IMAX VS 4DX|違い・どちらを選ぶべきかを徹底解説

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IMAXと4DXの違い・どちらを選ぶべきか解説。

映画館に行くと、IMAXと4DXという上映形式を見かけることが多くなりました。映画鑑賞の新しいスタイルとして注目を集めているこれらの形式ですが、提供する体験は大きく異なります。

今回の記事では、IMAXと4DXの違い、どちらを選ぶべきなのかを解説します。あなたが次に映画を観るときにどちらを選ぶべきか、参考にしていただければ幸いです。

IMAXとは?

IMAXの劇場

IMAXもスタンダードな上映をアップグレードした上位互換みたいなもので、並のスクリーンよりも大きく、鮮明で、臨場感のある映画体験ができるシアター。

BESTIAはシネマサンシャイン特有のプレミアムシアターですが、こちらは世界中にある。ユナイテッド・シネマやイオンシネマなどでも採用しされている。

IMAXには色々と種類がある。IMAXデジタルシアターと呼ばれるものが以前までは主流だったものの、それよりも進化したIMAXレーザーの劇場が増えてきています。

今までにない感動体験をすべての人に。
独創的な発想と優れたテクノロジーで映画鑑賞の可能性を

広げてきたIMAX®から、新たに「IMAX®レーザー」が誕生しました。
「IMAX®レーザー」は、革新的な4Kレーザー投影システムを採用し、

より鮮やかで明るく、深みあるコントラストの超高解像度映像を実現。
IMAX®ならではの大スクリーンに映し出すことで、

従来とは一線を画す劇的な体験をもたらします。
さらに音響面では、これまでの水準を超えるダイナミックレンジと

高密度サウンドを実現する最新の12chサウンドシステムを採用。
圧倒的な臨場感で客席を包みます。
これまでの限界を超えた新しい映画の世界へ。
その違いをぜひ体感してください。

(109シネマズ公式サイトから引用)

また、それよりもグレードアップした、2015年にエキスポシティ、2019年に池袋にできたIMAXレーザーGTテクノロジー(旧称:IMAX次世代レーザー)は、特にスケールが大きいことで知られている。

この2館はとにかくスクリーンがバカでかい。僕はどちらも見に行ったことがありますが、格が違います。

まあ、端的に言えば世界的、全国的に有名なプレミアムシアターがIMAXです。

茶色の太文字を押せば僕が行ったことのある劇場のレビューなどの記事に飛びますんで、よかったら読んでみてください。

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4DXとは

4DX®とは、現在、映画業界で最も注目を集める、最新の<体感型(4D)>映画上映システムです。
モーションシートが、映画のシーンに完全にマッチした形で、前後&上下左右に<動き>、その衝撃を再現。
さらに、嵐等のシーンでは<水>が降り、<風>が吹きつけ、雷鳴に劇場全体が<フラッシュ>する他、映画のシーンを感情的に盛り上げる<香り>や、臨場感を演出する<煙り>など、様々なエモーショナルな特殊効果で、≪目で観るだけの映画≫から≪体全体で感じる映画≫の鑑賞へと魅力的に転換致します。
通常のシアターでは得ることができない特殊効果によって、映画の持つ臨場感=魅力を最大限開放することができる、アトラクション・スタイルの映画上映システムです。

ユナイテッド・シネマ公式サイト4DXのページから引用

4DXは、ディズニーランドとかUSJにあるような、モーションを組み合わせた4Dが劇場で楽しめるという上映スタイル。

座席が上下左右に動いたり、冷たさを感じるミストや、暖かさを感じる熱風、香りや煙など、いろんな演出がなされている。

もはやアトラクションなので、身長が100cm未満だったり、妊娠中の方だったり、心臓・背中・腰・首などに障害のある方などは4DXで見ることができません。

日本に初めて導入されたのは2013年のよう。最初は日本でコロナワールドにある数カ所くらいしかなかったものの、今となってはかなり普及しており、全国のコロナワールドやユナイテッド・シネマ、USシネマなどで導入されている劇場が多い。

料金は大体+1000円のところが多い。3Dの場合もっと高くなる。

映画好きの視点から違いを解説すると

4DXとIMAXがある劇場

IMAXと4DXについて簡単に解説してきましたが、この2つは全く違います。

IMAXはスクリーンの大きさや音響などが通常よりもグレードアップしたもの。

4DXはアトラクションのようなもの。強みとしていることが全く違います。

僕としては、IMAXのほうがおすすめです。なぜなら、明らかにIMAXのほうが集中できるから…というか、4DXは集中できないからです。

4DXの注意点

4DXはディズニーランドなどのテーマパークのアトラクションのように、映画を楽しむことができる。カーチェイスなどのシーンでは席が揺れまくる。楽しい。それがメリットです。

ただ、いくつかの注意点もあります。

一番のデメリットは、映画に集中できないという点です。

4DXは演出がたくさんあるため、ストーリーに集中できないことが多い。シーンに合わせた振動や特殊効果によって、字幕を読みづらくなったり、ストーリーを追いにくくなったりすることがあります。特に初見の映画では、物語を十分に楽しめないこともあります。

少々ストーリーがこんがらがった作品などは、一度4DXで見てもよくわからないでしょう。そのため、4DXは2度目以降向きです。一度見ている作品ならば、既に物語を理解しているため、4DXの演出を存分に楽しむことができます。

これらの注意点を踏まえた上で、4DXを選ぶかどうかを検討すると良いでしょう。

ただ、4DXは、結構高額です。追加料金が1000円以上かかります。

つまり、2回目以降の鑑賞で、+1000円支払えるくらい好きなのか、ということを念頭に選ぶべきだと思います。

ただし、2回目以降の鑑賞でなくとも、初見でも十分ストーリーが理解できる上、4DXで見たことがプラスになるような作品もあります。そういう作品はネットで映画好きが話題にしています。「絶対に4DXで観たほうがいい」と評判の作品は、初見4DXでも大丈夫でしょう。2024年公開作だと『ツイスターズ』がそうでした。

まとめ・どちらか選ぶならIMAXで

4DXとIMAX、どちらを選ぶべきかは、鑑賞する映画や個人の好みによって異なります。それぞれの特徴を踏まえて、最適な選択をしましょう。

4DXを選ぶ場合

4DXは、ディズニーランドのアトラクションのように映画を楽しむことができるため、映画そのものよりも体験を重視したい方におすすめです。

特に、カーチェイスやアクションシーンが多い作品では、その揺れや特殊効果により映画をより楽しむことができます。ただし、初見の映画ではストーリーに集中しにくいことが多いため、2回目以降の鑑賞に向いています。

とはいえ、ネットで「絶対に4DXで観たほうがいい」と評判の作品であれば、初見でも十分楽しめることがあります。2024年公開の『ツイスターズ』などがその良い例です。しかし、現時点ではそうした作品が少ないため、初見の映画には不向きな場合が多いです。

IMAXを選ぶ場合

IMAXは、巨大なスクリーンと高画質・高音質で映画を体験することができるため、映画のストーリーをしっかり理解したい方、音響に圧倒されるような映画体験がしたい方におすすめです。

IMAXはその没入感が高く、映画に集中するには最適な環境を提供します。特に、映像美や音楽が重要な要素となる映画では、その真価を発揮します。

あなたがどちらを選ぶべきかは、鑑賞する映画のタイプや自分の好みによります。4DXはアトラクション的な楽しみを提供するため、体験を重視したい場合や2回目以降の鑑賞に向いています。一方、IMAXはストーリーに集中し、映画そのものを楽しみたい場合に最適です。鑑賞目的に応じて最適な形式を選び、最高の映画体験を楽しんでください。

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