LGのブルーレイプレーヤーをレビュー。
録画しているブルーレイをテレビで見るように、LGの4K対応ブルーレイプレーヤーを購入して、3ヶ月くらい使ったのでレビューを書いていきます。
結論から言うと、
コスパは最強。ここまで安くてブルーレイ&UHDが見れたら申し分ない。
とはいえど、使い勝手でちょっと残念なところもあって、個人的には失敗だった。
というような感じです。
Contents
LGブルーレイプレーヤーの特徴
LGのブルーレイプレーヤーは韓国のメーカーが作っているもので、2種類ある。
BP〇〇というタイプと、UBK〇〇というタイプの2つに分けることができて、
BP〇〇というタイプがスタンダードなブルーレイのプレーヤー。
UBK〇〇というタイプだと、4K UHD ブルーレイにも対応しているちょっとグレードが高いブルーレイプレーヤーというような感じになります。
で、BP〇〇が1万円弱、UBK〇〇が1万円くらい高くなって2万円程度というような感じです。
▷ LGブルーレイプレーヤーをレビュー|コスパは最強。だけど......。
この価格は他のブルーレイプレーヤーと比較してもかなり安く、特にUHDブルーレイプレーヤーに関しては他のと比べてかなり安い。その上、評判もそこまで悪くないので選ぶ人が多い。
で、韓国のメーカーではあるものの、日本語にも対応しているので普通に日本語で操作もできます。
LGの製品はパソコンなども日本企業よりもスペックが高い割に安いというようなものを結構見かけますが、パソコンと同じく、スペックの割に非常にコスパのいいブルーレイプレーヤーです。
LGブルーレイプレーヤーの買ってよかった点・メリット
そんなLGブルーレイプレーヤーの買ってよかった点は、とにかく安い割に普通にきれいな映像で映画を楽しめるという点。コスパは最強です
▷ LGブルーレイプレーヤーをレビュー|コスパは最強。だけど......。
コスパ最強!映像面で不満がないのにこんなに安い!
このブルーレイプレーヤーは他のメーカーのものよりも安い上、海外製なのでちょっと不安に感じてしまいますが、市販のブルーレイやレンタルのブルーレイを見る分には十分使えます。
BSプレミアムの放送を録画していたブルーレイを再生してみると、
LGブルーレイプレーヤーのイマイチな点・デメリット
ただ、このLGブルーレイプレーヤーにはデメリットも結構あります。
リモコンが使いづらい
リモコンが、ヒジョーに使いづらい。
LGブルーレイプレーヤーのリモコンは、上の写真のような感じなんですが、早送りボタンを押してもなかなかすすまない。
なんかむしろ、ひと押ししたら0.5倍速になるんじゃないかレベルに遅くて、そのまま再生したほうが早いんじゃないか?って疑問に思ってしまう。
特に、BSで放送された映画を録画したブルーレイをこのLGのブルーレイプレーヤーで見ることの多い僕にとって、かなり使いづらいと感じました。
こういうテレビで放送された映画の録画ディスクって、チャプターの位置が変になっていることが多いんですよね。
市販のブルーレイとかと違って、オープニングとかシーンの切り替わりとかでチャプターが設定されていない。
そのため、シーンセレクトする際、基本早送りボタンを押してシーンを飛ばしたり探すことになる。
その度に、このリモコンの全然進まない早送りボタンでシーンセレクトする羽目になるのですごくイライラします。
日本の(?)ブルーレイプレーヤーで録画したブルーレイの字幕や音声切り替えができない
あと、個人的に一番のデメリットだと思ったのが、日本のブルーレイレコーダーで録画した映画をLGのブルーレイプレーヤーで見ようとしたとき、字幕・音声の切り替えができないということ。
日本のテレビ番組には、字幕や副音声がついていることが多い。
例えば金曜ロードショーで放送される洋画で例えると、基本的に字幕がついてきます。
耳が不自由な方向けに作られたクローズドキャプションと呼ばれる、字幕ボタンを押したら出てくるような字幕です。
また、日本語吹き替えじゃなくて元の英語バージョンで見たいと思ったら、音声ボタンを押して英語に切り替えて見ることもできます。
この字幕・音声も一緒に録画できるレコーダーを使って録画すれば、ブルーレイにもこの字幕・音声を保存することができます。
この機能を使ってセリフが聞き取りづらい昔の日本映画を録画すれば、字幕つきで見ることができます。
例えば、黒澤映画の『羅生門』とかは聞き取りづらいセリフが結構あって字幕なしで見ると挫折しそうになりますが、BSプレミアムとかで放送されたものを録画しておけば、クローズドキャプション字幕付きで見れたりします。なので僕は重宝しています。
また、金曜ロードショーみたいな、二ヶ国語放送の映画やドラマを録画したら、
・日本語吹き替え✕字幕なし
・英語(副音声)✕CC字幕
というような形で、2通りの方法で映画を楽しむことができます。
なので、この字幕・音声をブルーレイに焼けるという機能は非常に便利なんですが、LGブルーレイプレーヤーでこのブルーレイを再生しても、字幕・副音声を出すことができません。
そのため、せっかく日本語字幕付きで録画できた黒澤映画のブルーレイを持っていたとしても日本語字幕は表示されないし、二ヶ国語放送のドラマは日本語吹き替え✕字幕なしでしか見ることができません。
おそらく、日本の規格と韓国(世界?)の規格が違うからだと思うんですが、これはかなり残念でした。
SONYレコーダーで録画した4K放送録画Blu-rayが再生できなかった
また、SONYのレコーダーで録画した4K放送ブルーレイが再生できませんでした。僕は基本的にBS4Kで放送された映画とかもなるべく録っているんですが、この4K放送録画ディスクが見れませんでした。
漠然と、4K放送を録画したやつは問題なく4KUHDBlu-rayプレーヤーで再生できると思いこんでいたので、これにもびっくりしました。
UHDは難なく再生できるんで4K録画したディスクもいけるかと思いきやいけませんでした。
まとめ
LGブルーレイプレーヤーは、市販・レンタルのブルーレイとかを再生する分には申し分ないと思います。リモコンは使いづらいという点はあれど、安さを考えればコスパのかなりいいブルーレイプレーヤーです。
でも、録画したブルーレイを再生するのには向いていませんでした。なので、録画したブルーレイを見るのがメインのつもりだった僕的には失敗でした。
正直言って、Amazonかどっかで安いブルーレイレコーダー買おうかなと思いました。ブルーレイレコーダーだと確実に字幕・音声切り替えができる上、録画したブルーレイのチャプター編集もできたりするんで、録画したブルーレイをメインに見るつもりの人は日本製ブルーレイレコーダーを購入して見るのがおすすめです。
ただ、LGブルーレイプレーヤーは、市販・レンタルのブルーレイを見る場合はそこまでデメリットはないので、市販のBlu-rayとかを見るのがメインな方にはおすすめです。そういう点ではコスパ最強です。
▷ LGブルーレイプレーヤーをレビュー|コスパは最強。だけど......。