
北海道函館市の映画館まとめ。
LCCで新千歳までのフライトが安く取れたので、北海道に来た。何も予定は考えていなかったが、昔から函館に移住したいと思っていたこともあって、札幌から函館市まで深夜バスで赴き、4日間滞在してみた。函館市に行く機会なんてなかなかないので、今回の滞在で、函館市内にある映画館2館、「シネマ太陽函館」と「シネマアイリス」に行ってみた。2つとも行ってみたので、過去記事、北九州編と福岡市編みたくまとめてみることにした。
函館市の映画館事情
函館市には映画館が2つある。この「シネマ太陽函館」と「シネマアイリス」は、一応前者が規模の大きめな映画館というくくりで、後者がミニシアターという感じだ(シネマ太陽函館はシネコンかと思いきや、調べたところ定義としてスクリーンが5つ以上の映画館がシネコンらしく、4館のシネマ太陽函館はシネコンではないらしい)
普通のシネコンでかかるような作品が「シネマアイリス」で上映されたりもする。この前行ったときは、『フォードVSフェラーリ』が「シネマアイリス」で上映されていた。
『フォードVSフェラーリ』は「シネマ太陽函館」で上映されていなかったので、おそらく「シネマ太陽函館」で上映されないぶんを「シネマアイリス」が補っているのだと思われる。そのため、この2つの劇場で映画を見ていれば、大手シネコンのある地方都市と同じくらいの映画を見ることができるとは考えられる。+αミニシアター系の作品も見れるので、カバー率は高い。だけど、やっぱり僕としてはシネコン1つくらいあったほうが便利なんじゃね?と思ってしまう。というか、函館市は僕としては札幌に次ぐ都市の印象が強かったので、ローカルな劇場2つしかないということに驚いた。
函館市にあるシネコン
シネマ太陽函館
アクセス・松風町駅から徒歩2分
函館駅から泊まる予定だったカプセルホテルまで歩いていく道で初めて見たときは、「おいマジかよ!」って思ってしまった。人通りの少ないところにひっそりと建っている古めなビルで、ラ○ホにしか見えない。近づいてみるとパチンコ屋だということがわかったものの、外見の老朽化が進んでいそうなビジュアルに、「ほんとにこれが市内唯一のシネコンかよ!」とガックシきてしまった(前述の通りシネコンではないことが後で判明する)。だが、実際に中に入ってみるとそこまで悪い劇場ではありませんでした。
パチンコ屋が本元の劇場といえば新文芸坐とか小倉昭和館みたいな名画座や中洲大洋映画劇場のような昔ながらの映画館が多いですが、後者よりでしたね。中に入ってみた感想としては、塚口サンサン劇場的だと感じました。4つのスクリーンでオールジャンル上映する、リーズナブルなのに満足度の高い劇場という感じだった。普段遣いとして使えなくはないという印象。
▷ シネマ太陽函館
函館市にあるミニシアター
シネマアイリス
アクセス・五稜郭公園前駅から徒歩2分
函館唯一のミニシアター、シネマアイリス。ここも、これが唯一の映画館だったりしたら「おいマジかよ!」って思ってしまいそう。辺境の田舎とかだったらこんな感じなんだろうけど、それなりの地方都市なのにここだけしかなかったらがっくりくると思う。マンションの一角にある。
座り心地もスクリーンの大きさもわりかし地方映画館にしてはいい印象。ただ、市街地のマンションに作られた劇場であるため、外からトラックの音が聞こえてきたりする。グーグル・マップのレビューに書かれていた悪い口コミはどうやらほんとだったようだ。ただ、こういうトラブルはシネコンでもつきものです。
▷ シネマアイリス
函館市にある映画館のおすすめは?
普段遣いとしてどちらも使えるんじゃないでしょうか。どちらも嫌いじゃないです。ただ、もっとシネコン出来てほしいですね......。ミニシアター系の作品もちゃんとやってくれる「ユナイテッド・シネマ函館」みたいな劇場が市内にできたら、しばらく移住してみたいんだけどなーって思いました。