
※2024年7月リライト
NetflixとAmazonプライムを徹底比較。
どちらも今入会している僕が、NetflixとAmazonプライムのメリット・デメリットをまとめていこうと思います。
ぶっちゃけ、両方入るのがこれからのスタンダードになると思います。なのでどっちに入るべきかというのは決められないんですが、強いて言うならAmazonプライム・ビデオのほうが動画配信サービス入門にはいいんじゃないですかね。安いし。
Contents
この記事を書いている人の信頼性
この記事を書いている僕は、普通の人に比べると映画には結構詳しいほうです。
コロナ禍の前までは劇場で100本以上映画を見たし、動画配信サービスやレンタルでも見ているし、旅行先ではなるべくご当地ミニシアターで映画を見るような感じでした。コロナ禍のときに映画館に行く頻度は激減しましたが。最近ちょっとずつペースを取り戻してきてます。上には上がいますが、まあ、結構詳しい方だと思います。少なくとも、ネットでこういう記事を書いているサイト運営者の中では映画などのコンテンツにかなり詳しい方です。
あと映画関連サービスのレビュー記事も、実際に体験してみて、本サイトでいろいろ書いてます。
U-NEXTレビュー
Amazonプライムレビュー
ディズニーデラックスレビュー
Netflixレビュー
DMMTVレビュー
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▷ 洋画(外国映画)に強い動画配信サービスはどれ?映画好きがガチセレクト
▷ 邦画に強い動画配信サービスはどれ?映画好きがガチセレクト
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色々な映画サービスを体験した僕が、WOWOWとNetflixのメリット・デメリットをまとめていこうと思います。
前提として
本記事では、映画好きにおすすめな2つのサービス、NetflixとAmazonプライムについて、徹底比較してみる。様々な特徴から比較し、どちらのほうがコスパがいいのか、コンテンツが見れるのか等についてを考えてみた。
だが、どちらのほうがおすすめかとは言い切れない。どちらもいいところ・弱いところがあるからだ。
例えばマクドナルドとモスバーガーを比較した場合、絶対にマクド!とか絶対にモスのほうがいい!とは言いづらい。ジャンキーなポテトが食いたいんならマクドナルドのほうがいいだろうし、新鮮な野菜を使ったバーガーが食べたいとかオニオンリングが食べたい気分だったらモスを選んだほうがいいでしょう。そんなの、気分によりますよ。
今回取り扱うNetflixとAmazonプライムも同じです。どっちが優れているかなんて書くことはできません。どっちを選ぶかは人次第だからです。
Amazonプライム一択とかNetflix一択とかはかけないですが、選ぶ基準としてメリット・デメリット、それぞれのサービスの特徴についてまとめてみたので、どちらに入ったほうがいいのか悩んだ際に、是非参考にしてみてください。
ではまず、Netflixのほうから特徴とか見れるコンテンツについて解説します。
Netflixの特徴
Netflixはもはや通販で言うAmazon、スマートフォンでいうiPhoneのような、圧倒的な王者になりつつあるVOD。世界的なシェアで他のサービスを圧倒している。
VOD(ビデオ・オン・デマンド)は、視聴者が観たい時にいろいろな映像コンテンツを視聴することができるというサービス。スマホからでもパソコンからでも、対応機種ならテレビからでも見れるような動画配信サービスのことをVODという。この代表格であるNetflixは、月に1000円程度支払えば表示されるコンテンツのすべてが見放題になるというサブスクリプションスタイルの、動画配信サービスだ。
これから、Netflixに入ったことがないというのはAmazonを使ったこと無いレベルの話になってくる。なので、いつかは入ったほうがいいと思う。
さっきも書きましたけど、NetflixとAmazonプライム・ビデオは、一昔まえの新聞みたいなサービスになりつつある。定期購読していないと驚かれるような、そんなサービスだ。
Netflixに入るべき一番の理由、それは「オリジナルコンテンツが世間の話題になるレベルになっている」から、というものがある。実際2019年のアカデミー賞で最も注目されたことは「Netflix製の映画が作品賞を獲れるか否か」だった。このアカデミー作品賞最有力候補『ROMA/ローマ』は結局受賞はできなかったものの、最多部門ノミネートされ、非常に高い評価を受けた。
この作品は『ゼロ・グラビティ』『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』などで知られるアルフォンソ・キュアロン監督の最新作。映画好きが2018年公開作で最も注目する作品の一つだった。実際僕は『ROMA/ローマ』を見るために、はじめて入会した。そういう映画好きは多いと思う。
そして2020年のアカデミー賞でもNetflix勢が大躍進。『アイリッシュマン』や『マリッジ・ストーリー』などといった作品が作品賞候補になり高い評価を受けた。その他にも、『アナイアレイション』や『7月22日』、『イカロス』『13th -憲法修正第13条-』『最後の追跡』『Okja/オクジャ』などといった賞レースを賑わせた映画・ドキュメンタリーがNetflix独占配信。
そして先程でてきた『Okja/オクジャ』は『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督の前作だ。オリジナルコンテンツとして製作された映画なので、今の所Netflixでしか見ることができません。
こういうコンテンツを見れるか否か、それだけでNetflixに入る価値があります。
Amazonプライムの特徴
料金:月600円/年契約は5980円 Amazonプライムとはなんなのかについてざっくりと書くと、「1日10数円支払えば、非常に文化的で、充実した生活を送ることができる」サービスです。 まず、 送料無料 という、Amazonユーザーならありがたい特典を受けることができます。 送料を無料にするために一緒に購入するものを考える手間が省けて、頼みたいものだけをすぐに購入できる。お急ぎ便が使えるので頼んだ翌日に届く。福岡の田舎に住んでいたとしても、すぐに注文した商品が届くし、日時指定便も無料になる。月600円or年5900円でこういう特典がついてくるというのがAmazonの有料会員、Amazonプライムです。 で、Amazonプライムには他にも、 Prime Videoチャンネル といった特典も、おまけとしてついてきます。正直言って僕もあまり把握出来ていないんですが(笑)、端的に言ってAmazonプライムビデオとプライム会員限定セールだけでも十分の価値があるような、そんなサービスです。 Amazonプライムに入れば、どんな辺鄙なところに住んでいてもAmazonが出品する商品は無料で届けてくれるし、どんなに周りにTSUTAYAや映画館、図書館等がなかったとしても、本・映画・ドラマを最低限(にしてはかなり多いが)楽しめるという、月600円のお家簡易図書館です。 図書館に行けば、本を無料で借りることができて、昔の映画もできたりしますよね。あんな感じの特典が、月600円で家から一歩も出なくても楽しめるというのが、Amazonプライムです。 まず、本が読み放題。Kindleのアプリを使って、タブレットを持っていなくてもスマホから、いろいろな本が読める。このサービスも案外ラインナップが充実している。 この本読み放題サービス、プライム・リーディングは、Kindle Unlimited という強化版のサービス(名前通り音楽で言うAmazon Music Unlimited)もありますが、プライムリーディングだけでも十分読めます。普通に光文社古典新訳文庫とかも何冊か読めるので便利です。 ▷ ラインナップ一覧 音楽や本が楽しめるという他にも、限定セールに参加できたりするといったような特典がありますが、その中でも一番すごいのが、Amazonプライム・ビデオです。 Amazonプライム・ビデオでは、月600円のAmazon送料・お急ぎ便・日時指定便無料のおまけとしてついてくるとは思えないほどの、おびただしい量のコンテンツが見れるようになります。 NetflixやHulu、U-NEXTなどといった他の専門的な動画配信サービスよりは、若干少ないような気もしますが、おまけとは思えないほどコンテンツが充実していて、名作海外ドラマとかがめちゃくちゃ見れます。 職業柄、色々な動画配信サービスを体験する必要があるので僕はいろいろなサービスに入っていますが、ぶっちゃけ言うと、普通の人は最悪Amazonプライム・ビデオさえ入っていれば見るコンテンツに困らないと思います。それくらい見れるコンテンツは充実しています。 Amazonプライム・ビデオでは、U-NEXTとかでは高いレンタル代を支払わないと見れないような新作映画とか、DVDになっていない・レンタルで置いていないようなレアな映画とかも、見放題作品として配信されていることがあります。 また、別途レンタル代はかかってきますが、DVDとして発売されていなかったり、レンタルDVDショップに置いてなさそうな作品もレンタルで見れたりするので、かなり優秀な動画配信サービスです。 このAmazonプライム・ビデオが見れる上、本や音楽も楽しめて、Amazonの送料関係が無料になるという、お金がない人も絶対に入ったほうがいい(というかお金のない人は他を削って娯楽・書籍代等をこれ一本にするべき)サービスが、Amazonプライムです。 で、プライム・ビデオ・チャンネルとはなにかというと、このAmazonプライム・ビデオ内の有料チャンネルで、プライムビデオの内容を拡張できるというものです。 Amazonプライム・ビデオに入った人、つまりプライム会員が入れるチャンネルで、課金することによって、いろいろなチャンネルのコンテンツが見ることができ、プライムビデオよりもコンテンツ量がリッチになります。 例えば、メジャーなPrime VideoチャンネルにNHKオンデマンドがあります。 プライムビデオ(月600円or年5980円)に、月990円追加することによって、NHKのコンテンツが見放題になるというサービスで、例えば、 ・最新の朝ドラや大河 などといった大河とか朝ドラ、ドキュメンタリーが見放題になったりします。録画し忘れた場合だけでなく、昔の朝ドラが見たいと思ったときに使えばレンタルDVDを借りるよりも高画質で、お得に見ることができるのがNHKオンデマンドです。 まあでも、とりあえずはプライム・ビデオだけで十分なくらい、いろいろなコンテンツが見ることができます。Amazonを気軽に買い物できる+α、いろんなコンテンツが見れて月600円なので、一度は試してみるべきだと思います。
お急ぎ便・日時指定便無料
Amazonプライムはお家簡易図書館
映画・ドラマ・アニメが楽しめるAmazonプライム・ビデオ
Prime Videoチャンネルとは
・あまちゃん
・いだてん
・龍馬伝
・映像の世紀
・100分de名著
それぞれを比較
料金プラン
Netflixの場合
公式サイトより引用
Netflixは、最安790円の広告付きコース、広告のない1490円のスタンダードコース、4KUHDに対応していたり同時視聴台数が増えたりなどという特典のついたプレミアムコースがある。
見れるコンテンツは変わりなく、画質が主な違い。広告はそこまで多くないので、一人暮らしとかだったら広告付きコースで十分だと思います。ただ、こだわりがあるんだったらスタンダード以上のほうがいいかも。その場合だと、1000円以上かかってくるので、500円とかで見れる他の動画配信サービスと比較すると結構高めになってきます。
Amazonプライム
対してAmazonプライムは月600円/年契約は5980円というような価格。
Netflixより安い。そして、学生ならプライムスチューデントも適応されてよりお得になる。
Prime Studentとは
Prime Studentは、学生向けに提供されるAmazonプライムの特別バージョン。初めて登録する場合、6か月間無料ですべての特典を利用可能で、無料体験終了後、自動的に有料会員に更新されるが、年額2,950円(税込)または月額300円(税込)の会費で済む。これを最長で4年間利用可能。
会員登録の条件は、日本国内の大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校に通う学生(高校生は除外)。学生だとこれを使うことによってお得にAmazonプライムの恩恵を受けることができる。
無料体験があるかどうか
Netflixの場合
最近なくなりました。
もう世間一般に十分浸透したんで、無料体験やめたんでしょうね。
Amazonプライムの場合
先述の通り、Amazonプライムは1ヶ月無料体験できるし、大学生とかだったら6ヶ月無料で体験できます。
見れるコンテンツを比較
映画・アニメ等のスタンダードなコンテンツ
映画に関してはNetflixのほうが若干多いかな。
ただ、新作映画に関しては、NetflixではAが配信されていたらAmazonプライム・ビデオではB・Cが配信されているみたいな感じになっている。
Netflixで配信されている作品はAmazonプライム・ビデオでは配信されていないものの、ダブりはあまりないという印象。
Netflixの場合
Netflixの場合は、先程も書いたとおりNetflixのオリジナルコンテンツ量は圧倒的。もうそれが世界のトレンドになっている。
ただ、映画に関してはそこまでハイパーリッチというわけではない。今回は扱わないですがU-NEXTとかのほうが名作映画は見れます。ただ、結構見れるっちゃ見れるというような感じです。
あと、ドラマとかにはかなり強いです。『ブレイキング・バッド』とか『SHERLOCK』みたいな、Netflixが製作した作品ではないものも、結構充実しています。
Amazonプライムの場合
Amazonプライム・ビデオの場合、旧作は値段の割にかなり見れる。
U-NEXTやNetflixなどといった単体で強い動画配信サービスよりは作品数が劣りますが、Amazonの送料関係が無料になるサービスのおまけにしては見れるコンテンツ数がえげつない。
これは個人的な主観ですが、Netflixに入会したら100本くらい見たいコンテンツが常時見つかるけど、Amazonプライム・ビデオなら80本くらい見つかるみたいなそんな感じです。80本もあるんだったらAmazonプライム・ビデオだけでいいじゃん!って思う人もいると思います(笑)
+Prime VideoチャンネルでU-NEXT並のコンテンツ量に
もし、Amazonプライム・ビデオのコンテンツ数が少ない!と感じるのであれば、Prime Videoチャンネルに入会すればいい。プライム会員にPrime Videoチャンネル というものを組み合わせることで、見れるコンテンツがかなりリッチになる。
こういうチャンネルを組み合わせれば、1000円程度でいろいろな映画を見まくることができます。
※Netflix・Amazonプライムの新作映画事情
さっきちょろっと書いた新作映画事情について書いておきます。
Netflixでは、DVDが出たばかりの新作を配信したり、劇場公開されて数ヶ月のまだDVDも発売・新作レンタル(配信)自体も始まってないんじゃないかというときに配信することも多い。
昔だと『37セカンズ』や『his』、最近だと『ブルービートル』や『カラオケ行こ!』『THE FIRST SSLAM DUNK』などが、すぐに見放題になった。このように、一部の新作映画を独占配信することが結構あります。
Amazonプライム・ビデオでも結構そういうことが多く、他の動画配信サービスでは有料レンタルになりがちなものも、案外はやめに配信することが多い。
なので、どちらのアプリも新作映画を一部見放題で配信することが多く、あまりダブりがありません。
オリジナルコンテンツ
オリジナルコンテンツに関して比較すると、Netflixのほうが若干多い印象。
もうNetflixは『ROMA/ローマ』や『マリッジ・ストーリー』などといったコンテンツを見るためだけに入る価値がありますが、Amazonプライム・ビデオに関してはそこまで強くない。
ただ、Amazonプライム・ビデオも結構頑張っています。『The Boys』や『マーベラス・ミセス・メイゼル』などといった高い評価を受けるドラマもある。Amazonプライム・ビデオのオリジナルコンテンツは結構充実しています。ただ、Netflixはそれの数倍あります。
とはいえど、Amazonでも絶対に見るべきドラマとして話題になるものもある。両方、そういうコンテンツが多いです。
それぞれのメリット・デメリット
簡単に2つのサービスの特徴をまとめたので、次はメリットとデメリットについて書いておきます。
Netflixのメリット
まずNetflixのメリットについてまとめてみます。
Netflixの強みは、
・オリジナルコンテンツがとにかく魅力的
・課金なしで見れる作品しかアプリで表示されない
・日本語字幕がつけれる
・みんな入ってる
Netflixのオリジナルコンテンツには、話題になっているものだけでなく、一般教養として押さえておきたいような事柄を解説してくれる良質なドキュメンタリーだったりだとか、世界の問題を知ることができる良質なテレビ番組も数多く配信している。
そのため、この良質なオリジナルコンテンツを見まくるだけでも、有意義な時間を過ごすことができる。
加えてあまり動画配信サービスに入り慣れていない人にありがたいメリットとして、レンタル商品という概念がない。そのため、「無料だと思って選んだのに見れないー」みたいなことがない。Amazonプライム・ビデオの場合はたまにある。だが、Netflixの場合はそういったケースがほとんどない。
あと、大きなメリットとして日本語字幕がつけれるというのがある。字幕を日本語のコンテンツでもつけれる作品が多いので、邦画もアニメもつけれる。セリフが聞き取りづらい作品とか見るときに便利です。
あと、「オリジナルコンテンツがとにかく魅了的」に共通するけど、入っている人が多く、オリジナルコンテンツを見ているので共通の話題にしやすいです。それがNetflixの大きな特徴。
Amazonプライムのメリット
続いてはAmazonプライム・ビデオのメリットについてまとめてみます。
Amazonプライム・ビデオの強みは、
・おまけにしては特典がえげつない(安い)
・みんな入ってる
・新作映画を割と安くレンタルできる
というような感じ。
月500円で受けれるAmazon送料関係無料サービスのおまけにしてはえげつない量のコンテンツが見れる。月500円で見れるとは思えないようなコンテンツが、おまけとしてついてきます。
で、Netflixと同じくAmazonプライム・ビデオはみんな入っている。映画に詳しい人に「Amazonプライム・ビデオで見れる映画でおすすめなんかない?」と聞いたら大体アプリを開いて答えてくれると思います。それくらい浸透しているサービスなので、共通の話題にしやすい。
で、3つ目に関してはこの記事で解説していないので、今から詳しく解説します。
新作映画を安くレンタルするならAmazonプライム・ビデオ一択
Amazonプライム・ビデオもU-NEXTもdTVも、レンタル作品を取り扱う動画配信サービスは、見放題の作品とは別にレンタル商品を扱っていて、数百円払えば見放題の作品じゃなくても見ることができる。
この動画配信レンタル、僕が知る限り、Amazonプライム・ビデオが最もお得にレンタルできる。
Amazonプライム・ビデオでは、週末に100円で新作映画が借りれるセールをやっている。
このセールを確認しておくと、近くのTSUTAYAでは新作扱いになっているような作品でも、100円で借りれたりする。
TSUTAYAに行く手間なく、100円で新作映画が見れるので、Amazonプライム・ビデオに入ったらチェックしておくのがおすすめ。U-NEXTはもちろん、TSUTAYAよりもどう考えても安い値段で新作を見ることができます。金土日に確認してみましょう。
Amazonプライム・ビデオの週末100円レンタルで借りるのが、僕の知る限り最も、新作映画のレンタル代を安く抑えることができる方法です。まあ、最近は全く使う必要がなくなったのでほぼ使わないですが……。
Netflixのデメリット
続いてデメリットにうつります。
・早送りができない
・通常画質の画質がよくない
まず早送りの件について。Netflixのコンテンツは早送りで見れない。
だが、パソコンで見る場合は、Google Chromeでブラウザを開いて、Video Speed Controllerというクローム拡張機能を使えば解決できる。これで僕は早送りして見ていた。
この拡張機能はYouTubeやFacebookなどにも対応している。かなり便利な機能なのでダウンロードしておくのがおすすめ。アニメとかでも日本語字幕をつけて早送りで見ればササッと見たいときに時間を短縮してみることができる。Netflixだけでなく動画コンテンツを作業BGMにする際は僕もよく使っていた。
また、通常画質でダウンロードした際の画質があまり良くないというデメリットもある。
スタンダードに登録して、設定でHDに変えれば問題ない。だが、HDは結構容量を食う。通常画質はあまり容量を食わないが、HDだと3倍くらい容量が必要になってくる。
なので通常画質のものをダウンロードしたほうが、大量のコンテンツを持ち歩ける。だが、圧倒的な映像美が売りのオリジナルコンテンツ、『ROMA/ローマ』を通常画質で見ようとしたとき、画質が悪くて辟易し、HD画質でダウンロードし直したことがある。
ドキュメンタリーみたいな普通のコンテンツだったら通常画質でもいいけど、美しい映像が特徴的な作品の場合、結構気になったりする。
まあでもこれは、粗探しした末に思いついたようなデメリットです。
Amazonプライム・ビデオのデメリット
考えてみたけど、そんなないですよ。強いて言うなら、
・他のサービスの劣化版感があるので併用したとき見なくなる
ですかね。強いていうと。僕は動画配信サービスに複数契約することが多い。加えて、Amazonプライムはお急ぎ便無料などといったサービスのおまけ感が強いサービスなので、解約することが少ない。そのため、Netflixなどといった動画配信サービスと併用することが多かった。
結果、Netflixばかり見てしまってAmazonプライム・ビデオは全く見なくなるということになりがちです。Amazonプライム・ビデオだけでも結構見れるんですが、他の動画配信サービスより見れるコンテンツが少ないんで、併用したとき見る頻度が減ります。
今はNetflixとDisney+(ディズニープラス)、そしてAmazonプライム・ビデオの3種類に入っていることになるんですが、ぶっちゃけAmazonプライムやめてもいいんじゃね?と思ったりもします。ただ、お急ぎ便無料は便利なのでやめずにいるみたいな感じです。
Amazonプライム・ビデオの進化
そんな送料無料特典のおまけ感が強く、他のサービスの劣化版感が強かったAmazonプライム・ビデオは最近、他のサービスとコンテンツ数がはるような進化をした。
先程も書いた、Prime Videoチャンネルの登場により、見れるコンテンツ数をアップグレードすることが可能になりました。
プライム会員にPrime Videoチャンネル というものを組み合わせることで、U-NEXTと同じくらいの映画が見れるようになる。
U-NEXTは本記事で扱いませんでしたが、簡単に言うと、昔の名作映画がめっちゃ見れる動画配信サービス。ちょっと使い勝手がAmazonプライム・ビデオとかNetflixより悪いけど、一般教養として抑えたい名作映画とかをいろいろ見たい人にとって一番オススメできる動画配信サービスだった。
だけど、プライム会員にPrime Videoチャンネル というものを組み合わせれば、コンテンツ数がU-NEXT並になる。
僕は先程も書いたとおり、Amazonプライム・ビデオを解約したことがなく、U-NEXTのコンテンツが気になったとき(いろいろと名作映画が見たくなった時)も、Amazonプライムに入り続けた。
そのため、U-NEXTとAmazonプライム・ビデオを併用すると、月に「2149円(U-NEXTの料金+税)+500円(Amazonプライム)の2649円」かかった。(月会員の場合)
だけど、Amazonプライム・ビデオ+Prime Video チャンネルで完結させると、500円(Amazonプライム)+チャンネル代で済む。
チャンネル代は、どのチャンネルに入るかによるものの、少なくとも、U-NEXTとAmazonプライム・ビデオを併用したときも安くなります。
なので、こちらのほうが明らかに経済的。ちょっとマイナーな名作映画がみたいとなったときも、これからはAmazonプライム・ビデオ&チャンネル登録で十分な気がします。
今まで、Amazonプライム・ビデオはおまけ感の強かった動画配信サービスでしたが、これ一本だけでも他のサービスを圧倒できるような進化をしたので、弱点を克服したと言ってもいいでしょう。
まとめ
今回はNetflixとAmazonプライムの違い、メリット・デメリットをまとめてみました。
Netflixはオリジナルコンテンツが見たい人におすすめです。で、AmazonプライムはNetflixよりも劣化版感が強いですが、月500円にしては見れるコンテンツ数がえげつないし、最近できたPrime Videoチャンネルを組み合わせればリッチになる。
ぶっちゃけ、どっちも入るのがこれからのスタンダードになると思いますよ。ただ、最初に書いたとおり、まずは安いAmazonプライム・ビデオに入って、それからNetflixとか他の動画配信サービスに入ったほうがいいかもですね。