ホテル以外で安く泊まる方法、とにかく節約したい人がやるべき、夜の過ごし方。
旅行や出張での宿泊費は、意外と大きな出費になる。長旅をする場合、できるだけ費用を抑えたいと思うだろう。しかし、ホテルに泊まるとなると、それなりの出費は避けられない。
そこで本記事では、ホテル以外で安く泊まる、もしくは夜を過ごすための方法を紹介します。
ネットカフェなどといったベタな手段だけでなく、ハードなものも取り扱う。そのため、すべての選択肢が誰にでも適しているわけではありません。安全面や快適さに留意し、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
この記事では、とにかく節約したい人向けに、様々な選択肢を紹介します。これらのアイデアを活用して、旅行や出張の宿泊費を抑えつつ、楽しい時間を過ごしましょう。
Contents
1.ネットカフェ
ネットカフェを使えば、非常にリーズナブルに泊まれることが多い。
1泊の料金はおおよそ1500円から2500円で、特に予算を抑えたい旅行者や出張者にとって最適な選択肢です。
この価格帯は通常のホテルと比べて非常にお得であり、急な出費を避けたい場合にも便利。
さらに、ネットカフェは基本的に予約が不要のため、終電を逃した際や突然の宿泊が必要になった時にもすぐに利用できる点が大きなメリットです。
インターネット接続が可能で、漫画や雑誌、映画など多彩なコンテンツが揃っているため、長時間の滞在でも飽きることなく楽しむことができる。ネットを使って次の日のプランを練ることも可能。また、一部の店舗ではダーツやカラオケなどのアミューズメント施設もあり、気分転換に最適です。
一部の店舗では、ドリンクの他にアイスクリームや軽食も提供されており、快適に過ごせる環境が整っている。これにより、長時間の滞在でもリフレッシュすることができるのが魅力です。
しかし、ネットカフェにはいくつかのデメリットもある。
まず、足を伸ばして寝ることができないため、長時間の睡眠には向いておらず、体力を消耗しがちだという点。それに加えて、コンテンツが充実しているため、つい夜更かししてしまうこともあり、翌日に影響を及ぼすことがあります。
さらに、ブースは簡易的な仕切りで区切られているだけなので、プライバシーが十分に確保されない場合が多い。加えて一部の利用者のマナーが悪いこともあり、不快な思いをする可能性があります。特に女性利用者は注意が必要。
また、荷物の管理も難しく、途中外出ができないところが多いため、荷物を一時的に預けることが難しい点もデメリット。このように、ネットカフェはリーズナブルで便利な宿泊先ではあるものの、快適な睡眠やプライバシーの確保が難しい場合があるため、これらの点を考慮して利用することが重要です。
2.某、個室でビデオを見る施設
個室でDVDを楽しむことができる「あの施設」は、プライベートな空間でリラックスしながら映画やビデオコンテンツを楽しむことができる場所です。なぜこのような表現をしているのかというと、アダルトワードにあたるらしい。この記事(現在は修正済み)を書いたあと何度もGoogle様から忠告のメールを頂いた。ずっと放置していた結果なのか、このサイトのアクセス数が急激に落ちている。なので、今回は婉曲的な表現をします。個室でビデオを楽しめる施設だ。
手頃な価格で利用できるため、多くの旅行者やビジネスマンに利用されています。この施設に泊まるメリットとして、まず挙げられるのは料金の安さ。一般的に1500円〜2500円程度で夜を過ごすことができ、通常のホテルよりもはるかに安上がり。つまり、ネットカフェとあまり変わらない金額。しかし、この施設は完全個室であり、途中退室OKのところが多い。なので、ネットカフェと比べても快適に過ごせる点が大きな利点。
また、この施設はネットカフェと同じく予約なしで利用できるのも魅力の一つですが、ネットカフェよりも満室になることが少ない。例えば、以前東京・上野で終電を逃した際、近隣のネットカフェが満室であったのに対し、この施設にはすぐに入ることができました。都心部でも地方都市でも利用しやすく、宿が見つからないときの選択肢として非常に便利です。
この施設では、ネットが使い放題で、大きなテレビが備え付けられています。いかがわしいものが多いですが、DVDを借りることができて、このテレビで見ることができる。
完全個室であるため、プライバシーが確保されており、安心して過ごすことができます。ネットカフェではプライバシーが十分に保たれない場合がありますが、この施設ではその心配がありません。
ただし、この施設にもデメリットがあります。例えば、ネットカフェと同じく足を伸ばして寝ることができないため、体力を消耗しやすく、十分な休息が取れないことがあります。また、ネットカフェと違い、ドリンクが飲み放題ではない。そしてネットカフェよりも匂いが気になることが多い。
また、この施設は主に男性向けであり、女性の利用には注意が必要です。一度女性を見たことありますが、基本泊まれないと思ったほうがいい。
3.カプセルホテル
カプセルホテルは、狭いスペースにベッドが配置されたカプセル状の部屋が特徴で、経済的な宿泊施設として広く知られています。
1泊あたり3000円程度から宿泊できるところが多く、通常のホテルと比べて非常にリーズナブルな価格設定が魅力です。特に、予算を抑えたいバックパッカーやビジネスパーソンにとって理想的な宿泊先です。
カプセルホテルには大浴場やサウナ、ラウンジエリアが併設されていることが多い。宿泊者はリラックスした時間を過ごすことができます。長旅で疲れた体を癒すのに最適で、翌日にリフレッシュした状態で出発することができます。
また、アメニティが充実している点も大きなメリット。多くのカプセルホテルでは、歯ブラシやタオルなどの基本的なアメニティが提供されています。これは、ネットカフェや他の低価格宿泊施設とは異なり、必要なものが揃っているため、荷物を少なくして宿泊できる大きなメリット。例えば、ネットカフェでは歯磨きをする際に歯ブラシを持参しなければならず、持っていない場合は購入する必要がありますが、カプセルホテルではその心配がありません。
一方で、カプセルホテルにはいくつかのデメリットもある。カプセル内のスペースは非常に限られているので、寝れない可能性もある。普通のホテルなどと比較すると疲れが取れない。特に長身の方や閉所恐怖症の方には、窮屈に感じることがあるかもしれません。
また、プライバシーの確保が難しく、カプセルはカーテンで仕切られているだけのため、隣の部屋の音が気になることがあります。
さらに、カプセルホテルでは昼間にカプセル内の清掃が行われることが多く、連泊している場合でも昼は外出する必要があり、カプセルに滞在することができないことが多い。こういったデメリットもある。だが、ネットカフェなどよりは居心地はいいので、僕は一番カプセルホテルがおすすめだし、泊まることが多い。
ただ、個室の某施設と同じく、女性向けの施設ではない。東京などでは女性向けの施設があるものの、多くはない。基本的に男専用のものだと思ったほうがいい。また、ネットカフェや次に紹介するゲストハウスなどと比較すると、数が少ない。ただ、泊まるかどうか検討している場所にカプセルホテルがあるのであれば、僕はそこに泊まることが多い。
4.ゲストハウス/ドミトリー/ホステル
ゲストハウス、ドミトリー、ホステルは、厳密にはそれぞれ異なる特徴を持つ宿泊施設ですが、日本では3つともドミトリーの意味で使われることが多い。つまり、「複数のベッドが一つの部屋に設置されたリーズナブルな簡易宿泊施設」という意味で広く使われているのをよく見ます。
これらの宿泊施設には多くのメリットがあり、一般的なホテルとは異なる独自の魅力を持っています。
まず、これらの施設の最大の魅力は低価格です。通常のホテルと比べて非常にリーズナブルな料金で宿泊できるため、長期旅行を計画している人や旅費を節約したい人にとって大きな魅力となります。
ゲストハウスやホステルでは、ベッドが用意されているため、ネットカフェでの雑魚寝とは異なり、比較的リラックスして睡眠が取れる。このコストパフォーマンスの良さは、特に若い旅行者やバックパッカーに人気があります。
また、ゲストハウスやホステルには共用スペースがあり、キッチンやリビングルームなどが設置されています。これらのスペースを活用することで、自炊が可能になり、食費を節約できる上に、他の旅行者と交流する場としても利用できます。
異文化交流の場としても有用であり、共用スペースでの会話や宿泊施設が提供するイベントを通じて、多国籍の旅行者と出会い、交流を深めることができます。これにより、旅行の経験が豊かになり、新しい友人を作る機会が広がります。
しかしながら、これらの施設にもデメリットも存在する。まず、プライバシーの欠如。ネットカフェやカプセルホテルと同じく、完全個室ではない。ただ、ゲストハウスなどが一番、周りの騒音が気になる。スマホで動画を音出して見ている人もいたりする。また、これをメリットと捉える人もいるだろうが、社交的な外国人に話しかけられることもある。なので、落ち着かない。
また、アメニティに関しても、タオルや歯磨きセットなどが別料金で提供されることが多く、追加費用がかかる場合があります。
カプセルホテルではこれらのアメニティが標準で提供されることが多いため、別の出費がかかることが多い。また、セキュリティ面でも注意が必要です。ドミトリー形式では貴重品の管理が難しくなることがあり、特に夜間や外出時には十分な注意が求められます。
これらの宿泊施設は安価である反面、プライバシーや快適性、セキュリティなどに制限があるため、利用する際には自分の旅行スタイルやニーズに合わせて慎重に選ぶ必要があります。リラックスしたい場合やプライバシーを重視する場合は、カプセルホテルやビジネスホテルを選ぶ方が良いかもしれません。
▷ ゲストハウス・ドミトリー・ホステルに泊まるメリット・デメリット
5.24時間営業のスーパー銭湯
24時間営業のスーパー銭湯という方法もある。一般的に、スーパー銭湯は温泉やサウナが完備されており日帰り利用者のリフレッシュの場として人気があります。
24時間営業の施設では、深夜料金を支払えば、仮眠や短時間の休息を取ることができ、宿泊費を節約することができます。
スーパー銭湯の大きな魅力は、リラックスできる大浴場や温泉、サウナが完備されている点です。これにより、長旅や一日の疲れを癒すことができ、心身ともにリフレッシュすることができます。さらに、仮眠スペースやリクライニングチェアが用意されていることが多く、これらのスペースで休息を取ることができます。深夜料金を+してもネットカフェで泊まるのとそこまで値段は変わらないので、コストパフォーマンスが非常に高いです。
ただ、特に土日などは、人が多すぎて寝れないことが多い。土曜でどこも宿が高いようなときに一度、スパワールドで過ごしたことがあるが、人が多すぎて落ち着かなくて、全然寝れなかった。結果、日曜のイベントのために関西にきたというのに、そのイベント中少し寝てしまった。安くて、アメニティはあることが多いものの、プライベートな空間は全くない。なので、寝れない可能性は高く、疲れを取るための施設なのに疲れがたまって帰ることになる可能性も高いです。
6.深夜バスで移動する
こういう記事で深夜バスはあまり紹介されないと思う。だけど、夜を過ごせる+移動を格安でできるコスパ最強の手段だと思う。
深夜バスは、夜間に目的地まで移動するため、日中を観光やビジネスに充てることができます。これにより、時間を最大限に活用できるため、限られた時間で多くの場所を訪れたい場合に非常に効果的です。また、到着後すぐに観光を開始できるため、旅程を効率的に進めることが可能です。深夜に移動することで、朝早く目的地に到着し、その日一日を丸ごと使うことができるのも大きなメリットです。
そして、他の交通手段より安い。この点は、特に長距離旅行を計画している際に非常に有用です。通常、長旅をすると移動代と宿代が主に発生する。深夜バスを利用することで、移動代を宿代に組み込むことができ、全体のコストを抑えることができます。
ただし、言わずもがななことですが、深夜バスはつかれます。長時間の移動による疲労や、バスのシートの快適性が限られているため、睡眠の質が下がることがあります。
7.歩き続ける、または店に行く
これから紹介するものはスーパーハード。旅行中や終電を逃した際は、歩き続ければいい。または深夜営業の店にずっといればいい。そうすれば安く夜を過ごすことができる。
24時間営業の店や深夜まで営業している店に行けば、寝落ちすることがなければ従業員に迷惑をかけることなく夜を過ごすことができる。ファミリーレストラン、ファストフード店、カフェなどでは、コーヒーや軽食を楽しみながら過ごすことができます。
また、歩き続けるという方法をとれば、宿泊費を完全にゼロに抑えることができます。節約を重視する場合に有効です。
しかしながら、言わずもがな、デメリットもたくさんある。
夜間の街は昼間に比べて人通りが少なくなるため、安全面での配慮が必要です。女性や一人での行動は特に注意が必要で、できるだけ人が多いエリアを歩いたほうがいいです。また、体力的な負担も大きく、疲労が蓄積する可能性があるため、体調管理が重要。
店にいる場合だと、歩くよりも安全な場所で時間を過ごすことができます。ただし、長時間の滞在には限界があります。多くの店では一定時間以上の滞在が難しい場合があり、例えば早朝に一度閉店して清掃を行う店も存在します。
筆者もかつて、4時まで営業しているところに4時近くまでいた後、24時間営業のファストフード店に向かったことがあるのですが、4時から5時までの間に清掃が行われる店だったようで、テイクアウトのみですと言われた経験があります。なので始発までずっと待ってました。
まとめ
節約したい旅行者や出張者には、さまざまな宿泊費を抑える方法があります。ネットカフェ、個室のビデオを見る某施設、カプセルホテル、ゲストハウス、24時間営業のスーパー銭湯、深夜バス、そして、スーパーハードな方法、歩き続ける・深夜営業の店で過ごすといった選択肢が考えられます。
それぞれにメリットがあり、旅行や出張の費用を大幅に節約できる可能性があります。
しかし、これらの方法にはデメリットも多く存在します。例えば、プライバシーの確保が難しい、快適な睡眠が得られにくい、安全面のリスクがあるなど、状況や個人のニーズによっては不便を感じることがあります。そのため、各方法の特性を理解し、自分に合った宿泊方法を選ぶことが重要です。
個人的には、コストパフォーマンスと快適性のバランスが良いカプセルホテルが最もおすすめです。カプセルホテルは、基本的なアメニティが揃っており、リラックスできる設備が整っているため、宿泊費を節約しながらも快適に過ごせる選択肢です。
ただ、コストを気にしない場合や、より高いレベルの快適さやサービスを求める場合には、通常のホテルが最も良い選択肢となります。ホテルはプライバシーが確保され、質の高いサービスと設備が提供されるため、リラックスして過ごすことができます。
最終的には、予算や旅行の目的、個人の好みに応じて最適な宿泊方法を選ぶことが大切です。安全で快適な旅行を楽しむために、自分に合った宿泊先を見つけて、充実した旅をお過ごしください。
ホテルやゲストハウス・カプセルホテルなどを探すときは、じゃらんなどといったホテル予約サービスを使うのがおすすめ。こういうサービスを使えばポイントが貯まって割引できたり、通常よりも安い料金で予約できてとてもお得。
昔は僕はAgodaという安く使えるサイトを使っていたけれど、今はじゃらんみたいな日本のサービスをよく使う。Agodaを使っていたとき、チェックイン時の住所がめちゃくちゃだったことがある。なので不安であまり使っていない。安いけれど、自治体がやっている旅行支援などのクーポンが適用されないかもしれないなと思って、今はやめた。なので楽天トラベルとかでもいいけれど日本のサービスのほうが個人的にはおすすめだ。僕は楽天よりも使い勝手がいいと思うじゃらんをよく使う。
もう既に、どこらへんに泊まるか決まっているのなら、とりあえずどんな宿があるか探してみましょう。