【15選】映画好き必見!東京観光で訪れたいおすすめ映画館まとめ

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東京に行ったら映画好きは行っておきたい、東京観光におすすめな映画館まとめ。

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僕はよく東京に行ったとき、映画館に行く。東京でしか出会えないような映画もあるし、面白い映画館が地方よりも多いからだ。

東京では、地方ではなかなか体験できないような迫力ある映像体験ができる劇場がある他、地方ではあまり見かけなくなった二本立て上映をやっているところも多い。また、地方だと特に、なかなか見れないような激レア映画を見れる映画館も多い。また、映像体験ができる場所もある。

東京という街は、映画好きにとってたまらない。この記事では、僕が東京に行った際、行く予定に組み込むことが多い映画館や、東京に行った時にはいつか行こう・行きたいと思っている映画館について詳しくまとめた。

つまり、東京に行ったらよく映画館に行く僕がセレクトした、旅程に組み込むことの多い劇場のまとめだ。今回紹介するのは、そんな映画館の中でも特におすすめの15館。東京観光の際にぜひ立ち寄ってほしい映画館を厳選してご紹介します。

映画好きなら東京観光は映画館がおすすめな理由

東京には映画バーがあったり映画レストランがあるので、そういうところに行こうという人も多いだろうが、ピンキリなので僕はおすすめしない。

いい店もあるだろう。だけど、ひどい店もある。なんとなく、映画というコンセプトのバーを経営したら儲かるだろうと思って運営しているのかしらないが、別に映画好きに喜ばれようと思うことなどどうでもいいような店に僕は一度行ったことがある。

ほんとに、時間も金も無駄だった。一見の客に悪態をつき意味不明な理由で怒鳴りつけるような店員がいる中で、少し映画について話して酒を飲んだだけだった。全然楽しくなかったし、マジで早く潰れればいいのにと思った。

SNSで見かけてよさそうだなと思ったとしても、こういう店の可能性は少なからずある。なので僕はおすすめしていない。

わざわざ東京に来たのだから、そんなところに行くよりも、普通に映画館に行って地方では体験できないような映画体験をしたほうが満足するだろう。

1. 極上の映画体験をしたい

1.グランドシネマサンシャイン(池袋)

グランドシネマサンシャイン池袋は、日本最高峰のIMAXの劇場があることで知られている。東京に行った時にみたい映画がIMAXで上映されているのだとしたら、ここの「IMAXレーザーGTテクノロジー」で映画を見るのがおすすめだ。

IMAXレーザーGTは、日本国内でも非常に限られた場所でしか体験できない最高峰の映画鑑賞システム。ここと大阪エキスポシティにしかない。IMAX・IMAXレーザーとは格の違う大迫力の映画体験をすることができる。

池袋IMAXレーザーGTの特徴

スクリーンサイズは25.8メートル×18.9メートルで、視界全体を覆う圧倒的な大きさを誇る。この大画面により、観客はまるで映画の中にいるかのような臨場感を味わえる。また、12チャンネルの高度な音響システムを搭載しており、細部までクリアに聞こえる音質を実現している。

また、グランドシネマサンシャイン池袋のIMAXシアターには、電動リクライニングやサイドテーブル付きのプレミアムシートもある。快適な環境で最高の映画体験を楽しむことができる。

館内の雰囲気

グランドシネマサンシャイン池袋は、その映画鑑賞設備だけでなく、館内の雰囲気も特筆すべきポイントである。

館内の通路には、名作映画のポスターがずらっと並んでおり、映画の歴史と文化を感じさせる。これにより、映画ファンにとっては過去の名作を思い出しながら新しい映画を楽しむことができる。

ただ、動線は悪いというか、通路を経過するのに時間がめちゃくちゃかかるので、上映時刻よりも10分前には着いておきたい。上映時刻ギリギリに着いたら通路が長すぎてイライラすると思う。エレベーターを使えば早く行けるだろうが、あの通路をじっくり見て映画を見れるよう、早めにいくことをおすすめする。

2.立川シネマシティ(立川市)

立川シネマシティは、東京都立川市にある映画館だ。立川というのは東京のメインから離れている場所で、観光目的で行く人は少ないだろう。だが、僕はこの映画館に行くためだけに立川に寄ることも考えることがあるくらい、素晴らしい映画館だ。

この映画館は、「シネマ・ワン」と「シネマ・ツー」の2つの建物で構成される劇場で、「極上爆音上映」をやっていることで知られている。

極上爆音上映

立川シネマシティは、総額6000万円以上のメイヤー社製スピーカーやKICリアルサウンドシステムなど、通常の映画館では使用されないような高性能音響機器を使用している映画館だが、これを使った「極上爆音上映」は体にビクンビクンと振動が伝わるような爆音で、映画を見ることができる。

映画の音響効果を最大限に引き出した「極上爆音上映」で見ることによって、観客はまるで映画の中にいるかのような臨場感を体験できるほか、重低音が身体に響くような体験ができる。

例えば『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『ガールズ&パンツァー』の上映時には、この上映を見るために全国からやってくるようなカルト的な人気を誇った。前者の上映に僕は行ったことがあるが、その前に見た(まだ全国的に珍しかった)MX4Dとは比較にならないほど感動した。音響によるど迫力の映画体験がしたいのなら、立川シネマシティの極上爆音上映がおすすめだ。

また、この映画館は午前十時の映画祭の作品も上映している上、その作品を「極上爆音上映」で見れることもあるのも強い。その他リバイバル上映もやっている他、ミニシアター映画なども上映していて、さまざまなラインナップを見ることができる。往年の名作をDVDやサブスクでは体験できないような大迫力で見れるチャンスだ。

見たい作品、自分の好きな作品が極上爆音上映で上映されるのだとしたら、行ってみることをおすすめする。

2. 東京ならではのミニシアターで映画を見る

3.YEBISU GARDEN CINEMA(渋谷区)

恵比寿ガーデンシネマは、東京・恵比寿ガーデンプレイス内にあるおしゃれで落ち着けるミニシアターだ。この映画館はシネコンとは一線を画した高級感のある空間が特徴で、映画ファンにとって特別な場所となっている。僕はこの映画館に初めて行った時嫉妬した。こんな素晴らしい映画館でミニシアター系の映画を見れる東京の人はなんて恵まれているんだ。そう思った。

特徴と設備

恵比寿ガーデンシネマは、恵比寿駅から徒歩数分の便利な立地にあり、映画鑑賞後は、恵比寿ガーデンプレイス内の多彩な飲食店やショッピングエリアを楽しむことができる。最近リニューアルされたばかりで、僕はリニューアル時に一度行ったため混んでてあまり見れなかったのだが、ヱビスビールのブルワリーやミュージアムもできていた。総合的におしゃれな施設なので、映画好きの恋人と東京に行くのであればおすすめだ。

恵比寿ガーデンシネマの館内には、映画のポスターや名画の名シーンがいたるところに飾られている。映画ファンにはたまらないインテリアが特徴。休憩場所に映画本も多数置いてあり、そこでくつろぐこともできる。

作品のラインナップは王道のミニシアター系劇場だ。要は、地方都市に唯一あるミニシアターでよくやるような、ミニシアター系映画ばかりを上映している劇場と上映作品はほぼ同じである。

そのため、あまり魅力に感じない人の方が多いだろうが、この手の作品をシネコンのような椅子・スクリーンで楽しめるのが特徴である。

多くのミニシアターには当たり外れがあり、素晴らしい作品を上映している一方で、環境が劣悪な場合も少なくない。

しかし、恵比寿ガーデンシネマはユナイテッド・シネマが運営している劇場で、椅子やスクリーンなどの環境はほぼユナイテッド・シネマと同じだ。つまり、シネコン並みの快適な環境でミニシアター系作品を鑑賞できる。なので僕は初めて行った時感動した。

クラブスパイスカード

ユナイテッド・シネマ系列の劇場なので、クラブスパイスカードを使うことができる。クラブスパイスカードは全国のユナイテッドシネマ系列の劇場で使用できるカードなので、近くに劇場のある方は持っている人も多いだろう。このポイントを貯めることができる。

加えて、恵比寿ガーデンシネマオリジナルデザインのクラブスパイスカードを発行することもできる。この劇場特別デザインのカードはとても可愛く、記念に作ってみるのもおすすめだ。僕は福岡住みだがこのカードを愛用している。

4.シアター・イメージフォーラム(渋谷区)

シアター・イメージフォーラムは、東京・渋谷に位置する映画館で、実験映画やアート系映画を幅広く上映することで知られている。

一般的なシネコンとは一線を画した独自のプログラム編成と芸術的な作品選定が特徴で多くの映画マニアが通う場所として知られている。

シアター・イメージフォーラムでは、商業映画では見られない実験映画やドキュメンタリー、アートフィルムを積極的に上映している。僕は何度か行ったことがあるが、見た作品で一番有名なものはジョナス・メカスの代表作『リトアニアへの旅の追憶』だろう。今は円盤も発売されているため買えば見れる作品だが、当時激レア映画だった。現時点ではサブスクでも配信されていない。

ただ、この映画を見たことがある人ならわかると思うが、アート映画の側面が強い。『リトアニアへの旅の追憶』はまだしも、続けてみた『ロストロストロスト』は4時間くらいあることもあって、多分何分か寝てたと思う。

2023年に『オオカミの家』が上映されてヒットしたのが記憶に新しいが、ああいう、非常に実験的な映画をよく上映している映画館なので、見ても?で終わる可能性がある。わかりやすい映画を見たい人なら別の場所の方がいいが、実験的な映画が好きな人ならおすすめだ。

また、毎年開催される「イメージフォーラム・フェスティバル」では、世界中から集められた最先端の実験映画やアート作品が上映される。また、映画上映だけでなく、トークイベントやワークショップも開催されており、映画ファンやクリエイター同士の交流の場としても機能している。みたい作品が上映されているのなら、一度行ってみるのがおすすめだ。

5.ユーロスペース(渋谷区)

ユーロスペースは、渋谷にある老舗のミニシアターで、日本のミニシアターブームを牽引した重要な存在である。1982年に設立され、アートハウス映画や独立系映画を中心に上映しており、映画ファンにとって特別な場所となっている。

イメージフォーラムは海外のアート映画がメインのような劇場だが、ユーロスペースは邦画も多く、劇映画をやってる印象。

ユーロスペースは単なる映画館ではなく、自社で映画の買い付けや配給も行っている。このため、他の映画館ではなかなか上映されない個性的な映画を観ることができる。

また、定期的に特集上映や映画祭を開催していて、例えば、ジョージア映画祭やアート・ドキュメンタリー映画祭、レオス・カラックスやフランソワ・オゾン、アキ・カウリスマキなどの作品を積極的に紹介するような特集上映を組んだことでも知られている。国内外の多様な映画文化を紹介するイベントが豊富に行われている。

映画文化を牽引してきた、歴史のあるミニシアターに行ってみたい方におすすめだ。

6.新宿K’sシネマ(新宿区)

新宿K’sシネマは、新宿三丁目に位置するミニシアターで、2004年にオープンした。定員は84席の小規模な劇場でありながら、インディペンデント映画やドキュメンタリー作品など、多様な作品を上映することで知られている。

K’sシネマの最大の特徴は、その多様な上映ラインナップである。インディペンデント映画、ドキュメンタリー、アート系映画、さらには海外の新進気鋭の監督作品まで、幅広いジャンルの映画を上映している。

定期的に特集上映や映画祭を開催していて、例えば「奇想天外映画祭」など、みるのが困難な映画も上映している映画祭をやっていたりする。僕はこの映画祭に一度行ったことがあるが、激レア映画を何本かみることができた。特にトッド・ブラウニングの『フリークス』をスクリーンで見ることができたのは非常にいい機会だった。上映終了後には高橋ヨシキさんと柳下毅一郎さんのトークイベントも行われていて、非常にお得だった。

また、若手監督の作品や自主制作映画を積極的に取り上げているため、新たな才能の発掘にも貢献している。

その中でも、近年一番ヒットした作品は、『カメラを止めるな!』だろう。『カメラを止めるな!』を初公開した2つの劇場のうちの一つとしても有名で聖地化している。もう一つの劇場は池袋シネマ・ロサで、こちらもインディーズ映画の発信地として知られている。

7. 下北沢トリウッド

※まだいけてません

 下北沢トリウッドは、1999年にオープンしたミニシアターで、東京都世田谷区の下北沢に位置している。特に短編映画やアニメーション、インディペンデント映画やアニメ映画を中心に上映することで知られている。

僕は行ったことがなく、個人的にそこまで優先順位は高くなかったので、いれるかどうか迷ったのだが、東京(関東)の映画好きがよく行っている劇場らしいのでいれることにした。都市部の映画好きがよく使う劇場で映画を見てみたいのならおすすめだ。

新進気鋭の若手監督やアニメーターの作品を積極的に上映しており、彼らのデビュー作の発表の場としても機能している場所として有名だ。特に新海誠監督のデビュー作『ほしのこえ』が初公開された劇場として有名である。黄色い椅子がかわいい。

3. 二本立て・オールナイトなども楽しめる映画館

8.新文芸坐(豊島区)

新文芸坐は、池袋に位置する歴史ある名画座で、もともとは「文芸坐」という名前で1956年にオープンした劇場。その後、2000年に「新文芸坐」として再オープンし、2022年に大幅リニューアル。日本の映画文化を支えてきた名画座として、多くの映画ファンに愛されている劇場だ。

2022年4月15日に大幅リニューアルを実施してから、きれいになった。名作映画の二本立て上映を中心に、特集上映やイベントを頻繁に開催している劇場で、リニューアル前だと僕は『コミック雑誌なんかいらない』『十階のモスキート』の二本立てを観たことがある。今は、二本立てはやっていないようで、代わりに二本目割がある。映画二本観たら安くなるというような感じで、関連作品をバンバン上映している。もう二本立てと言っていい。

古典映画から新作まで幅広いラインナップを提供していて、先述のサブスクでは見れなさそうな映画をスクリーンで見れたりする。DVD化されていないものもたまに上映されるだろう。好きな作品、いつか見たかった作品が上映されていたのだとしたら、ここで映画を観るのがおすすめだ。

僕の場合、シネマサンシャイン池袋とともに訪れることが多い。

隔週土曜にオールナイト上映をやっていることでも知られている。旅程があえば行きたい。

9.早稲田松竹(新宿区)

早稲田松竹は、東京都新宿区にある歴史ある名画座で、1956年にオープンした劇場。高田馬場の早稲田大学の近くにある。

主に二本立ての上映形式を採用しており、古典映画から最新作まで幅広いラインナップを提供している。タイミングによってさまざまだろうが、アート映画の2本立てが特に多い印象。僕はビクトル・エリセの2本立て、『ミツバチのささやき』『エル・スール』を観たことがあるが、眠くてたまらなかった。

どこでも見れるような映画もやることが多いので、そういうときはあまりおすすめしないが、たまに、ここで見ないと一生観ないだろうなと思うようなアート映画・ドキュメンタリー映画などを上映していることがある。なので僕は東京に行く際は、なるべくチェックしている。

土日に行くと案外混んでいることも特筆すべきだろうか。休みを1日潰してアート映画を見ている人で埋まっている劇場は、地方の人にとってあまりみかけない光景だろうし、東京という町はやっぱり違うなと思うだろう。僕は混雑が嫌いなので少しげんなりしてしまったが、東京の映画好きの多さには驚いた。

10.目黒シネマ(品川区)

僕はまだ行けていないのだが、東京にはもう一つ有名な二本立ての映画館がある。

目黒シネマは、東京都品川区にある歴史ある映画館で、1955年に「目黒金龍座」として開館し、1976年に「目黒シネマ」として再オープンした劇場。

現在は名画座として、邦画や洋画の名作を中心に二本立てで上映している。こちらもアート系映画が多い印象で、どちらかというと早稲田松竹系だと思う。東京に行く際いい作品が上映されていたら行く予定。

4. 見るのが難しい激レア映画を見れるチャンス

東京という街は、日本最高峰、いや世界最高峰の映画都市として知られており、一般的な映画館ではなかなか見ることができない激レアな映画を楽しめる場所がいくつか存在する。

これらの映画館では、古典映画、カルト映画、そして国際的な映画祭でしか上映されないような貴重な作品が定期的に上映されている。映画ファンや研究者にとっては、まさに宝の山と言えるこれらの劇場に行けば、未知の映画との出会いや忘れられない映画体験が待っているかもしれない。

11.神保町シアター(千代田区)

神保町シアターは、2007年にオープンした名画座で、東京都千代田区神田神保町に位置している。この映画館は、小学館が運営しており、主に昭和の懐かしい映画を中心に上映しているのが特徴。本の街神保町にあるのがポイント高い。

神保町シアターでは、特定の俳優や監督に焦点を当てた特集上映や、映画史に残る名作を集めたプログラムをよくやっているが、たまにとんでもない映画が上映されていたりする。未DVD化・未レンタル・未配信の作品なども上映されている。

僕は一度だけ見に行ったことがあるが、その時観たのはまだNetflixで配信されておらず、DVDも未発売で伝説の名作映画といわれていた、『ちびまる子ちゃん 私の好きなうた』だ。もう今はNetflixが配信をやめない限り見れる作品だが、昔はVHSを取り寄せないと見れないと言われていた作品だった。

神保町シアターではそういう作品もやっている。またスタンプカードを採用しており、5つのスタンプがたまると1本無料で映画を観ることができるという、お得なシステムも用意されている。

神保町という町は本だけでなく映画好きにとってもいい街だ。神保町シアターがある上、映画に関連する書籍を取り扱っている古本屋も多数ある。時間が無限にあるのならここでずっと過ごしたいと思えるような場所だ。時間にゆとりがあるのであれば、神保町で古本屋・喫茶店・映画館めぐりをすれば充実した東京観光ができるだろう。

12.アテネ・フランセ文化センター(千代田区)

アテネ・フランセ文化センターは、東京都千代田区に位置し、フランス語教育機関「アテネ・フランセ」に併設された映画館。

この映画館は名前通り、フランス語やフランス文化の普及を目的としており、主にフランス映画を中心に上映しているのだが、シネフィルが好むような激レア映画も結構上映している。

フランス映画を中心に、世界各国のインディペンデント映画やアートフィルムを上映しているのだが、DVD化どころじゃなく、日本で公開されたことのないような作品も上映されていたりする。ライトな映画ファンというよりガチ勢、研究者の行くイメージが強い。

日本で公開されていないが、映画史的には結構重要な作品、知る人ぞ知る傑作を観たい人にはおすすめだ。講演会なども行われており、監督や映画研究者などによるイベントも行われている。例えば2024年7月には『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督が自著で評論した映画について、その映画を見た後に語るイベントとかが行われる。

こういう話についていける人なら、すごく勉強になるだろう。映画ガチ勢にはおすすめだ。

ただ、こういうイベントは月1程度なので、旅程に被りづらいのが残念。僕はまだ行けていない。

13.シネマヴェーラ渋谷(渋谷区)

シネマヴェーラ渋谷は、東京都渋谷区に位置する名画座。ユーロスペースと同じ施設にある。

この映画館は、特に古典映画やカルト映画の特集上映で知られていて、先述の劇場で上映されているような激レア映画が見れるのだが、ラインナップが多く、頻繁に上映しているのが特徴。なので東京に行くことになったときはよく調べる。

シネマヴェーラ渋谷では幅広いジャンルの作品を上映していて、アテネ・フランセ文化センターで上映されるような作品なども、ラインナップに含まれていたりする。例えば、この記事を書いているときには、フランク・キャプラの特集が発表されていたが、『素晴らしき哉、人生!』『或る夜の出来事』『オペラハット』などといった有名な作品だけでなく、調べた感じサブスクで配信されていないだろうと思われる『花婿来たる』『女群西部へ!』なども上映されるようだ。

こういう映画をスクリーンで見れる場合がある上に、たまに普通にVHSすらも発売されていない映画とかも上映されたりする。世の中には、VHSにすらなっていないが、映画史に残る名作は案外ある。そういう作品が見れることがある。

また、シネマヴェーラ渋谷は、同じ建物内にあるユーロスペースと連携しており、両館共通の会員制度を採用している。これにより、会員はどちらの映画館でも特典を利用でき、さらに幅広い映画体験が楽しめる。僕はミニシアター映画よりも激レア映画のほうが見たいタイプなのでヴェーラ派なのだが、渋谷に行かれた際には両館で映画を見てみるのもおすすめだ。

14.国立映画アーカイブ(千代田区)

国立映画アーカイブ(NFAJ)は、日本で唯一の国立映画保存機関であり、映画の保存・研究・公開を通して映画文化の振興を目的としている。

国立映画アーカイブでは、監督、俳優、製作国、ジャンル、時代など多様なテーマに基づいた特集上映を行っていて、この特集上映でも、激レア映画が上映される可能性がある。

展示室では、映画のポスター、写真、機材、映画人の遺品などを展示する企画展が定期的に開催されているほか、日本映画の豊かな歴史を見ることができる常設展、「NFAJコレクションでみる 日本映画の歴史」も行われている。映画に関する講座やワークショップなども開催されていて、映画好きにはたまらない施設だ。

図書室やカフェスペースもあり、映画に関連する様々な資料を閲覧したり、ゆったりとした時間を過ごすことができる。映画を見れるだけでなく、映画を学べる施設として人気だ。JR東京駅から行こうとすれば徒歩圏内にあり、アクセス性も抜群。

5. 千葉だけど……

15.シネマイクスピアリ(千葉県浦安市)

厳密には東京ではないが、東京観光としてディズニーリゾートに行く人も多いだろう。なので、シネマイクスピアリもセレクトした。

シネマイクスピアリは、千葉県浦安市の東京ディズニーリゾート内に位置するショッピングモール「イクスピアリ」に併設された映画館だ。ディズニーリゾートの訪問者だけでなく、地元の映画ファンにも人気があるスポットで、多彩な設備とサービスが魅力だ。

シネマイクスピアリは16のスクリーンを持つ大規模なシネコンなので、最新のハリウッド大作から日本のアニメーション映画、さらには特別上映会やライブビューイングなど、幅広いジャンルの作品を楽しむことができる。特にディズニー関連の映画やイベントが充実しているのが特徴で、ディズニーリゾート内なので、やっぱりディズニー作品を見る人が多いだろう。

映画館内はシックなデザインが施されており、本場のシネコンはこんな感じなんだろうかと思うような環境で映画を見ることができる。

また、個人的に行きたいと思っているのが「キネマイクスピアリ」。月1のリバイバル上映だ。比較的新しめの作品をリバイバル上映をしている。見逃した作品でスクリーンで絶対に見たいと思うような作品が上映されているときには絶対に行きたいと思っているので、よくチェックしている。

まとめ

東京には映画館がたくさんあり、映画ファンにとって理想的な都市である。各映画館はそれぞれ独自の特徴を持ち、最新のブロックバスターからインディペンデント作品、古典映画まで、幅広いジャンルの映画を楽しむことができる。

音響設備やスクリーンの大きさにこだわった映画館から、アート映画や実験映画を専門に上映するミニシアターまで、映画鑑賞の楽しみ方もさまざまだ。また、特定の監督や俳優、テーマに焦点を当てた特集上映や映画祭、激レア映画が見れる上映も頻繁に開催され、映画文化を深く味わうことができる。

どの映画館も、映画ファンにとって特別な体験を提供してくれる場所であり、一度訪れるとその魅力に引き込まれること間違いない。東京での映画鑑賞を通じて、映画の新たな一面や歴史、文化に触れる貴重な機会を楽しんでください。

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