたり1,460円)
以前の料金と比較してみると......。
ただこの料金、以前のものよりもちょっと高くなっています。
表を見てもらえば分かる通り、もともと福岡〜北九州間は3600円、福岡〜行橋間は5300円だったんですよね。なんで、福岡〜北九州間は360円、福岡〜行橋間は540円の値上げということになります。
まあどっちみち値上げということになりますが、通常回数券よりも安くなるのでスマホ回数券を使いましょう。
スマホ回数券の使い方
まずアプリをダウンロードします。バスもり!というアプリです。リンクはこの記事の最後に貼っています。
そして回数券を選択して、支払います。
まあここまでは想像に難くないですね。アプリでオンラインチケットを購入するだけ。
そして支払いはクレジットだけでなくコンビニ払いとかにも対応している。チケットぴあとかと同じノリで買うことができます。
ただ、こっからがちょっと戸惑う。どうやってチケットを運転手さんに見せればいいのかとかが、公式サイトを見てもよくわからないのだ。
なのでここからスマホの画面の写真を写しながら書いていきます。
スマホ回数券チケットのもぎり方
乗車して目的地にもうそろそろ着きそうだと思ったら、アプリを開きます。
そしてチケットをクリックのところをタップ。こんな画面が出てきます。
こんな画面が出てきます。
上にある「スライドして乗車券をもぎる」をスライドします。
運転手さんに見せる前に使ってしまって無効になりそうとか思って、ちょっと不安になりますけど、もぎってもこんな画面が出てくるので安心してください。もぎるのチェックボックスをタップ。
そしてOKを押します。
そしたらカメラが起動します。バーコード認証みたいなやつです。
そのカメラを、目的地に到着したときに、バーコードにかざします。このバーコードは運賃を入れるところに貼ってあります。
かざすとこんな画面が出てきます。
これを運転手さんに見せる。
はい。終了。
スマホ回数券を実際に使ってみて
今回使ってみて、思ったより便利だなと思いましたね。もともと全然期待してなかったんで。App Storeのアプリの評価がそんなに高くなかったんでめちゃくちゃ使いづらいのかなと思ってたんですが、そんなことなかったです。
バーコード認証なのでペイペイに似ています。で、ペイペイみたいにバーコード認証したあとに金額を入力する手間とかないので、ペイペイよりも簡単です。なので、怖がらずに使ってみることをおすすめします。便利ですよ。
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