
アメリカでの「映画館での定額映画鑑賞サービス」に関する四コマ。
この後のツイートでのアンケートに協力してもらえると嬉しいです。 pic.twitter.com/0DpuDO5xk9— パラドックス (@paradox11235813) 2018年6月26日
ほほう。アメリカで始まった映画鑑賞サービスの話題はよく聞くが、もう一つ同じようなサービスが始まるようだ。
ムービーパスに対抗して映画館大手AMCも映画館見放題サービスを始めたとのこと。この比較図を見た感じ、ムービーパスにはムービーパスのいいところがあって、AMCサービスにはAMCサービスのいいところがある。
個人的には、この中間がほしい。絶妙におしい。両方とも。
なんでそう感じるのか、それを踏まえながら、ツイートから違いを比較してみよう。
まず月額から、9.95ドルVS19.95ドル
まあそりゃムービーパスでしょうね。全米の映画館ほぼ全部網羅できてこの値段だよ!そりゃ圧倒的にこっちでしょう。でも、AMCサービスにはムービーパスとは違ったメリットもあり、一概に高すぎ!とは言えない。
AMCサービスのメリットは事前ウェブ予約可能。まあ、これはめちゃくちゃ混んでる映画見る時にも安心ですよね。「君の名は。」とか見るときね。あと、見れる上映方法は3DもIMAXもオーケー。こりゃ値段相応ですわ。
また、AMCのやつはおそらくかなり居心地のいい映画館だ。僕はカナダに行ったときにバンクーバーのシネプレックスに行ったことがあるのだが、ものすごく椅子がふかふかしていて居心地がよかった。シネプレックスだけでなくAMCやワーナーマイカルなどの、日本に進出したことがあるようなメジャーな映画館はものすごく居心地がいい。
なぜかというと日本とは違って値段で差別化できるから。…と勝手に思っているのだが、AMCのような、日本に進出するような劇場は大衆向けというよりも、中流以上を対象としたゆったりできるタイプの映画館なのだろう。個人経営の、日本でいう名画座的な映画館とは少々差別化しているのだ。そんな映画館でIMAXも見れる見放題サービスが20ドル程度というのは破格という他ない。
ならばムービーパスの気に食わないところはどこか。
ムービーパス、今日はじめて知ったけど1日1本しか見れないのかよ!ちょっとこれは信じられない。
なんでかっていうと僕は基本的に映画館に行ったら2本は見るからだ。だって行くエネルギーもったいないじゃん。1日1本見て翌週に1本見るより、1日に2本見てしまったほうが、どう考えても映画館に行く時間短縮できるじゃん。
って考えてしまうので、1日1本は許せない。よほど家から近い場所に映画館があるなら別だけどさ。それなら喜んで入るだろうけどさ。これはちょっと…って感じがします。
かといってAMCでは1週間に3本なので、そこまで超見れるサービスでもない。いや普通に考えたらめちゃくちゃ見れるけどねこれ。ムービーパスが異常なんだろうけど。
同じ作品が見れる見れないってのは、僕にとってはどっちでもいいんだけど、なんだかんだで見れたほうがいいよね。同じ作品を何度も見返すことってあまりないけど、そりゃあったほうがいいですよね。公開週に見て面白かった映画を友達と見に行くみたいなときに使えないのはちょっとモヤッとしますよね。
と、こんな感じでメリット・デメリットを考えてみましたが、個人的には中間のサービスができてほしいです。
1日2本とまではいかなくていいけどさ、2日で2本にしようか。一気に1日に2本見てもオーケーってことで、それで2日感覚で2本見れる。
そして全米の映画館ほぼ全部、まあこれはAMC入れても入れなくてもいいでしょう。で、とか考えてたらいいとこ取りのデメリットがまったくない完全無欠なサービスができてしまうのでここでやめます。
まあ僕がもしアメリカに住んでいたら、映画館がよほど遠くにない限り、どっちにも入ってるでしょうね…日本でも始まんないかなあ…