WOWOWの悪い口コミ評判・デメリットを解説。
WOWOWは、日本のプレミアムテレビチャンネルとして多くの視聴者に親しまれている。
しかし、その料金の高さなど、デメリットも少なくない。この記事では、WOWOWのデメリットや悪い口コミ評判を徹底解説する。
WOWOWは映画やスポーツ、音楽ライブなど多彩なコンテンツを提供する一方で、料金や機器の必要性などに対する不満の声が多く聞かれる。
そもそも、サブスクの時代に有料チャンネルなんてものは「オワコン」だろう。そう思う人も多いはずだ。
本記事では、これらのデメリットについて具体的に説明し、他のストリーミングサービスと比較することで、WOWOWがどのような位置づけにあるのかを明らかにする。
僕はコロナ禍の頃に初めてWOWOWに入会した。アカデミー賞や見たい映画がいろいろと放送されていたからだ。一旦入会してやめようと思って入ったのだが、4年くらいたった今も、入ったりやめたりという生活をつづけている。いわばヘビーユーザーだ。
そんな僕が、WOWOWに感じるデメリット、実際に口コミとして書かれていた悪い評判を解説する。ぜひ、最後までお読みいただき、WOWOWに入るべきなのかどうなのかを理解してほしい。
WOWOWとは
WOWOWは24時間フルハイビジョン3チャンネル、すべての番組が録画できる有料チャンネル。料金プランは、3種類のチャンネルが2,530円で観られるプランの1種類のみ。 WOWOWに加入すれば3つのチャンネル、「WOWOWプライム」「WOWOWライブ」「WOWOWシネマ」が見れるようになる。 BSの9番を押せばWOWOWになり、赤青緑黃の4色ボタンで選ぶというような感じで見ることができる。 なので、スカパーの映画有料放送2〜3ch分に匹敵するような量の作品が放送されているということになる。 他にもWOWOWに入会すれば、スマホやパソコンで動画が観られる「WOWOWオンデマンド」も見ることができる。 まあこれはNetflixなどに代表される動画配信サブスクで、WOWOWで放送されない作品も見ることができたりする。特に強みを持っているのはWOWOW独自のオリジナルコンテンツで、最近は米国などで急成長しているParamount +のコンテンツも見ることができる。 WOWOWでは映画を大量に放送していて、大量に放送しているイメージのあるスターチャンネルの数倍は放送しているんじゃないかと思えるくらい放送している。 数百本は放送しているんじゃなかろうか。劇場公開が終了してばかりの新作映画からその映画に関連する旧作映画、準新作映画、名作旧作映画などを大量に放送している。 そしてWOWOWの一番の強みはそれらを保存(録画・ダビング)して解約した後にも見れるということ。 NHKで放送された映画をほぼ録画して保存する習慣のある僕はWOWOWに入ってから何百枚とダビングをした。その結果、新作映画は8割、名作旧作映画の7割がたは家の中を探せばあるんじゃないかみたいな状況になっている。 つまりWOWOWに初入会したときの2020年頃~現在の新作映画として人気・人気だった『パラサイト 半地下の家族』『RRR』『ドライブ・マイ・カー』『トップガン マーヴェリック』のような作品から、『ニューシネマ・パラダイス』『七人の侍』みたいな作品までめちゃくちゃな量の作品をサブスクに入らずとも見ることができる。 サブスクに入らないと見れないならまだしも、サブスクで配信されていない作品も中にはあったりする。そういう結構レアな作品も案外放送されているので、録画しておけばいつでも見れるようになってお得だ。 僕みたいにHDDを酷使しなくとも、月に何十本か見たい映画を録画していたら、普通に元は取れるくらい充実した映画生活が送れると思う。 また、WOWOWはオリジナルドラマを強みとしていて、良質な作品を色々とつくっているし、三谷幸喜の舞台などといったエンタメもかなり放送されている。色々なアーティストのライブ映像もかなり放送しているので、音楽が好きな方にもおすすめできる。映画だけでなくエンタメ全般激強サービスがWOWOWである。 僕が昔から、WOWOWを見るには特殊な工事が必要と思い込んでいた。そういう人は他にもいるかもしれない。だけどBSが見れる環境なら見れるし、スカパーとかに入らなくてもWOWOWだけ契約することができる。 スカパー経由でも入会できるが、WOWOW単体で入った方が楽。 WOWOWは最近システムが変わった。初月無料キャンペーンを取りやめたのだ。この初月無料キャンペーンは実質、2ヶ月、1ヶ月分の料金で使うことができるというもので、申し込み月の月額視聴料はかからないが、解約は契約の翌月から。そのため、2ヶ月2530円で体験できるという感じだった。 だが最近なくなって、1ヶ月2530円になった。 なのでお得じゃなくなったのだが、裏技がある。この裏技を使えば今も初月無料でWOWOWを体験することができる。 正直言っていつかなくなる可能性が高いので早めにやっておいたほうがいいと思う。 では、WOWOWに入る手順について、簡単にまとめてみます。 まず普通に入会するケースから。 ①ホームページにアクセス という手順だけです。 まず、ホームページにアクセスします。 そして、住所とか名前とか、入会の際に必要な情報を登録。オンデマンドのみの入会なのであれば必要ない。ただ、録画したいのなら、B-CASカード番号を準備して入会したほうがいい。 B-CASカード番号は、テレビでWOWOWのチャンネル(BS9)に切り替えれば、番号がでてくるので、それをメモする。 そういったものを入力して送信すれば、WEB会員IDが届きます。 で、待ったらテレビで見れます。選局して15分程度待てば見れるらしいです。 初入会のとき、特に深夜に入会したときは15分以上かかる。不安ならWOWOWオンデマンドのサイトに行ってみて、WEB会員IDとパスワードを入力してログインしてみましょう。ログインできるのなら問題ない。 そして普通に見ることができるようになったら、翌日早朝から見れます。 テレビで見ることができなくても、パソコンやスマホでは見れるようになっているので登録は完了しています。早朝からテレビで見れるということです。 と、こんな感じで書いていきましたが、一言でいうと「思ってたよりめっちゃ楽」です。 また、WOWOWオンデマンドのみの入会なら、それよりも楽で、普通にサブスク感覚で入会できる。B-CASカードがいらないから。録画を希望する人でも、まずWOWOWオンデマンドのみ入会して入会後にB-CASカードを登録するという方法もある。出先で入会して、B-CASカードの情報は家に帰ってから登録、みたいなこともできる。WOWOWの強み
WOWOWってスカパーとか入らなくても入れるの?
WOWOW契約の際に知っておくべきこと
WOWOWに契約する手順
②情報を登録
③テレビで15分待つ
WOWOWオンデマンドとは
そして、WOWOWオンデマンドというのは、WOWOWに入会すれば見ることができる動画配信サービス。WOWOWで放送されたようなコンテンツを、スマホやタブレットなどでも見ることができる、サブスクスタイルだ。
WOWOWの3つのチャンネルで放送中の番組を、リアルタイムで視聴することができる。これにより、テレビがなくてもスマホやタブレットで同じ内容を楽しむことが可能だ。音楽やスポーツの生中継など、オンデマンド限定のライブ配信も行われている。
また、過去に放送された番組や見逃した番組を一定期間視聴できる。WOWOWに入った月に放送されなかったWOWOWオリジナルドラマなども配信されていることが多いので、放送のタイミングが悪かったとしても、見ることができる。
WOWOWオンデマンドでは、テレビ放送に先行して配信されるコンテンツや、オンデマンド限定のオリジナルコンテンツも豊富に提供されている。また、パラマウントプラスのコンテンツも見ることができる。Amazonなどで入会すれば、別途770円支払ってみるような感じになるが、WOWOWオンデマンドにそのサービスは内包されており、パラマウントプラスも楽しむことができる。
▷ パラマウントプラスのコンテンツを見る方法を解説|WOWOW・Amazon・U-NEXT
WOWOWのデメリット・悪い口コミ評判まとめ
さて、WOWOWは、僕としてはめちゃくちゃおすすめなサービスだ。だが、悪い口コミも多い。「確かに、ここはちょっと残念だな」と思うようなものもあれば、「何言っとんねんこいつ」みたいなものもあった。もう後者について扱ったらキリがないので、今回は前者、自分も思うデメリットについて紹介することにした。
・料金が高い
・BSアンテナなどの機器が必要
・電波が途切れやすい
・録画機器・ディスク代などが必要
・加入している月に、見たいドラマシリーズが全話放送されるとは限らない
箇条書きにするとこのようになる。
WOWOWのデメリット1. 料金が高い
WOWOWの最大のデメリットの一つは、その料金の高さである。
WOWOWを視聴するためには、月額2,530円(税込)を支払う必要がある。
この料金は他のストリーミングサービスと比較しても高めの設定となっており、ユーザーにとっては大きな負担となる場合が多い。
この月額2,530円という金額は、僕としては妥当だと思う。大量の新作・準新作・旧作名作映画だけでなく、ドラマや舞台なども録画できて、それを解約した後も楽しむことができる。DVD化されていない、配信で見ることもできないようなコンテンツも放送されている。それを録画できるので、僕はこの金額はむしろ安いと思う。
だが、この料金は、WOWOWオンデマンドのみ使う場合でも、同じ金額だ。
正直、これはコストパフォーマンス悪いと思う。WOWOWオンデマンドだけ使うと考えると、どうしても、他のストリーミングサービスのことを考えてしまう。月額1,000円前後で多くのコンテンツを楽しむことができるものが多い中、WOWOWのコンテンツを見るためだけに、倍以上の金額を支払うのはコスパ悪い。
例えば、NetflixやAmazon Prime Videoでは、より安価な料金で豊富なコンテンツを提供しており、視聴者は自分の好きな時間にコンテンツを楽しむことができる。なので、サブスクとして見るならば、WOWOWオンデマンドの金額はめちゃくちゃ高い。
WOWOWのデメリット2. BSアンテナなどの機器が必要
WOWOWのもう一つの大きなデメリットは、視聴環境の制約だ。
先述の通り、WOWOWはオンデマンドのみ使うと、すこぶるコスパ悪い。WOWOWは言うなれば、テレビチャンネルWOWOWが見れる・録画できる権利に、WOWOWオンデマンドというサブスクを使えるというおまけがついているようなサービスだ。それのおまけだけを使って同じ金額を払うのは、安いとは思えない。
そのため、僕は録画を推奨している。だけど、そもそも家にレコーダーがある人は今の時代どれくらいいるだろうか。BSが見れる環境に住んでいる人はどれくらいいるだろうか。
WOWOWの放送を受信するためには、BSアンテナや専用の受信機が必要だ。特に、新築や引っ越しを機にサービスを検討しているのだとしたら、BSアンテナの設置はさらなる出費となる。
アンテナの購入と設置費用だけでなく、屋根への設置が必要な場合は、専門の業者による作業が必須となる。また、賃貸住宅においては大家さんの許可が必要な場合もある。こういうめんどくさいことが積み重なると、WOWOWで見たいコンテンツがあったとしても、入る気が起こらない。
また、ビルの谷間や山間部など、電波の届きにくい地域では、設置しても満足に受信できないこともある。このため、WOWOWを視聴するためには、ただ単に料金を支払うだけでなく、適切な受信環境を整えるための投資などが必要になってくる。
WOWOWはオンデマンドのみでも楽しむことはできる。だがコスパ悪い。なので録画はしたほうがいいと思うが、環境に左右される。そのため、めんどくさいと思う人は多いだろう。
WOWOWのデメリット3. 電波が途切れやすい
これは先ほどのデメリットと若干かぶるし、WOWOWだけでなく、地上波放送でも番組を録画するときに当てはまることなのだが、天候が悪いと電波が途切れやすいというデメリットもある。
WOWOWはBS(衛星放送)を利用しているため、衛星からの電波を受信する際に、天候の影響を大きく受ける。強風や大雨、大雪などの悪天候時には、電波が妨害されやすく、その結果、映像や音声が乱れたり、最悪の場合は視聴が全くできなくなることもある。天候が荒れに荒れているときに録画したものを見返したら、3分ぐらい録画できていなかったということは、NHKBSを録画したときなどでもよくある。
このようなトラブルは、ライブスポーツイベントや生放送の音楽ライブを楽しみにしているユーザーにとって、非常にストレスフルな体験となる。
この、天候に左右されやすいという特性は他のストリーミングサービスにはない特有の問題だろう。サブスクだと一時的に見れないで済むだろうが、WOWOWだと、楽しみにしてたコンテンツを録画できないになる。
WOWOWのデメリット4. 録画機器・ディスク代などが必要
これも先程のデメリットと関連しているのだが、WOWOWのコンテンツを録画するとなると、録画機器やディスクなどの追加的な設備投資が必要となる。視聴者がWOWOWのコンテンツを録画して楽しむためには、専用の録画機器やディスクが必要であり、これらの費用がさらにかかることが多い。
まず、WOWOWの放送を録画するためには、BS対応の録画機器が必要である。これに加え、録画したコンテンツを保存するためのブルーレイディスクやDVDなどの記録メディアも必要となる。HDDでもいいだろうが、すぐにパンパンになるだろう。録画機器の性能や容量にも限界があるため、頻繁に録画を行うユーザーは、容量不足に悩まされることがある。この場合、追加のハードディスクを購入するか、古い録画データを整理して新しいデータのためのスペースを確保する必要がある。これもまた、ユーザーにとっては煩わしい作業となる。
Blu-rayに焼き付けるとなると、別の手間も発生する。
僕はやりすぎているため慣れているのだが、CM(というか映画本編以外のシーン)のカットする時間それをディスクにうまいこと焼き付けれるような、絶妙な組み合わせを考えてダビングする時間に結構とられることが或る。
このように、WOWOWを利用する際には、単に視聴料金を支払うだけでなく、録画機器やディスクなどの追加的な費用と手間が発生する点が大きなデメリットだ。
これに対し、他のストリーミングサービスでは、クラウド上での録画機能やダウンロード機能が標準提供されていることが多く、ユーザーは追加の機器やメディアを必要とせずにコンテンツを楽しむことができるため、利便性の差が際立っている。
WOWOWのデメリット5. 加入している月に、見たいドラマシリーズが全話放送されるとは限らない
これはあまりデメリットとして見かけなかったものだが、個人的に思うことだ。
WOWOWのデメリットの一つとして、加入している月に見たいドラマシリーズが全話放送されるとは限らない点が挙げられる。WOWOWの番組編成は月ごとに変わるため、視聴者が期待する特定のドラマやシリーズの全話を一度に視聴することが難しい場合がある。
例えば、いつの時期でもいいが地上波ドラマの放送をイメージしてほしい。地上波ドラマは、8~12話程度のものが多いだろう。それを録画する場合、毎週放送されている時間帯に録画することになる。
WOWOWの場合でも同じように、毎週1話だけ放送というようなスケジュールで放送されていることが多い。なので、3ヶ月くらいは入会しないと全話録画できないということがよくある。
また、困ったことに、「来月はあまり見たいのないから、一旦解約するか」と思ったときに限って、録画しているドラマの最終話だけが放送されたりすることがある。この1話だけを録画するためだけに、WOWOWに入り続けるのかということを悩むことは結構ある。
NetflixやAmazon Prime Videoのようなオンデマンドサービスでは、シリーズ全話を一度に視聴できることが一般的であるため、WOWOWでドラマを録画しようとした場合、デメリットとして際立つ。
WOWOWのデメリットを振り返る
WOWOWの料金が高いという点は、多くのユーザーにとって大きなデメリットである。
WOWOWオンデマンドのみの使用でも月額2,530円(税込)かかることは確かに高額である。しかし、WOWOWオンデマンドでは新作映画や多彩なコンテンツが提供されていることを考えると、仮にオンデマンド単体のサービスが提供されても、月額2,000円程度は必要となるのではないだろうか。
新作映画や独自のドラマシリーズなど、他のサービスにはない魅力を享受できる点を考慮すると、この料金設定は理解できる部分もある。
あとWOWOWのデメリットとして挙げられるものには録画に関するものが多かった。
録画機器やディスク代がかかる、手間がかかる、場合によっては工事などが必要というデメリットだ。しかし、録画には多くのメリットも存在する。例えば、見たいコンテンツを半永久的に保存できること、解約後でも録画したコンテンツを視聴できることは非常に便利である。特に、配信サービスでなかなか見られない名作映画をいつでも手元に置いておけるという安心感は大きい。ディスク代は馬鹿にならないが、この点については僕は割り切っている。
あと、ドラマシリーズをリアルタイムで視聴しようとすると、すべてのエピソードを録画できない場合があることに不満を感じることもある。
しかし、WOWOWオンデマンドを利用すれば、Netflix同様、すべてのエピソードを一気に視聴することができる。最終回が放送されたドラマシリーズは、オンデマンドで全話見放題となるので、最終回が放送された月にWOWOWに入会すれば、録画はできないが全話を視聴することが可能である。
以上のように、WOWOWのデメリットは存在するが、それぞれに対応するメリットもあり、ユーザーの利用状況や視聴スタイルによってはデメリットを上回る価値を見出すことができるだろう。
他の選択肢との比較・WOWOWのメリット
WOWOWのデメリットを踏まえた上で、他のストリーミングサービスとの比較を行い、最終的な評価をまとめる。
WOWOWは、NetflixやAmazon Prime Video、Disney+(ディズニープラス)などの主要なストリーミングサービスと比較すると、料金が高めであり、視聴のためにはBSアンテナなどの機器が必要である。必須ではないが、あったほうが明らかにお得だ。また、天候による電波の影響や録画機器・ディスク代などの追加費用が発生する点もデメリットである。
一方で、NetflixやAmazon Prime Video、Disney+は、月額料金が安く、オンデマンドで視聴できるコンテンツが豊富であり、視聴環境の整備も不要である。これにより、視聴者は好きな時に好きな場所でコンテンツを楽しむことができるため、利便性が高い。
WOWOWのメリット
それでもなお、WOWOWには他のストリーミングサービスにはない独自のメリットが存在する。
まず、新作映画などの人気コンテンツを、大量に放送しているという点だ。それを録画すれば、解約した後にも見ることができるということ。それが一番のメリットだ。
先ほども書いたが、録画機能を活用すれば、見たいコンテンツを永久保存できるため、配信期間が限られているオンデマンドサービスよりも安心感がある。特に、名作映画や見逃したくないドラマシリーズを録画しておけば、いつでも視聴できるという利便性は大きい。
世の中には、サブスクで見れないというのが信じられない映画もあるし、DVDすらも発売されていない・廃盤になっている名作映画も結構ある。例えば『スリー・ビルボード』『憎しみ』などはこの記事の執筆時にはそういう作品だ。特に前者がサブスクで見れないというのは信じられないのだが、こういう作品でも、録画してBlu-rayにやきつけておけば、いつでも見ることができる。
まとめ・オワコンなのか
WOWOWには確かに料金の高さや視聴環境の整備が必要というデメリットが存在する。他のストリーミングサービスと比較しても、月額料金が高く、BSアンテナや録画機器といった追加の初期投資が必要となる点は、多くのユーザーにとって大きな負担である。また、天候による電波の影響や録画機器・ディスク代などの追加費用も考慮する必要がある。
一方で、WOWOWには他のストリーミングサービスにはない独自の魅力が存在する。例えば、最新映画の放送が早く、独占配信のスポーツイベントや音楽ライブを楽しむことができる点は、多くの視聴者にとって非常に魅力的である。特に、スポーツファンや音楽ライブを楽しみたいユーザーにとっては、WOWOWで見れるコンテンツは貴重だろう。
また、WOWOWのオリジナルドラマや高品質な映像・音声も評価されており、これらのコンテンツを目当てに契約するユーザーも少なくない。
録画機能に関しても、見たいコンテンツを半永久的に保存できるというメリットは大きい。特に、配信期間が限られているオンデマンドサービスと比較すると、録画しておいたコンテンツを解約後でも視聴できる点は安心感がある。名作映画や見逃したくないドラマシリーズをいつでも手元に置いておけるという利便性は、WOWOWならではの強みである。
では、WOWOWはオワコン(終わったコンテンツ)と言えるのだろうか。サブスクのみ使う場合の金額がバカ高く感じるという点では残念だが、新作映画も見れるということと高品質なオリジナルコンテンツを考慮すれば、一概にオワコンとは言えない。
また、2024年秋にはWOWOWでドラマ『ゴールデンカムイ』が放送される。『ゴールデンカムイ』の映画版はPG12作品として制作されたが、WOWOW制作でドラマを制作することで、映画と同じようなクオリティの映像表現や高額なセット、特殊効果などを駆使したリアルで迫力ある映像で作ることができる。
地上波ドラマでは生ぬるい映像表現しかできなくなるが、映画同様激しいアクションシーンやリアルな戦闘描写、地上波では流せないような露骨な表現などができるようになる。
こういうことができる会社は、日本ではWOWOWくらいしかない。Netflixもあるが外資だ。
WOWOWはこれから、こういった地上波ではできないようなドラマシリーズを作る、人気のコンテンツ会社になっていくように思える。そしてWOWOWオンデマンドというサブスクにも着手していることを考えると、オワコンになるとは思えない。
高いですが、おすすめです。