元ヘビーユーザーが音楽サブスクの継続入会をやめた理由と音楽を購入するメリット。
音楽の楽しみ方はここ数年で大きく変化しました。かつてはCDやレコードを購入して楽しんでいた音楽も、今ではネットですぐに買うことができる上、音楽サブスクリプションサービス(サブスク)のおかげで、手軽に数千万曲にアクセスできるようになりました。
本記事では、昔から音楽サブスクをよく使っていた僕がやめた理由について、音楽配信サブスクと購入の違いを踏まえつつ解説します。
Contents
音楽配信サービスについて解説
音楽配信サービスには、iTunes Storeに代表される「購入」するタイプと、Apple Musicに代表される「サブスクリプション」があります。
購入するタイプの音楽配信サービス
購入するタイプの音楽配信サービスについて簡単に説明すると、App Store ・Google Playの音楽版です。
例えば、App StoreやGoogle Playといったスマホのアプリでは、有料のアプリを数多く売っていますが、これを買えば半永久的に使うことができます。iPhoneXを使っていたときにApp Storeで購入したアプリは最新機種に買い替えても使うことができるし、Androidでもそうです。例外はあると思いますが。
そういった感じで音楽を買うことができるのがiTunes Storeなどといった、音楽配信サービスの特徴です。
App Store の場合はアプリケーションですが、iTunes Store だと聞きたい音楽だったり見たい映画だったりを購入することができて、買えば即見たり聞いたりすることができます。
上記の写真から分かる通り、一曲255円とか支払って、曲やアルバムを購入するというようなシステムです。
iTunes Store で購入すれば、文字通り「購入」なので曲が消滅することがほとんどなく、CDに焼いたりすることもできたりします。こういった形で購入するのが、音楽配信サービスにおける「購入」です。
サブスクタイプの音楽配信サービス
ただ、ほとんどの人は、音楽を購入せずに、サブスクで聞いています。
2015年頃にApple Music やSpotifyプレミアムなどといった音楽配信サブスクリプションサービスが台頭してきてからは、情報感度の高い人はCDを買う借りるなんかせずにストリーミングのサブスクで音楽を聞くという時代になってきています。
サブスクと購入の違いを簡単に説明すると、食べ放題です。
ストリーミングサービス(普通のレストラン):
一つ一つ、メニューから好きな料理を注文するように、自分の好みの作品を選んで購入する。
サブスク(食べ放題):
サブスクリプションサービスは、一定の料金を支払うことで、様々なサービスやコンテンツを無制限に利用できる。これは、食べ放題のお店に行って好きなだけ料理を楽しむようなものだ。
この音楽配信サブスクリプションとはなんなのかというと、簡単にいうと、
「自分の求めているものが9割方聞くことができる夢のようなジュークボックス」を月1000円程度で使うことができるといったような感じのサービス。
日本というか、世界的にメジャーなアプリには
・Apple Music
・Spotify(プレミアム)
・Amazon Music Unlimited
などがある。この3つがメジャーかつ配信されている楽曲が多く、使いやすいのでおすすめです。
このような音楽聴き放題のサービスに入会すれば、登録されている何万曲もの楽曲が、アプリを起動すればすぐに聴き放題になる。
中には聞けないものもありますが、だいたい聞けるようになります。昔は邦楽が少ない印象があったものの、今となってはOfficial髭男dismやKing Gnuみたいなアーティストはだいたい配信されているし、ミスチルとかスピッツ、BUMP OF CHICKENも配信されてます。
洋楽はもっと聞けます。日本で入手するにはAmazonで輸入盤CDを買ったりしないといけないような楽曲とかも、聞けるようになったりします。僕は昔から洋楽が好きで、ピッチフォークのベストアルバムランキングとか見ながら聞くことも多かったんですが、アルバムを探していると、TSUTAYAを物色しても置いていないものも結構あった。
Radioheadみたいなメジャーなバンドならともかく、Neutral Milk Hotelのアルバムとかは置いていない可能性が極めて高いので別途買う必要があった。
でも、音楽配信サービスに入ればこういうアルバムも聴き放題になったので驚きました。どんな人だろうと聞きたい曲の9割がたがカバーできるような、夢のようなジュークボックスが一ヶ月使い放題になるというような感じです。
私は如何にしてサブスクに入るのを止めて音楽を購入するようになったか
かつては、音楽サブスクリプションサービスに頻繁に入っていました。数千万曲にアクセスできる利便性や、新しい音楽を次々に発見できる楽しさに魅了されていました。しかし、最近はサブスクをやめることにしました。その理由はいくつかあります。
サブスクをやめた理由
まず、見たい・聞きたいコンテンツが増えたことが大きな要因です。動画配信サービスで観ておきたいコンテンツもたくさんある中で音楽配信サービスを使う余裕はそもそもあまりなかったのですが、最近僕はラジオをよく聞くようになってそんな余裕がもっとなくなった。
ラジコプレミアムに入会してから芸人ラジオをよく聞くようになりましたが、聞いておきたい番組が週に7本あるのでキャパオーバーです。時間のあるときに聞きたい番組を含めたら15本くらいあります。なので、音楽自体あまりきかなくなりました。
また、ラジオでは音楽も聞くことができます。J-WAVEなどのFM局の番組を聞いていたら今トレンドの曲から昔の名曲まで色々と聞くことができます。なので、これだけで音楽を聞きたい欲は抑えられるのではないか?と思い一旦やめてみました。
また、Apple TV+のコンテンツをお得に楽しめるApple Oneの存在も大きいです。
Apple Oneに加入すれば、Apple Musicも利用できるため、特に好きなアーティストの新作アルバムを聴きたいときにはこれで十分です。Apple TV+の魅力的なコンテンツを楽しむついでに、音楽も手軽に聴けます。僕はサブスクの掛け持ちをあまりしないようにしていて、今はU-NEXT月間なのでネットフリックスなどといった他のものは一旦やめるという生活をしています。
そのため、音楽はApple One月間のときにたくさん聞こうと思うようになりました。
ただ、ここで困るのが、定期的に聞きたくなる、よくヘビロテしている曲です。この曲を聞きたいがためにサブスクに入るということもしばしばあります。なので僕は、よくヘビロテしていた曲を購入してみることにしました。
すると、ヘビロテする曲を購入することで、音楽サブスクに入りたいという欲があまりなくなりました。
音楽を購入してみることにした
音楽サブスクに入会すると毎月1000円程度の料金が発生しますが、実際には数曲をヘビロテするだけということが多々ありました。
そのため、サブスクの契約をやめて、その曲を購入することに決めました。1曲あたり約255円と、CDレンタルよりも高額ですが、この曲を半永久的に聴くことができる点が大きなメリットです。
ヘビロテしている曲を購入すれば、その曲のためだけにサブスクに加入する必要がなくなり、スマホで気軽に音楽を楽しむことができます。例えば、ひと月に3曲好きな曲を購入するだけでもサブスクの月額料金よりも安く済みます。ヘビロテしたい曲を購入することでサブスクに加入したいという衝動はあまり感じなくなりました。
また、先述の通り、Apple Oneに加入すればApple Musicも利用できます。これにより、好きなアーティストの新作アルバムなどを聴くことができます。Apple Oneのコンテンツを集中して見る・聞くApple One月間のときに聞きたい音楽を聞く。と、いうような感じになりました。
また、よくヘビロテしている曲を購入することによって、音楽配信サブスクに入ったときに、いつもヘビロテしがちな曲はあまり聴かなくなりました。
いつも聴けない曲を楽しむためにサブスクに入会したのに、結局いつでも聴き放題の曲ばかりを聴くのはもったいないです。そのため、サブスクに入りたくなるほどヘビロテする曲は、購入したほうがいいと思いました。
まとめ
音楽の楽しみ方は、個々人のライフスタイルや好みによって異なります。
音楽サブスクリプションサービスは、膨大な楽曲ライブラリへのアクセスが簡単にできるなどといった多くのメリットがあります。しかし、聞く余裕がないときはもったいない。なので僕はあまりサブスクには入らずに、ヘビロテしたい曲は買うことにしました。
音楽サブスクに毎月料金を支払うよりも、特定の曲を購入することで経済的に音楽を楽しむことができます。購入した曲は半永久的に所有でき、サブスクに加入しなくてもスマホで気軽に聴くことができる点も大きな魅力です。
最終的には、音楽の楽しみ方は自分に合った方法を選ぶことが重要です。しかし、一度は音楽配信サービスを使ってみることをおすすめします。その利便性や多様な機能を体験することで、自分に最適な音楽の楽しみ方を見つける手助けになるでしょう。特にApple Musicをお得に聞くことができるApple Oneはおすすめです。