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2022年以降台頭してきている動画配信サービス、Apple TV +をお得に見れるApple Oneのサービス内容について解説。

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Apple Oneは

Apple Music
Apple TV+
Apple Arcade
iCloud

の4種類のサービスを1100円、もしくはiCloud+200GB版かつ、最大5人のアカウントで使えるファミリープランを1850円で使うことができる、Appleのサブスクリプションサービス。

正直言って僕にとっていらないんじゃないの?というサービスもあったりするけれど、それを踏まえても1100円でこのサービスが使えるのは、結構お得だと思った。

今回の記事ではなぜApple Oneをお得だと思ったのか、Apple TV +が気になっている人及び、Apple Music に入っている人が切り替えたほうがいい理由について簡単に解説していきます。

この記事を書いている人の信憑性

また、僕はApple Music もiCloud課金も経験がある上、実際に今回の記事を書くためにApple Oneに加入して、Apple Arcade で遊べるアプリなどもちょっと遊んだりしている。

そして加入するまでわからなかったiCloudのあれこれに関しても結構わかった。そんな感じで実際にApple Oneに入っている僕がApple Oneに入るメリット及び、それぞれのサービスの特徴等をまとめた。

Apple Oneとは・4つのサービスを詳しく解説

Apple Oneは先程も書いたとおり、

Apple Music
Apple TV+
Apple Arcade
iCloud(50GB)

の4種のサービスが月額1100円で利用できるサービスで、

最大5人まで使えて、200GBまでiCloudを使用できる家族プランもある。

それぞれ値段は

Apple Music (個人980円)
Apple TV+ (600円)
Apple Arcade (600円)
iCloud 50GB  (130円)/  200GB(400円)

という感じになる。

そのため、Apple Music とApple TV +を契約したいと思っている人であれば、絶対にApple Oneのほうがお得になる。

Apple Music とiCloud50GBを契約したらおまけでApple TV +とApple Arcadeがついてくるというような考え方をしてもいいけれど、この4つのうちのなんかしらのサービスを使うのであれば、間違いなくお得になる。そんなサービスです。

ではこれからこの4つのサービスについて、詳しく解説していきます。

1.Apple Music 

Apple Music はAppleの音楽定額聴き放題サービス。

Apple Music といえばSpotifyプレミアムやAmazon Music Unlimitedなどと並ぶくらいメジャーな音楽聴き放題サービス、俗に言うサブスクだ。

こういう音楽配信サブスクリプションに入っていれば、大量の音楽を手軽に楽しむことができる。

ネットに繋がっていさえすればスマホやパソコン、テレビなどで聞くことができるし、ネットに繋がっていなくてもダウンロードしておけば、どこでも楽しむことができるようになる。

CDの音源をパソコンにダウンロードしてスマホに同期するという、2000年代〜2010年代前半くらいの音楽の聞き方とは違い、アプリから選べばすぐに聞くことができる。ネット記事をタップするような感じで、アルバムやアーティストをタップすることで、すぐに聴きたい音楽へとたどり着くことができる。

旧来の音楽の聞き方よりも圧倒的に楽なので、最近かなり普及してきています。

こういったサービスはApple Music以外に  Amazon Music UnlimitedやSpotifyプレミアムなどがあって、だいたい値段設定も聞ける音楽の多さも若干差はあるものの同じくらいです。

Spotifyプレミアムレビュー

音楽配信サービスに入るメリット・デメリット

こういった音楽配信サービスに入るメリットについて簡単に書いておきます。これらのメリットは、Apple Musicでも、Amazon Music Unlimitedでも変わらないです。

音楽配信サービスの一番のメリット。それはCDをパソコンに入れてスマホに同期しなくとも音楽を聞けるので、CDをパソコンに取り込んで管理するという手間がほとんどなくなるという点。

そのため、むしろCDやCDからパソコンにダウンロードした音源を大量に持っている人こそ入るべきだと思います。

よほどメジャーな楽曲でなかったりした場合は聞けないものの、だいたい自分が聞きたいと思ったものは入ってるのでYouTubeで音楽を探すノリで楽曲を聞くことができて、パソコンから同期しなくても、直で音楽を聞くことができる。そのため、CDで取り込むよりもめちゃくちゃ気軽に聞ける。

Wi-Fiとか繋いでるときなら通信量気にせずに楽しめるし、ダウンロードしとけばどこでも楽しむことができる。パソコンでのめんどくさい作業を全くせずに、音楽を楽しめます。

僕はだいぶ前、WindowsのパソコンからMacBookに買い替えたけど、iTunesの音楽を新しいパソコンに移行していない。めんどくさいから。Windowsのパソコンに大量の楽曲が入ってるんですが、何も扱っていない。

僕も昔はよく、レンタルCD大量に借りてパソコンに取り込んでました。僕、昔は結構なコレクターだったんですよね。サマソニとかFUJI ROCKに出演するような海外のバンドを主に、いろんなアーティストのアルバムのCDを借りてきて、パソコンにインポートして、集めてました。

Radioheadみたいな、すごい好きなわけではないけどたまに聞くみたいなバンドのアルバムもコンプしたり、好きなものとか人気なものは一通り揃える気で借りてました。都市部に行ったついでにTSUTAYAを物色して借りたり、GEOの宅配レンタルで借りたりしてました。

近くのTSUTAYAに置いていないようなこういうものも、いろいろなレンタルショップ物色して借りたりしてたため、音楽自体は結構持っています。でも大量の音楽がパソコンに入っていると、管理がめんどくさい。

移動させたかどうかわからない楽曲をパソコンに移動させたら二曲ダブってしまって、消すにもファイルがごちゃごちゃしてるし扱うのが面倒になったとかで、管理するのがめちゃくちゃめんどくさかった。

あとHDDがぶっ壊れて曲が消えたとか。そういうことが、大量のデータを管理していると起こったりする。1回管理しようとしたら、ちょっと整理しようとしただけで2,3時間くらいかかったこともあった。

そんな感じだった僕が音楽配信サブスクの無料体験を試してみたら、衝撃を受けた。

この手間がゼロで、僕が普段聞くほとんどの楽曲を気軽に聞けるようになったから。

あんだけ苦労して集めた音源がほとんどあるし、管理をしなくていい。管理する時間がほぼゼロになる。膨大な音楽を一気に管理しようとしたら、1,2時間以上普通にすぎたりもするんですが、1ヶ月に1,2時間くらいのバイト代で、音楽をストレスなく聞きまくることができます

レンタルに行く手間、探す手間、パソコンに入れてスマホに同期する手間が全くなく、アプリを入れるだけで音楽を聞けるサービスが音楽配信サブスクです。

他のメリットを箇条書きにすると

・最新アルバムも普通に配信されている

・日本ではマイナーでTSUTAYAなどにも置いていないような洋楽アルバムが普通に聞ける

・日本のTOP曲のようなプレイリストを聞くだけでも楽しめる

というようなメリットがあります。

逆にデメリットは

・サブスク解禁をしないアーティストも一定数いて、一部の曲は聞けない

というような感じです。昔は邦楽の場合かなりそういうアーティストがいたのでBUMP OF CHICKENとかB'zとかも聞けませんでしたが、今は大体聞けます。

ただ、山下達郎さんみたいな「サブスク解禁しません」というアーティストも何人、何組かいます。

Apple Music とは

こういうメリットのある音楽配信サブスクで、AppleがやっているメジャーなサービスがApple Music。

iPhoneに標準搭載されているミュージックアプリから聞くことができ、新たに専用のアプリをインストールする必要がない。使い勝手は完全にiPhoneのミュージックアプリそのままなので、使い慣れている人にはものすごく使いやすい。

月額980円で9,000万もの楽曲が聴き放題で、無料期間もある。日替わりのレコメンド機能や世界のラジオ、ミュージックビデオや歌詞表示などにも対応しており、多彩なコンテンツが楽しめるというようなサービスです。

音楽配信サブスクには、Apple Music の他にも先述の通り、

・Spotifyプレミアム

・Amazon Music Unlimited

などといったアプリがある。ただ、僕はこの2つよりもApple Music のほうが好きです。理由はなぜかというと、僕がiPhoneユーザーだからです。

Apple Music の強み

Apple Music の一番の強み、それはiPhoneユーザーはアプリそのままなので使いやすいということ。

iPhoneユーザーはミュージックアプリそのままです。

そのため、気になったアルバムや楽曲を見つけて、追加ボタンを押したらそのままライブラリに追加される。なので、iTunesやiPhoneでコツコツためてきたライブラリの楽曲と、Apple Music のクラウド上にある膨大な楽曲でプレイリストを作ったりできる。

iTunesやCDから取り込んだ音源とApple Musicで追加した音楽は、ライブラリで一元管理できる。そのため、お気に入りのプレイリストを作成するときは、Apple Musicで配信されていない曲をCDに取り込み、補うことが可能。

例えばSpotifyプレミアムに加入して基本的に音楽はSpotifyで聞くみたいな感じだったとしても、CDの音源をスマホにいれた曲に関しては、iPhoneユーザーならApple Music と同じアプリを使わなければならない。androidだったら別の音楽のアプリで聞かなければならない。

でも、iPhoneユーザーがApple Music に契約したら、2つが一緒になっているので使いやすいです。

また、こういう音楽配信サブスクは、プレイリスト機能が結構面白いので、音楽に詳しくなかったとしても楽しめますが、Apple Music のほうが初心者向けプレイリストは充実しています。

簡単にいえばあまりそのアーティストについて知らないという人でも楽しめるようなプレイリストがApple Music のほうが選曲がいい印象があります。

Apple Music だと、アーティストのページを見るとはじめての〇〇といったようなプレイリストがあって、はじめての Coldplay とか、はじめての Red Hot Chili Peppers とか、知りたいバンドの有名曲を一気に聞けるプレイリストとかもあるため僕は重宝しています。

このはじめての〇〇系のプレイリストが、Spotifyなどよりも使い勝手がいい。Spotifyとは違ってちゃんとベスト盤みたいなセレクトをしているのであまり知らないアーティストのプレイリストをよく聞いています。

Spotifyだと同じ曲の通常版とライブ版が入っていたりして、シャッフル再生したときに「あれ?この曲さっき聞いたぞ?」と思うこともたまにあったりするし、かなりマイナーな曲も入っていたりするんですが、Apple Music だとそういうことはかなり少ない。

もしかしたら0ではないかもしれないので少ないと書いたものの、今まで僕はそういうプレイリストを見たことがない。

逆にかなりニッチな曲も「はじめての〇〇」みたいなプレイリストに含まれていたりするSpotifyでは超好みだけどマイナーな曲とセレンディピティ的な出会い方をする可能性が高まるというメリットはあるものの、全く知らないアーティストに関してはやっぱりベスト盤的なプレイリストを聴きたい。

Apple Music だとほんとに、そのアーティストのベスト版を聞いているような感じなので、いろいろなアーティストを知りたいと思っている人はApple Music のほうがおすすめです。

Apple Music に入るべき人は

・iPhoneユーザーはアプリそのままなので使いやすい

・プレイリストが比較的充実していて、はじめての〇〇が使いやすい

という強みを持つApple Music はやはりiPhoneユーザーなら一度は入ってみるべきだと思う。

これはApple Music だけに限らず、こういうアプリを使うときは家電と同じく同じ企業のものを使ったほうが使いやすい。

例えばテレビとレコーダーを買い換えるとして、パナソニック製のビエラを買うならレコーダーも同じディーガを買ったほうが使いやすいし、ソニー製のブラビアを買うならレコーダーもソニーに統一したほうがいい。

同じく、アプリの場合でも音楽を聞く場合はAppleが推奨しているApple Music を使ったほうが、他のiPhoneの機能だったり、Apple WatchやiPadなどといった他のApple製品とも連動しやすい。

例えば、スマホの音楽を自動再生してくれるカーナビを搭載している車に乗る時、Spotifyプレミアムをメインに使っているiPhoneユーザーはちょっと使いづらい。

iPhoneは自動的にAppleの音楽アプリであるミュージックを自動再生するからだ。そのためSpotifyプレミアムユーザーの場合は車のエンジンを入れる前にあらかじめSpotifyで聴きたい音楽を選んで再生する必要がある。

でも、Apple Music をメインに使っているiPhoneユーザーの場合、あらかじめ再生するみたいなことをしなくても済む。無駄な手間をかけずに済む。こういう感じでiPhoneユーザーならなのであれば絶対に試しに入ったほうがいいです。

まとめ

Apple Music は他のSpotifyなどと同じような音楽配信サブスクだが、iPhoneユーザー、Apple製品を使っている人にとって一番使いやすいので、こういう音楽配信サブスクに入会するつもりがあるなら他のサービスではなくApple Music を選ぶべき。

他のサービスのお試し入会をして聞ける音楽を比較してもいいが、使いやすさに関してはApple Music のほうが圧倒的に高い。

2.Apple TV + 

つづいてApple TV +の説明に移ります。

簡単にいうと、Apple版NetflixだったりDisney+(ディズニープラス)だったりというような動画配信サービスです。

このApple TV +、前まではただのAppleがやっているオリジナル配信サービスという印象しかなく、そこまで浸透していなかった。まあ、Appleのサービスだから結構注目はされるだろうなとは思われていたものの、影は薄かった。だが、2022年くらいからNetflixなどと並ぶ動画配信サービスになることを期待されるようになった。

その大きな理由は、『コーダ 愛のうた』がアカデミー作品賞を受賞したから。

2022年に台頭してきたApple TV +

2020年頃からコロナ禍になり動画配信サービスを契約する人が増えてきたし、映画会社も劇場公開から配信をメインにするようなところも多くなった。

2021年頃にはU-NEXTがHBO MAXのコンテンツを配信したり、ディズニーマイナスと言われ続けていたDisney+(ディズニープラス)が完全なるDisney+(ディズニープラス)になって、日本版だけにあったデメリットが完全払拭されたりなど、動画配信サービス業界は大きく変化した。

日本では前までNetflix一強でAmazonプライム・ビデオにも入るみたいな人が多かったものの、U-NEXTやDisney+(ディズニープラス)も同じくらいすごくなっていって、覇権争いは続いている。というか、どれもすごいからユーザーがどれを契約するか悩むという状況が続いている。

そして2022年、比較的新参者だった動画配信サービスのApple TV +が、もともと一強だったNetflixの悲願を先に達成してしまった。Apple TV +のオリジナルコンテンツとして制作された『コーダ 愛のうた』がオスカー、つまりアカデミー作品賞を受賞したのだ。

2018年にアルフォンソ・キュアロンによるNetflixオリジナルコンテンツ『ROMA/ローマ』がアカデミー作品賞最有力候補になってからというものの、Netflixは名監督による秀作を制作し、賞レースを賑わせてきた。

そして2022年のアカデミー作品賞には『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『ドント・ルック・アップ』がノミネート。2作品とも批評家から絶賛され、動画配信サービス初のオスカー受賞が期待されていた。だが、実際に撮ったのは比較的新参者ポジションだった動画配信サービス、Apple TV +のオリジナルコンテンツ、『コーダ 愛のうた』だった。

この作品は日本だとGAGAが配給した劇場映画だがもともとはApple TV +のオリジナルコンテンツ。

この作品がオスカーを獲得したため、これを契機に2022年以降、Apple TV +はNetflixやAmazonプライム・ビデオ、U-NEXTなどといった動画配信サービスと並ぶような注目株になってきています。

他にもApple TV +にはコーエン兄弟の最新作で言わずとしれたシェイクスピアの名作が原作の『マクベス』、『イカゲーム』『愛の不時着』に次ぐような注目をされている韓国ドラマで世界中で高評価を受けている『パチンコ』などといった映画やドラマシリーズを配信しているため、これからNetflix・Hulu・Disney+(ディズニープラス)・HBO MAX (日本ではU-NEXTが独占見放題配信)といったような動画配信サービスと同じくらい、オリジナルコンテンツが注目されるサービスになってきています。

Apple TV +の弱点

しかしApple TV +にはかなり大きな弱点があった。

基本的にオリジナルコンテンツしか見れないのだ。

Apple TV +で配信されるオリジナルコンテンツはかなり注目されるものが多いものの、それしか見れない印象が強い。

NetflixやHulu、U-NEXT、Disney+(ディズニープラス)では旧作映画だったり名作ドラマ、アニメなどといったものが見放題で配信されている。そして基本料金は1000円程度。(U-NEXTは2000円程度であるものの継続ボーナスとして1200円ついてくる上、他の動画配信サービスよりも旧作コンテンツが大量に見れる。)

だけどApple TV +は600円くらいかかる。そのため、コスパはそんなによくない。

同価格帯のAmazonプライム・ビデオと比較する

600円という値段はAmazonプライム・ビデオと同じくらいだ。

Amazonプライム・ビデオとは何かというと、

月額500円で

アマゾンの送料関係基本無料
Amazonプライム・ビデオが見れる
プライム・リーディングで本がタダで読める
Kindleオーナーライブラリーの1冊をタダで読める
プライム・ミュージックで音楽聴き放題
プライム・ラジオ聴き放題
Kindleが4000円引きに
プライム・フォトで写真が保存できる
プライムデー(限定セール)の参加権をゲットできる
アマゾンパントリーで日用品をまとめ買いできる
プライムNOWが使える
アマゾンフレッシュで生鮮食品が買える
プライムワードローブで試着ができる

といった特典を受けることができるAmazonプライムの特典の一つ。2番めに書いているやつ。

基本送料・お急ぎ便(商品によっては頼んだ翌日・当日に届く)・日時指定便が無料になるという特典プラス、

映画やドラマ、アニメなどといった映像コンテンツがかなり見れて、音楽も結構聞けて、電子書籍も何冊か読めて、セールに参加できるというような感じのサービスだ。

特にAmazonプライムに入れば見ることができるAmazonプライム・ビデオのラインナップは、500円(のサービスのおまけ)とは思えないくらいラインナップが充実していて、かなり見れるので、使っている人がかなり多い。

このAmazonプライム・ビデオよりもちょっと高いApple TV +を比較してみると、やはりコンテンツでは圧倒的に前者のAmazonプライム・ビデオのほうが多い。Amazonオリジナルコンテンツの『ザ・ボーイズ』『マーベラス・ミセス・メイゼル』などといったものも見れる上、旧作映画やドラマなどに関しても見ることができるからだ。

前者のオリジナルコンテンツの2つのドラマはかなり高評価を得ているドラマシリーズで、基本的にAmazonプライム・ビデオじゃないと見れない。『フリーバッグ』のようにWOWOWで放送されたりしたこともあるが、基本的にこういうコンテンツを見るためにはAmazonプライムに入る必要がある。

そのうえ、名作旧作映画も山程見放題で見れる。オリジナルコンテンツを独占配信している上、往年の名作も見れるAmazonプライム・ビデオのほうが、良質で話題になる作品はあれど旧作コンテンツが全く配信されていないApple TV +よりは充実しているだろう。

属性が似ているWOWOWと比較する

ではこのApple TV +を、個人的に似てると思ったWOWOWと比較してみる。

WOWOWというサービスを契約している多くの人は、僕みたいに旧作映画や新作映画の録画のために入会しているのではなく、オリジナルドラマを見るためだったり、スポーツ観戦のために加入しているようだ。テレビで録画ではなく、Netflixなどと同じくアプリ経由でドラマを楽しむという楽しみ方をしている人が割と多い。

例えば2022年だとマイケル・マン監督の『TOKYO VICE』というドラマシリーズが話題になったが、このコンテンツを見るためだけにWOWOWに入会し、WOWOWオンデマンドのアプリを使ってスマホなりタブレットなりで見ていたという人は結構いる。この『TOKYO VICE』の例のように、見たいコンテンツを見るためだけにWOWOWに入会するということは結構あるだろう。

とはいえど、新作映画(WOWOWで放送されたオリジナルでない作品)も見れるようになるという点を考えると、やはりWOWOWのほうが機能的には多い。税込み2530円のサービスではあるものの、こういうサービスと比較するとちょっと割高な気がする。そして僕が推奨している放送作品の録画ができるという面でもWOWOWのほうがコスパはいいだろう。

ただ、WOWOWは2530円もかかるがApple TV +は600円だ。そのため料金的にはどう考えてもApple TV +のほうが敷居は低い。

結局コンテンツがすごいかどうか

2530円のWOWOWですらオリジナルコンテンツを見るためだけに入会する人がいるということを考えると、結局、こういう動画配信サービスは使いやすさやコスパの良さよりも、みたいコンテンツがあるかどうかだったりする。

例えば使いやすさがあまり良くないと言われていたり、見放題で見れる作品が少なすぎるといわれている動画配信サービスだったとしても、このサービスだけで見れるコンテンツでおもしろそうなものがあれば、それを選びます。評判がそこまでよくなくて、コスパも高い訳ではないフジテレビオンデマンドも『古畑任三郎』が見たいと思う人なら見るだろうし、テレ朝の昔のバラエティが見たいと思っている人はネトフリなどよりもコスパは良くないテラサに入ってみるだろう。

同じ用に『TOKYO VICE』を見るためだけ(もったいないからおそらく他のオリジナルコンテンツも見ているだろうが)に、WOWOWに入会する人も一定数いることを考えると、Apple TV +もそんなサービスになると思われる。

Netflixの『イカゲーム』だったりAmazonプライム・ビデオの『ザ・ボーイズ』、Disney+(ディズニープラス)の『マンダロリアン』のように、Apple TV +のオリジナルコンテンツで高評価を受ける話題作が作られたなら、コスパが悪かったとしても入る人は入るし、今後そういうコンテンツをどんどん作っていくだろう。

オリジナルコンテンツだけが見れて600円は高いと思うだろうが、入る人は入るし、映画・ドラマ好きなら、注目作が作られたときにApple TV +に入ってコンテンツを見るという、そういう流れになっていくだろう。

まとめ

Apple TV +は現時点でオリジナルコンテンツのみを配信しているサービスなので、他のサービスと比較するとあまりコスパはよくない。

とはいえど、このオリジナルコンテンツが今後ものすごく注目され、Netflixの『イカゲーム』Amazonプライム・ビデオの『ザ・ボーイズ』などといったコンテンツと同じくらいの話題になるかもしれない傑作が数多く作られる可能性が高い。

こういうコンテンツを見るためだけに600円支払って見るという流れになるだろう。

3.Apple Arcade 

Apple Arcadeに関しては僕はあまり使うつもりがなくそこまで書くことはないので手短に説明します。すみません。

Apple ArcadeはAppleのアプリで楽しめるゲームがいろいろと楽しめますという感じのサービス。

僕はあまりゲームをしないしするつもりもない。熱中する時間を無駄にして後悔することのほうが多く、その時間をなるべく読書や映画鑑賞などにあてたいため、避けている。

とはいえどせっかく加入したため、昔よくプレイしていた太鼓の達人のアプリをダウンロードしてみてやってみた。そしたら完全なる有料版クオリティのものだった。

太鼓の達人は昔課金して楽曲を買った記憶がある。楽曲が何曲か入っているパックを数百円で購入してプレイするという感じでしたことがあった。調べてみると、今はサブスクスタイルで500円課金で楽曲取り放題、ゲームセンターに置いてあるような感じの曲数が選び放題になるという感じになるよう。

この500円課金が、Apple Arcadeに入会すると特典に入っているため、かなりお得。

太鼓の達人及び、他のゲームもやりたいと思っている人にとってコスパはめちゃくちゃいいと感じた。

まとめ

Apple Arcadeは太鼓の達人をやるだけでももとがとれるようなサービスで、それ以外にもいろいろなアプリゲームが遊び放題になる。そのため暇な人にはおすすめだが沼にハマると時間を使いすぎて危険。僕もあまりするつもりはない。

4. iCloud

iCloudはもうApple ユーザーの人にとって縁を切るのが難しいサービスなので説明不要だとは思うけれど、

・写真
・書類データ(PDFなど)
・メモ

などが簡単に同期できるクラウドストレージ。

つまり、iPhoneで撮影した写真をiPadで簡単に見れたり、macbookのメモアプリで書き込んだものをiPhoneでリライトしたりすることが可能。

このiCloud、iPhoneを買ったりしてアカウントを作ったら、自動的に5GBの無料ストレージが使えるようになる。そのため5GBまでは、スマホで撮影した写真をMacBookやiPadなどで見ることができたりする。

だが、5GB以上のデータがiCloud上にある場合、スマホで撮影した写真はMacBookで見ることができず、Airdropなどの機能を使ってシェアしないと管理することができない。そして足りなくなると、

iCloudストレージの空き領域が不足しています

というメッセージが定期的にスマホ上に現れるようになる。つまり、空き領域が不足しているため、課金してください。そうすると写真やメモなどをちゃんとMacBookやiPadなどと同期することができるようになります。ということだ。

この課金には

+50GB

+200GB

+2TB

の3種類がある。料金は

日本3  (JPY)
50 GB:¥130
200 GB:¥400
2 TB:¥1300

と公式サイトには書かれている(2022年7月現在)

5GBから50GB、つまり10倍の容量にするのに月額130円、そして200GBで400円かかる。

基本的に個人の写真・メモなどのストレージなのであれば、普通に50GBで足りる。ただ、動画データなどをかなりの量保管したいという場合だと、200GBだったり2TBの容量が必要になってくる。2TBになると200GBの10倍もの量になるのでよほどの人でない限り事足りるというか、個人の領域を超えているような感じもする。

まあ、個人で使う場合で、写真の容量にゆとりをもたせたいという場合なら普通に50GBで済むと思う。動画データ大量に保存したいとかじゃない限り。iCloudストレージの空き領域が不足しています

のメッセージが出てきて半年以上ほったらかしにしていますという人もいるだろうが、スマホがぶっ壊れたときにデータを取り出せなくなるし、データを新しい機種に移行ができないのでかなりめんどくさい。iPhoneユーザーなら入っておいたほうが精神衛生上いいだろう。

まとめ

iCloudは、自分が今使っているiPhoneの写真やメモなどをMacBookだったりiPadなどといったデバイスでも簡単に同期できるオンラインストレージサービス。

基本的に5GBは無料だが、5GBを超えると写真やメモは同期されず、iCloudストレージの空き領域が不足しています というメッセージと共に課金を勧めてくる。この課金をしなければスマホが壊れたときデータがおじゃんになるが、課金をしていたらMacBookなどから簡単に見ることができるし、スマホを買い替えたときに見ることもできる。そのため、50GB版だけでも入っておいたほうが楽。

Apple Oneがお得な理由

先程紹介した

Apple Music
Apple TV+
Apple Arcade
iCloud

の4つの特典をお得に受けることができるのがApple One。

それぞれ値段は

Apple Music (個人980円)
Apple TV+ (600円)
Apple Arcade (600円)
iCloud 50GB  (130円)

だ。これらの特典を1100円で受けることができる。

そして先程書いたことをまとめると

Apple Music (iPhoneユーザーで音楽聴きたいならこれ一択の音楽配信サブスク)
Apple TV+(コスパは悪いが、話題作が作られる可能性の高い動画配信サービス)
Apple Arcade(時間を無駄にしてしまいそうで注意が必要な有料ゲームサブスク)
iCloud(少なくとも50GBだけでも入っておいたら精神衛生上いいし色々楽なストレージ)

というような感じになる。

つまり、音楽を聴きたいiPhoneユーザーはSpotifyよりも使い勝手がいいApple Music に入るべきだし、いろいろなデバイスで写真やメモを見たり編集できる上、機種変更のときも楽になるiCloudにも入っておいたほうがいいためこの2つには入っておいたほうがいい。

そしてApple TV +には、見たいと思うコンテンツがあれば入ったほうがいいという感じのサービスでコスパはよくないものの、話題作が作られる可能性が高いのでアンテナをはっておいたほうがいい。ゲームしたいならApple Arcadeはおすすめ、そんな感じになる。

Apple Music とiCloudのサービスには、iPhoneユーザーは入っておいたほうがいいということになるが、Apple Oneを契約すれば、この2つのサービスにそれぞれ入るよりも安くなる上、

Apple TV +とApple Arcadeが使える特典がついてくるということになる。

Apple One(家族プラン)の場合解説

Apple Oneの家族プランの場合で考えてみよう。

Apple Oneの個人プランと家族プランの大きな違いは2つ。

Apple Music がファミリープランになるかどうかと、iCloudのストレージが200GBになるかどうかだ。

つまり、

Apple Music (ファミリー1480円)
Apple TV+ (600円)
Apple Arcade (600円)
iCloud  200GB(400円)

ということになる。

こちらもApple Music とiCloud課金のセットのおまけにApple TV +とApple Arcadeがついてくる。という考え方ができるようなコスパの良さをしている。

個人プランも家族プランも、

Apple Music とiCloud課金のセットのおまけにApple TV +とApple Arcadeがついてくる。

と、考えると、めちゃくちゃお得に感じないだろうか。

まとめ

先述の通りApple Music はiPhoneユーザーなら入っておいたほうがいいし、iCloud課金もしておいたほうが楽。そう考えると、これがセットに含まれているApple Oneは入ったほうがいい。

そして、単独で入るにはコスパが悪いが、今後注目されるであろうコンテンツが大量に作られるかもしれないApple Oneが特典に含まれているため、見ることができる。ゲームをしたい気分になったらApple Arcadeで有料クオリティのゲームを楽しむこともできる。

そのため、僕みたいに音楽配信サブスクに入っているiPhoneユーザーなら絶対に入ったほうがいいサービスです。

 今ならApple Oneでは初回登録の方に限り1ヶ月間無料トライアルできるので、気になるという方は試してみるのをおすすめします。

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