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タイピングの練習をひたすらしてたら1週間近く更新が途絶えてしまった。そんなこんなで、もう7月、上半期が終わってしまった。Twitterでは上半期ベストを投稿したんで、ブログの方でもこれらの作品について書いていこうと思いまする。

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はい、まずツイート。ベストテンはこんな感じっす。


面白い作品が多かったですね。トップ20まで考えましたけど、すべてトップテン入りしていてもおかしくない。というか、トップ20ですら「バーフバリ」が圏外というにわかには信じられないランキングになりましたね。詳細はTwitterで見てください。
では順番に書いていくよ。

シェイプ・オブ・ウォーター

はい、コレは何度も言ってますね。あと、ベッタベタですね。なんの意外性もない。
今年のアカデミー賞受賞作です。ほんとにおすすめです。人を選ぶ作品ですが、好きな人はほんとにどストライクなので、絶対に見てほしい作品です。
怪物と人間の恋を描いた作品ですが、それだけでなく今の社会情勢を反映させた点で評価された作品です。映像も音楽も脚本も最高で、オープニングから1時間くらいずっと涙目で見てましたよ。

 

 

犬ヶ島

はい。これも凄まじい作品でしたね。
黒澤映画のような世界観を人形劇で描いたとんでもない作品です。日本人ならば絶対に見てほしい作品です。
この映画はストップモーションアニメですが非常に大人向け。頭をフル回転しなければ物語を理解することは難しいですが、このヴィジュアルを見ただけでド肝抜かれること間違いのない作品です。ペンキをぶちまけたようなカラフルな世界感を、見るからに何時間もかかったような人形劇で描いています。

 

スリー・ビルボード

これも素晴らしい作品でした。アカデミー賞で有力候補だった作品です。
明らかに「ファーゴ」の世界を換骨奪胎していて、ほんとに面白い作品に仕上がっていました。とにかく脚本がすごい。いい人・嫌な人だと思っていたら、そのイメージが裏返ったりする。もしも映画を撮る機会があるのならば、間違いなく参考にする作品です。

 

レディ・プレイヤー1

小ネタ探しに何度も見たいアトラクションのような作品ですね。僕みたいな人を対象に作られた感が満載で、第二のステージのホラー映画ゾーンとかは見ていて爆笑しましたね。
映画に詳しい人ほど楽しめる作品ですが、そういったことに詳しくない人も楽しめるように作られている作品です。

 

 

ちはやふる 結び

これはブログで書いてないですけど、期待してたより素晴らしくてびっくりした作品です。多くの人が言ってますけど、1本で収まるような脚本じゃないんですよね。それを1本にしていてすごい。また、大学時代にニッチな部活をしていた僕にとってニッチな部活ものは心惹かれるものがあります。
無音のシーンが印象的な作品ですが、映画館の環境が劣悪で隣のスクリーンからノリノリ(多分ヴァレリアン)の音楽が微かに聞こえたのがちょっと萎えた。

 

デトロイト

実話をもとにした地獄のような映画ですね。
デトロイトで起こったモーテルでの黒人射殺事件を描いた作品です。
ジョン・ボイエガの役どころが非常によかったです。
ホラー映画として見てほしい、そして考えてほしい作品です。
絶対に時計とか見ないで鑑賞してほしいです。

 

ニッポン国VS泉南石綿村

ああ、これも書いてないなあ。
アスベストの健康被害にあった人たちが政府を訴え、裁判が終わるまでの8年間の記録。
3時間35分というめちゃくちゃ長いドキュメンタリーなんだけど、彼らが訴訟にかけた8年間の歳月をこの時間で体感できるという非常に稀有な経験ができる作品です。もうこのあとに街頭演説とかデモとか見たら他人事とは思えなくなるよ。

タクシー運転手

これも書いてないのかよ。過去記事でちょっと触れたことあるけど。
韓国で実際に起った光州事件について真っ向から描いた中国でいう「芙蓉鎮」的な作品です。国による民衆の弾圧です。この事件について逃げることなく描いた作品です。
万引きで生活している人たちを描いたら叩かれる日本では到底作れないような作品ですね。非常に考えさせられる映画ですが、序盤はコメディ要素が強く、最後の方は娯楽性も高くハイレベルな作品でした。

孤狼の血

もうこれは終わりかけのときに見に行ったな。
汚職警官の話かと思いきやちょっと違う。そこらへんで賛否が分かれます。僕は好きです。
白石和彌監督の作品はほんとにあたりが多いなあと思いました。だいたいおすすめだよ。この監督の作品。
僕が最も苦手とする類のグロがあるので「うわあ…」と思いましたが、強烈な印象を残しています。まあ、皮がリアルすぎるんだよ…

花筐

今年のはじめに見た作品ですね。大林宣彦監督の集大成です。
最近大林監督の出世作、「HOUSE」を見たんだけど、この最新作と似ています。ものすごいスピードで物語が進んでいく。
映画でしか見れない狂ったような映像美のバックで流れる音楽も強烈な印象を残します。
「HOUSE」の2倍程度の尺のなか物語が進むので、頭が非常に疲れますが、見るたびに新たな発見が見つかりそうな作品です。

 

こんな感じですね。
今年の上半期も非常にレベルの高い作品が多かったです。

東京などでは上半期に公開されたけど最寄りの劇場でまだ公開されていない(されていなかった)作品や、6月末に公開されてまだ見に行けてないやつは下半期のやつに入れようと思います。例えば「レディ・バード」「港町」「カメラを止めるな!」「ブリグズビー・ベア」等です。下半期もいろいろ注目作がありますが、期待度ナンバーワンは「ボヘミアン・ラプソディ」ですね。

では。

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