「ウソ…私のタイピング遅すぎ…」
こんなCMあった気がする、何のやつだったっけ。まあいいや。
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スピード・ライティング講座
先日、ライティング講座を受けた。40分で5000字書くという、普通の人からしたらにわかには信じられないような講師の方が、そのスピードでかけるコツを教えてくれる講座である。
受けた理由はシンプルに文章を書くスピードが遅いからだ。
毎日書いていたいのにスピードがやばめ、かかるときには5時間かかる。
やばすぎ。途中で推敲とかした結果めちゃくちゃかかってしまうのだ。
この講座を受ければそんな僕でも、1時間程度で5000字くらいは書くことができるようになるらしい。そのノウハウについて知ることが出来た。
そのノウハウっていうのは、メンタル的なもので、知っていただけならスピードが上がることはないが、知った上でトレーニングをすれば、間違いなくそれくらいのスピードまで上達するというもので、そのノウハウを知るだけでも、十分に受講料のもとが取れるような講座だった。
講座の終盤では、ワークショップをした。まあ、この最速で書き上げる方法を受講者に体験させるプログラムなのだが、そこでは、最も劣悪な環境を想定して、文章を書いた。
要はパソコンを使わずに、紙で書いたのだ。
どう考えてもパソコンを使ったほうが早い。なのにあえて、ペンを使ってめっちゃ文書いてくださいと命令されるという、なかなかヘビーな方法で文章のタイムトライアルに挑む。腕が痛すぎてそれどころじゃない。そう思いながらも書いたら意外と量書けてびっくりした。
この講座を受けた後、「パソコンならもっと早く打てるんじゃね?」と思いウキウキしていたのだが、実際にブログを書いてみようとアプリを開いてみたら、にわかには信じられないことが起こった。
筆記のほうが、書きやすいのである。
信じられなかった。圧倒的に頭の回転にタイピングが追いついていないのである。どう考えてもペンを使ったほうが頭の回転に追いついているのだ。
なぜなのか。僕のタイピングが下手くそだからだ。
思い通りに手が動かない。絶対にミスる。ミスるを見すると誤変換するくらいならまだ許せるが、めちゃくちゃ文字入力を見するのである。あ、間違えた。まあいいや。
僕は今までタッチタイピングを独学で学んできた。というか、独学というよりも独自の方法でやってきたのだ。なんでかっていうと、そういうことを全く意識せずにパソコンを使ってきたら、8割型正しいけど2割ぐらい無茶苦茶なポジションになってるのにまあまあなスピードで入力することができるようになってたからだ。
だが最近MacBookに買い換えて、Windowsに比べて打ちやすくなったこともあるのか、そういった変な指使いが露呈してくる。Windowsのキーボードでは通用したタイピングもスタンダードでシンプルなMacのキーボードでは、変なミスが目立つ。
そのため「である」が「であえる」とかになったりする。指を押すポジションがちょっとおかしいからだ。R押そうとしたらEがぶつかったりするのだ。そしてめちゃくちゃ集中力が割かれるのである。せっかく文章モードに入ったのに気が散る。もう嫌になってくる。
なんか、めちゃくちゃ前置きが長くなってしまってる気が半端ないのだが、何が言いたいのかっていうと、俺のタッチタイピングが無茶苦茶すぎてスピードライティング講座のノウハウを全く活かしきれないのではないかと絶望しているということだ。ミスりすぎてやばい。独流が身についてしまってかなり後悔しています。
ということで、タッチタイピングをちゃんと学ぼうと思ったわけなんですが、こういうときは、こういうことに強みを持つブロガーの方のブログを見ればだいたいどうすればいいのかを知ることができる。
まあ、こういった話題に強みを持つブロガーと言えば、僕にとっては圧倒的にヨスさん。
というわけでヨスさんのブログを見てみると、よさそうな方法が見つかった。
ヨスさんのブログに載っていた無料タイピングサイト、Typing Club
海外のサイトらしいが、無料とは思えないハイレベルなタイピング学習ができるとのこと。
というわけで行ってみました。
Typing Club
このサイト、全部英語である。そのため日本語入力ではなく、アルファベットでのタイピングトレーニングになる。だが、ここで流れる動画、日本語字幕がついている。だから動画が流れてもスキップせずに見ることができる。動画もかなりレベルが高いアニメーションで、「ほんとにこれ無料かよ!」と思ってしまう。
またこのサイト、評判通り今まで見たタイピングトレーニングサイトに比べて、最も効率のよい学び方ができると感じた。なぜかというと、めちゃくちゃトレーニング数があるからだ。加えて、そのトレーニングを繰り返せば、正しいフォームで打つことが容易になる。
例えば、片手を固定して入力みたいなステージがある。一番上の画像は左手だけで入力することができる。この文字をJキーを押したまま入力させる。ようは、右手を動かさずに左手だけで入力してくださいといった感じのステージだ。こういったタイピングソフトは珍しんじゃないか。
例えば日本語のタイピングサイトに寿○打があるが、これは矯正しにくいんじゃないか。寿司が流れてくるタイピングサイトね。もうこれ言ってんじゃねーか。
あれとは違ってタイムトライアルではないため、むちゃくちゃなフォームで入力してしまうリスクが極めて少なくなる。ちゃんと学ぶ気があれば、一度踏みとどまって矯正することができる。タイムトライアル的なやつもあるが、ほとんどが矯正に使えるステージばかりだ。
また、その豊富なトレーニング内容の中には、めちゃくちゃ打ちにくい英単語みたいなものも含まれている。
例えばexerciseとか、みんな打てる?めちゃくちゃ難しくない?
この単語、なぜめちゃくちゃ難しく感じるのかというと(知らんけどみんな難しく感じる体で書いてるよ)、普段日本語入力でE→Xキーに移ることなど、そうそうないから、というかほぼゼロだからだ。加えて僕はCキーが苦手で、間違えてクセで人差し指で打ちがちだったりする。これはみんなではないと思います。すいません。
まずEを打って、絶妙に打ちづらいXキーを人差し指で、間違えないように中指でCキーを打たなければならない。かなりヘビーである。
こういった英語でしかできないタイピングのトレーニングができて面白い。ムズい!と思ってしまうのだが、これができさえすれば英語でのタイピングもかなり精度が上がる。トレーニングしておいて損はない。ひいひい言いながらもやる価値はある。
今日は一日中、昨日入会したばかりのPLANETSチャンネル(ハングアウト5本くらい見たよ)をバックで流しながらタイピングの練習をしていたのだが、こうやってブログを入力していると、やっぱり日本語入力だからなのか、即効性は低い。だがPキーを打つ際、確実に小指を使うようになったみたいに変なクセはどんどん減っていっていると感じた。
続けていけば少々遠回りかもしれないけど、着実に上達していくでしょう。
と思いながらも、これからもタイピング練習続けていきましょうかね。