2017年トンデモ邦題事件5選

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面白い。この惹句はセンスある。
思えば2017年ってトンデモタイトル映画が多かったですよね。
考えてみたらいっぱいあるのでまとめてみた。

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1.「マイティー・ソー バトルロイヤル」

 

ヨドバシカメラからdisられたトンデモ邦題界の横綱。これはダサいぞ!!!

作品自体は面白いんですよ。

アベンジャーズの中でこのシリーズだけは一本も見たことなかったけど、

えらい評判よかったから前二作見てから見に行きました。

でも評判そこそこだったら絶対見てないと思う。このタイトルだし。

「ソー ラグナロク」という原題の映画が

「マイティ・ソー バトルロイヤル」というタイトルに変えられたわけだが、

なぜ変えたんでしょうか。

僕はあまりゲームしないけど、

あんだけCMで流れてるんだから「ラグナロク」という響きに違和感を覚えないし、

そんな人は多いだろう。

原題を直訳して「マイティー・ソー 神々の黄昏」

絶対こっちのほうがいい!!!!

ただ今までのマーベルの作品に日本語が含まれたタイトルはないから

カタカナにしたかったんでしょうね。

「アベンジャーズ:インフィニティウォー」が

意味不明なタイトルをつけられないか心配する人の声がTLにかなり流れていたが、

これはそんままでした。

「スターウォーズ」だったか「ブレードランナー2049」のどっちかだと思うけど、

劇場で初公開の予告編見たとき胸をなでおろしたぞ。

また、このタイトルが告知されたとき、気になることが起こった。

あるハッシュタグがTwitterではやったのだ。

#素晴らしい映画邦題 が思わず観たくなるキャッチーなタイトル揃い - Togetter 

なぜこのタイミングでこのハッシュタグが流行るんだ....

まさかセンスあるタイトルだと思って流行らせようとしたんじゃないだろうな...

ディズニーの陰謀を感じました。

2.「否定と肯定」

 

普通に考えてこれもひどいよなあ。

原題は「否定」。

ユダヤ人学者がホロコースト否定論者と法廷で闘った実話を描いた作品。

この映画の一番のメッセージは「実際にあったことを否定するトンデモを同列に扱うな」だ。

主人公であるリップシュタットは新聞のインタビューで

「どんな人が生きてると言おうとプレスリーはもう生きていないし、地球は丸いのです。」

と言っており、映画の中にもこのセリフが出てくる。

ホロコーストは実際にあった。それは紛れもない事実。

それを否定するのは未だに天動説を唱えるくらいバカなことで意見を聞くに値しない。

しかし「否定と肯定」というタイトルはそれを同列に扱っている。

これダサいからとかじゃなくて映画のメッセージと真逆だから

絶対に変えたほうがいいと思うんですけど...

この例えうまいですよね。でもほんとその通り。

3.「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」

 

2015年に公開されたマーベル系SFアクション映画の続編だけど、

この映画再編集盤じゃないよ!!!!

日本の配給会社がリミックスの意味を分かっていない。

原題は「Vol.2」だからそんままか「ディスク2」とかだと思ったんですよ。

でもカセットだから違うよなあとか思ったんだけどそれでもリミックスにはならんでしょ。

この映画が続編だということを知らない、

映画を見ない層にも見てもらうためにこのタイトルにしたんでしょうけど、

もっとマシな方法なかったんですかね。

4.「ドリーム 」

 

タイトル変更されたんだけど。これも物議を醸しましたよね。

マーキュリー計画の話なのにアポロ計画。

配給会社の人がえらい人に「マーキュリー計画」にしたら

分かりにくいからDVDスルーにするぞ!!!みたいなことを言われて

苦渋の選択で「アポロ計画」にしたような裏がありそう。

変なタイトルのまま公開されなくてよかったですけど。

5. IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

 

スティーブン・キングのホラー小説の映画化。

殺人ピエロの話なんだけど、

このItって鬼の意味だって町山さんが言ってましたね。

解説イベントするような方が言ってるんだから変えたらどうなんや...

というわけで、2017年の映画史に残るような邦題珍事件を5つあげましたが、

5作品とも傑作です!!!
まだ見てない方は是非見てください!!!

ちなみに個人的に一番よくできてるなーと思った邦題は

「ワイルドスピード ICE BREAK」です。

分かりやすいしステイサムとのアイスブレイクって意味もかかってるし

割といいタイトルなんじゃないかと思います。

 

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