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スターチャンネルのチャンネル数が減った理由を考える。

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スターチャンネルは、日本国内で広く知られる映画専門のプレミアムチャンネルであり、長年にわたり高品質な映画やドラマを提供してきた。

しかし最近、一部のスターチャンネルのチャンネルが終了するというニュースが報じられ、多くのユーザーが驚きと疑問を抱いた。

なぜこのような決定が下されたのか、リニューアル前に入会したことがあり、リニューアル後の今も入会している僕が背景を考えてみた。

スターチャンネルリニューアルはなぜ行われた?

スターチャンネルは、2024年5月末をもって「スターチャンネル2」と「スターチャンネル3」の放送を終了し、6月からは「スターチャンネル1」に統合された。このリニューアルにより、3つのチャンネルから1つのチャンネルに集約されることとなった。

以前のスターチャンネルは、3つの異なるチャンネルで映画やドラマを提供していた。

「スターチャンネル1」は主にハリウッドの新作映画や話題作を中心に放送し、「スターチャンネル2」は名作やクラシック映画、「スターチャンネル3」は吹き替えの作品を放送していた。

これにより、視聴者は多様なジャンルの映画およびドラマを楽しめるというのが、スターチャンネルの強みだった。

だが2024年6月から、1つのチャンネルに統合され、料金面でも変更が行われた。

リニューアル後の新しいスターチャンネルの料金は月額1,980円(税込)となり、これは以前の2,530円(税込)から500円程度値下げされた。

この値下げにより、視聴者はより手頃な価格でスターチャンネルの高品質なコンテンツを楽しむことができるようになった。というのが、2024年6月に行われたリニューアルの概要だ。

では、なぜこのような再編が行われたのだろうか。一番の理由として考えられるのは、ジャパネットホールディングスが買収したことによるリニューアルだ。

ジャパネットホールディングスの買収

2024年4月19日、ジャパネットホールディングスのグループ会社であるジャパネットブロードキャスティングが、東北新社から株式会社スター・チャンネルの全株式を取得する株式譲渡契約を締結した。この買収により、スターチャンネルの運営は新たな体制で進められることとなった。

ジャパネットホールディングスは、2022年に開局した無料BS放送局「BSJapanext」を運営しており、今回の株式取得により無料衛星放送と有料衛星放送の2チャンネル運営を通じてシナジーを生み出し、視聴者にさらに魅力的なコンテンツを提供することを目指している。

チャンネル終了の背景

では、ジャパネットによる買収で、このチャンネルはなぜリニューアルされたのだろうか。

スターチャンネルの一部のチャンネルが終了する理由を、スターチャンネルは「視聴者満足度の向上」と説明している。つまり、提供するコンテンツの質を向上させるためにチャンネルを整理し、より集中した形で視聴者に提供するという考え方だ。

しかし、本当にそれだけが理由なのだろうか?普通に考えて、リニューアルされた本当の理由は、コストの削減だろう。

建前上ポジティブな理由にしているが、本音はコストの削減・効率化なのだろうということは、言われなくてもわかることだ。

コスト削減と効率化

テレビ業界全体で配信プラットフォームが多様化する中、運営コストの削減と効率化は避けられない課題である。

最近NHKでもBSのチャンネルがBSプレミアムがなくなりBS1(現BS)の1つのみになった。効率的な運営体制を築くための一環として、チャンネル数を削減する選択をしたのだろうと考えられるが、これと似たようにスターチャンネルも3つから1つに絞った。そうとしか考えられない。

視聴者のニーズの変化

また、視聴者のニーズの変化も一因だろうと考えられる。DVDレンタルからサブスクに移り変わった時代に、リアルタイムでドラマを見る人、録画して楽しむ人などどれくらいいるのだろうか。

僕は録画で楽しむことがまだ多いけれど、僕みたいにサブスクで見れるような映画でも配信されなくなるのが怖いという理由で録画しまくっているような人はかなり少ないだろう。映画やドラマはサブスクで配信されている時にみてしまったほうがお得と考える人のほうが多いはずだ。

オンデマンドサービスやストリーミングサービスが普及する中で、視聴者は自分の好きな時間に好きな作品を楽しむことを求めている。実際、多くのスカパー、ケーブルテレビなどで契約して見るスタイルの有料放送のチャンネルは、Amazonプライム・ビデオ・チャンネル専用のサービスを行っている。

つまり、チャンネルと同じような番組が見れるサブスクを運営している。

スターチャンネルも同じように、このようなトレンドに対応するためか、Amazon プライム・ビデオ・チャンネルで「スターチャンネルEX」を運営していて、リアルタイム放送に依存しない配信にシフトしていると考えられる。

スターチャンネルは本放送よりも「スターチャンネルEX」のサービス内容の拡充のほうに力を入れたいからという理由も考えられる。

サブスク時代に、わざわざコストをかけて3チャンネルも運営したいと思わないだろう。そういう理由が考えられる。

リニューアルされてどう変わった?

では、実際にリニューアルされてどう変わったのか。リニューアルされる前の2020年から2023年にかけてスターチャンネルに入ったりやめたりしている生活をしていて、映画のみならずHBOのドラマや『ダウントン・アビー』シリーズなどのドラマを録画をしまくっていて、2024年6月のリニューアル後にスターチャンネルに再入会した僕が、リニューアル前と後との比較をしてみる。

作品数は変動したのか

リニューアルによって作品数はどれくらい変化したのだろうか。ぶっちゃけ、実際にはそこまで変わっていない。そもそもスターチャンネルで放送されている作品数は、リニューアル前の時点で、そこまで多くなかった。同じ3チャンネルのエンタメ有料チャンネルであるWOWOWと比較すると、そこまで放送されていない。

意外にも、音楽や舞台なども放送されているWOWOWよりも、スターチャンネルは映画や海外ドラマの放送ラインナップが少ない。逆にいうと、WOWOWで放送されているラインナップの量はとんでもないということなのだが、スターチャンネルは大量の映画を放送しているチャンネルというわけではないのだ。

スターチャンネルは地味に再放送が多い。例えばあるドラマシリーズを放送するとしたら、月に何度も放送している。映画も月に同じ映画を何回か放送する。そのため、みたい作品をひたすら録画したとしても、そこまで大量の作品を録画できるというわけではなかった。

僕は当初、パナソニックのDIGAの、全録機能でスターチャンネルの2つのチャンネルを登録していたが、そこまで放送されていなかったので肩透かしを食らった。番組表と睨めっこするのが大変だろうと思い全録レコーダーの設定をしたのに、見たいと思う作品数が期待を大きく下回っていた。普通に録画するような感じでも全然やっていけたような感じで、これなら別のチャンネルを全録設定すればよかったと思った。

つまり放送ラインナップは、リニューアル前の時点で3チャンネルもいらないような感じだった。再編前の時点で、意外とそこまで大量の作品を放送しているチャンネルというわけでもなかったのだ。

このチャンネルが3つから1つに変わったことによって、確かに提供される作品数は減少しただろう。

先述の通り、NHKも最近BSチャンネルの再編を行い、BSプレミアムが終了した。これにより、映画の放送回数が少なくなり、BSプレミアムで放送されていたような作品は減少した。映画だと30本くらい放送していたような気がするが、20本弱程度に減っている。

とはいえど、BSプレミアムで放送されていたような唯一無二の番組・ラインナップは継続されている。

量より質のチャンネル

スターチャンネルがチャンネル数を減らしても、貴重な映画の提供が途絶えるわけではないし、実際にはそこまでラインナップは変わっていない。元々1チャンネルでもやっていけるようなチャンネルが1チャンネルになっただけだ。

むしろ、このリニューアルによる値下げで、選りすぐりの作品をコスパよく楽しめるようになった。そう考えると、視聴者満足度の向上という建前としか思えないリニューアルの理由は間違えてはいないということになる。

スターチャンネルのみならず、有料放送チャンネルに入会するメリットは莫大な量のコンテンツが放送されているため、録画しておけば解約しても見ることができるという点だ。

だが正直言って、先述の通りスターチャンネルで放送される作品は多くはない。WOWOWと比較するとわかると思うが、WOWOWはやりすぎだろと思うくらい映画やドラマを放送しているが、スターチャンネルはそこまででもない。

だが、スターチャンネルに入れば、WOWOWで放送されないような作品も録画できたりする。なので僕は定期的にチェックして、録画したい作品があったときは入るようにしている。

スターチャンネルは、スターチャンネルが配給したものは基本的に独占放送される。

WOWOWに入会するとほとんどの映画は録画できるというくらい放送されているのだが、スターチャンネルが配給した作品に関しては、なかなか放送されない。0ではないのだが、放送されたとしても、公開後数年経ってからの放送が多い。だがスターチャンネルだとすぐに放送される。

このスターチャンネル配給作品、評判のいい作品もかなり多い。そういう作品はスターチャンネルに入らないと見れないと思ったほうがいい。

また、ディズニーが配給している作品に関しても、スターチャンネルが独占放送というような感じになっていて、マーベル作品やスターウォーズなどはスターチャンネルに入らないと録画できない。

そして一番のメリットはたまに激レア映画が放送されるという点。例えば2024年に6月に放送された『私たちはどこに行くの』は日本ではイスラーム映画祭などで上映されたっきりで見る機会が少ない激レア映画だ。

この作品は『存在のない子どもたち』で知られるナディーン・ラバキー監督の出世作でトロント国際映画祭で観客賞も受賞している作品だが、DVDなどで見れないので、イスラーム映画祭に行くくらいしか見れる方法がなかった。

東京・名古屋・神戸などで上映されたので僕は行く見に行くことも考えたが、福岡住みなので厳しく結局あきらめた。スターチャンネルに入ればこの作品が録画でき、半永久的に見ることができる。僕にとってこの映画を録画できるというだけで月額料金のもとはとれている。なので入会した。

リニューアルされたことによって、確かに作品数は減少するだろうが、視聴者が求める質の高いコンテンツは引き続き提供される。スターチャンネルでは、この映画を録画するためだけに2000円以上支払えるなと思うような作品が放送されることがある。WOWOWでもそういう作品は放送されているのだが、スターチャンネルでしか放送されない作品も結構ある。

スターチャンネルには、大量の映画を録画するためというより、質を重視で入るべきだと思う。気になる作品があるのならスターチャンネルは入っておいたほうがいい。

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