
ジブリ映画が見放題の動画配信サービスは存在するのかしないのか。
日本で一般教養化している映画の代表格、ジブリ映画。『となりのトトロ』や『魔女の宅急便』、『千と千尋の神隠し』あたりは日本人なら見ておいて当然みたいな感じになっていて見ていないと驚かれますよね。
今回はそんなジブリ映画が見放題の動画配信サービスはあるのかについて書いていきます。
結論から言います。
現時点ではありません。海外では何個かありますが、日本国内の場合でも、リーズナブルな料金で配信されるということは、Disney+(ディズニープラス)が配信しない限り、多分ないと個人的に思ってます。
まあただ、現時点で見放題のサービスはなくともお得に見る方法はなくはないので今回はジブリ映画を見る3つの方法を解説します。
Contents
ジブリ映画の配信事情
ジブリ映画は日本で動画配信サービスでは見ることができません。
海外ではあります。Netflixでは2020年の2月からジブリ映画の配信を順次開始しているし、最近始まったワーナーとHBO(ドラマ)がやってるHBOマックスというアプリでも、ジブリ映画が見放題です。
でも、日本のNetflixはジブリを配信していないし、HBOマックスは今の所上陸未定です。日本のNetflixで近いうちに配信開始される可能性はゼロではないし、HBOマックスが日本にやってくる可能性も無くはないですが、ある事情のことを考えるとジブリ映画は多分配信されないです。
一番配信される可能性が高いのは、ディズニープラス(旧名ディズニーデラックス)です。なぜかというと、スタジオジブリの作品は日本だとディズニー持ちだからです。なのでHBOマックスが仮に日本にやってきたとしても配信されないでしょうし、Netflixに日本のディズニーがコンテンツを提供するとは思えません。
と、いうことを考えると、日本でジブリ映画が配信されるとしたらディズニープラスだと思います。逆にそれ以外のアプリで配信する可能性は考えられません。
ディズニープラスでジブリ映画が配信されるとしたら、プラスにとって最大の切り札になりそうですが、今の所は未定です。ジブリ映画は日本において配信で見れないものと思っていたほうがいいでしょう。
もしジブリ映画が配信されるとしたら、現時点ではDisney+(ディズニープラス)しか考えられないというだけです。
▷ 関連記事・ディズニープラスが日本上陸(リニューアル)!デラックス・海外のディズニープラスとの違いを解説
ジブリ映画をお家で楽しむ方法
家でジブリ映画を楽しむ方法は
・DVDやBlu-rayを購入する
・宅配レンタル
などがあります。ただ、一番安上がりな方法がこれ以外にある。
一番安上がりな方法は
地上波録画で頑張る。これが一番お得ですね。超めんどいけど笑。
僕はBSプレミアムで放送される映画のほとんどを録画していて、この前入ったWOWOWでは放送される6,7割がたの映画(それでも一月200本くらいあります)を録画するようなライフスタイルを送っているような感じなんですが、ジブリの作品も持ってないのが放送されたときに録画しています。
▷ 映画好きにBSプレミアム映画録画を勧める理由
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BSプレミアムの放送でジブリはなかなか放送されないので、録画してないやつがあったら録画するという生活を続けています。その結果、メジャーな映画はだいたい持っているというような感じになっていて、『天空の城ラピュタ』とか『紅の豚』、『耳をすませば』『千と千尋の神隠し』みたいな作品は、家のBlu-rayケースから引っ張り出せばいつでも見れるというような状態になっている。
なので、僕みたいにジブリ映画が放送されたら録画するというな感じにすれば、家でジブリ映画をお得に見ることができます。Blu-rayディスク代とケース代だけで済むんでね。この方法がおそらく最も、お得にジブリ映画を見る方法です。
録画用Blu-rayは意外と安上がり
こう言うと、家に大量のBlu-rayがかさばるような気がするし、大金をはたいてBlu-rayを買わなければいけないように思うかもしれない。
だけど、Amazonで最安かつ最も売れているこのBlu-rayで、一枚のディスクにつき3本程度入るような画質でいれれば、リーズナブルだし全然かさばらない。
この画質でダビングしたとしても、Blu-rayのような画質で録画することができる。
600本映画を録画したとしても200枚程度のディスクで済むため、そこまでかさばらない。非常におすすめ。
ジブリ録画のデメリット
ただ、メジャーではないジブリ作品はなかなか放送されないので、そういう作品は録画不可能だと思います。
例えば『おもひでぽろぽろ』とか『海がきこえる』みたいな作品はなかなか放送されないので録画できていません。
また、見たいジブリ作品が仮に放送されたとしても、録画をし忘れたら次いつ放送するかわからない。この前『思い出のマーニー』が放送されたけど、録画し忘れたので3,4年後とかになりそうな気がします。
なので、早急にこの映画が見てみたい!と思っているような感じだったら宅配レンタルとかでBlu-rayを借りたほうがどう考えても効率的です。
他にも、
・CMを消すのがめんどい
・本編中に次の放送とかの告知が入る
などといったデメリットもあります。
BSプレミアムやWOWOWの放送は途中にCMが入らないので無駄なシーンをカットしやすいんですが、金曜ロードショーなどだとCMの数が多いのでかなりめんどくさいです。
また、地上波の映画は本編中に「来週は『紅の豚!』」みたいな告知が速報テロップみたいに入ってきたりします。なので、そういうのが嫌な人はレンタルしたりDVDとかBlu-rayを買ったほうがいいんじゃないですかね。あと、地上波で放送される映画はカットされている可能性も高いです。ジブリ映画だとそういう例は少ない印象だけど、どれくらいカットされているのか結構気になります。
DVD・Blu-ray購入
少々アブノーマルな方法を書いていきましたが、次からは普通の方法について書いていきます。
普通にDVDやBlu-rayを購入するというのがスタンダードな、家でジブリを楽しむ方法ですね。ジブリで手元に置いておきたい作品は、安いDVDショップで中古のものを買ったり、Amazonとかで新品を買ったりするという方法が一番メジャー。ただ、日本映画のDVDやBlu-rayは基本的に高い。ジブリ映画のBlu-rayは基本的に5000円〜6000円程度。
『千と千尋の神隠し』のBlu-rayは6000円くらいしますね。なので、Blu-rayに録画するのはもちろん普通のDVDやBlu-rayを購入するときよりも高いです。
普通、映画のDVDやBlu-rayって廉価版とかが発売されていないディズニーのものでも4000円くらいあれば買うことができます。でも、ジブリ映画は高いので集めるのにだいぶお金がかかります。
輸入盤Blu-rayという手も
ディスクを買いたいけど安く抑えたいと思っている方は、輸入盤Blu-rayを購入するという選択肢もあります。
(Amazon『千と千尋の神隠し』輸入盤Blu-rayページから引用)
海外のBlu-rayは日本よりも基本的に安く、ジブリ映画のBlu-rayも2,3千円で買えたりする。
海外で発売されているBlu-rayを購入すれば、メニューが英語ですが、本編は日本語なので、英語ができなくても難なく見ることができますよね。そういう方法もあります。
輸入盤Blu-rayはAmazonで英題で検索すれば、色々と出てきます。
▷ Spirited Away(千と千尋の神隠し)Amazon検索結果
▷ Castle in the Sky(天空の城ラピュタ)Amazon検索結果
で、商品を検索して輸入盤Blu-rayをクリックすれば、関連商品にいろいろとジブリ作品がでてくる。こういう輸入盤Blu-rayを購入すれば、日本版を購入するよりも安くなりますね。安く購入する方法としてこういう方法もあります。
宅配レンタル
続いて宅配レンタル。これが一番効率的でコスパいいんじゃないでしょうか。
ネットで注文して家に届いたDVDを見て、ポストに返却する。そういう宅配レンタルのサービスを使えば1枚あたり200円程度で見ることができる。で、無料体験を使えばタダで見れる。
メジャーな宅配レンタルサービスにはTSUTAYA DISCAS、GEO宅配レンタル、ぽすれんなどがあるものの、ジブリ映画を見るならTSUTAYA DISCAS一択と思う。
TSUTAYA DISCASは他のサービスよりも人気作に強いからだ。
TSUTAYA DISCASは他の宅配レンタルサービスよりも在庫がしっかりしているので、人気作が比較的借りやすいことで知られている。
だが、GEO宅配レンタルとかは、在庫が1作品につき1,2枚くらいしかないんじゃね?って感じがするのも否めない。要は、普通のレンタルDVDショップの在庫と同じくらいな気がする。
なので、GEO宅配レンタルでジブリ映画は借りにくい。
(実際GEO宅配レンタルのサイトでラピュタを検索してみたら
Blu-ray・デジタルリマスター版DVDは借りられていた)
GEO宅配レンタルはその代わり動画配信サービスで配信されていない、レンタルショップになかなか置いてない旧作が借りれる場合が多いので僕は重宝してます。
とはいえど、人気のジブリ映画を借りるのには適していないと思う。DMMレンタルやぽすれんなどといったその他のサービスもそんな感じのサービスなので、ジブリ映画を見るのに適していません。
でも、TSUTAYA DISCASだと割と借りやすい。GEO宅配レンタルほどレア目な旧作映画は置いてないけど、TSUTAYA DISCASだと新作とか人気作が借りやすい。
そのため、割とみんなが見たがるようなジブリ映画は、TSUTAYA DISCASを使ったほうが借りやすいです。
ただ、ちょっとマイナーなジブリ映画に関してはGEO宅配レンタルとかでもいいと思います。僕は実際『おもひでぽろぽろ』はGEO宅配レンタルを使ってBlu-rayを借りて見ました。人気作は借りられていて見れないということが結構ありますが、GEO宅配レンタルでもタイミングを見計らえば借りれる場合もあります。
まとめ
今回の記事の要点はこんな感じ。
・今後ジブリ映画が配信で見れる可能性がある動画配信サービスはDisney+(ディズニープラス)。ただ今の所配信で見れるサービスはない。
・一番オトクに見る方法は録画だけど結構めんどい。
・輸入盤Blu-rayで購入すれば安く済む。
・人気作のジブリ映画を宅配レンタルで借りるなら借りやすいのはTSUTAYA DISCAS。ただ、人気作に弱いGEO宅配レンタルとかでも借りれる場合はなきにしもあらず。
というような感じですかね。
一番効率的でコスパいい方法は、宅配レンタルです。
ただ、今の時代、レンタルDVDショップに行くという文化はもちろんのこと、宅配レンタルという文化もオワコン化してきています。
ジブリ映画が配信されない限り、レンタルDVDという文化は残り続けるとは思いますが、どんどんレンタルDVDから動画配信に移行していっているのは事実。いずれ動画配信サービスのラインナップがレンタルショップレベルの充実度になったとき、DVDの宅配レンタルはこれから淘汰される可能性が高い。
今の時代、VHS(ビデオテープ)は「DVD化されていない・DVDが手に入りづらい作品を見るため」だけにあるような、一部の映画好きしか手にしないものと化していますが、DVDレンタル/宅配レンタルもこのVHSと似たような感じになると思います。
なので、DVDがオワコンと化していない今のうちに、こういったサービスの無料体験はしとくべきだと思います。今隆盛を極めている動画配信サービスすら、無料体験がなくなったり期間を短縮するケースが相次いでいます。こういうサービスの無料体験はよくなくなりますし、宅配レンタルに関してはサービス自体がなくなる可能性も高い。
なので、無料期間がある今のうちに、体験しておいたほうがいいですよ。